Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

ニュージーランド南島旅行記 (16) Goodbye,センチメンタルシティ

バス停を下りると、そこにはビクトリアパークという大きな公園があって、その向かいにビクトリアパークマーケットがあります。ここは昔工場だったところですが、だいぶ前に操業中止になって廃墟のようになったところを、こじゃれたマーケットに再開発したところのようです。


Redevelopment Of Shutdown Factory 2007.8

実は8年前、夕方、少し時間が空いたので娘と2人でホテルからぶらぶら歩いてきて偶然見つけたところでした。その時は、まだ朽ち果てたレンガ造の中に、安っぽいお土産屋がある程度の開発途上の場所でした。

8年後に来てみると、綺麗なガラスのドアを開けるとおしゃれなブティックがあったり小さな建築設計事務所?がテナントとして入っていたりとすっかり整備されていました。雨が降っていた夕方だったので、人通りはほとんどなかったのですが。
昔、2階にあった地元の若者がごちゃごちゃ飲んでいたビヤホールは無くなっていて、もっとお洒落な屋上テラスのお店に変わっていました。


Eight Years Later Of Victoria Park Market 2015.2

夕食のレストランはハーバーにあるので、最後はここからもう一度港まで歩いていこう。
道すがら、確かこの建物、昔も見たよな、という記憶が街角を曲がるたびによみがえって来ます。
海外の街で同じところを歩く機会なんてまず無いので、とても懐かしかったです。
オークランド‥‥センチメンタルシティか。


Harbourside, The Cool Restaurant 2015.2

夕食は、港に面したHarboursideという名前そのままのお店で、最後のワインディナーを。
前回の旅行でも確かここで夕食食べたよね、と話しながら入店。
この日は残念ながら小雨でしたけど、海の見晴らしのいい素敵なお店で、多分、どのガイドブックにも載っていると思います。


After The Dinner, We Walking Around The Harbour 2015.2

こうして、長いNZ旅行は終りを告げました。
まだ2回目ですが、すっかりNZが好きになりました。
ラーメン屋の大将に、ニュージーランドなんて地味な国に2回遊びに来る人は珍しいですよ、なんて言われましたが、私が思うに、

 気候は温暖ですごしやすく  (特に北島)
 人は少なくのびのびとしていて、食べ物も美味しいし  (ラム、最高!)
 治安がよくて気疲れしない  (アメリカやヨーロッパと大違い)
 レンタカーを借りて動くのも楽だし  (なんたって左側通行)
 時差がほとんどないので長時間の飛行機はホントに楽  (時差ぼけ皆無)
 なにより素晴らしく壮大な自然には圧倒されっぱなし  (特に南島)

こんな素晴らしい国を旅行しないなんて嘘でしょ‥‥‥

(長い間の旅行記にお付き合いありがとうございました。)


Goodbye Auckland & NewZealand ! 2015.2

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ニュージーランド南島旅行記 (15) 路線バスに乗ってみよう

オークランドを散策するなら、まず港に出て海風にあたり、そこから一番の目抜通りクイーンズストリートを南に向って坂を上ることをお勧めします。港からぶらぶら10分歩くと、右手に格調高い立派な建物が見えてきました。これがタウンホールか。ずいぶん立派な建物だなと思っていたら、オーストラリアの建築家によって建てられ歴史的建造物として保存されているとのこと。


Town Hall   2015.2

ちなみに、前回来た時は写真のように修復作業中でした。内部も格調高いつくりで、しばしばイベントをやっているらしいのですが、今回は入りませんでした。中は次回かな。

nz 011
Town Hall Under Restoration 2007.8

オークランド中心街を歩いていると、何かデジャヴュを感じる。なんだろうと考えていると、ふと頭に浮かんだ。街の風景が非常に日本に似ているのです。
まず道が狭い、目抜どうりでやっと4車線、あのアメリカの普通に8車線なんて道路はどこにも無い。建物は、たまにある歴史的建造物を除けば、今風のビルディング。看板とネオンもどことなく雑然としている。かといって、香港のような無秩序の世界という訳ではない。汚いか綺麗かと言えば、まあ綺麗でしょう。どこか親近感がわくような感じがしました。


Daily Scenery Of Auckland 2015.2

結局、建て詰まり感と車と人のそこそこの多さはまさに日本の風景。海がどこからでも見えるコンパクトな街だから、東京というよりは横浜か神戸のような感じでしょうか。
そういえば、前回来た時は、道路も建物もやたら工事が多くてびっくりした記憶が。
今回は工事はほとんど無くだいぶ綺麗になっていました。


