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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして海外に

 

松山の旅(下)愛媛県庁から三津の渡しへ

松山城から降りて市街地に戻り、蕃翠荘(バンスイソウ)という旧松山藩主のお屋敷に入ってみる。
いかにも明治初期のエリートたちが集まったロココ調の洋館で、明治天皇も訪れた由緒ある建物。
建築の雰囲気は長崎グラバー園でみた邸宅と同じもの。もちろん内部もゆっくり見学できます。
ガイドブックにも少ししか情報がないし、場所も丘の上にあって少しわかりにくいので意識しないと行き難いところですが、十分寄る価値ありです。


蕃翠荘        2019.10

そのすぐ近くの愛媛県庁に行ってみる。なぜ、愛媛県庁?
明治時代頃の近代建築の立派な建物と言えば、昔は民間の建物などなかったので官公庁となる訳です。
全国の県庁舎は、古い順に、大阪府、神奈川県、愛媛県、山梨県、宮崎県かな、確か。
(現在も使用されている庁舎の中で)
県庁舎は、休祝日は閉館なので、映画に使われることが多く、帝国陸軍本部とか最高裁判所などが出てくる映画をみると、これらの庁舎が良く登場しています。旅行の時の県庁舎は、隠れた名所だと思います。


愛媛県庁一階大階段     2019.10

土曜日だったので、当然、閉館。正面の大玄関扉の脇、通用門から覗き込んで中の写真を撮っていると、守衛さんがツカツカと寄ってきて「中で撮ってもいいですよ」と予想外の展開。アンモナイト化石の床タイルや、建物の廊下にある戦前の電話ボックスなども撮影させてもらいました。

「どこから旅行ですか?」
「東京からです。立派な庁舎ですね。今では絶対に作れませんよ、こんな建物。」
「全国で3番目に古い県庁舎なんです。ここは‥‥(由来を説明してくれる)。」
「実は、二十年位前、仕事でこの県庁舎に入ったことがあるんですよ。」
「そうですか!それはそれは。二十年ぶりに訪れてくれてありがとうございます。」

地方に旅行すると、時々、わざわざ東京から来てくれてありがとう、と言われることがあります。
こちらは、自分の楽しみで旅行しているだけで、お礼を言われるようなことはまったくしていないのですが、この言葉を聞くと、なんだか胸が暖かくなります。
いい守衛さんだったな。


坊っちゃん列車発車!   2019.10

松山市内を路面電車が走っています。
松山駅、大街道(ホテルのある中心部)、道後温泉を環状に結んでいるので、今回の旅行ではこれだけで用が足りました。タクシーは道を覚えられないし、まるで出張のような感じになってしまうので、市街地の移動に使うのは嫌いです。
最近は地方都市に行くとこういうトラムのようなものが走っていることが多く、なんだか楽しい。
3日も乗っていると、道も覚えてくるし。

同じ軌道で「坊っちゃん列車」という観光列車が走っています。2億5千万円で、当時の蒸気機関車を再現したのだとか。1日の走行回数が少ないのと料金がやや高い(800円)なので、やや苦戦中と聞きましたが、観光のためにも頑張って欲しいです。


別館大広間で涼む      2019.10

2日目は、道後温泉の別館に入る。
2年前に出来ただけあって、中も外も真新しい温泉。本館の温泉は狭いけど、こちらは半露天風呂もふくめてかなりの広さ。もちろん本館のような歴史の重みはありませんが。二階に大広間があるのも同じ作りなので、温泉だけでなく、ぜひ大広間で涼むコースを選んで下さい。(チケットが別になっています。)
この別館の向かいに市民公衆浴場があるので、3泊で全部を制覇するという楽しみ方もいいかも。


いうこと無しの刺し盛り      2019.10

この日は、夕食が圧巻でした。
「海鮮はしまや」は、まっぷるで見つけて、1月前に予約したお店。
何でも、夕食はお任せコースの1種類しかなくて、黙って座ればその日に市場から仕入れた食材が並ぶのだとか。魚からサザエからの海鮮フルコースは言うことなしの美味しさでした。日によって違いますがコース1人分3500円程度。これは東京では絶対食べられないな。
地元の人達の中に、ポツリポツリと旅行者らしき人がいる。きっとガイドブックで見つけて来たんだな。
松山にこれから行く予定のある方、ぜひ事前に予約してここに行ってみて下さい。(場所は大街道という中心地です。)

