Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

マルチストンプ Zoom MS-50G (6) 音を作ってみたよ、クリーントーン編

ここしばらく旅行記が続いたので、音楽ブログらしく機材話を音源付きで。

今年の春に買ったZoom MS-50G、使い倒して半年が経ちました。
Jazzセッションでも、エフェクターなどありえないというお店以外では、ここしばらくMS-50Gを使用しています。(もちろんクリーントーンで。)音作りが上手くはまった時には、「何ですかその小さなエフェクター?余り詳しく無いのだけどいい音してますね。」なんていわれる時があります。
やはりギターの音はアンプとの組み合わせに大きく左右されるので、ポリトーンやビンゴなどJazz向きミニチューブアンプと組み合わせるとトロンとした音になるし、ジャズコーやフェンダー系だと、さらっとあるいはパキンとした音になり、フュージョン、ポップス向けの音になります。


Musashi Kyuryou Park 2015.11

半年間、試行錯誤で音作りをした結果、だいぶ安定してきて、今は50のメモリースペースのうち14個にオリジナルプログラムを入れています。その内訳は、

クリーントーン    4つ
コーラス系      3つ
ディストーション系 4つ
飛び道具系     3つ(トレモロ、フェイザー等)です。

今回は、普段づかいのクリーントーン4つについて、プログラムの中身を紹介がてら、音源を貼り付けてみました。
ギターは Tokai HES-180 SR(セミアコ)。MS-50Gは、オーディオインターフェイス機能が無いので、YAMAHAのミキサーに入れて、そこからPCにUSB録音をしています。
従って、ギターアンプからの音とはだいぶ違いますが、比較は出来るかな。
各プログラム、MS-50G内のエフェクト接続を記述しています。各パラメーターは、音作りのポイントとなる部分を記述しました。

【1】





FD Comboはツインリバーブのモデリング。落ち着いたクリーントーンなるように、Gainはほぼ最小、Tubeは3/4位、Toneは中域、低域を2/3位で高域を絞りぎみ、プレゼンスはもっと絞ります。
HD Reverbは、かなり濃いリバーブなので薄めにかけないとコテコテになります。ディケイは12/100で短く、音の粒立ちを良くするためにPredeleyを長めに。Mixは10/100でかなり下げています。
このプログラムは、クリーンの4つの中でもお気に入りです。

【2】





Z Cleanは、ジャズコーのモデリングでしょう。Gainは相当上げても歪まないので、3/4位まで上げ、トーンは50/100位で線が細くならないように。
Tape Echoは、Time=550 FB=0 Mix=12/100 の良く使うセッティング。これでバッキングの音が小さく、強いピッキングの時だけ、うっすらディレイ音が出て空間の広さが感じられます。
Tiled Roomは、Decayを上げ目、Mix下げ目で音を馴染ませる。
空間系の作り方が【1】と全然違うので、印象がかなり異なります。ただ、ライン録音だと、アンプからの出音ほど空間系の違いがわかりませんね。

【3】





これは最近、作成したプログラムなのでまだ試行錯誤の暫定版です。
試験的に使ったDeluxe Rは、デラリバのモデリング。ちょっとクランチ気味のモデリングなので、Gain=0で、高域も15/100でクランチ感が出ないようにする。さらにOpt CompをDrive=4でかけて音を丸く落ち着かせる。
Mono Pitchは、Pitchのずれを最小にして微妙にダブリングのような感じ。以前のメセニーがこんな音作りをしていました。SpringはDecay=10,Mix=10で、音像を少し奥に広げぎみにします。
これは今一ピンとこなくて、クリーンの3つ目は、まだまだ変わるでしょう。

【4】





これはコンプ強めの少しあくの強いクリーントーン。
言ってませんでしたが、ZNR=2でノイズゲートはほんの少しだけかける。(他も同様)
アンプモデリングはなく、コンプがベースの音。Sense=7,Level=65とかなり強めのコンプ。
Analog Dlyは、デジタルディレイよりディレイ音が目立たないので、Time=580,FB=4,Mix=24とパラメーターは上げ目ですが、ディレイとしては薄~くかける。フュージョン、ソウル系のくっきりしたソロなら、デジタルディレイでTime=250-333位にした方が合うかも。
HD Hallは、かなり濃いHallリバーブなので、Predeleyを30と大きめにして音像をくっきりさせ、Mixは低めで、うっすらホールリバーブが感じられる程度に。
歌伴や8Beatの上でクリーンでソロをとりたいときは、このパコーンコンプの音が合いますね。