You Must Pay A Fine $200 ! 2015.2

中心部の東側は、アルバートパークという小高い丘の公園で、その先はオークランド工科大学とちょっとした文教地区になっています。
公園入り口のアートギャラリーで、催し物をやっていたのでちょっと覗いたり、階段で公園に入ってみたらなぜか大砲が置いてあったりと、あちこち見ながら再び港に下っていきました。


Station Britomart 2015.2

港まで下っていくと、オークランドの鉄道中央駅が。Britomartという駅。鉄道網はそれほど発達している訳ではないのですが、駅自体が歴史的建造物なので、駅舎の前の階段での記念写真はいい感じです。
ちょっと見にはまったく駅舎に見えません。


Inner Link Bus Route 2015.2

海外の街歩きの時は、できる限り公共交通機関に乗ってみるというのがうちのポリシー。今回はちょうどこの鉄道駅に面した道路にバス停があったので、ダウンタウンを環状に1周するインナーリンクと呼ばれている路線バスに乗ってみることにしました。10分おきに走っているのですぐに来るので便利です。


Kiwi Use The Inner Link Bus As Daily Foot 2015.2

まったく普通の路線バスなので、買い物や通勤通学の人たちと一緒にパラパラと乗り込みます。観光客は間違いなく私達だけでした。お昼から2時間以上歩き続けたので座れるのはほっとするし、何より1.9N$ で市のダウンタウンをほぼ1周できるなんて嬉しい。走り出すと、手元の地図を見ながら窓の外を眺めます。今くぐった高架が地図のここの道だな、なんて見ながら乗るのがとても楽しくて好きです。

ふと気がつくと、バスの中、運転手の上と降車口の上にナビの画面が大きく写っている。これは便利。
今回は市街地マップを事前に入手していたけど、何も無くても路線と現在地がすぐにわかります。
ちょうど15時位だったので、女子中学生かな、学校帰りの子供達が店先に座って話していました。
気になる彼氏の話しかな?


What Do They Talk About ? 2015.2

約1時間で1周する路線なのですが、1周する2つ手前のバス停で降りました。
また、雨が降ってきた。今回の旅行は、最後まで晴れたり降ったり忙しかったな‥‥

ニュージーランド南島旅行記 (14) オークランドなら「KIRAKU」のラーメン

いよいよ旅行も最終日(正確には帰国日の前日)に。
最終日はクイーンズタウンではなくて北島のオークランドに宿泊。なぜ1泊だけ北島なのか?帰りの飛行機便の関係かなとも思いましたが、多分、8日間という長めのツアー商品なので変化をもたせたのでしょう。最後まで南島でも良かったのですが、実はオークランドの1泊には別の期待がありました。
2007年8月に家族4人で始めてニュージーランドに来た時、オークランドに泊まったので、8年前の思い出の地をもう一度歩いてみたかったのです。


City Map 2015.2 (なぜか市街地にある案内図は、南が上になっています。)

国内線でクイーンズタウンからオークランド空港まで2時間ひとっ飛び。
13時には、宿泊したスタンフォードプラザホテルから市内散策開始。
ちなみにこのホテル、場所は一番の目抜通りクイーンストリートの1本横で、港からも3ブロックと立地は絶好、ホテル自身も高級で文句なしでした。
前回来た時は、2ブロック先のヘリテージホテルに泊まったっけ。懐かしいな。

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Harbor View of Auckland 2007.8  (前回来た時の写真です。)

オークランドの市外は、市内の看板地図を見てもらうとわかるとおり、北側が海になっていて南が丘陵となっていて、丘から海の眺望がとてもいい。(北半球で言えば、南が海で開けているということです。)ダウンタウンはコンパクトで、南北に幹線道路が何本か通り中心街は概ね碁盤の目状になっていて、地図が1枚あればまず迷うことはありません。
港からは観光フェリーも出ているので、港を基点に歩き回るのが一番わかりやすいです。

実はオークランドに来たら、絶対に立ち寄りたいお店がありました。
ニュージーランド旅行では、ともかくニュージーランドラム(かステーキ)にワインが美味しいので、夕食は必ず肉中心のディナーになります。朝食でもベーコンやホットドッグ、卵等を食べ続けると、最終的にどうしても別のものが食べたくなってきます。私の場合はこれがラーメン。
西欧圏の旅行では、いつも昼食にどこかで1回ラーメンを食べることが多いです。

