FC2ブログ

Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

ブラザー DCP-J973N 2018年インクジェットプリンター選び

(2018年6月7日に、アクセスが77,777になりました。お立ち寄りありがとうございます。)

長年使っていたプリンター、キャノンのIP-4300の調子がおかしくなりました。
初めて純正以外のインクを使った時期から、おかしくなったような気が。色味がだんだんおかしくなってきたということは、プリンターヘッドでインクが混ざったことが原因なのか?

ネットを調べると、長年使っているとインクの通る管がつまってくるとか、プリンターヘッドを徹底的に清掃するといいとか、色々書いてある。歳とって血管が詰まりやすくなって、動脈硬化を起こしたようなものか。プリンターヘッドをはずしてのお湯洗浄とか、洗浄液を買ってきてスポイトで垂らしたり、半ば疑問に感じつつもだめもとで試みる。
結果、少し色合いがすっきりするが、大勢に影響無。経験談では、成功率は5分5分位なのでしょうがないか。むしろ7年間無事にお勤めしたのは、かなり上出来だということもわかってきた。写真が綺麗にプリントできなくなったが、ほとんど白黒文書の印刷に使っているので諦めて使い続ける。


プリンターヘッドを洗浄する

2か月後に黒インクが突然出なくなった。黒インクは純正しか使用していないのに。かすれならヘッドクリーニングで対処出来るが、完全に出なくなったということは、もう寿命なのか?写真の印刷ならコンビニでも出来るけど、最近は市役所の申請用紙等はネットからダウンロードして印刷し、証拠書類を添付して郵送でのみ受け付け可だったりするので、さすがに日常生活に支障をきたし始めました。

プリンターなんて高いものではないし(インクはべらぼうに高いが)、買い換えるかと検討を始めたところでつまづいた。要求仕様は以下のとおり。

①インクのランニングコストはほとんど犯罪なみだ。消費者庁から勧告を出して欲しい。7色インクで1セット7500円、2セット買うと本体より高いなんて、怒りを通り越して笑うしかない。3色+黒インク以外は絶対却下。

②使用の8割は黒白文書印刷なので、写真のクオリティなんてこだわらない。安価で小さいものでいい。私にとってプリンターは、スーパーの買い物に使うだけの車だから軽自動車で十分というのと同じです。

③コピーは、結構使う。一番よく使うのは、海外旅行の準備で、ガイドブックを何冊も持っていく訳にいかないので、関係部分をコピーする時。コンビニコピーは手間がかかるし1枚10円もばからしい。

④実はCD-ROMのラベル印刷が出来ないと困る。海外旅行の写真と動画はDVDやBlueRayに焼き付けて本棚に並べてあって、時々過去のものを見返したりしている。Liveの音源もCD-Rで保管しているし。年賀状をほとんど印刷しない代わりにCD-ROMのラベル印刷をするというのも余り聞かないが、事実そうなんです。


洗浄液を注入

価格コムなりアマゾンで探すと、はたと困った。
①と②はすぐにクリアー。一時はやった7色インクで写真が美しいよ、なんて機種は明らかに減っている。インク代という名目で、ぼられているだけだということに皆気づいたのだ。そもそも各社、機種ラインナップがかなり減っている。プリンターで印刷することが減ったからに違いない。飛行機のeチケットも、昔はプリントしてたけど、今はスマホの2次元バーコードでタッチだもの。

問題は、①②を満たす機種はコピーもCD-ROMのラベル印刷も出来ない。コピーとCD-ROMのラベル印刷が出来るものは、最上級機種で7色印刷、高価でやたらでかい。とアンビバレントな状況。

すると、あるブログで読んだ記憶がよみがえってきた。
プリンターの東西の横綱、C社とE社のものは、廃インクが段々たまっていくような作りになっていて、一定使用すると必ず駄目になると。この件の真偽はわかりませんが、そうだと書いてある複数のブログを発見、おまけに上記の矛盾したラインナップ。そのブログにブラザー製がいいのではないか?と書いてあったのを思い出してHPをチェック。