どうでしたでしょうか?アンプから出た音は、もっと差が大きいのですが、
手間がかかった割には、あまりよくわからなかったかも? (ノω・、) ウゥ・・・

MS-50G、半年使って一番気に入ったのは、ともかく小さくて軽いこと。
多少、不満があっても、もう大きなエフェクターを持っていく気になれない‥‥

3つのヘッドホン

オーディオに凝っていたのもはるか昔。今は自分のニーズに合う機能的なものでいいや、と現実的になっていて、機材に深いこだわりはなくなっています。ヘッドホンもそんなオーディオ機材の1つで、私の場合、3通りの用途に合わせて3つを使い分けています。

①夜(特に深夜)に、まともに音楽を聴きたい時、あるいは探していたCDをやっとゲットして、注意深く聞きたい時に使うもの。リスニング用です。

②通勤時、あるいは出張中の新幹線等で聞くためのもの。ながらリスニング用か。

ここまでは、誰でも使い分けているでしょう。さらに、

③音源から楽器演奏をコピーする時に、1音1音こまかく聞き取るために使うもの。コピー用。


ATH-A700X

半年ほど前に、待ち合わせの空き時間に、ビックカメラで端から試聴してみたことがありました。ヘッドホンは聞き比べてみると、その音の違いに結構びっくりします。耳のすぐ近くで鳴っているものなので、細かな違いもすぐにわかるからでしょう。

最近は、ヘッドホンで長時間根を詰めて聞くと疲れてくるので、ほとんどスピーカーで聞いています。ということで、リスニング用ヘッドホンには、薄味で歪っぽくなく、でも分解能と透明感が水準のものを探しました。
この時、最終的に選んだのは、オーディオテクニカ ATH-A700X。
発売開始日が 2011年10月で4年前、ということでかなり安価になっていました。

オーディオテクニカは日本のメーカーらしく、どのモデルも夏の軽井沢というか、さわやかで優等生的な味わい。もちろん基本性能は確保されているので、スラップベースもハットの刻みもきちんと再現しますが、大音量のDJが好むような、こってり味付けとは正反対のテイスト。ビックカメラ店頭のような、やかましくて試聴に最悪の環境では、なかなか目立たないのですが、ああいうところで目立つヘッドホンは、ソースと調味料を大量にぶっかけた料理のようなもので、家で聞いた途端に後悔したりしますから。

また、音質と同じくらい重要なのが、重量と装着感。重くてヘッドバンドの側圧が強いと、1時間位で疲れてきて音楽どころではなくなります。頭の形が1人1人違うので、こればかりは相性もあるし。
ATH-A700X、買ってから半年ほど部屋に転がっていたのですが、現行のリスニング用がいよいよ劣化してきたので、つい最近、開封してリスニング用の後任としました。


MDR-Z700

次は、②を飛ばして③のコピー用。

コピーなんてリスニング用でいいんじゃないの?と言われそうですが、昔からコピー用には専用のものを使っています。
コピーをする時は、誰でもまずベースを聞き取ってコード進行をコピーし、その後にメロディコピーに進むはずです。最近の録音のいいCDなら、どんなヘッドホンでも余り問題ないでしょうが、昔のLP時代の録音や、自分でライブを録音した音源(一応、録音可のライブとしておきましょう。)や、さらには、最近は YouTubeを音源とすることが圧倒的に多く、これらはベースが聞き取りにくいものが結構あって、コピーに困ることが多い。

ベースが聞き取りにくい時に、アンプのBassコントロールを上げてもボンボン響くだけで、余計聞き取りにくくなります。ベースラインは音量だけでなく、ダンピング(歯切れ)がよくないとが聞き取れないので。ということで長年の経験から、コピー用にはヘッドホンの低音の質が大きく影響する、買う時にそれ用のヘッドホンを買わない限り、音源をいくらいじっても限界がある、ということでコピーには専用のものを使っています。

