Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

勝沼 ぶどうの丘ワインカーブで試飲三昧

1泊旅行というと、海好きゆえ、どうしても伊豆や房総に行くことが多いのですが、今回は珍しく中央高速で山梨へ。というのも、勝沼周辺は日本有数のワインの産地で、ワイナリ―で飲み放題のところがいくつもあると聞き、ワイン好きとしては、これは1度行ってみないといけないなと。しかし、車で旅行中まさか途中でワイン飲み放題は無理だよな、やはりバスツアーの人向けか。と思っていたら、ホテルに併設されているところを見っけ。これは行くしかない。
長い笹子トンネルを抜けると甲府盆地に。勝沼ICはすぐでした。意外なほど東京から近いのに驚き。


緑がこぼれてきそうな階段  2017.6

まずは大善寺。別名ぶどう寺。
この日は、梅雨の合間で快晴だったので緑がまぶしい。翌日も含めていくつかのお寺を回ってみたのですが、ほとんどが甲府盆地のへりにある山寺でした。山寺にはやはり歴史的な意味があるのだと思います。軍事上の理由とか、宗教上の理由とか。
国宝の薬師堂も良かったのですが、そこまで登っていく階段の山道の緑が素晴らしかった。
平日に行ったので私達の他に1人もいない、幽玄のひと時でした。


誰もいなかった薬師堂  2017.6

お次は市内にある宮光園。
メルシャンワインという名前を聞いたことがあると思いますが、ここがその発祥の地。
あの明治の偉人、大久保利通がフランスに行って人々が食事中にワインを楽しむ姿をみてショックを受け、国からワイン奨励の通達をだした。それを受けて、明治10年にフランスに渡ってワインづくりを学び操業したとのこと。頑張って西欧に追いつこうというエピソードの1つでしょう。明治のころからワインなんて飲んでいたのかと思ったら、全然売れなくて1度つぶれて再建したりと、相当なご苦労があったようです。そうでしょうね。


手動ぶどう絞り器  2017.6

宮光園には、昔のワイン製造や貯蔵の跡が残されていて、興味深かったです。
この偉業を成し遂げたのが、宮崎光太郎。なるほど、だから宮光園か!


明治時代の貯蔵庫は夏でもひんやり  2017.6

ワインの試飲のために15時のチェックイン時間直後にホテル着。せっかくのワイン、夕食の前に試飲したいですから。試飲自体はほぼ1日中やっているのですが、翌朝試飲したら帰れなくなってしまうし。
ワインカーブ(ワイン貯蔵庫)に入る時に、試飲するための容器を1100円で購入。これが入場料みたいなものです。(試飲しない人は無料で見学できます。)この試飲容器、ちょうど1本のろうそくを立てるような平べったい金属製の小皿で、一杯100ccの小ぶりなもの。

外は30度近い快晴だったのに、ワインカーブの中はひんやり。白ワインの部屋と赤ワインの部屋があって、それぞれ数百本のワインが貯蔵してあります。部屋の真ん中には、試飲用のワインがずらっと並んでいて、それぞれ30種類以上は有りそう。

ワイナリーでの試飲なんて初めてなので、やり方もわからず端から飲んでみる。日ごろ、国産ワインなんてほとんど買わないので、想像がつかない。確かに、1本1本、味も香りも異なっていて、フルーティーなのもあればドライなのもある。ワインセラーに並んでいるワインはすべて試飲可能でスタンバイ。よし、全部飲み比べてんで一番美味しかったのをお土産に買っていこう。(観光客相手のワインカーブなので、値札もちゃんとついてます。)


全部飲めるかな  2017.6

この目論見は、すぐに挫折しました。3本位飲むと、最初に飲んだ味を忘れてしまい、この中でどれが美味しいという比較が出来なくなってくる。まさに未開人の「1つ、2つ、3つ、たくさん」という感じ。これはいかんと、気に入ったものをスマホショットで記録しつつ先に進む。「うん、これはおいしい。2本目に飲んだのとどちらが美味しいと思う?」と伴侶と相談。前に戻って飲み比べる。どちらもいいな。後のワインをもう一度飲む。こんなことをやっていると、すぐに飲み過ぎ状態に。

