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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

Korg M1 と Triton Le  私のシンセサイザー履歴

中学生からギターをやっていた自分が、初めてキーボードを買ったのは就職1年目のボーナスでした。音楽を楽しむにはやはり鍵盤が弾ける必要があるなと思って。
ヤマハのクラビノーバといういわゆる「電子ピアノ」でした。
プログレ好きに良くある話ですが、ムソルグスキーの展覧会の絵の譜面を買ってきて、プロムナードを練習したり。性格が凝り性なので、しつこくしつこく練習していたら、そこそこ弾けるようになって楽しかった。楽器は、生まれてから1度も人に習ったことがないのですが、習っていたらもう少しまともに弾けるようになったのか?

それ以降、一時期は音源モジュールにエフェクトをラックに入れて鍵盤とつないだりと、色々な変遷がありましたが、プログレ、フュージョン、キーボードとくれば、お決まりのコースがシンセサイザー。もともとオーディオにしても楽器にしても機材好きで、生ピが1台あれば満足、という人の対極に位置するような自分ですから。


YAMAHA DX7

シンセ史上のターニングポイント。
「YAMAHA DX7」
DX7が生まれて、それまで結局、効果音的な使いかただったシンセサイザーが、楽器として初めて認められた。80年代前半のCDを聞くと、エレピの音がすべてDX7ピアノになっていて笑ってしまう位です。

23万8千円は余りにも高価で当然買えず。当時は未だキーボードを持ってなかったので、楽器屋の店頭で遊びで弾いていました。DX7のFM変調方式という独特の音源は、操作が非常に難しかった。しかし機械好きの自分なので、DX7を持っていないのに音作りマニュアルを買い込んで、音作りを勉強して(笑)ついに音作りが出来るようになってしまった。(大笑)

もちろんDX7を持っていないので、楽器屋に行って置いてあるDX7で実践する訳です。
昔の楽器屋はおおらかだったのか、DX7の信じられない位小さなディスプレイで音作りをしていると、鍵盤売り場の担当がやってきて「DX7の音作り、出来るのですか?凄いですね。」なんて話しかけてくる。
こちらも調子に乗って「○○のアルバムのあの音はこんな感じかな。」カチカチ「ビュィヨーン!」なんてその場で作って弾いてみる。
ともかく楽器屋の鍵盤売り場の人もわからないような難解な音作り方法で、楽器屋のにいちゃんと2時間位店頭で遊んでいたこともありました。(あの店員さん、よく店長に怒られなかったな。古きよき時代でしょうか。)


Korg M1

それから10年、楽器屋にふと入ると信じられないような音を出すシンセがあった。
「Korg M1」

M1は本当に使い倒しました。初めて買ったシンセだったし。
買ったのが、発表(1988)数年後の1991年頃ですから15年位は使ったと思います。日本初のオールインワンシンセ。ワークステーションという呼び名がものすごくかっこよかった記憶が。
その頃から、曲を作ったりアレンジしたりを初めていたので、シーケンサー内蔵は本当に便利でした。
当時は、今ではまったく見かけなくなった単独型のシーケンサーを使うしかなかった訳ですが、沢山の機材を並べるのは価格も勿論のこと場所もとる。機材をケーブルで接続していくつも並べ、さらにギターやらオーディオやらを設置すると部屋が工場のようになってしまう。シンセ1台で、リズムから鍵盤からストリングスからサウンドを作れるのは本当に画期的でした。
YAMAHA DX7とKorg M1は、日本のシンセ史の右大臣、左大臣でしょう。

そんなM1が引退したのは、音に飽きたからとかの理由ではなく、ボタンが完全に死んでしまったから。ともかくシーケンサー一体型で、打ち込みもすべてM1でやっていたため、さすがに最後は使用不能になってしまいました。
でも、プロの間でも10年位は現役で使われていましたね。シンセはコンピューターの発達とともに進化していった楽器で、基本、日進月歩の楽器ということを考えると、間違いなく国内製シンセの最長不倒記録でしょう。本当に驚きです。


Korg Triton Le

後釜は当然、Korgから選択。
「Korg Triton Le」
その当時、つまりM1の絶頂期を引き継ぐ時期はKorgシンセの黄金期でもあり、どんどん新製品がでていたのを記憶しています。シンセ熱も一段落し後継を探していた時、Korg Triton Le(トライトン)を楽器屋でみかけ、これに決定。