ということで、コピー用には、ソニーのMDR-Z700。
これの前に、ソニーのMDR-Z500を2台続けて使っていて、合わせると20年近くなると思います。
音質は普通で、1万円程度のもとのと比較しても、特に優れている訳でもないのですが、低音が非常に歯切れよく、さらに70Hz-120Hz付近が+3db程度盛り上がっているので、非常にベースラインが聞き取りやすい。他のヘッドホンでBassをブーストしたのとは、まったく異なる低音で手放せなくなっています。

さらに、コピー用は、ミキサーとつないで片手で譜面書き書き、さらにギターやキーボード(つまりコピーするための楽器)と一緒に動きながら使うので、コードが絡まりやすい。そのために、カールコードで片耳出しの仕様が絶対に使いやすい。これがなかなか無いのですよ。

もうイアーパッドは写真のようにぼろぼろですが、音には何の支障もありません。ただ、現機種も入手困難なので、あと何年使えるか。そろそろコピー用ヘッドホンも、後釜を探さなくてはいけなくなりそうです。


Noise Canceling Hedphone

そして最後は②の、ながらリスニング用。
この選択ポイントは、ただ1点、ノイズキャンセリングのもの。
何しろ、毎日の通勤は地下鉄なので、普通のプレイヤーに普通のカナル型ヘッドホンでは非常に聞きにくい。大音量にすれば耳に悪いし、何より混雑した通勤時に大音量で聞いているなんて非常識でしょう、いい歳して何やっているんだという感じで。
ということで、ソニーのウォークマンに付属しているものを使用。

万一、あなたがノイズキャンセリングヘッドホンを使ったことがないなら、最初の試聴で感動するでしょう、周囲のノイズがスーッと消えるのに。
ちなみに、ノイズキャンセルリングといってもすべての騒音がカットされるわけではなく、人の声のようなものはやや弱くなる程度ですが、連続した低音のノイズ、例えばトンネルに入ると感じるボーーッッッという連続的な音にてき面に効果があります。ともかく地下鉄では一番効果がある。静かなところで聞くのと変わらないボリュームで、十分音楽を楽しめますから。

最後に最近の好みの技。
ノイズキャンセリングヘッドホンで音楽を聴いたまま、プレイヤーをポーズ(1時停止)状態にします。すると音楽はストップするのだけど、ノイズキャンセリング効果は持続しているので、周囲のノイズがほとんど耳に入らなくなる。

結局、心地よく寝てしまうという‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (5) 変わった使い方編(プログラム分身の術)

MS-50Gは、足でプログラムを切り替えるのがやりにくいので、手動でチェンジしていることは前に書いたとおりです。実際の演奏の時は、パッと切り替えなくてはいけないので、プログラムを20も30も作って、くるくるつまみを回して切り替えている暇はありません。(16Beatのバッキングからディストーションソロなど、ほんとの1瞬で切り替える時はそもそもMS-50Gを持っていきませんが。)
でもMS-50Gの良さは、100個のエフェクトが使えるところ。何かいい手はないか?
ということでこんな手を考えてみました。名づけて「プログラム分身の術」


MS-50G 2015.5

MS-50Gの特徴として、エフェクトを最大6つまで使うことが出来、その際に同じカテゴリーのものでも気にせずに並べられます。G2Nuは、同じエフェクトカテゴリーからは1つしかセレクトできません。(他社のマルチでも大抵はこちらでしょう。)

例で言うと、リバーブエフェクトをセットする場合、G2Nuでは「ルーム」「ホール」「スプリング」などから1つを選ぶ。そしてカテゴリーを切り替えてアンプシュミレーターとか、EQなど他のエフェクトをつないで1つのプログラムを作ります。
ところが、MS-50Gは、極端にいうと「ルーム」「ホール」「スプリング」「アリーナ」の4つのリバーブをつなげて1つのプログラムにすることが出来ます。

アホか!リバーブを4つもつないで何するつもりじゃ?ピンクフロイドじゃあるまいし!
と私も最初は思いました。結局、今までのものと変わらない使いかたしか出来ないでしょと。