いくら小さな試飲容器といえども、十数杯飲むということはワイン瓶半分以上は飲んでいる。酔っぱらって駄目というほどではないにしても、沢山のむとどうしても味がわからなくなってくるのは、誰しも経験があると思います。最初は、試飲容器になみなみついでいたのが、途中から底がひたひたになる程度、口に含む位になってきました。

部屋の端には、大きな壺があって、試飲したワインを吐き出して下さいとのこと。利き酒は酒を飲んではいけない、という知識はありましたが、ワインを吐き出してまで試飲したくもないので、結局、最後まで飲んでいました。ともかく、今日、快晴でのどが渇いていたし、心地よくワインを飲みたい一心で。


どこにいっても1面のぶどう畑  2017.6

面白かったのは、勝沼の色々なワイナリーのワインが置いてあるのですが、味と香りが製造会社(ワイナリー)毎に明らかに違う。一つのワイナリーにつき白、赤4種類位づつのワインが並べてあるのですが、同じワイナリーのワインは明らかに同じ傾向。「あれ、これ5本前のやつと似た香りだ。」と戻ってみるとやはりそう。よかった、ワインの味、一応わかっているるんだ。


部屋からもほぼ同じ光景が。山が迫ってくる迫力がどうしても出ない。  2017.6

今回泊まったところは「ぶどうの丘」(甲州市)。どうも公的資本で作られたところのようで、運営を民間に委託しているのでしょうか。とても安価だったので、それほど期待はしていなかったのですが、とんでもない!部屋は広くてきれい、別棟にある露天風呂は、甲府盆地の夕日を見ながら入れる。
そして一番感激したのが、部屋から見た風景。カーテンを開けると、目の前がなだらかな斜面で見渡す限りのワイン畑。そしてそのまま山に連なっていく。日本でないみたいだね~とは伴侶の感想。確かに、これで羊でもいたらニュージーランドかも。

東京に住んでいるのなら絶対にお勧めの場所。というより、どちらかというと他人に教えたくないな。TVの旅番組で取り上げられないのが不思議な位。問題は、部屋数が少ないので週末は予約開始と同時にすぐに埋まってしまうこと。多分、リピーターも多いのでしょう。今回のように、平日に泊まれるチャンスがあれば絶対のねらい目です。


木によって味が違うさくらんぼ  2017.6

翌日も、ハーブ園にさくらんぼ狩りにと回ってみました。
佐藤錦という、一番有名なさくらんぼ。スーパーで買うと少量ですごく高いので、どうしても輸入もののチェリーに手が伸びてしまう。その佐藤錦を木からもいでの食べ放題も楽しかった。これだけ食べたらいくら分かな?とすぐに計算してしまうのが庶民ですが。(笑)

そんなこんなで、初のワイナリー巡りは終了。絶対にまた来よう。

九州福岡旅行  あの屋台はどこへ行った?(下;天神編)

昨日の夕食は海づくしだったので、2日目、博多での夕食は、名物”鶏なべ”に。
〆は屋台でのラーメンと決めていたので腹半分位にしようね、という合意が出来てました。
ホテルから歩いて2分の天神交差点の角にある”新三浦”は6時半の予約時間、まだ誰もいないかなと思って入ると、とんでもございません、半分以上の席で鍋が開始されていました。東京に比べて出足が早い。


名物、鶏なべ  2017-4

写真でみると、こってり牛乳鍋と見えるでしょうが、意外や意外、さらっとした鶏スープでとても美味しい。これはほんとうに不思議。鶏肉もやわらかく、この味なら名物になるのももっともです。周りをみていると、1時間位で鍋をさっと食べて出ていく人多し。店の構えは結構まともな料理店風だったので、皆、鍋をつつきながら腰を落ち着けて飲むのかと思ったらそうではない。軽めの鍋コースが多いのは、そういう食文化の影響なのでしょう。