3日目は、すっかり晴れていい天気に。
伴侶の直感に従って、高浜線で30分の三津浜に行ってみました。
こんなところ観光客なんて絶対こないよね~と言いながら歩いていると、三津浜港の解説プレートが。なんと昔は四国愛媛の海の入り口で、大いににぎわった商業貿易都市だったとか。なるほどそれで造船所や古い銀行の建物が残っているのか。


三津の渡しに乗ってみました      2019.10

ここの湾の一部に渡し船があって、そこが道路になっています。
といっても道路の上を船が走っている訳ではなく、船の航路が(法律上の)市道になっているのです。
「三津の渡し」と呼ばれていて、有料道路ではないので無料で乗ることができのだとか。
乗船時間たったの3分のところがまた面白い。

「どこから来たんかね」「ええ、東京から」
「この渡船にのってみなさい」「それでは」
「渡って向いの竹林の丘に登ると、瀬戸内海が一望できるよ」
「じゃ天気もいいし、行って見ようか」

ぶらり旅を得意とするうちは、こんな感じで2人の思いつきであちこち回っています。

道後温泉以外は、気の向くままの旅でしたが、松山2泊3日、よかったな‥‥

松山の旅(上)JALおともdeマイルで道後温泉に

JALマイルのうち1万マイル弱が今年の8月で期限切れになってしまう。
冬の海外チケットの予約はとっくに済んでいるし、これは国内旅行に行くしかないなと、JALのページで探したのが「おともdeマイル」でした。
1人分をマイルで予約すると、もう一人のチケットが破格の値段で買えるもの。聞いたことはあったけど、使うのは初めて。結局、東京-松山2人分往復を、1万1千マイル + 22,500円で入手出来ました。通常なら1人で1万5千マイル、2人目も他の割引なら3万円位なので相当オトク。2人で旅行するならこれはかなりお勧めです。


道後温泉本館臨時入口側では、毎晩プロジェクトマッピング       2019.10

なぜ松山か?伴侶が一度、道後温泉に入ってみたいよね~と言っていたからです。
私が道後温泉に入ったのは、大学時代に四国1周旅行した時のはず。いったい何年前になるのやら。

私たちが松山に行った週末の1週間前と1週間後は、関東地方に超大型台風が来襲したのですが、なんとか無事に松山に到着。

道後温泉を調べてみると、なんと今年の1月から大改修に入っている。道後温泉は、温泉に入るだけでなく、あの古式ゆかしき建物の二階にある大広間で、温泉後にゆっくりするのが楽しみなのに、残念。さらに調べると、大広間は使えないが本館の温泉には入れるらしい。また、2年前に別館が出来ていて、こちらは何の問題もなく入れるとか。結局、1日目の夜は本館、2日目の夜に別館に入ることにしました。


道後温泉本館正面           2019.10

写真は本館正面です。ここはクローズドになっていて、左脇の勝手口のようなところから入ることに。お風呂につながる3m四方の下駄箱スペースしか建物内には無いので、皆、外に並んで、1人出てきたら1人入るという流れ。しかもあいにくの雨で傘をさしながら待つ。なんとか改修中も本館の温泉に入ってもらおうという苦肉の策でしょうから、仕方がないか。
湯上りの時には雨があがっていたのが、不幸中の幸いでした。

明治の建物で、天井がかなり高く湯気が天井に抜ける(多分、天窓を開けていると思う)ためか、屋内温泉なのにまったくのぼせないのが不思議でした。観光客だけでなく、意外と地元のおじさんで仕事帰りに入りに来たよ的な人が多かったのは驚き。
大学時代に旅した時の温泉自体はすっかり忘れているのですが、大広間で涼んだ思い出だけははっきり覚えているなぁ。夏目漱石もここに入ったのかな。