しかし、セッションやライブをやっていると、1曲の1部分だけ、フェイザーやフランジャーを使いたくなる時があります。最近のマイブームは、Jazzボーカルのバッキングにトレモロ。これは合う!
1950年代レトロ風になって、ボーカルさんも気持ちよく歌えているみたいでニコッとしてくれます。
(先日は、調子に乗ってミスティのバックにスライサーを使ってみました。が、これは少しどぎつくて、ボーカルの人にいきなり睨まれて慌ててクリーンに変えました。(笑))

問題は、こんないつ使うかわからない飛び道具系をずらっと並べていたら、プログラムが多すぎて切り替え時にやりにくくてしょうがない。
しかしまてよ、たまにしか使わない飛び道具系をまとめて1つのプログラムに出来ないか?
それなら1つのプログラムの中に入れてしまえばいいのでは?
これが名づけて「プログラム分身の術」です。



チャートで書くと上のようになります。(緑枠が1つのプログラムと考えて下さい。)
MS-50Gは、プログラム中の各エフェクトをそれぞれ別々にOn、Off出来るので、使いたいエフェクトだけをOnにして他はOffにすれば、このプラグラムは、Onのエフェクトのプラグラムとして使えるわけです。
上のプログラムなら、演奏前に使用するエフェクトだけをOnにすれば、実質4つのプログラムと同じことが出来るわけです。
これで、たまにしか使わないエフェクトを1つ1つプログラムにしてズラッと並べて、演奏時に使いにくい思いをすることも無くなります。さすがにステージの上で個々のOn,Offを切り替えるのはちょっと無理なので、前日、あるいは出番を待つ間に使うものに切り替えておけばいいでしょう。

結局、1つのプログラムで最大6つまで分身することが出来ます。
実際には、リバーブ位は並べるでしょうから(これは常にOnにしておけばいい。)、5つに分身することが出来る。コンプを前置するなら4つか。
もちろん、飛び道具以外にも同じことが出来る訳ですから、ディレイとリバーブを常時Onにしておいて、アンプシュミレーターを4つ並べてどれかに切り替えするならば、1プログラムが4つのアンプモデルに分身できる訳です。

文字で書くとややこしそうですが、実際にこうして使ってみるとなかなか便利です。
MS-50Gを買ったなら、ぜひ1度、分身の術をやってみて下さい。


I found the lovely flower in a morning walk 2015.5

ということでMS-50Gは、この5回のレポートで終わります。
まだ3ヶ月位しか使っていないので、新しい発見があった時には、また追加レポートでも。

ところで G2Nuは気に入って使っているのですが、ディストーションをかけた時に、最初の音の出足が1瞬出遅れるというか、息継ぎするというか、パーン!と前に出てこないと感じる時が時々あります。(10ms位の一瞬ですが。)

レイテンシーがあるのか?(でも音が途切れるわけではない。)
ノイズゲートで立ち上がりが削られているのか?(でもノイズゲートをはずしても音は変わらない。)
もしかするとACアダプターを300mAとケチったからか?(500mAに変えたけど、音変わらず。)
そうだ!沢山のエフェクトをつないでDSPの処理能力が追いつかなくなったか?(ディレイとリバーブをはずしても余り変わらないな。)

クリーンだけしか使わないときの方が多いので、たまにしか感じないし、ネットでもこのような話は読んだことがありません。が、音への影響はやはり気になってしまう。MS-50Gではここがどうなっているのか密かに気になっていましたが、今のところこのような息継ぎ現象は感じませんでした。

今後もG2Nuで行くか、MS-50Gにするか。でも機敏に切り替えるような使い方は、MS-50Gでは不可能だし。G3という手もあるがデカイし‥‥まだまだ悩みは尽きません。


Wellcome Bouquet of My Home 2015.5

マルチストンプ Zoom MS-50G (4) 音色編

MS-50Gの音はどうなのかということで調べてみると、Zoomのエフェクターのエンジンは、G1、G2、G7、G9までは、「ZFX-3」、G3、MS-50G、MS-100BT、MS-70CDRは現時点で最新の「ZFX-4」(いわゆる第4世代)を使っていることがわかりました。