大将、1杯ちょうだい  2017-4

鶏なべも終わり、夜の街を散策。キャナルシティは、昔何度も子供たちと遊びに来たので、今回は横目で通り過ぎて、那珂川の中州をあるく。一番の夜の中心街。何回ここに飲みに来たことか。
ぶらぶら歩きながら今日の〆のラーメン屋台を探す。探す。サガス。
おかしいな?昔、中州を歩いた時は、歩道にびっしりと屋台が並んで、ラーメン食べて帰ろうと、立って待っている人までいたのに、その姿がない。ちらほらと屋台は有るのですが、おでんか串という感じで、いわゆるラーメン屋台が無い。おでんが悪い訳ではないけど、博多の屋台といえばラーメンでしょ。
「替え玉、追加!」とか言って。


一蘭の個室ラーメン  2017-4

結局、さんざん歩いたけどラーメン専門屋台は無。鶏なべを軽くしたので何か食べたいと思っていたら、目の前に「一蘭」の総本店が。知る人ぞ知る博多とんこつラーメンの老舗。10階建てのビルが全部ラーメン屋なのか!と驚いたら、1階、2階だけとのこと。そりゃそうでしょう。行列に韓国からの旅行者がやたら多い。約20分並んで2階に入ると、一覧名物、個室ラーメン。並んだ順に1人づつ割り当てられる。伴侶と隣同士になるのは配慮してくれましたが。いただきま~す。さすが、味は純正博多とんこつでした。このさらさらの麺は昔と少しも変わっていないな。

ホテルに帰ってから調べたら、ここ10年位、屋台は、衛生面、歩道占拠、不明朗会計などで地元民と色々ともめて、最後は政治の場で論争になり、市が規制を引いて最盛期の1/3位になってしまったとか。ラーメン専門屋台がまったくなかったのも、これが原因でしょう。1年に1回来るような旅行者が、残して欲しいというような簡単な問題ではないでしょうが、ちょっと寂しかったです。


櫛田神社正面  2017-4

さて、最終日。
福岡の街は、ざっくり言うと、駅周辺の博多と西鉄天神駅を中心とした天神の2つの核からなり、その間歩くと15分位。この2つをぐるっと回る環状バスが整備されていて、内回り、外回りとどんどん来て、どこまで乗っても1回100円でした。今回の旅行で何回これに乗ったか。しかもスイカもパスモも使えるので便利便利。
外国には市内循環バスが良くあるのに何で日本に無いのだ、といつも思っていたのですが、博多にあったのか。東京にもあればいいのに、新宿循環とか渋谷循環とか。


博多どんたく3日前  2017-4

まずは博多どんたくで街中をいきかう博多松囃子で使う、高さ10mもある山笠(というのか?)を奉納してある櫛田神社に。これを大勢が担いで街中を練り歩いたら、それは勇壮でしょう。


川端商店街  2017-4

櫛田神社でお参りをすますと、川端商店街を北上して、博多リバレインと博多座に向います。


博多座  2017-4

伝統の櫛田神社からわずか1kmなのに、このあたりは東京駅西側大手町サイドのようなおしゃれな街に。街がコンパクトで、新旧入り混じっているので、街中を歩くだけでも楽しめます。
まだ時間があるねということで、突然、思い立って能古島(のこのしま)へ。福岡は玄界灘に面し、いくつかの島に簡単にフェリーで遊びに行けます。よく遊びに行った海の中道公園だって、島が砂州で繋がったものだし。


乗れるかな~  2017-4

「昨日は乗り切れなかった人が出ましたよー」とフェリー乗り場で係員が叫んでいる。フェリーで10分で能古島着。ともかく天気が良かったので人の出も多かった。
昔、仕事で島に行ったことがあったのですが、確か能古島じゃなかったっけ?というのが、実は突然フェリーに乗った理由。(伴侶は、なぜ島に行くの?と怪訝でしたが。)