ドーミーイン松山    2019.10

今回のホテルは、ドーミーイン松山。長崎に行った時もドーミーインだったっけ。
ここは、各部屋はシャワーのみの代わりに、温泉大浴場があるのがコンセプト。あのユニットバスはちょっと情けなくなるので、ここは嬉しい。せっかくなので朝ぶろはホテルの露天風呂に入る。うん、温泉三昧だ。その他にも、夜泣きそばが無料だったり、地場の鯛めしが朝食で食べられたりと、クラスはビジネスホテルなんですが、このプラスアルファが嬉しくてお気に入りです。(部屋はちょっと狭かったけど。)


松山城    2019.10

2日目は、松山市内散策。まず、松山城に向かう。あいにくの雨。
松山城は、典型的な山城で、ロープウェイ終点からさらに山道を登って行く。
これは、攻めるのは大変だったろうな。城が戦争の砦だったことをひしひしと感じさせてくれる。

約10分歩くと尾根のようなところに出て、目の前に松山城がドーンと現れました。雨にけぶっているのも風情があります。そこから天守閣に向けて登る道は、さらに門で細かく仕切られているくねくね通路となっている。見上げると、弓、鉄砲の銃眼がこちらをにらんでいる。ここで実戦があったのだろうか?


天守閣より      2019.10

天守閣の上まで、急な階段で登る。そういえば、西欧に行った時に、教会の尖塔まで急な階段を上ったっけ。それと同じことかも。
天守閣最上部からは松山が一望できる。晴れていれば絶景だったろうに、雨でけぶって海までは見えなかったのが少し残念。でも写真では、結構いい感じに映っているとも見えますね。何度か焼け落ちて修復されてはいるものの、歴史の重さを感じられました。

梅雨空の長崎旅行記(下) 爆心地とちゃんぽんと

長崎で泊まったホテル「ドーミーイン」は、ランクから言えば普通のビジネスホテルなのですが、最近うちでは密かなブームになっています。

①最近出来たところが多いので、どこに行っても建物、部屋が綺麗。
②必ず温泉大浴場が付いている。
③ホテル内を歩ける、ゆったりした館内着が部屋に備わっている。(男女とも)
④朝食に、地元の名物が付いている。⇒長崎では、皿うどんや天草そうめん他
⑤夜の9時半から、ダイニングで夜泣きそば(一口ラーメン)が無料で食べられる。


一押し、ドーミーイン       2019.6

なんといっても、ビジネスホテルなのに温泉大浴場が付いているのは嬉しい。ここは結構広くてサウナまで付いていました。最近のビジネスホテルは結構クオリティが上がってますが、やはり自室の小さなバスルームではゆっくり出来ない。さらに、浴衣ではなく、ゆったりとした館内着が部屋に用意されていて、その館内着でホテル内を自由に歩いてよい。これはとても快適です。

今回のようなプライベート旅行では余り関係ないですが、出張の場合、オフ用の着替えなんてほとんど持っていかないので、ホテル内では寝るための浴衣しか無く、部屋から余り出られないことが多い。大浴場があったとしても、スーツにワイシャツでは行く気にもなれない。この館内着、出張サラリーマンには隠れた人気だと思います。

おまけに、長崎の「ドーミーイン」、立地は中華街の目の前。出島まで徒歩4分。長崎市内のほとんどの観光地にアクセスできる、路面電車の中心乗換駅に徒歩2分と非常に便利。うちの旅行のいつものパターン、ある程度歩いたら、昼食をとったら、一度部屋に戻ってベットにゴロリ(疲れた時はうたた寝も。)一休みしてまた街歩き。というのが非常にやりやすい。

ともかく外国人が多くてびっくり。チェックインカウンターには次から次へと客がやってくるのだけど、皆、外国人。どうみても日本人の方が少ない。日本はかなり物価水準が高いので、100$未満でこんな綺麗なホテルに泊まれれば、外国人に人気が出るでしょうね。

旅行は、かけた費用と楽しさが比例するとは全然思っていません。むしろ、自分の中に色々な選択肢を持っておくことこそが楽しむ秘訣だと思っています。
1泊1万円弱なので、本格的観光ホテル(旅館)とは比べるべくもないですが、せっかく観光地に来たのにビジネスホテル泊か、という寂しい気持ちになることは絶対にないです。