確かに、G2、G2Nu、G7はもっていましたが、音が似てたっけ。操作パラメーターが一緒なのがなによりの証拠でしょう。今は、G2Nuだけが手元にあるのですが、MS-50Gと鳴らし比べると音が違います。G2Nuは、日常的に使っているのですぐにわかりました。


MS-50G 2015.04

いきなり結論。
G2Nuがシルキータッチとすれば、MS-50Gは一皮むいたような音。
決して、周波数特性のハイ下がり、ハイ上がりという単純なものでなく、どちらもいい音なのだけど、後者は細かい粒粒が見えるような感じ。一瞬、前者の方が耳に馴染んでいい感じがするのですが、良く聞くと後者の方が情報量が多いような気も。
パソコン画像で、前者が普通の解像度の映像だとすると、後者は、アンシャープマスクをかけたような感じと言ったらいいでしょうか。

MS-50Gのエフェクトプログラム(MS-50Gではパッチと言っています。)は50保存することが出来、そのうち30は初期セット、20はブランクとなっています。30も消して新たなプログラムを入れることができます。

そういえば、よくマルチエフェクターの批評で初期インストールのプログラムが使い物にならないと言っている方がいますが、これは少し頓珍漢ですね。レストランで、ショーウィンドウに並んでいる料理をかじって、これは食べられないやと言っているようなものです。
そもそもこれらはショーウィンドウの料理ですから、誰にもわかりやすく、トマトは真っ赤に、目玉焼きの黄身はまっ黄色になっています。味でいえば、思いっきり塩と醤油、胡椒をふりかけているようなものなので、こんなものをそのまま食べたら「なんだこれ」となるのがむしろ当然です。

ただ1つ1つの設定をみると、このパラメーターはこう使うのか、という工夫が見られるものもあるので、いきなり全部消去しないで、1つ1つ鳴らしてみて気に入ったプログラムは内部パラメーターを覗いてみると、音作りの参考になるはずです。


Oregano Freash Leaves

エフェクトのジャンルは、
①ダイナミック系[12+3+5](コンプ、ノイズゲート、イコライザー等)
②ディストーション系[12+9](オーバードライブ、ディストーション等)
③アンプシュミレーター系[8]
④モジュレーション系[13+10](フェイザー、フランジャー、コーラス等)
⑤ディレイ、リバーブ系[10+7+5]
⑥SFX系[6]

[ ]はそれぞれの種類なので、ちょうど100種類のエフェクトが入っています。バージョン1では55種類だったのが、バージョン2になって100種類に増加したのですが、解説書は55と追加分を別々に書いてあるので、少し見にくかったりします。

1つ1つの感想は字で読むより、YouTubeでマメな方が1つ1つ切り替えて音色をアップしているのでそちらを聞いた方が早いでしょう。が、ざっくり言うと‥‥

①の一番初めにあるコンプはMXR Dynacomp風ということですが、これだけは自分の耳にこびりついている音と違う。こんな素直な音でなくもっとエグイ記憶が‥‥でもダイコンを使っていたのはもう20年以上前なので、記憶が変質しているのかな。

①のダイナミック系では、特にZNR(ノイズゲート)が気に入りました。G2時代より明らかに進化しています。ちなみに、ZNRは薄くかけるのがコツで、スレッショルド値を高めて弾いていない時を完全無音状態にすると、演奏時の音にも影響が出てきてしまいます。
25段階の2か3にすれば、弾いていない時のディストーションやフェイザーの盛大な音漏れがかなり小さくなるので、それで十分です。これは非常に実用的なプログラムですね。

ベースとなる②③は、すべての原器を弾いた事ある訳ではなく、また、歪みの深い音はそもそも使わないので論評できませんが、音の生生しさがG2時代より進化しているようです。パラメーターも細かくなっています。(G2の3つに割り切ったパラメーターも操作しやすくて好きですが。)ギターのボリュームとの反応もかなり良くなってきて、初期のデジタルエフェクトとは隔世の感。

空間系(上でいう④⑤)は、Zoomの中では以前から定評があります。確かにコーラス、ディレイ、リバーブは、昔使っていたラックマウントよりいい感じがするな~(あくまで”昔の”ですが。) コーラス類だけでも6つ、ピッチシフターでのデチューン2つも加えると、8つのコーラスを使い分けられるのは、かなり嬉しい。いつか、2つのアンプにステレオで出力して鳴らしてみたい。