ブラザー  DCP-J973N

ありました、ありました。ブラザー社のDCP-J973N 。
上にあげた条件をクリアーし、本体は実売1万3千円、インクは4色で1700円とかなり安価。
速攻、ビックカメラComで購入。使った印象を簡単に。

[良かった点]
①今までのプリンターより少し小さく、今までの置き場所にすっぽり入る。

②白黒文書印刷は、当然何の問題も無し。少し印刷時の音が大きいけど、隣で家族が寝ているということでもなければ問題ないでしょう。

③コピーは快適。以前は子供のC社複合機を借りていたけど、同様のクオリティです。

④(まだ経験していませんが)ランニングコストがかなり安価

[やや劣る点]
①カラー印刷は、前機種のC社、IP-4300よりややクオリティが低い。並べてみないとわからないけど、以前のプリンターの良さが改めて感じられます。パッと見、普通に印刷出来ればという私のニーズ的には何の問題も無し。

②CD-ROMのラベル印刷が出来て良かった。ただし、色味はカラー印刷同様、ややクオリティ低下。おまけにラベル印刷の付属アプリが結構使いにくい。7年前の機種のアプリよりレベルが低いというのは相当でしょう。2月に1枚程度の印刷だから我慢の範囲ですが。また、印刷時に後ろに12cm位の空間が必要なので、置き方が限定されている場合は要注意。

③前面の液晶タッチパネル。今風の感じにしたかったのでしょうが、特段の効果なし。特にコピーの時に拡大縮小をしようとすると、小さな液晶を何度も操作する必要がある。私は机の上に乗せているので問題ありませんが、足元に置いて使う場合は操作し難いでしょう。(普通のプリントの場合は操作の必要無で問題無。)

1言でいって、7年前のプリンターより退化している感じでした。原因はプリンター市場が縮小して、開発費をかけてないからでしょう。そのうち普通に使えるインクジェットプリンターがなくなる気もします。

そういえば、スマホからWifiで飛ばしてプリントできるのだとか。
まだやったことないけど、時代は変わったな‥‥‥

YAMAHA MG10XU とA&H ZED-10FX ミキサーって何で必要なの?

最近、オーディオ&PCシステムのミキサーを、YAMAHAのMW10からMG10XUに買い替えました。10年程使用して、さすがにスイッチ等にガリが出始めたのが原因でした。機能的には余り変わらず、全体エフェクトが内蔵されているのと、特定チャンネルにコンプをかけられる位が違いです。逆に言えば、それだけMW10が必要最小限の機能を備えていたといえるでしょう。

音楽仲間と楽器やオーディオの話しをしている時、ミキサーをシステムに組み込んでいるよという話をすると意味不明な顔をされることが多いので、ミキサーって何で必要なの?を考えてみます。


YAMAHA MG10XU

以下のようなことをしたいと思ったことがありますか?

①TVやパソコンの音楽を、付属のスピーカーでなく、常にオーディオからいい音で流したい。ついでに楽器の(ボーカルの)練習として、楽器の音を一緒にオーディオから流したい。(あるいは深夜、ヘッドフォンで楽器の音と一緒に聞きたい。)
②パソコンのWEBで流れている曲(YouTubeとか)をPCに録音しておき、深夜、その曲をバックにギターを(キーボードでもいいですが)弾き、それをミックス録音したデジタルファイルにして、YouTube等にアップロードしたい。
③TVの音楽ライブ番組や昔の貴重なカセットテープをデジタルに変換して、自分専用のオリジナルCDとして保存したい
④自作の曲をDAWで演奏させ、ボーカル(あるいは特定の楽器)だけ除いたマイナスワンをつくり、USBやCDに保存し、バンドの練習の時にスタジオで鳴らしたい。
⑤海外旅行で撮ったビデオや子供の成長ビデオに、自作の曲(あるいは好きな曲を)をかぶせ、シンクロさせて動画を作りたい。
(0番として、ライブ演奏の時に、多くのマイクや電子楽器をアンプ経由でスピーカーから出すというミキサーの原点的使い方。これは当然ミキサーが無ければ不可能です。)