Goodbye 能古島 2017-4

島北部の公園まで急坂をバスに揺られながら調べると、昔、行ったのは隣の玄海島でした。時既に遅しか。でも”福岡のハワイ”と看板にあるのだから、ここでもいいじゃない。誰もいない展望台から見た福岡の街並みは、アルカトラズからみたサンフランシスコの街並みにそっくりでした。

2泊3日とは思えない、盛り沢山な旅行はこうして終わりましたとさ‥‥

九州福岡旅行  緑がまぶしい大宰府天満宮(中;大宰府編)

福岡は北九州に住んでいた時にいろいろ回ったのですが、1か所、有名どころで行って無いところがありました。それが大宰府天満宮。後半のメインイベントはここしかない。
北九州から博多駅までは新幹線で20分弱。東京、大宮間位の感じでしょうか。博多駅の駅ビルは6年前に出来た最新鋭ビル。以前の駅ビルは、戦後昭和の香りがプンプンするビルでしたが。ここで食べた鯛茶漬けもおいしく、笑い話しもあったのですが、恥ずかしいので先に行きます。

まず、モントレー・ラ・スールホテルにチェックイン。実は、博多の観光ピークシーズンは5月3,4,5日の博多どんたく。ということで、GW中の料金は通常時の2倍以上に跳ね上がっていました。予約のミスもあり、この部屋でこの値段か~と若干がっかり。立地は天神近接でよかったのですが。


大宰府天満宮 御本殿  2017-4

気を取り直して、大宰府に向かいます。西鉄天神駅から電車で25分と結構近い。
映画のロケか?という位の年代ものの西鉄電車でトコトコ。これも風情があっていいかも。
ホテルで若干出鼻をくじかれましたが、この日は信じられないくらいの快晴、雲がまったくなく、かといって湿度も低く、日本の気候で最高の1日という日になりました。


太鼓橋   2017-4

大宰府駅を降りると、いきなり参道。鳥居を三つすぎるといよいよ境内に。天気がいい上にGWで新緑の黄緑が目にいたい。コンピューターグラフィックスで色を修正したような、非現実的な位の鮮やかな色合いにびっくり。
境内に入ると、2つの太鼓橋が池にかかっているのですが、橋の紅色が映える映える。



手水舎は、キラキラの陽光に水のきらめきが美しく、動画をとってみました。さすが有名観光地、結構、外国の方も訪れています。手水のやり方、知っているのかな?


銅の牛  2017-4

大宰府天満宮は、天神さま(菅原道真)をお祀りする総本宮で、学問の神様であること位はご存じだと思います。その菅原道真が丑年だったことにちなみ、境内のあちこちに牛の像が奉納されています。
頭をなでると知恵がつくとか。

楼門をくぐって御本殿に。千年以上前に醍醐天皇の命で作られたとか。もちろん、現存物は再建後のものですが。もう子供の大学受験も終わってますが、何歳になっても知恵のある人はいいことだ、ということでお参りしました。旅行前より、少し賢くなったかも。


樹齢千五百年の樟  2017-4

少し裏手に回ったところに、大きな樟(くすのき)が。樹齢千五百年を超える天然記念物とか。この枝ぶりはすごかったです。これをなでると長寿になるとか無いのかな。でも根元までは立ち入り禁止でした。
御本殿横の回廊をくぐったすぐのところですが、皆、気が付かないようで人はほとんどいませんでした。要チェックです。


九州国立博物館  2017-4

広い境内を散歩して菖蒲池から藤棚に。藤はちょうど満開に。夏や秋もそれぞれの風情できっと美しいのでしょう。
長い長いエスカレーターを登りきり、一番奥にあったオールミラーガラスの建物は九州国立博物館。
大宰府の一番奥にこの建物とは面白い立地、いったい誰が思いついたのか?さすがに中を見て回る時間はなく、博物館前でティータイムとしました。


いらっしゃ~い  2017-4

最後に、参道で”梅ケ枝餅(うめがえもち)”を1個食べてみました。大宰府の名物だそうです。どのお店も1個130円という価格カルテルが面白い。甘ったるい和菓子かと思ったら、甘さがセーブしてあって以外においしかったです。歩き疲れた体に丁度よかったです。