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Sky Tower 2007.8

前回の旅行の最終日、どうしてもラーメンが食べたいとオークランド中を歩き回りました。
世界中の大抵の街では、チャイナタウンがあって、そこで本場の麺類が食べられるので、その気になればそれほど苦労しないのですが、ここオークランドにはチャイナタウンが見当たらない。
「ラーメン、ラーメン」と半ば子供達に呆れられながら歩き回ると、目の前に「KIRAKU」という看板が。もしやと店の前に立つとラーメン屋でした。砂漠でオアシスにたどり着いたような感じで、あの1杯のラーメンは海外旅行で食べたラーメンの中でも最高だったな~


Most Delicious Ramen Restaurant In Auckland, KIRAKU. 2007.8

我が家史に刻まれたラーメン屋にもう一度行って見たい。
しかし、どのガイドブックを見ても載っていない。
(というか、「KIRAKU」という名前は前回の上の写真を見つけるまで忘れていたので、オークランドの名前のわからない1軒のラーメン屋を探すのはそもそも不可能だったのです。)

たった一つの手がかりはオークランド一番のランドマーク、スカイタワー。これは市内のどこからでも見えるのですが、この近くを歩いた時にラーメン屋を見つけたはず。それも確か南北に通るストリートの東側にあったっけ。探し歩くと記憶に間違いはなく「KIRAKU」の看板を見つけることが出来ました。
嬉しかった。8年前か、あの時は4人で来たっけ。
もちろん、ラーメンを注文。
8年前のとんこつベースから塩味ベースにという変化はありましたが、今回も美味しく頂きました。
店内もカウンターも記憶どおり。


I Found The KIRAKU,Again ! 2015.2

黙って帰るかどうかラーメンを食べながら迷った末、「やらない後悔は1番の後悔」という自分のポリシーに従い、一瞬、人が切れたチャンスにマスター話しかけました。
「大将、8年前のニュージーランド旅行の時に、このお店で食べたラーメンが非常に美味しくて、もう一回来たいと思って探し回って、今日、来させてもらいました。」
マスターも喜んでくれました、よく場所がわかりましたね、と。
日本人のウェイトレスさんも、8年ぶりですか~と感嘆の声。
もちろん、大将と一緒に記念写真をとらせてもらいました。

オークランド街歩きをしたら、ぜひ「KIRAKU」のラーメンを食べに行って下さい。
くどくない本物のラーメンです。
旅行の楽しみの1つに、人との出会いがあるのですが、こんな出会いもあるのですね‥‥


Access Map Of KIRAKU in Auckland  (先ほどのマップと南北が逆になってます。)

ニュージーランド南島旅行記 (13) テカポ湖と善き羊飼いの家

マウントクックを後にプカキ湖に沿って走る。
ピカピカの晴天、昨日の雨はどこに行ったのだ~と叫びたいところだけど、今日の午前中、Kea Point Lookoutへのトレッキングが出来たので、ぎりぎりセーフと思いましょう。


Mount Cook And Lake Pukaki   2015.2

湖は水自体が着色されているのでなく、氷河が削った水中の岩石粉が太陽光の青い光を反射することから青く見えるので、日が照っている時はものすごく鮮やかな青になります。
(つまり曇りの日にはちっとも青くありません。)
運転してくれた旅行社の方(日本人)も、10年前にこのプカキ湖のブルーを見て「なんじゃこれはー」と叫び、それからNZで働いているとのこと。行きにも見たけど、この青はほんとに叫びたくなる。

ハーミテージホテルから1時間40分でテカポ湖到着。
このテカポ湖は、微妙にプカキ湖と違うブルー。こちらの方が濃い青だ。
ここの景色はまたのんびりして素晴らしい。湖畔の丘からからみまわすと、自分の前半分180度には家が1軒もありません。ぐるっと後ろを見るとやっと湖畔のホテル、コテージに毛の生えたような低層のホテルがあるくらいです。動画を撮ってきたのでご覧下さい。



ここテカポ湖の湖畔には、NZで非常に有名な建物があります。
善き羊飼いの教会。
NZの写真を検索すれば、かなりの確率でこれが出てくる位の有名度。
建てられたのは1935年というのだから、ヨーロッパあたりの史跡と比べたら、1000年は新しいけど、歴史が浅いNZにしたら古くて由緒ある教会なんでしょう。この地方で2番目に古い教会と聞いたら、素直にそーなんだと驚くのがお約束です。ともかく国の名前がNew(Zea)land、新大陸ですから。