もうお分かりのとおり、すべてミキサーを導入すれば簡単に出来ることです。ミキサーの一番の利点は二言でいうと、「数多くのオーディオ、楽器等を常に相互接続したままでおける」ことと、
「楽器やTVなどの音源を、スピーカーやヘッドフォンで聞いたり任意のレコーダーで録音出来る」こと。

従って、オーディオや楽器が「数多く」なければ、余り便利さを感じないでしょう。
家にはTV1台とパソコン1台で、TVで音楽を聴くときはTVで聞き、YouTubeを聞くときはパソコンのスピーカーで聞く、楽器は生ピしか弾かないし、ということなら多分ミキサーは必要ないでしょう。


The Rape Blossoms

でも、一度でもTVやYouTubeの音楽をまともなオーディオで聴いたら、もう付属スピーカーで聞く気にはならないでしょうし、音楽好きの方のブログなら、自作曲をアップしている方は沢山いますよね。最近は、ネットでラジオDJをするのが流行で、ミキサーとマイクを購入する人も多いとか。私はやったことないですが。メディアも、昔のカセットテープやMDから、CD,DVD,PCのハードディスク、スマホと数多くなってくると、相互にファイルのやり取りが簡単に出来るかどうかは、音楽ライフの快適性を左右します。

特に、すべての音源をヘッドフォンで聞けるようになるのは、非常に便利です。単に音楽を聴くだけならスピーカーでも可能でしょうが、曲のコピーをしたり、画像とサウンドを同期させたり、DAWで楽器の演奏を既存曲に加えたりする作業は、スピーカーではほぼできませんから。

きっかけは何にせよ、こんなことに興味が出てきたら、ぜひミキサーの導入を考えてみて下さい。ということでミキサー購入時のポイントのみを箇条書きにしてみます。

①機能(やりたいことが出来るかどうかがすべて。PCと連結するならUSB端子が不可欠です。会場に流すライブの音にはリバーブをかけて、同時に録音するデッキへの出力にはリバーブをかけない、これが出来る出来ないは出力バスの設計によります。)
※出来ること、出来ないことが機種によって明らかなので、失敗してすぐに買い換える羽目にならないよう、最初はアドバイスをもらったほうがいいです。
②入出力端子(接続したい機器が接続できるかどうかは、大問題。)
③使い勝手(ライブ現場で使うなら直線型フェーダーが便利で電源内蔵がいいとか。)
④大きさ(予想以上に大きな機器なので、室内で使うときは要注意です。)
⑤価格(多分、真面目に検討すると価格の優先順位は低いはずです。そんな高価な機器ではないし。)
⑥残留ノイズを含む音質(音質の差が聞き分けられれば中級者以上です。)

(なお、私はアンプに入出力が豊富なAV仕様を使い、そこにオーディオ機器を集約接続し、そのアンプとミキサーをつないでいます。このミキサー1台では、どうやっても沢山のオーディオ機器を接続するのは無理ですから。)


ALLEN&HEATH  ZED-10FX

最後に、ミキサーの購入を検討している人のために、今回の買換えにあたり、YMAHA MG10XUと最後まで迷った候補機種との比較を書いてみます。
機種は ALLEN&HEATH のZED-10FX(ZEDi-10FX)。(後者が最新機種のようです。)

「使い勝手」は、もう昔のようにライブの会場の現場でミキシングに使用することはないので、直線型フェーダーは必要なし。
むしろ「大きさ」で、オーディオラックに入れて使用するため奥行きが35cm~40cm以内で収まって欲しいので、ノブ式フェーダーのものに絞りました。

「耐久性」は、発熱が重要なポイントです。口コミでは、B社に比べA&H社はずっと発熱が少ないとのこと。Y社はこれまで使って発熱の問題がないことがわかっていたので○。ミキサーは、ミキシングや録音の作業をする時は1日~1週間位つけっぱなしにするので、通常使用で発熱が大きいと、数年で電解コンデンサーがやられたりします。