このTritonシリーズは、非常に多くの派生型があって、自分のものがどれなのか中々わかりません。この記事を書くために今回 Wikiを調べたら、私の所有しているブラックのTriton Leは、なんと2005年生産61Keyだけの限定品だったということがわかりました。
希少価値でマニアの間で価格高騰している‥‥訳ないか。(笑)

M1の何世代か後のシンセなので、さすがに比較にならないくらい進化していました。シーケンサーも一体型ですが、このシーケンサーはほとんど使わなかった。この時期になると、PCのシーケンサーが安価で使いやすくなっていたので、もうシンセのシーケンサーを使う必要がなくなっていたのです。

このKorg Triton Leの音は、このブログの読者さんは今でも聞くことが出来ます。なんたって、私が時々アップするカバー曲のキーボードサウンドは、全部これで弾いていますから。


October in The Shouwa Kinen Kouen

でも愛機 Korg Triton Le も、最近、スイッチの接触が悪くなってきた。外でリアルタイムに音色を切り替えて弾くのはもう無理。(そんな機会はめったにありませんが。)
もう10年以上使っているから、M1が引退したように、Triton Leもそろそろかも知れません。
でも部屋で弾く分には支障がなく、時々Triton Leのプリセットを端から鳴らして弾いていると時間が経つのを忘れてしまうほど楽しい。やっぱり機材好きの血は変わってないか。

最近のシンセなんて研究もしていないので、買いたいものもないな。
と言いつつ、突然「新しいシンセを買いました!」なんて記事をアップするかも知れません‥‥

ブラザー DCP-J973N 2018年インクジェットプリンター選び

(2018年6月7日に、アクセスが77,777になりました。お立ち寄りありがとうございます。)

長年使っていたプリンター、キャノンのIP-4300の調子がおかしくなりました。
初めて純正以外のインクを使った時期から、おかしくなったような気が。色味がだんだんおかしくなってきたということは、プリンターヘッドでインクが混ざったことが原因なのか?

ネットを調べると、長年使っているとインクの通る管がつまってくるとか、プリンターヘッドを徹底的に清掃するといいとか、色々書いてある。歳とって血管が詰まりやすくなって、動脈硬化を起こしたようなものか。プリンターヘッドをはずしてのお湯洗浄とか、洗浄液を買ってきてスポイトで垂らしたり、半ば疑問に感じつつもだめもとで試みる。
結果、少し色合いがすっきりするが、大勢に影響無。経験談では、成功率は5分5分位なのでしょうがないか。むしろ7年間無事にお勤めしたのは、かなり上出来だということもわかってきた。写真が綺麗にプリントできなくなったが、ほとんど白黒文書の印刷に使っているので諦めて使い続ける。


プリンターヘッドを洗浄する

2か月後に黒インクが突然出なくなった。黒インクは純正しか使用していないのに。かすれならヘッドクリーニングで対処出来るが、完全に出なくなったということは、もう寿命なのか?写真の印刷ならコンビニでも出来るけど、最近は市役所の申請用紙等はネットからダウンロードして印刷し、証拠書類を添付して郵送でのみ受け付け可だったりするので、さすがに日常生活に支障をきたし始めました。

プリンターなんて高いものではないし(インクはべらぼうに高いが)、買い換えるかと検討を始めたところでつまづいた。要求仕様は以下のとおり。

①インクのランニングコストはほとんど犯罪なみだ。消費者庁から勧告を出して欲しい。7色インクで1セット7500円、2セット買うと本体より高いなんて、怒りを通り越して笑うしかない。3色+黒インク以外は絶対却下。

②使用の8割は黒白文書印刷なので、写真のクオリティなんてこだわらない。安価で小さいものでいい。私にとってプリンターは、スーパーの買い物に使うだけの車だから軽自動車で十分というのと同じです。

③コピーは、結構使う。一番よく使うのは、海外旅行の準備で、ガイドブックを何冊も持っていく訳にいかないので、関係部分をコピーする時。コンビニコピーは手間がかかるし1枚10円もばからしい。