大宰府、初めて来たけど、絶好の1日だったな‥‥

九州福岡旅行  たこ公園と紫川、懐かしい(上;北九州編)

2月でせっかく貯めたANAマイルが切れてしまう。ということで毎年恒例のGW旅行は、どこか飛行機で行ける所にしたい、それだったら、前からもう一度行きたかった、昔、転勤で家族で住んだことのある福岡にしようということになりました。国際線のマイルは1年先まで予約できるのですが、国内線は2ヶ月先までしか予約出来ないので、期限が迫ってくると結構慌てます。


小倉城   2017-4

福岡といっても住んでいたのは北九州市。ということで、北九州空港から入って、小倉で1泊。翌日、福岡市に移動して1泊というコースに決定。
北九州空港は、昔は小さな空港だったのですが、今は沖合いに埋め立てられた広々とした空港が出来ていました。住んでいたのはもう20年程前なので、この空港を使うのは初めて。マイルでとったのはスターフライヤーA320。真っ黒な塗装で、結構かっこよかったのですが、写真を取れなかったのが残念。
小倉駅すぐ近くのダイワロイネットホテルに14時半にチェックイン。ビジネスホテル的なホテルでしたが、新しくて、部屋も綺麗。なかなかよかったです。

さっそく昔住んでいたところに行ってみる。家の前にあった大きな公園はそのまま残っていました。中央に大きいたこの遊具があるので、通称「たこ公園」。子供たちがよくここで遊んでいたっけ。子供と一緒に公園で遊んだのも、もしかするとここらあたりが最後だったかも知れません。



周りの街並を歩くと、昔のスーパーや床屋さんはそのまま。当時、時折寄った、東京では見かけたことの無い貸し本屋さんは、もう跡形も無かったけど。
そこから歩いて子供たちが通っていた小学校にも行ってみる。公園や小学校は少しも変わっていないので、やっぱりほっとします。運動会の時は校庭でお弁当を食べたっけ。小学校正門の写真は思い出の1枚。


小学校の正門   2017-4

昔めぐりが終わり、バスに乗って小倉の中心部に戻ってくる。
同年代の方なら、日本に4大工業地帯があって、その一つが北九州工業地帯だというのを習ったと思います。この北九州の沿岸部はかつて公害の源泉のような地域だったようです。林立する煙突から吐き出される煙で、空はオレンジとも紫とも言えない色となっている。港湾内では廃液で海が酸性になっていて、スクリューが溶けたことがあったとか。
この日本中が公害問題で大騒ぎになった以降、空も海もかなり綺麗になった様ですが、北九州=公害の街というイメージは公害が無くなった平成になっても頑固に定着していました。
なんで社会科のようなことを言うかというと、私が北九州で関わった仕事も、そんな公害都市のイメージを転換しようとしたことに深く関係していたからです。公害関係の仕事では無いのですが。


小倉城お堀ばたの新と旧    2017-4

北九州市が20年以上もかけて頑張ったかいがあり、今の小倉の中心部は、紫川が流れその脇に小倉城がある、写真のように綺麗なところです。
この写真は、八坂神社のお堀にかかる参道から撮った写真ですが、右側が小倉城とお堀の中の公園、左が小倉リバーウォークという文化商業拠点の対比が余りにも面白い1枚です。写真では、ちょっとちぐはぐな感じもしますが、お堀の脇を歩いていると、不思議と心が安らぐ空間でもあります。


小倉リバーウォークを見上げる    2017-4

小倉リバーウォークは、全国区的には有名ではありませんが、博多のキャナルシティといえば、九州に遊びに来たことのある人は、大抵行ったことがあるでしょう。よく見ると、そことなぜか似ている。今どこを歩いているのか、混乱してくるようにわざと作っているのだとか。実はどちらも、福岡地所がデベロッパーで、設計はジョンジャーディーという世界的に有名な建築家によるものなんです。ここにこれを整備するのにも、多くの人の色々な苦労があったのでしょう。