「機能」。PCのDAWと連携しての使用がほとんどなので、USBインターフェイスは必須で、これは両方とも○。ZED-10FX(ZEDi-10FX)は、MidのEQがパラメトリックEQなのはポイントが高いですね。
一番重要な出力バスは、ZED-10FX(ZEDi-10FX)の方がかなり充実しています。
MG10XUはステレオバスのみの最小限仕様。旧モデルMW10にあったREC OUTのRCA出力も省略されていた(これはやりすぎかと)。PCとミキサーのUSB接続でループ発振が起こらないように、USBからの入力と出力のルーティングを操作出来るようになっています。
色々な使い方が出来るのは、間違いなくZED-10FX(ZEDi-10FX)の方です。ただし、出力バスとは何なのかを理解していないと、どの信号がどう処理されるのかまったくわからなくなるので、ZED-10FX(ZEDi-10FX)は中級者向けだと思います。

「入出力端子」、MG10XUはREC OUTのRCA出力端子が無い。ZEDi-10FXはステレオチャンネルのRCA入力端子が無い。ZED-10FXはUSBが1.1だ。とこのクラスは、必要十分とはなかなかいかないので、どこが妥協できるかということでしょう。
「価格」、ミキサーは、音がいい悪いというより、出来るか出来ないかで白黒付いてしまうので2の次3の次です。いくら安くてもやりたいことが出来なければ0点なので。
Y社とA&H社は実売で5000円くらい後者が高かったですが、選択の決め手にはなりませんでした。
「音質」、ミキサーで音がいいか悪いかが決め手となってくるのは、10万円近いものを買おうとする時です。このクラスでは残留ノイズに問題なければ良しとすべき。なお残留ノイズは、静環境でヘッドフォンで聞かない限り比較困難です。

こうやって書くとA&H社のZED-10FX(ZEDi-10FX)が優れて良そうですね。一度はそれに決めかかったのですが、最後の最後で、今まで使っていたY社のモデルチェンジ品なら操作も目をつぶって出来るはずだ、ということで安全策をとってしまいました。(笑)

昔ならZED-10FX(ZEDi-10FX)を買ってただろうな‥‥‥歳かな‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (8) 最新 Ver.3の追加エフェクトについて

追加エフェクトのレポートの前に、このMS-50Gを使い始めてから2年が経過した感想を。
数あるエフェクトの音質はどれも最高でした、となればいいのですが、少し気になるところがありました。いえ音が悪いわけではないのですが、ただ、数あるエフェクトのうちいくつかは若干1本調子でした。

例えば、リバーブは9種類入っているのですが、そのうちいくつかは初期反射値と残響長さと密度という3つの基本パラメーターの差で差別化されているような感じ。単品リバーブを使ったことがあれば、ホールとアリーナとスプリングでは、根本の反射音が違うので、どうパラメーターをいじってもバーブ音の質感が同じようになる訳無いのですが、なんとなく質的に似ている。(もちろん基本パラメーターの差で、十分それらしい感じにはなっていますが。)
100種類の異なるエフェクトが次から次へと出てくると期待しているとあれっ?となる時があります。
1万円未満エフェクーの限界だよ、といわれればそのとおりで、単品を並べるのとはやはり違います。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(1)  2017-4

がっかりして、使うのをやめたのかって?
いえ、むしろ以前にもましてよく使っています。残っている単品エフェクトも、そろそろ売り払ってしまおうかと思っている位で。MS-50G はエフェクトの魔法の玉手箱ではなかったのですが、基本の音の素性は良かったので。それに、以前書いたように、私の今の選択基準が、軽くて持ち運びが楽なことが最優先で、音質は自分で弾くのに納得できる程度でいいというものなので。正直、昔のように追い込んで音を作りこむ気力は薄れています。

そんなところへVer.3。
各カテゴリーで、新たなエフェクトが追加され、かなりバリエーションが出てきました。
それぞれのカテゴリーで特徴的な新エフェクトを簡単にご紹介。まだ、やっとMS-50Gにインストールしたばかりなので、使いこなすには程遠いですが。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(2)  2017-4

[Comp]あの有名なオレンジスクイーザーが入っているのに驚き。そして本物と同じくパラメーターが1つも無し。On-Offすると音量がガンと上がってしまうので、かけっ放しのパッチを作る他なさそうです。まだ使いこなせません。
[Filter] 6バンドグライコの改良版が追加されたけど、以前のものとかかりが異なるのかな?