(Tips 3)ホテル「ドーミーイン」は結構いい。中でも「長崎ドーミーイン」は一押しだ。


やっと来れたよ       2019.6

最終日、長崎に来たらどうしても行かなければいけないところに行く。
平和公園と浦上天主堂だ。
オバマ大統領が来てくれた、広島の平和記念公園には出張で行ったことがあるのですが、長崎の平和公園は実は1度も行ったことがなかった。やはり日本人なら1度は。
平和公園まで坂を上って行くと、目の前にTVでは何百回も見た平和祈念像があった。

ここは長崎中心部から北に2km離れているのですが、あまり深く考えたことはありませんでした。

原爆資料館で、その理由がわかりました。
1945年8月9日、当初の原爆投下予定地の福岡県小倉市(今の北九州市)が曇天のため投下できず、B29が長崎に転進したのはあまりにも有名な話。
しかし長崎上空も結構雲があって諦めようかと思ったところ、一瞬、雲が切れたので、そこに投下。
結果的に目標の長崎港造船工場群から2km北にずれたところになったのでした。
あの人類史上忘れられない悲劇の裏には、そんな偶然の出来事があったのか。


これも当時のまま残っていた         2019.6

浦上天主堂は、平和公園から1谷越えた丘の上にありました。
日本最大規模のカトリック教会にして、原爆の直撃被害を受けた教会。日曜日だったので、お昼のミサの真っ最中。中には入れましたが、席に座らず後ろで参列しました。

現在の浦上天主堂は、もちろん再建されたものですが、北側裏手(今の天主堂に向かって左手)の崖地中腹に、原爆で崩れ落ちた尖塔がそのまま残っていました。ほんの少しの距離なのに、案内がわかり難く、ここまで来る人はほとんどいない。是非、工夫してもらいたいです。


今は立派な塔になっている爆心地碑                2019.6

歩いて10分で原爆爆心地に。
現在でも長崎の中心地からは少し外れたところなので、1945年時点ではかなりの田舎だったのではないでしょうか。ここが爆心地になったのは、先ほど書いたような偶然の産物。


8月9日11時2分         2019.6

そして原爆資料館。TVで何度も見たことのある、8月9日11時2分で止まった時計や、溶けた鉄兜、熱線による人型の影がきざまれた壁などがあり、結構長い時間をかけてみました。
原爆投下のうんぬんをブログで書く気はないですが、この歳になって初めて実物を見たというのは、やっぱりなんだかな。やはりこういうのは10代の時に見てなくちゃいけないと思いました。
たとえその時、太平洋戦争のことが良くわからなくても、バスから降りた寝ぼけ眼だったとしても。

外に出ようとすると本降りの雨に。

路面電車を思案橋で降り、福砂屋に入る。文明堂とならぶカステラの老舗。
文明堂本店も路面電車からみることが出来ましたが、お土産は福砂屋のカステラに。
カステラ、好きですが、めったに買って食べるものでもない。
だけど、せっかく長崎まで来たのだから、お土産用だけでなく、うちにも買っていこうよと1本購入。
これがすごく美味しかった!やっぱり本物は全然違うな。


福砂屋本店            2019.6

中華街で最後の昼食を食べるために「江山楼」に入ると、なんと後ろのテーブルに、第1話で書いた韓国の若いカップルが座っていた。(第1話の出来事は、初日ではなく、3日目の日の話だったのですが。)

なんだ、また会ったね、顔を見合わせ話す。
2人でメニューを見てああでもない、こうでもないと悩んでいる。メニューは外国人観光客用に、日本語、英語、中国語と3カ国語で書いてあるのですが、そういえば韓国語は無かった。

と、彼氏が私に、
「ドノ料理ガ、長崎デ、イチバンオススメデスカ?」。
すかさずメニューを指さしながら、
「長崎に来たなら、長崎ちゃんぽんか長崎皿うどんは、はずせないよ。」と。
‥‥‥Like Ramen Noodle.  にうなずいてくれたから通じたのでしょう。
なんだかいい感じの2人でした。


ちょっと寄っていこうか         2019.6

昼食のお店、気が付いて辺りを見回すと、半分近くは外国人。
海外旅行に来るような街が、国内旅行で行けるなんてお得だな、と思ってしまった。
梅雨の合間の旅行だったので、青空に映える綺麗な写真はとれませんでしたが、時々小雨程度で自分の足で歩きまわれてよかった。