紫川河畔の夕日。赤レンガは井筒屋    2017-4

かつて、魚も住まないといわれた川も、今は心地よい空間になっています。翌朝、河岸を散歩していると、7人乗りの競技用ボートが上流からスーゥッと練習していました。紫川を市民の憩いの場所にするという、北九州市の目的は成功したようです。かつて魚も住まなかったなんて、今の小学生には想像もできないでしょう。

夕日が翳ってきた。川を渡ると、小倉城周辺の緑あふれる地域から一転、昔の細い路地が交差する飲み屋街、魚町に入ります。当時、この川を渡って、よく飲みに行ったっけ。


魚町の味楽   2017-4

今晩は、その魚町にある、小倉らしい美味しい魚を食べさせる小料理屋で夕食にしました。やはり九州、東京と違って近海魚が豊富で、引っ越した時は、スーパーに売っている魚が全然違うのに驚いたものです。こういう街中のお店も、毎朝、地場の魚市場から仕入れているだけあって、刺身はもちろん、魚とつくものはすべて美味しかったです。九州に住んでいたのは短い間でしたが、気候も人々も食べ物も文化も、こじんまりとしつつもファミリアーで、非常に住みやすかった記憶が蘇ってきました。


タイのおかしら焼き 2017-4

街も懐かしければ、味も懐かしい‥‥

ネモフィラの青い丘  ひたち海浜公園

GWが近づくと、どこのTV局でもお手軽観光地特集が始まりますが、今年はついにそれを実践してしまいました。2~3年前から、真っ青な花が見渡す限り咲き乱れているシーンが印象的で、どこだろうと目を凝らすと、茨城県ひたちなか市のひたち海浜公園だとか。旅行が好きなので、旅行の写真本を時々立ち読みするのですが、最近流行の「1度は行きたい日本の絶景○○選」という類の本でも冒頭に出てくる光景。これは一度は行ってみたいな。
ということで、1月遅れですがGWの「ひたち海浜公園行」を。


ネモフィラの丘(1)  2016.5

わっ、丘が青い。やはりTVでみるのと実際その地に立つのは迫力が違いますね。
実は、1日目の夕方と2日目の朝の2回、公園を訪れました。夕方は曇りだったので、くすんだ青でしたが、翌日は9時の開園と同時に入ったので、早朝の陽光で鮮やかな青がやや紫っぽく輝いてものすごく綺麗でした。写真はもちろん2日目です。(間違えた、普段は9時開園なのが、GW中は7時開園でした。多分、青い丘のため。)それにしても青から紫と言うのは写真の色再現が難しい、本当は偏光フィルターを使うのがいいのでしょうが。


ネモフィラの丘(2)  2016.5

TVで有名になっただけあって、朝一からここの丘だけは人でいっぱいでした。
実は、今年は暖冬~暖春だったので、平年ならGW後半に丁度見ごろになるところが、GW初日で既に満開終わりかけぎりぎり。1週間前の4月20前後がピークだったようです。
ネモフィラの中のインシグニスブルーという種が450万本植えてあるとか。確かに絶景だ。


砂と海の林   2016.5

海のすぐ横が公園となっているので、少し小高いところに行くと、どこからでも東側に太平洋が見えます。公園も広ければ海も広いということで、ともかく広くて豪快な公園です。GWの最中でも、人の多い1部のエリアを除けばたまに人にすれ違うくらい。平日に来たらほとんど人を見かけないかも。砂浜につながる松林の砂路を下るのが気持ちいい。
自転車を借りると、広大な公園を縦横に走り回ることができるので、そんな楽しみ方もよさそうです。