[Drive]なんと伝説の金のCentaurが入っている。本物と似ているのか?と弾いてみたけど、よく考えたら単品を弾いたことが無かった。ただ、オーバードライブというより、ブースターに近い感じというのは聞いてたとおり。利用したパッチを作ってみるつもりです。
好きなアンプ Mesa Boogieのモデリングが2つにTS808の改良型も。クリーンブースターとして有名なRC boosterや甘いオーバードライブ系、チューブ系というのも追加され、ここの充実度は高いです。

[Amp Model] Fender Vibroverb、Vox Combo、Boogie Mk3、Matchless、Carr、Hiwatt Custom 100、Orange 120など、マニア垂涎のアンプがずらり。本当にモデリングされているのなら大変なものですが、ここまでくると本物を使ったことがあるアンプが少ないので、似ているのかどうかわからず。モデリングは、自分の好きな音が出ていれば、良しとすればいいでしょう。

[Modulation] 私が一番こだわるコーラス系が7つ。それにフェイザー、フランジャー系。Boss,Electro-Harmonix,tc electronic,MXRなどの有名どころのモデリングが目立ちます。いままでのコーラス系とは雰囲気が違った、Electro-Harmonix SmallCloneやSmallStoneのアナログタッチのサウンドがいい感じで、常用のエフェクトになりそうです。

[Delay]中にはオートパンと組み合わせたような飛び道具系もありますが、テープディレイやディレイの改造版など使えそうな種類が色々入っています。MXRの名機、Carbon Copyの暖かいアナログディレイサウンドがとても気に入りました。

[Reverb]リバーブはなんと最大の20種類追加。ピッチシフターと組み合わせたものや逆再生のような飛び道具系が1/3位ありますが、Ver.2になぜなかったというPlateやSpringの改良型が入っています。
有名どころも、TC Electronic、Eventide、Digi Tech、Electro Harmonix等などてんこ盛り。リバーブは自宅で弾くのと広いお店で弾くのと、それぞれサウンドが異なりなかなか素性が判断できないので、常用エフェクトにどれを使うか決めるのに、しばらくかかりそうです。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(3)  2017-4

今回の追加エフェクトの大部分は、上位機種MS-70CDRのエフェクトのようですが、いくつかは発売から2年間で蓄積したモデリング技術を駆使した新作のようでした。以前なら、MS-50G Ver.2からVer.3は、モデルチェンジとして別の固体で売り出しても良いくらいで、MS-70CDRの立場がないですね。
ということで、今回の新作エフェクトのいくつかを、今までのメモリーの隙間に追加するというより、Ver.2の100種類の内、不必要なものを削除して、新作エフェクト72種類を丸ごと追加するという使い方が正しいように思えてきました。従来のエフェクトで、自分はほぼ絶対に使わないハイゲインアンプモデリングや[SFX]などを消して入れ替えたほうが、使い勝手上もいい感じです。

結論;もともと安価で良質ということで話題となったMS-50Gに、「無償で」進化形の72種類のエフェクトを入れ替えできるのは驚き。これで実売8千円程度では他のエフェクトの立場がないです。(操作性の面で、無条件で他の代替になる訳ではないですが)

ここまでくると、マルチストンプという形式がむしろ残念。中身はまったくMS-50G Ver.3と同じでいいので、G2、G3のように足で切り替えられるタイプを出してくれないかな。
そうすれば、手持ちの単品・マルチエフェクトをすべて処分する決心がつくかも‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (7) ファームウェアを最新 Ver.3にアップデート

最近、一番よく使用しているギターエフェクト、Zoom MS-50Gがこの2017年3月にVer.3にアップデートになったので、さっそくそのレポートを。
このMS-50Gは Ver.2ではエフェクトが100種類入っているのですが、Ver.3ではさらに72種類が追加になりました。色々なエフェクトが使えるというのは、それだけで嬉しいですね。
どのジャンルでいくつのエフェクトが追加になっているか。内訳は以下の72種類です。