④実はCD-ROMのラベル印刷が出来ないと困る。海外旅行の写真と動画はDVDやBlueRayに焼き付けて本棚に並べてあって、時々過去のものを見返したりしている。Liveの音源もCD-Rで保管しているし。年賀状をほとんど印刷しない代わりにCD-ROMのラベル印刷をするというのも余り聞かないが、事実そうなんです。


洗浄液を注入

価格コムなりアマゾンで探すと、はたと困った。
①と②はすぐにクリアー。一時はやった7色インクで写真が美しいよ、なんて機種は明らかに減っている。インク代という名目で、ぼられているだけだということに皆気づいたのだ。そもそも各社、機種ラインナップがかなり減っている。プリンターで印刷することが減ったからに違いない。飛行機のeチケットも、昔はプリントしてたけど、今はスマホの2次元バーコードでタッチだもの。

問題は、①②を満たす機種はコピーもCD-ROMのラベル印刷も出来ない。コピーとCD-ROMのラベル印刷が出来るものは、最上級機種で7色印刷、高価でやたらでかい。とアンビバレントな状況。

すると、あるブログで読んだ記憶がよみがえってきた。
プリンターの東西の横綱、C社とE社のものは、廃インクが段々たまっていくような作りになっていて、一定使用すると必ず駄目になると。この件の真偽はわかりませんが、そうだと書いてある複数のブログを発見、おまけに上記の矛盾したラインナップ。そのブログにブラザー製がいいのではないか?と書いてあったのを思い出してHPをチェック。


ブラザー  DCP-J973N

ありました、ありました。ブラザー社のDCP-J973N 。
上にあげた条件をクリアーし、本体は実売1万3千円、インクは4色で1700円とかなり安価。
速攻、ビックカメラComで購入。使った印象を簡単に。

[良かった点]
①今までのプリンターより少し小さく、今までの置き場所にすっぽり入る。

②白黒文書印刷は、当然何の問題も無し。少し印刷時の音が大きいけど、隣で家族が寝ているということでもなければ問題ないでしょう。

③コピーは快適。以前は子供のC社複合機を借りていたけど、同様のクオリティです。

④(まだ経験していませんが)ランニングコストがかなり安価

[やや劣る点]
①カラー印刷は、前機種のC社、IP-4300よりややクオリティが低い。並べてみないとわからないけど、以前のプリンターの良さが改めて感じられます。パッと見、普通に印刷出来ればという私のニーズ的には何の問題も無し。

②CD-ROMのラベル印刷が出来て良かった。ただし、色味はカラー印刷同様、ややクオリティ低下。おまけにラベル印刷の付属アプリが結構使いにくい。7年前の機種のアプリよりレベルが低いというのは相当でしょう。2月に1枚程度の印刷だから我慢の範囲ですが。また、印刷時に後ろに12cm位の空間が必要なので、置き方が限定されている場合は要注意。

③前面の液晶タッチパネル。今風の感じにしたかったのでしょうが、特段の効果なし。特にコピーの時に拡大縮小をしようとすると、小さな液晶を何度も操作する必要がある。私は机の上に乗せているので問題ありませんが、足元に置いて使う場合は操作し難いでしょう。(普通のプリントの場合は操作の必要無で問題無。)

1言でいって、7年前のプリンターより退化している感じでした。原因はプリンター市場が縮小して、開発費をかけてないからでしょう。そのうち普通に使えるインクジェットプリンターがなくなる気もします。

そういえば、スマホからWifiで飛ばしてプリントできるのだとか。
まだやったことないけど、時代は変わったな‥‥‥

YAMAHA MG10XU とA&H ZED-10FX ミキサーって何で必要なの?

最近、オーディオ&PCシステムのミキサーを、YAMAHAのMW10からMG10XUに買い替えました。10年程使用して、さすがにスイッチ等にガリが出始めたのが原因でした。機能的には余り変わらず、全体エフェクトが内蔵されているのと、特定チャンネルにコンプをかけられる位が違いです。逆に言えば、それだけMW10が必要最小限の機能を備えていたといえるでしょう。

音楽仲間と楽器やオーディオの話しをしている時、ミキサーをシステムに組み込んでいるよという話をすると意味不明な顔をされることが多いので、ミキサーって何で必要なの?を考えてみます。


YAMAHA MG10XU

以下のようなことをしたいと思ったことがありますか?