国際観光都市長崎、2度目も楽しめたよ‥‥‥

梅雨空の長崎旅行記(中)長崎の歴史に思いをはせる

2日目。まずグラバー邸のあるグラバー園に向かう。
グラバー邸のある一帯は、高台にある公園的なところで、そこに明治時代からの住宅建築が建っている。おそらく一般的な認識はこんな感じでしょう。もちろんそれで正解です。


高台のグラバー園から長崎港のクルーズ船を望む             2019.6

長崎は鎖国の江戸時代、唯一海外に開かれた港でオランダと貿易をしていました。
明治初期、日本を代表する海外窓口として、日本の殖産興業政策に必用な工業技術(造船とか。)を輸入するため、おそらく国賓待遇のような形で外国のトップ技術者を呼んだのでしょう。

その中には、終生この地で暮らした人もいて、その住宅がグラバー園に残っている訳です。
グラバー園から長崎港を見て、ここに住宅を建てた意味が良くわかりました。
長崎のどこでも好きな所に住宅を建ててあげますよ、と言われたら、10人中9人は、ここの高台、風光明媚で海風が爽やかな高台を希望するに違いないもの。

こういうものの解説は、普通は無味乾燥なものだったりしますが、今回、ぐるっと回ってみると、世界に追い付こうとする明治政府の息吹が感じられて、とても興味深かったです。長崎、さすが日本を代表する観光都市です。


旧リンガー邸(やはりリンガーハットの名のもとになった方でした。) 2019.6

見学にあたって、1つ大きなヒント。

(Tips 2)グラバー園は、正門から入って順々に見て回ると、ずっと山登りになるので結構きつい。
路面電車「石橋駅」(5番線の終着駅)で降りて、近くの屋外エレベーターで上がると、山頂部の裏口から入れて、そこからずっと下りで見て回れます。絶対にこのコースで行くべし。

しかし、メインイベントの「グラバー邸」が見れなかった!
現在耐震改修工事中、それも約2年がかりの大規模な工事で全体が覆われていました。実は、旅行に出る直前に「旅ラン」(BSプレミアム )というミニ旅行番組を見ていると、グラバー邸の前を走ってますが工事中で見られませんというシーンが。旅行前から諦めていたので、ショックは小さかったですが。

途中で雨が強くなったりもしましたが、屋内の時間も結構あったので、本当に降られたのは短時間で助かりました。


一番美しいと思った旧オルト邸                  2019.6

お昼は、やっぱり長崎名物ちゃんぽんにしよう。ということで中華街に。
横浜中華街を想像すると、拍子抜けする位小さな1ブロック。
ここは”るるぶ”の出番だということで、紹介されていた「京華園」という店に入る。

やっぱり美味しい。東京のちゃんぽんとはちょっと味が違うかな。
かなりサラッとしているのに、ともかく海鮮の出汁味が凄い。この貝出汁は本格だよ。
結局翌日も、中華街の別の店「江山楼」に入って、私は2度目のちゃんぽん、伴侶は皿うどんと長崎を堪能しました。


出島にあった出島のレプリカ           2019.6

午後は、まず出島。これもホテルから歩いて5分と至近距離。
ところで出島というと、扇形というかバームクーヘンの1/3のような形を想像しませんか?
私も、なんとなく長崎港のどこかにそういう土地が浮かんでいるのを想像していました。ところが実際は、周りが埋め立てられていて、まったく市街地と連続しているのです。

昔の出島は、昭和時代までに周りを埋め立てられて、かつての姿をほとんど失っていた。観光都市長崎としてこれではいけない!ということでおそらくここ10年位で出島復活の動きがあり、周りの石垣や堀の再建が始まったようです。
何しろ、出島の正面入り口(バームクーヘンの中心からバームクーヘンに伸びる橋)は、やっと去年出来たばかりで、今までは、隅の勝手口のようなところの小さな門から出入りしていた。知らなければここが出島だとは気が付かないよ。

こんな理由で、中の建物もつい最近出来たばかり。建物はピカピカの上に、1階は展示が並んでいるけど、2階はまだがらんどう。という感じでした。まだこれからという感じでしたが、長崎の名に恥じないような出島を、時間はかかっても再現して欲しいものです。