[Comp]      +3
[Filter]      +2
[Drive]      +11
[Amp Model] +14
[Modulation]  +10
[SFX]    追加無し
[Delay]    +12
[Reverb]   +20

ギタリストが誰でもこだわるオーバードライブ系とアンプモデリングの充実も凄いのですが、それにもましてコーラスを中心とするモジュレーション系にディレイとリバーブという、いわゆる空間系の充実はさすがZoomです。


Roppongi Ajito 2013-2

ファームウェアの入れ替え方法は、MS-50Gの上側部についているミニUSB端子からケーブルでPCに接続して、PC側からトランスファーするようになっています。
最近のマルチでは、PCとUSBケーブルで接続して操作するなどほぼ常識になっていますが、これまでMS-50Gは、USB端子があるのにPC側から操作できないとはどうなっている?と言われてました。Zoomもちゃんと考えてくれていたのですね。

ZoomのHPのMS-50Gのページからプログラムをダウンロード。この中の解説書を読みながら、まずファームウェアを Ver.3にアップデート。これは短時間ですぐに完了します。
お次は、追加エフェクトのインストール。
これもちょちょいのちょいで72種類が追加されるのかと思ったら、そうでもなかった。Effect Managerというプログラムを立ち上げると、下の写真のようなものが現れます。これを見れば大体想像がつくと思います。


Effect Manager

左の窓にエフェクト一覧がズラッと並んでいて、チェックが入っているのがVer.2に入っていた100種類のプログラム。チェック無しが今回追加の72種類のプログラムです。
その下が、今100/172種類入っていてメモリーがあと42%残っていますよという表示です。72種類を1つづつチェックしていくと、段々メモリー残量が少なくなってきて、Remain 0%になったところで満タンになる訳です。

一体何種類追加すると満タンになるのか頭からチェックしていくと、60種類位で満タンになりました。つまり12種類位がはみ出る訳です。さらに、1つ1つのエフェクトの容量はそれぞれ異なっていて、コンプなどは小さく、アンプモデリングや複雑なディレイ系などは容量を食うことがわかりました。
つまり単純なエフェクトなら多くの種類が入れられるし、アンプモデリングのような容量を食うものを入れていくと、種類数が少なめになってしまう訳です。


Roppongi MidTown 2013-2

最初は、まだ追加エフェクトの音も聞いていないので、どれを選ぶのかといわれても迷ってしまうので、まずは難しいこと考えずに頭から入れていって、音を聞きながら取捨選択をしていく他なさそうです。
ちなみに満タンになるまでインストールをするのに要する時間は5,6分位なので、何度か入れ替えるのもそれほど時間はかからなさそうです。

ということで、今回はVer.3へのアップグレードとエフェクト追加の操作方法で終わってしまいました。
次回は、追加のエフェクトは使えるのか?その音質はどうなの?を書いてみたいと思います。

エフェクトで色々な音を出してはニコニコする、これはギタリストの特権だ‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (6) 音を作ってみたよ、クリーントーン編

ここしばらく旅行記が続いたので、音楽ブログらしく機材話を音源付きで。

今年の春に買ったZoom MS-50G、使い倒して半年が経ちました。
Jazzセッションでも、エフェクターなどありえないというお店以外では、ここしばらくMS-50Gを使用しています。(もちろんクリーントーンで。)音作りが上手くはまった時には、「何ですかその小さなエフェクター?余り詳しく無いのだけどいい音してますね。」なんていわれる時があります。
やはりギターの音はアンプとの組み合わせに大きく左右されるので、ポリトーンやビンゴなどJazz向きミニチューブアンプと組み合わせるとトロンとした音になるし、ジャズコーやフェンダー系だと、さらっとあるいはパキンとした音になり、フュージョン、ポップス向けの音になります。