①TVやパソコンの音楽を、付属のスピーカーでなく、常にオーディオからいい音で流したい。ついでに楽器の(ボーカルの)練習として、楽器の音を一緒にオーディオから流したい。(あるいは深夜、ヘッドフォンで楽器の音と一緒に聞きたい。)
②パソコンのWEBで流れている曲(YouTubeとか)をPCに録音しておき、深夜、その曲をバックにギターを(キーボードでもいいですが)弾き、それをミックス録音したデジタルファイルにして、YouTube等にアップロードしたい。
③TVの音楽ライブ番組や昔の貴重なカセットテープをデジタルに変換して、自分専用のオリジナルCDとして保存したい
④自作の曲をDAWで演奏させ、ボーカル(あるいは特定の楽器)だけ除いたマイナスワンをつくり、USBやCDに保存し、バンドの練習の時にスタジオで鳴らしたい。
⑤海外旅行で撮ったビデオや子供の成長ビデオに、自作の曲(あるいは好きな曲を)をかぶせ、シンクロさせて動画を作りたい。
(0番として、ライブ演奏の時に、多くのマイクや電子楽器をアンプ経由でスピーカーから出すというミキサーの原点的使い方。これは当然ミキサーが無ければ不可能です。)

もうお分かりのとおり、すべてミキサーを導入すれば簡単に出来ることです。ミキサーの一番の利点は二言でいうと、「数多くのオーディオ、楽器等を常に相互接続したままでおける」ことと、
「楽器やTVなどの音源を、スピーカーやヘッドフォンで聞いたり任意のレコーダーで録音出来る」こと。

従って、オーディオや楽器が「数多く」なければ、余り便利さを感じないでしょう。
家にはTV1台とパソコン1台で、TVで音楽を聴くときはTVで聞き、YouTubeを聞くときはパソコンのスピーカーで聞く、楽器は生ピしか弾かないし、ということなら多分ミキサーは必要ないでしょう。


The Rape Blossoms

でも、一度でもTVやYouTubeの音楽をまともなオーディオで聴いたら、もう付属スピーカーで聞く気にはならないでしょうし、音楽好きの方のブログなら、自作曲をアップしている方は沢山いますよね。最近は、ネットでラジオDJをするのが流行で、ミキサーとマイクを購入する人も多いとか。私はやったことないですが。メディアも、昔のカセットテープやMDから、CD,DVD,PCのハードディスク、スマホと数多くなってくると、相互にファイルのやり取りが簡単に出来るかどうかは、音楽ライフの快適性を左右します。

特に、すべての音源をヘッドフォンで聞けるようになるのは、非常に便利です。単に音楽を聴くだけならスピーカーでも可能でしょうが、曲のコピーをしたり、画像とサウンドを同期させたり、DAWで楽器の演奏を既存曲に加えたりする作業は、スピーカーではほぼできませんから。

きっかけは何にせよ、こんなことに興味が出てきたら、ぜひミキサーの導入を考えてみて下さい。ということでミキサー購入時のポイントのみを箇条書きにしてみます。

①機能(やりたいことが出来るかどうかがすべて。PCと連結するならUSB端子が不可欠です。会場に流すライブの音にはリバーブをかけて、同時に録音するデッキへの出力にはリバーブをかけない、これが出来る出来ないは出力バスの設計によります。)
※出来ること、出来ないことが機種によって明らかなので、失敗してすぐに買い換える羽目にならないよう、最初はアドバイスをもらったほうがいいです。
②入出力端子(接続したい機器が接続できるかどうかは、大問題。)
③使い勝手(ライブ現場で使うなら直線型フェーダーが便利で電源内蔵がいいとか。)
④大きさ(予想以上に大きな機器なので、室内で使うときは要注意です。)
⑤価格(多分、真面目に検討すると価格の優先順位は低いはずです。そんな高価な機器ではないし。)
⑥残留ノイズを含む音質(音質の差が聞き分けられれば中級者以上です。)