Church of Good Shepherd 2015.2

教会を見ても、国を代表するほど素晴らしいと感じない?実は、この教会、中に入ってそこからテカポ湖を見るのが絶景なんです。
しかし、中から見た湖の写真はなかなか検索しても出てこない。それもそのはず、教会の中は撮影禁止になっていました。ということで、教会の外から入り口を通して湖を見た写真を頑張って撮ってきました。
何の変哲も無い写真のようですが、中は撮影禁止なので写真を撮るからちょっと待ってともいえず、人がいなくなった一瞬に撮った写真です。入り口の寄付箱に寄付を入れたので、この1枚、お許し下さい。


Lake Tekapo Through The Church 2015.2

ちなみに中に入って湖を見ると、中の暗がりと湖面の青のコントラストがもっと素敵です。


The Plate Of The Entrance 2015.2

このテカポ湖は、わずか40分の滞在で、今日はクイーンズタウンにもどる旅程です。
実は、今回のツアーに申し込むとき、①クイーンズタウン+マウントクック1泊、②クイーンズタウン+テカポ1泊、③クイーンズタウン+マウントクック1泊+テカポ1泊(全体の泊数は変わらないので、クイーンズタウンが1泊少なくなる。)の3コースがあり、どれにするかかなり迷いました。
マウントクックでトレッキングを絶対やりたかったのと、余り移動が多いとせわしないと思い①にしたのですが、③にしてテカポにも1泊するコースにしておけば、とこれは悔やまれました。


Great Scenery of NZ 2015.2

テカポ湖周辺は、東からの湿った海風が南アルプス山脈に当たって雨を降らし、カラカラに乾いた風が吹き降ろすので、世界でも有数の晴れが多い地域で、さらに人がほとんど住んでいないので、漆黒の夜の空に浮かぶ星が絶景だとか。テカポの空を世界遺産に登録しようとニュージーランドが動いているので、それは凄いのでしょう。
うーん、そこまで研究しなかった。これから訪れる方は、両方に1泊されることを強くお勧めします。

それにしても、年降水量6000mmの場所があると思えば、世界でも有数の晴れが多い地域だとか、豪快な国だな~

結局、テカポから4時間走ってクイーンズタウンにもどる。
出張で車に乗るとたちまち熟睡する特技を持っているのですが、海外の場合は、不思議と寝ない。自分以外の3人は熟睡してたけど。ともかくNZの景色を見るのが興味深くて、もったいなくて寝られません。貧乏性?


ET ? 2015.2

再びクラウンプラザにチェックインして、夕食の店を探しながらぶらぶらします。
日の長いNZの夏では、20時なんてまだまだ宵の口ですから。
ハーバーでは、大道芸人がポールの上で自転車に乗って、子供達に下からたいまつを投げさせて受け取ったりの芸を披露してました。

2人の兄と妹、可愛かったな。うちも昔から仲のいい兄妹だったっけ‥‥


Adorable Brother And Sister 2015.2

ニュージーランド南島旅行記 (12)  Kea Point Lookout、目前の大氷河

2月3日、目が覚めると空は明るかった。晴れたか、と思ったが小雨。
朝食を食べていると外に虹が。雷はなっていないので、小雨だけなら想定内、一応歩ける装備は準備済み。お昼にはチェックアウトが迫っているので、これはもう直ちに出発しかないでしょう。
昨日歩けなかったフッカーバレートラックは往復3時間かかり、出発地点まで車で行かないとさらに1時間かかる。ということで、昨日のうちに決めておいたケアポイントトラックを歩くことにしました。
地図でいうと、ホテルから緑のトラックをひたすら北上するルートです。


Trecking Route Around The Hotel

ジャスト9時出発。さっきは虹が出ていたけど、太陽は顔を出したり引っ込めたり。小雨は相変わらず。こんな天気なので、ホテルの客で歩き始める人はほとんどいませんでした。
外に出て驚く。雨は大したことないけど、風がものすごい。
なにしろ周りを2000m級の山に囲まれているので、そこからの吹き降ろしの風が凄い。


Time To Start 2015.2

もともとホテルが1軒しかないので(近くに小さな宿泊施設はあるようですが。)、人が少ない上に、この天気。前にも後ろにもトレッキングしている人など誰もいません。
我が家の家訓?海外旅行に行ったら、とにかく自分の足で歩き回る。もうそれだけ。
私達2人は、ウィンドブレイカーの上にリュックを背負い、その上に大ぶりのポンチョを着てだるまのような格好で歩く。風は台風級、吹きっさらしの道なので、まっすぐ歩け無いし、風上に向って目を開けられない。写真ではまったく伝わらないので動画をとっておけばよかったのですが、到底そんな余裕がありませんでした。