大浦天主堂の中は撮影出来ません        2019.6

天気がなんとかもっているので、オランダ坂に向かう。
グラバー園に行くための「石橋駅」を、今度は南でなく北に向かうとオランダ坂に出ます。
自転車ではとても登れないような急坂を歩いて登る。
この坂の周辺の高台にも、かつて外国人居留地だった名残りの住宅がポツポツと残っています。
グラバー園と谷を挟んだ高台なので、同じような目的で同じような人達が住んでいたのでしょう。

感心したのは、周囲の建物、例えば病院や学校などが、オランダ坂周辺の街並みに溶け込むような色や装飾を心がけられていたこと。自治体の方針なんでしょう。
残念ながら、個人の家は、統一感のないものも多かったですが。


東山手甲十三番館でひと休み         2019.6

先程の「旅ラン」で出てきた、「東山手甲十三番館」は内部を改装されてカフェとなっている。さすがに歩き疲れたので、ここで休憩。知らなければ、明治時代の外国人住宅かなという感じの建物ですが、天気が良ければ外のテラスでお茶できるいい感じのところでした。長崎名物カステラにアイスを挟んだもの、美味しかった。

バスの大駐車場があるグラバー園などは、いつ行っても観光客でごった返していますが、すぐ近くのこの付近は地元の人以外は、たまにカメラを提げた人が歩く位。観光バスが止めるところがないからコースに入らないのでしょう。やっぱり自分の足で歩かなくちゃね。

夕食は、長崎の中心部、思案橋で。この辺りが地元の人が利用する繁華街らしく、お店も人通りも多かったです。もう、どのお店も美味しいものが食べられそうで、目移りして困ってしまう。結局、ぶらぶら歩きながら「Lala Vista Nagasaki」というお店にふらっと入って見ました。海鮮の料理が美味しいのは、やっぱり嬉しいね。


お好きなものをおとりください            2019.6

今日は見られなかったけど、長崎港には、今日も別の世界1周クルーズ船が入港していたよねと、2人で本日の街歩きをリフレインしながらの夕食だ‥‥‥

梅雨空の長崎旅行記(上) 霧にけぶる稲佐山

潜伏キリシタン関連の遺産が世界文化遺産に登録されたこともあり、長崎旅行を決行しました。
前回、長崎に行ったのは、仕事の出張で30歳頃だったか。世界遺産なんていう言葉も(多分)知らなかった頃。ちなみに伴侶は長崎は始めてでした。


韓国の若者達もインスタ映え?  2019.6

最初は眼鏡橋。
中島川にかかるのは、江戸時代に作られた日本最古のアーチ式石橋。周辺には、お寺ばかりが建っている街道があったりと、色々な故事来歴が有りそうでした。
そんな歴史的な橋なのですが、最近は、ハートストーンとやらで愛のパワースポットとして有名になっているらしい。インスタ映えとでもいうのでしょうか。

実はこの翌々日、路面電車の中で、目の前の韓国カップルがそわそわしている。
どうも、行き先に行けるのか心配になっているらしい。と、スマホのグーグル翻訳の画面をその女性から見せられる。「目の細い橋に行けますか?」
目の細い橋ってなんだ?もしかして眼鏡橋のこと?
それだとしたらこの路面電車は違うルートだよ。
どうも、女性は英語が達者でないらしく、ボディランゲージでなんとか通じる。
もしかすると韓国でも、眼鏡橋は有名なのかも知れません。

次は、長崎港。実はこれは予定に無かった行程。
ホテルにチェックインして部屋から長崎港を眺めると、巨大な客船が入港しているのが見える。あれは本州に行くフェリーではないな、その数倍の大きさだもの。もしかすると世界一周クルーズの船?
入港情報を調べると、COSTA VENEZIA(コスタベネチア)というイタリアのクルーズ船。
そのうちクルーズ船に乗りたいということで、最近、TVのクルーズ番組をよく見ていたので、出航予定の18:00に、港に見に行こうよと即決定。