(なお、私はアンプに入出力が豊富なAV仕様を使い、そこにオーディオ機器を集約接続し、そのアンプとミキサーをつないでいます。このミキサー1台では、どうやっても沢山のオーディオ機器を接続するのは無理ですから。)


ALLEN&HEATH  ZED-10FX

最後に、ミキサーの購入を検討している人のために、今回の買換えにあたり、YMAHA MG10XUと最後まで迷った候補機種との比較を書いてみます。
機種は ALLEN&HEATH のZED-10FX(ZEDi-10FX)。(後者が最新機種のようです。)

「使い勝手」は、もう昔のようにライブの会場の現場でミキシングに使用することはないので、直線型フェーダーは必要なし。
むしろ「大きさ」で、オーディオラックに入れて使用するため奥行きが35cm~40cm以内で収まって欲しいので、ノブ式フェーダーのものに絞りました。

「耐久性」は、発熱が重要なポイントです。口コミでは、B社に比べA&H社はずっと発熱が少ないとのこと。Y社はこれまで使って発熱の問題がないことがわかっていたので○。ミキサーは、ミキシングや録音の作業をする時は1日~1週間位つけっぱなしにするので、通常使用で発熱が大きいと、数年で電解コンデンサーがやられたりします。

「機能」。PCのDAWと連携しての使用がほとんどなので、USBインターフェイスは必須で、これは両方とも○。ZED-10FX(ZEDi-10FX)は、MidのEQがパラメトリックEQなのはポイントが高いですね。
一番重要な出力バスは、ZED-10FX(ZEDi-10FX)の方がかなり充実しています。
MG10XUはステレオバスのみの最小限仕様。旧モデルMW10にあったREC OUTのRCA出力も省略されていた(これはやりすぎかと)。PCとミキサーのUSB接続でループ発振が起こらないように、USBからの入力と出力のルーティングを操作出来るようになっています。
色々な使い方が出来るのは、間違いなくZED-10FX(ZEDi-10FX)の方です。ただし、出力バスとは何なのかを理解していないと、どの信号がどう処理されるのかまったくわからなくなるので、ZED-10FX(ZEDi-10FX)は中級者向けだと思います。

「入出力端子」、MG10XUはREC OUTのRCA出力端子が無い。ZEDi-10FXはステレオチャンネルのRCA入力端子が無い。ZED-10FXはUSBが1.1だ。とこのクラスは、必要十分とはなかなかいかないので、どこが妥協できるかということでしょう。
「価格」、ミキサーは、音がいい悪いというより、出来るか出来ないかで白黒付いてしまうので2の次3の次です。いくら安くてもやりたいことが出来なければ0点なので。
Y社とA&H社は実売で5000円くらい後者が高かったですが、選択の決め手にはなりませんでした。
「音質」、ミキサーで音がいいか悪いかが決め手となってくるのは、10万円近いものを買おうとする時です。このクラスでは残留ノイズに問題なければ良しとすべき。なお残留ノイズは、静環境でヘッドフォンで聞かない限り比較困難です。

こうやって書くとA&H社のZED-10FX(ZEDi-10FX)が優れて良そうですね。一度はそれに決めかかったのですが、最後の最後で、今まで使っていたY社のモデルチェンジ品なら操作も目をつぶって出来るはずだ、ということで安全策をとってしまいました。(笑)

昔ならZED-10FX(ZEDi-10FX)を買ってただろうな‥‥‥歳かな‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (8) 最新 Ver.3の追加エフェクトについて

追加エフェクトのレポートの前に、このMS-50Gを使い始めてから2年が経過した感想を。
数あるエフェクトの音質はどれも最高でした、となればいいのですが、少し気になるところがありました。いえ音が悪いわけではないのですが、ただ、数あるエフェクトのうちいくつかは若干1本調子でした。

例えば、リバーブは9種類入っているのですが、そのうちいくつかは初期反射値と残響長さと密度という3つの基本パラメーターの差で差別化されているような感じ。単品リバーブを使ったことがあれば、ホールとアリーナとスプリングでは、根本の反射音が違うので、どうパラメーターをいじってもバーブ音の質感が同じようになる訳無いのですが、なんとなく質的に似ている。(もちろん基本パラメーターの差で、十分それらしい感じにはなっていますが。)
100種類の異なるエフェクトが次から次へと出てくると期待しているとあれっ?となる時があります。
1万円未満エフェクーの限界だよ、といわれればそのとおりで、単品を並べるのとはやはり違います。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(1)  2017-4