空中散歩?   2016.5

このだだっ広い場所は、実は太平洋戦争終戦時に米国に接収され、1973年に日本に返還されるまでの約30年間、射爆撃場として使われていました。つまり日本人が立ち入れない区域だったのです。ということで自然の植生がそのまま残っていて、松林が延々と続いています。
何しろ全350haのうち公園と整備されているのは190haで、まだ半分は人も歩けない未開拓の地が残っているのですから。すべてが公園になるのはあと何十年かかかるでしょう。オマケに、海に面したところに火力発電所と港が整備されているという、なんとも日本離れしたアウトスケールの地です。
実は、社会人なりたての頃、この開発に少しだけ関わったことがある、思い出の場所でもあります。


踊るあわび  2016.5

この日は、海浜公園近くの平野屋という旅館に泊まりました。
道1本隔てて海というロケーションは、夜、海の音が聞こえてくる絶好の地。旅館自体は、昔の日本旅館という感じなのですが、ともかく夕食がすごい。やはり海近くの旅館はいい。
次から次へと来るので、料理の全貌が映せなかったのが残念。刺身はもちろん煮魚も牛肉もよかったけど、一番感動したのは、目の前であわびを網焼きにして醤油で食べたことかな。本当にあわびが踊っていました。


ア~ンコウ  2016.5

翌日、海浜公園を後にして、那珂湊おさかな市場へ。
海に遊びに行くと必ず魚市場に行って、新鮮な美味いものを買うのがうちの旅行の定番。
確か、10年以上前に来たことがあるのですが、そのときよりかなり大きくなっているような記憶が。東京からも買い物客が来るくらいの有名市場だとか。
歩いているといきなり、アンコウの洗礼を受ける。そういえば、茨城の冬はアンコウ鍋で有名です。アンコウがあがるのは冬だけなのかと思ったら、こんな初夏にも上がるんだ。

さかな市場と言えば、鮮魚ですが、魚に加えて、貝、タコイカ、干物と何でもござれだね、ここは。
ともかく、どれも生きがよく目が澄んでいて、当然安い。GWのお昼時ということでかなりの人出でしたが、3人に1人は白い発泡スチロールの箱を抱えていましたもん。その気持ちわかります。うちは最初からここに来るつもりで、大きなクーラーボックスを車に積んで行ったので、箱は抱えませんでしたが。


那珂湊おさかな市場   2016.5

東京から最短距離で来るとすれば、常磐自動車道を北上して、友部ジャンクションで北関東自動車道に入って、ひたちなかで降りるとすぐ。つまりほとんど高速道路で来られるので、普通の土日なら2時間位で来られそうです。
今回の旅行の隠れたテーマとして、北関東自動車道と圏央道という2本の高速道路を思いっきり走ってみたいということがありました。

それ、何?と言う人のために。
普通、高速道路は東京を起終点に地方に向っているのですが、それだけだと日本中の自動車が東京を通過することになり、東京が大混雑になってしまう。ということで、環状の高速道路を作ろうということで作ったものがこの2本(北関東自動車道は環状ではないけど。)GW中で、常磐や東名が渋滞している時でも、楽々スイスイの高速走行可。特に圏央道は、ここ数年でどんどん新規区間が開通しているので、ドライブ好きの方は、一度じっくり地図を見て研究してみると面白いですよ。


超Big 海鮮丼  2016.5

買い物を終えて、さあ、お昼にしよう。
どこも、魚を並べているすぐ横が食堂になっていて、海鮮丼からさしみ定食から煮魚まで、おいしそうなものばかり。冬になると○○鍋なんていうのが増えるのでしょうか。
さすがに結構並んでいましたが、お目当てはもちろん海鮮丼。写真のものが1500円は安すぎる。
写真だと大きさの見当がわかりにくいですが、2人で食べながら、「この一切れ、東京で食べたら絶対三切れになっているよね。」という位の大判ぶるまい。
この記事を書きながら、また食べに行きたくなってしまいました。

やっぱり魚だね‥‥
Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
.
休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に旅を。
そして海外に飛び出そう。
(このブログについて)
(5th Anniversary)(その1)

毎日の花の色と四季で風景が変わるブログパーツ
画面下を人々がお散歩
旅行お役立ちブログ
検索フォーム

12345678910111213141516171819202122232425262728293031 10