近づくと目茶目茶大きい        2019.6

停泊中の船が見えてきた。歩くに連れ、その巨大さが目に迫ってくる。
一言でいうと、「東京駅を縦に2つ重ねたものが海に浮かんでいる。」というのが一番近いと思います。ともかく、今まで見たことのある船とはスケールが違いすぎる。海面から船のデッキ(下からは見えませんが。)までは12階建てのビル位ありそう。写真では、その巨大さが伝わらないのが残念です。
(調べてみたら、東京駅の端から端までが335m。この船の長さが324m。まさに同じでした。)

17:40、もう出航直前なのに、船の乗降口のところで船員さんたちがうろうろしている。
これはもしかすると、遅れている人を待っているのでは?
その懸念はやはり当たっていました

17:45、女性2人が紙袋を提げてダッシュで船に向って走ってきた。
どこでもああいう迷惑な人がいるんだよなぁ。
調べてみると、長崎-上海という航路が人気らしく(世界1周クルーズは、その部分部分を切り出してツアー用に売り出されるのが普通です。)中国人観光客が非常に多いらしい‥‥



結局5分遅れで出航。こんな大きな船、港からどうやって出航するのかと見ていると、桟橋から船の先端から直角の方向に船が動き出し、離岸すると今度は、船の真ん中を中心に時計回りに半周して長崎港から出航していきました。非常に不思議な動きだ?
前に進むのではなくその場で回転するとは、どういう風にスクリューが付いているのか?
(何を訳のわからないことを言っているのだ、と思われそうなので動画を載せておきます。)

我が家の旅行のポリシーは、公共交通機関を最大限利用して街を歩き回ろうです。長崎は平地が狭いので、市内移動は4本通っている路面電車でほぼカバーされていて、どこに行くにもともかく便利。
この路面電車は、1回130円(2019.3までは120円でした。)、1日券は500円、24時間券は600円。初日は午後からだったので、当然、24時間券を買う。その画面がこれです。


路面電車の24Hチケット    2019.6

(Tips 1)長崎の路面電車の1日券、24時間券は、スマホに専用アプリをダウンロードして、クレジットカードを紐つけておくと、スマホで自由に買うことができます。

24時間券は買った瞬間からカウントダウンが始まるのですが、昼に来て翌日の昼に帰るようなパターンになることが多い旅行では、1日券を2回買うよりはるかに合理的。まさにスマホのおかげでしょう。
(写真では残り23時間42分11秒と表示されています。)
長崎は、観光客、それも海外からのお客さんが非常に多く、もう東京の比ではないのですが、海外から来た人にとっても、このスマホの乗り放題チケットは便利だと思います。おそらく英語画面と中国語画面も別に選択できるのでしょう。
やるな長崎、ここまでの先進システムは日本でも海外でも、見たことがない。
(フィンランドであったよ、とすぐに伴侶から指摘されました。)


古くて新しい、長崎の路面電車  2019.6

さて、降車駅だ、スマホをどこにタッチして降りる‥‥ん?タッチするところが見当たらないよ。
前の人を見ると、なんとスマホを運転手に見せて降りていた。
ここまで先進的なシステムが、最後は運転手の目視?
こういうのも、ほのぼのしていていいか(笑)
(長崎の名誉にかけていうと、完全自動化に向けて整備中とありました。そのうち、タッチセンサーが導入されるのでしょう。)

初日の夜は、稲佐山から長崎港の夜景を見ることにしていました。
長崎の夜景は何万ドルだっけ?


残念!   2019.6

しかしそこまで甘くなかった。
今回の旅行、梅雨のど真ん中で、おまけに九州で大雨という予報。
(少し南にずれたらしく、ご存知のように鹿児島方面は壊滅的な被害でした。)
初日は雨に降られませんでしたが、稲佐山に上ると霧に包まれていて、最後まで写真のような状況。
しょうがないので長崎名物トルコライスを食して、帰路に。


なんとか見えた稲佐山からの夜景          2019.6

帰り道のタクシー(ロープウェイが整備中で利用できず。)で中腹まで降りてくると、写真の夜景が見えてきました。ほんとに山頂だけが霧で視界不良だったようです。
タクシーの運ちゃん、余程気の毒に思ったのか、わざわざ停車して写真タイムを作ってくれました。

運転手さん、ありがとう‥‥‥

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