がっかりして、使うのをやめたのかって?
いえ、むしろ以前にもましてよく使っています。残っている単品エフェクトも、そろそろ売り払ってしまおうかと思っている位で。MS-50G はエフェクトの魔法の玉手箱ではなかったのですが、基本の音の素性は良かったので。それに、以前書いたように、私の今の選択基準が、軽くて持ち運びが楽なことが最優先で、音質は自分で弾くのに納得できる程度でいいというものなので。正直、昔のように追い込んで音を作りこむ気力は薄れています。

そんなところへVer.3。
各カテゴリーで、新たなエフェクトが追加され、かなりバリエーションが出てきました。
それぞれのカテゴリーで特徴的な新エフェクトを簡単にご紹介。まだ、やっとMS-50Gにインストールしたばかりなので、使いこなすには程遠いですが。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(2)  2017-4

[Comp]あの有名なオレンジスクイーザーが入っているのに驚き。そして本物と同じくパラメーターが1つも無し。On-Offすると音量がガンと上がってしまうので、かけっ放しのパッチを作る他なさそうです。まだ使いこなせません。
[Filter] 6バンドグライコの改良版が追加されたけど、以前のものとかかりが異なるのかな?

[Drive]なんと伝説の金のCentaurが入っている。本物と似ているのか?と弾いてみたけど、よく考えたら単品を弾いたことが無かった。ただ、オーバードライブというより、ブースターに近い感じというのは聞いてたとおり。利用したパッチを作ってみるつもりです。
好きなアンプ Mesa Boogieのモデリングが2つにTS808の改良型も。クリーンブースターとして有名なRC boosterや甘いオーバードライブ系、チューブ系というのも追加され、ここの充実度は高いです。

[Amp Model] Fender Vibroverb、Vox Combo、Boogie Mk3、Matchless、Carr、Hiwatt Custom 100、Orange 120など、マニア垂涎のアンプがずらり。本当にモデリングされているのなら大変なものですが、ここまでくると本物を使ったことがあるアンプが少ないので、似ているのかどうかわからず。モデリングは、自分の好きな音が出ていれば、良しとすればいいでしょう。

[Modulation] 私が一番こだわるコーラス系が7つ。それにフェイザー、フランジャー系。Boss,Electro-Harmonix,tc electronic,MXRなどの有名どころのモデリングが目立ちます。いままでのコーラス系とは雰囲気が違った、Electro-Harmonix SmallCloneやSmallStoneのアナログタッチのサウンドがいい感じで、常用のエフェクトになりそうです。

[Delay]中にはオートパンと組み合わせたような飛び道具系もありますが、テープディレイやディレイの改造版など使えそうな種類が色々入っています。MXRの名機、Carbon Copyの暖かいアナログディレイサウンドがとても気に入りました。

[Reverb]リバーブはなんと最大の20種類追加。ピッチシフターと組み合わせたものや逆再生のような飛び道具系が1/3位ありますが、Ver.2になぜなかったというPlateやSpringの改良型が入っています。
有名どころも、TC Electronic、Eventide、Digi Tech、Electro Harmonix等などてんこ盛り。リバーブは自宅で弾くのと広いお店で弾くのと、それぞれサウンドが異なりなかなか素性が判断できないので、常用エフェクトにどれを使うか決めるのに、しばらくかかりそうです。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(3)  2017-4

今回の追加エフェクトの大部分は、上位機種MS-70CDRのエフェクトのようですが、いくつかは発売から2年間で蓄積したモデリング技術を駆使した新作のようでした。以前なら、MS-50G Ver.2からVer.3は、モデルチェンジとして別の固体で売り出しても良いくらいで、MS-70CDRの立場がないですね。
ということで、今回の新作エフェクトのいくつかを、今までのメモリーの隙間に追加するというより、Ver.2の100種類の内、不必要なものを削除して、新作エフェクト72種類を丸ごと追加するという使い方が正しいように思えてきました。従来のエフェクトで、自分はほぼ絶対に使わないハイゲインアンプモデリングや[SFX]などを消して入れ替えたほうが、使い勝手上もいい感じです。