A Strong Wind Blows 2015.2

時々、低木が茂ったところがあるので、そこだけはまともに歩ける。しかし20mも行かないうちにまた平原がやってくる。低木の陰でちょっと傘をさしてみましたが、バキッ、一瞬で骨が折れる。そりゃそうだよ自分がバカだ、買ったばかりの傘を壊す。
男でもまっすぐ歩けないので、妻は吹き飛ばされそうになっている。風が一瞬弱くなった時をねらって歩くことにしたのですが、歩き進むにつれて低木のブッシュが少なくなってきました。
しょうがないので、道端に転がっている大きな岩で風をよけながら進むことに。

2人の気分はコンバット。
「チェックメイトキング2、そのまま次の岩影まで走って進め。」
「こちらホワイトルーク、援護射撃頼む。」
という感じで、走っては岩陰で待機、走っては岩陰で休む。
それほど気温が低くないので(真夏ですから!)、風が強い割にはそれ程寒くなかったのが救いでした。

片道1時間のトラックの半分を過ぎた頃から、雨はあがってきました。
それと引き換えに、段々山に近づいてきたのか上り坂になってきます。ホテルが標高760mなので、300m位登ることになるのでしょうか。あの丘を越えるとLookout(展望場所)があるに違いない。
少しほっとして今来た道を振り返ると、遠く遠くにハーミテージホテルが見えた。


Can You See The Hermitage Hotel?  (真ん中の山頂の真下の斜めの稜線のところ) 2015.2

この時の気持ちはなぜか強く記憶に残っている。
今まで登山やトレッキングに余り興味が無かった私、本格的な経験もない者が、感動するような景色のところまで歩けるわけない、という気持ちがありました。ところがこの時振り返って見ると、泊まっているホテルが信じられない位遠くにある。1時間でこんなところまで歩いてきたのか、という気持ちでした。
風が強く、夢中で歩いたので余計にそんな気持ちになったのかも知れません。実はこの時の気持ちがきっかけで、これから色々なところを歩いてみようかなと思い始めました、海外でも国内でも。


We Five, Met By Chance 2015.2

1時間弱でKea Point Lookoutに到着。木で組んだ地上3m位の小さな展望台でした。
吹きっさらしのところにあるので、風が強く、雨というより氷河の粉?雪辺?のようなものが、時折顔を出す太陽にキラキラと舞っていました。
先客は3人、ドイツから来た御夫婦と同じくドイツから来た若者。彼は途中で私達をスーッと抜いていったっけ。のんびり会話をするには厳しい天候でしたが、お互い海を越えてここまで来て、何かの偶然でご一緒した気持ちが一言二言話している中で伝わる。最後は、一緒に写真を。



目の前にミューラー氷河があって、そのふもとは一部湖に。その向こうにデブリ、氷河が運んできた土砂が堆積しています。そのずっと奥にマウントクックが見える。と言いたいところですが、山は見えるものの山頂は見えない。
このあたりの天候は常に変化が激しく年間降水量も5000mm近くあるので、山頂が見える確率は五分五分位です、とガイド嬢が話していたのを思い出す。山腹が見えただけでもいいとしようか。
なお、0:30~の目の前の山腹は、単に雪が積もっているのでは無く永久氷河です。
山の頂上に登った訳でもないので、登山のような疲労感、達成感ともまた違うのですが、目の前の大氷河を見ていると、ここまで来てよかったな~と本当に感じました。


Weather Turned To Calm 2015.2

周りの景色を目の中に焼き付けると、ホテルに向って出発。
いつの間にか雨は止み、下り道では、ポツリポツリと登ってくる人とすれ違う。
風も段々おさまってきて、やっと回りの景色を楽しむ余裕が出来てきました。山と山に挟まれた平原の1本道を歩いていると気持ちがいい。こんな天候だったら、楽に登ってこれたのに。
逆に言えば、こんなのんびりしている道でさえ、ちょっと雨と風が強くなれば牙をむく厳しい自然になるということ。大きな自然と、小さな人間。でもこういうところを楽しめるのも人間なんじゃないかな。


We Are Happy To See The Peak Of Mt.Cook 2015.2

しばらく歩いてさっきまでいた丘を振り返った時、
「マウントクックだ!」2人同時に声を上げた。
一面の雲が強風にながされ、現れた青空の中にマウントクック山頂がくっきり見えました。
山頂の雪が強風に吹き飛ばされているのが、スローモーションのようにはっきりと見える。

トレッキング、素晴らしい、ここまで来てよかった。
11時半にホテルにもどった時は、すっかり晴天に‥‥(泣)


Time To Back 2015.2
Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKI
.
休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に散策しよう‥‥
写真は私がとったものからです。
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