全体に、ギターエフェクターとしてはもちろんのこと、DAWにスタンドアローンのエフェクトとしても十分使用できるくらい上質だと思います。この場合はステレオアウトになるのもいいですね。

(次回は、ちょっと変わった使い方を)


Wellcome Bouquet of My Home 2015.4

マルチストンプ Zoom MS-50G (3) 使い勝手編(その2)

前回、MS-50Gは、マルチエフェクターではなくマルチストンプです。
だからマルチエフェクターとして使うのは無理だといいながら、私はマルチエフェクターとして使っていますと書きました。

もう一度、前回の記事を読んで欲しい。演奏中にフットスイッチで切り替えるのは無理と書きました。足が駄目なら手があるじゃないか、というのが私の結論です。
実は、演奏中にプログラムを手で変えています。
そのためには、Zoomが想定している使い方ではうまく行きません。


Small Shop in Karuizawa 2015.4

まず、プログラムループを作ることをやめます。するとプログラムは[1]から[50]まで、ずらっと並んでいるだけになります。50個も切り替えていられないし、そもそも50音色も使わないので、現在は、[40]から[49]までの10個のプログラムを自作しています。あとは、本体の3つあるうちの真ん中の回転ダイアルで、くるくるとプログラムを選択して演奏します。

ウソでしょ、手で音色を変えるなんてやってられないし、下においておいたらプログラムが見えないと言ったはずだ。そもそもギター演奏中にかがみ込むなんてカッコワルー‥‥と言われるのかな。

まずMS-50Gは床に置かず、ギターアンプの上に置いています。そんなに大きなステージで演奏する訳でもないのでこれで十分です。逆に、ギターアンプの前に立てないような小さな箱でやる時は、エレピの上に置かせてもらったりと工夫しています。

手で音色を変えるのは、実はラックマウント時代にやっていたことでした。もちろん最初はフットスイッチで切り替えていたのですが、フットスイッチ自体が結構かさばるので、どうしても足で切り替えなければならない曲がある時を除き、いつもはラックの前に立って、手でプログラム操作をしていました。
(こんなことやっている人はまずいないので、目だってかっこいいかも、と勝手に思っていました。(笑))


Freash Stream in Karuizawa 2015.4

ここまでくると目指すギタリスト像も影響しているかも知れません。
自分は、もちろんバンドでのライブもやってきましたが、理想のギタリスト像は、演奏前日に譜面をもらい、バッキングは○○風に、音色は△△の最新CD風の音色で、とメールで指示を受け、前の晩にエフェクトをセットし、当日スタジオ入りして初対面の人と演奏。終わったらお疲れ様。というようなスタイルでした。(スタジオでなくても、一発合わせのライブでもいいのですが。)
ライブで汗だくで演奏し、アンコールが3回も来るというスタイルにあこがれていた訳ではないし、演奏しながら歌うことなど1生ないでしょう。

ということで、ジャズ系のライブであれば、クリーントーンの音色にコーラスやディレイとリバーブを組み合わせて数種類作って、せいぜい曲ごとに、あるいは4Beat,Bossa,Latinとリズムパターンに合わせて切り替えるだけなので、MS-50Gで十分です。

ただ、やはりポピュラー、フュージョン系を演奏する時は、バッキングからソロに1瞬でチェンジしなければならない場面が出てくることがあるので、その時はこれまで使っていた Zoom G2Nuを持っていくことになります。


Karuizawa Nightfall 2015.4

家でDAWの録音の時に(もちろん、机の上において操作)これ1台で足りるという意味では便利なんですが、PCインターフェイスとして使えないなど、やはり中途半端ではあります。いろいろ考えてみると、足で操作できるというのも捨て難い時はあります。(だんだん話が戻っているよ。)

結局、私の使い方もかなり特殊でお勧めする気もありません。買って3ヶ月なのでこんな風に使っていますが、このやり方でずっと使っていくかどうかは、もう少し使ってみないと。

さて、次回は音色のレポートに‥‥(さらに続く)

Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKI
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コピーしたり、カメラ片手に散策しよう‥‥
写真は私がとったものからです。
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