結論;もともと安価で良質ということで話題となったMS-50Gに、「無償で」進化形の72種類のエフェクトを入れ替えできるのは驚き。これで実売8千円程度では他のエフェクトの立場がないです。(操作性の面で、無条件で他の代替になる訳ではないですが)

ここまでくると、マルチストンプという形式がむしろ残念。中身はまったくMS-50G Ver.3と同じでいいので、G2、G3のように足で切り替えられるタイプを出してくれないかな。
そうすれば、手持ちの単品・マルチエフェクトをすべて処分する決心がつくかも‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (7) ファームウェアを最新 Ver.3にアップデート

最近、一番よく使用しているギターエフェクト、Zoom MS-50Gがこの2017年3月にVer.3にアップデートになったので、さっそくそのレポートを。
このMS-50Gは Ver.2ではエフェクトが100種類入っているのですが、Ver.3ではさらに72種類が追加になりました。色々なエフェクトが使えるというのは、それだけで嬉しいですね。
どのジャンルでいくつのエフェクトが追加になっているか。内訳は以下の72種類です。

[Comp]      +3
[Filter]      +2
[Drive]      +11
[Amp Model] +14
[Modulation]  +10
[SFX]    追加無し
[Delay]    +12
[Reverb]   +20

ギタリストが誰でもこだわるオーバードライブ系とアンプモデリングの充実も凄いのですが、それにもましてコーラスを中心とするモジュレーション系にディレイとリバーブという、いわゆる空間系の充実はさすがZoomです。


Roppongi Ajito 2013-2

ファームウェアの入れ替え方法は、MS-50Gの上側部についているミニUSB端子からケーブルでPCに接続して、PC側からトランスファーするようになっています。
最近のマルチでは、PCとUSBケーブルで接続して操作するなどほぼ常識になっていますが、これまでMS-50Gは、USB端子があるのにPC側から操作できないとはどうなっている?と言われてました。Zoomもちゃんと考えてくれていたのですね。

ZoomのHPのMS-50Gのページからプログラムをダウンロード。この中の解説書を読みながら、まずファームウェアを Ver.3にアップデート。これは短時間ですぐに完了します。
お次は、追加エフェクトのインストール。
これもちょちょいのちょいで72種類が追加されるのかと思ったら、そうでもなかった。Effect Managerというプログラムを立ち上げると、下の写真のようなものが現れます。これを見れば大体想像がつくと思います。


Effect Manager

左の窓にエフェクト一覧がズラッと並んでいて、チェックが入っているのがVer.2に入っていた100種類のプログラム。チェック無しが今回追加の72種類のプログラムです。
その下が、今100/172種類入っていてメモリーがあと42%残っていますよという表示です。72種類を1つづつチェックしていくと、段々メモリー残量が少なくなってきて、Remain 0%になったところで満タンになる訳です。

一体何種類追加すると満タンになるのか頭からチェックしていくと、60種類位で満タンになりました。つまり12種類位がはみ出る訳です。さらに、1つ1つのエフェクトの容量はそれぞれ異なっていて、コンプなどは小さく、アンプモデリングや複雑なディレイ系などは容量を食うことがわかりました。
つまり単純なエフェクトなら多くの種類が入れられるし、アンプモデリングのような容量を食うものを入れていくと、種類数が少なめになってしまう訳です。


Roppongi MidTown 2013-2

最初は、まだ追加エフェクトの音も聞いていないので、どれを選ぶのかといわれても迷ってしまうので、まずは難しいこと考えずに頭から入れていって、音を聞きながら取捨選択をしていく他なさそうです。
ちなみに満タンになるまでインストールをするのに要する時間は5,6分位なので、何度か入れ替えるのもそれほど時間はかからなさそうです。

ということで、今回はVer.3へのアップグレードとエフェクト追加の操作方法で終わってしまいました。
次回は、追加のエフェクトは使えるのか?その音質はどうなの?を書いてみたいと思います。

エフェクトで色々な音を出してはニコニコする、これはギタリストの特権だ‥‥

Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
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コピーしたり、カメラ片手に旅を。
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(5th Anniversary)(その2;音源編)
(5th Anniversary)(その3;音源編)

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