Musashi Kyuryou Park 2015.11

半年間、試行錯誤で音作りをした結果、だいぶ安定してきて、今は50のメモリースペースのうち14個にオリジナルプログラムを入れています。その内訳は、

クリーントーン    4つ
コーラス系      3つ
ディストーション系 4つ
飛び道具系     3つ(トレモロ、フェイザー等)です。

今回は、普段づかいのクリーントーン4つについて、プログラムの中身を紹介がてら、音源を貼り付けてみました。
ギターは Tokai HES-180 SR(セミアコ)。MS-50Gは、オーディオインターフェイス機能が無いので、YAMAHAのミキサーに入れて、そこからPCにUSB録音をしています。
従って、ギターアンプからの音とはだいぶ違いますが、比較は出来るかな。
各プログラム、MS-50G内のエフェクト接続を記述しています。各パラメーターは、音作りのポイントとなる部分を記述しました。

【1】





FD Comboはツインリバーブのモデリング。落ち着いたクリーントーンなるように、Gainはほぼ最小、Tubeは3/4位、Toneは中域、低域を2/3位で高域を絞りぎみ、プレゼンスはもっと絞ります。
HD Reverbは、かなり濃いリバーブなので薄めにかけないとコテコテになります。ディケイは12/100で短く、音の粒立ちを良くするためにPredeleyを長めに。Mixは10/100でかなり下げています。
このプログラムは、クリーンの4つの中でもお気に入りです。

【2】





Z Cleanは、ジャズコーのモデリングでしょう。Gainは相当上げても歪まないので、3/4位まで上げ、トーンは50/100位で線が細くならないように。
Tape Echoは、Time=550 FB=0 Mix=12/100 の良く使うセッティング。これでバッキングの音が小さく、強いピッキングの時だけ、うっすらディレイ音が出て空間の広さが感じられます。
Tiled Roomは、Decayを上げ目、Mix下げ目で音を馴染ませる。
空間系の作り方が【1】と全然違うので、印象がかなり異なります。ただ、ライン録音だと、アンプからの出音ほど空間系の違いがわかりませんね。

【3】





これは最近、作成したプログラムなのでまだ試行錯誤の暫定版です。
試験的に使ったDeluxe Rは、デラリバのモデリング。ちょっとクランチ気味のモデリングなので、Gain=0で、高域も15/100でクランチ感が出ないようにする。さらにOpt CompをDrive=4でかけて音を丸く落ち着かせる。
Mono Pitchは、Pitchのずれを最小にして微妙にダブリングのような感じ。以前のメセニーがこんな音作りをしていました。SpringはDecay=10,Mix=10で、音像を少し奥に広げぎみにします。
これは今一ピンとこなくて、クリーンの3つ目は、まだまだ変わるでしょう。

【4】





これはコンプ強めの少しあくの強いクリーントーン。
言ってませんでしたが、ZNR=2でノイズゲートはほんの少しだけかける。(他も同様)
アンプモデリングはなく、コンプがベースの音。Sense=7,Level=65とかなり強めのコンプ。
Analog Dlyは、デジタルディレイよりディレイ音が目立たないので、Time=580,FB=4,Mix=24とパラメーターは上げ目ですが、ディレイとしては薄~くかける。フュージョン、ソウル系のくっきりしたソロなら、デジタルディレイでTime=250-333位にした方が合うかも。
HD Hallは、かなり濃いHallリバーブなので、Predeleyを30と大きめにして音像をくっきりさせ、Mixは低めで、うっすらホールリバーブが感じられる程度に。
歌伴や8Beatの上でクリーンでソロをとりたいときは、このパコーンコンプの音が合いますね。

どうでしたでしょうか?アンプから出た音は、もっと差が大きいのですが、
手間がかかった割には、あまりよくわからなかったかも? (ノω・、) ウゥ・・・

MS-50G、半年使って一番気に入ったのは、ともかく小さくて軽いこと。
多少、不満があっても、もう大きなエフェクターを持っていく気になれない‥‥

Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
.
休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に旅を。
世界中を歩いてみたいよ。
(このブログについて)
(5th Anniversary)(その1)
(5th Anniversary)(その2;音源編)
(5th Anniversary)(その3;音源編)

毎日の花の色と四季で風景が変わるブログパーツ
画面下を人々がお散歩
旅行お役立ちブログ
検索フォーム

12345678910111213141516171819202122232425262728293031 10