Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

マルチストンプ Zoom MS-50G (8) 最新 Ver.3の追加エフェクトについて

追加エフェクトのレポートの前に、このMS-50Gを使い始めてから2年が経過した感想を。
数あるエフェクトの音質はどれも最高でした、となればいいのですが、少し気になるところがありました。いえ音が悪いわけではないのですが、ただ、数あるエフェクトのうちいくつかは若干1本調子でした。

例えば、リバーブは9種類入っているのですが、そのうちいくつかは初期反射値と残響長さと密度という3つの基本パラメーターの差で差別化されているような感じ。単品リバーブを使ったことがあれば、ホールとアリーナとスプリングでは、根本の反射音が違うので、どうパラメーターをいじってもバーブ音の質感が同じようになる訳無いのですが、なんとなく質的に似ている。(もちろん基本パラメーターの差で、十分それらしい感じにはなっていますが。)
100種類の異なるエフェクトが次から次へと出てくると期待しているとあれっ?となる時があります。
1万円未満エフェクーの限界だよ、といわれればそのとおりで、単品を並べるのとはやはり違います。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(1)  2017-4

がっかりして、使うのをやめたのかって?
いえ、むしろ以前にもましてよく使っています。残っている単品エフェクトも、そろそろ売り払ってしまおうかと思っている位で。MS-50G はエフェクトの魔法の玉手箱ではなかったのですが、基本の音の素性は良かったので。それに、以前書いたように、私の今の選択基準が、軽くて持ち運びが楽なことが最優先で、音質は自分で弾くのに納得できる程度でいいというものなので。正直、昔のように追い込んで音を作りこむ気力は薄れています。

そんなところへVer.3。
各カテゴリーで、新たなエフェクトが追加され、かなりバリエーションが出てきました。
それぞれのカテゴリーで特徴的な新エフェクトを簡単にご紹介。まだ、やっとMS-50Gにインストールしたばかりなので、使いこなすには程遠いですが。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(2)  2017-4

[Comp]あの有名なオレンジスクイーザーが入っているのに驚き。そして本物と同じくパラメーターが1つも無し。On-Offすると音量がガンと上がってしまうので、かけっ放しのパッチを作る他なさそうです。まだ使いこなせません。
[Filter] 6バンドグライコの改良版が追加されたけど、以前のものとかかりが異なるのかな?

[Drive]なんと伝説の金のCentaurが入っている。本物と似ているのか?と弾いてみたけど、よく考えたら単品を弾いたことが無かった。ただ、オーバードライブというより、ブースターに近い感じというのは聞いてたとおり。利用したパッチを作ってみるつもりです。
好きなアンプ Mesa Boogieのモデリングが2つにTS808の改良型も。クリーンブースターとして有名なRC boosterや甘いオーバードライブ系、チューブ系というのも追加され、ここの充実度は高いです。

[Amp Model] Fender Vibroverb、Vox Combo、Boogie Mk3、Matchless、Carr、Hiwatt Custom 100、Orange 120など、マニア垂涎のアンプがずらり。本当にモデリングされているのなら大変なものですが、ここまでくると本物を使ったことがあるアンプが少ないので、似ているのかどうかわからず。モデリングは、自分の好きな音が出ていれば、良しとすればいいでしょう。

[Modulation] 私が一番こだわるコーラス系が7つ。それにフェイザー、フランジャー系。Boss,Electro-Harmonix,tc electronic,MXRなどの有名どころのモデリングが目立ちます。いままでのコーラス系とは雰囲気が違った、Electro-Harmonix SmallCloneやSmallStoneのアナログタッチのサウンドがいい感じで、常用のエフェクトになりそうです。

[Delay]中にはオートパンと組み合わせたような飛び道具系もありますが、テープディレイやディレイの改造版など使えそうな種類が色々入っています。MXRの名機、Carbon Copyの暖かいアナログディレイサウンドがとても気に入りました。

[Reverb]リバーブはなんと最大の20種類追加。ピッチシフターと組み合わせたものや逆再生のような飛び道具系が1/3位ありますが、Ver.2になぜなかったというPlateやSpringの改良型が入っています。
有名どころも、TC Electronic、Eventide、Digi Tech、Electro Harmonix等などてんこ盛り。リバーブは自宅で弾くのと広いお店で弾くのと、それぞれサウンドが異なりなかなか素性が判断できないので、常用エフェクトにどれを使うか決めるのに、しばらくかかりそうです。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(3)  2017-4

今回の追加エフェクトの大部分は、上位機種MS-70CDRのエフェクトのようですが、いくつかは発売から2年間で蓄積したモデリング技術を駆使した新作のようでした。以前なら、MS-50G Ver.2からVer.3は、モデルチェンジとして別の固体で売り出しても良いくらいで、MS-70CDRの立場がないですね。
ということで、今回の新作エフェクトのいくつかを、今までのメモリーの隙間に追加するというより、Ver.2の100種類の内、不必要なものを削除して、新作エフェクト72種類を丸ごと追加するという使い方が正しいように思えてきました。従来のエフェクトで、自分はほぼ絶対に使わないハイゲインアンプモデリングや[SFX]などを消して入れ替えたほうが、使い勝手上もいい感じです。

結論;もともと安価で良質ということで話題となったMS-50Gに、「無償で」進化形の72種類のエフェクトを入れ替えできるのは驚き。これで実売8千円程度では他のエフェクトの立場がないです。(操作性の面で、無条件で他の代替になる訳ではないですが)

ここまでくると、マルチストンプという形式がむしろ残念。中身はまったくMS-50G Ver.3と同じでいいので、G2、G3のように足で切り替えられるタイプを出してくれないかな。
そうすれば、手持ちの単品・マルチエフェクトをすべて処分する決心がつくかも‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (7) ファームウェアを最新 Ver.3にアップデート

最近、一番よく使用しているギターエフェクト、Zoom MS-50Gがこの2017年3月にVer.3にアップデートになったので、さっそくそのレポートを。
このMS-50Gは Ver.2ではエフェクトが100種類入っているのですが、Ver.3ではさらに72種類が追加になりました。色々なエフェクトが使えるというのは、それだけで嬉しいですね。
どのジャンルでいくつのエフェクトが追加になっているか。内訳は以下の72種類です。

[Comp]      +3
[Filter]      +2
[Drive]      +11
[Amp Model] +14
[Modulation]  +10
[SFX]    追加無し
[Delay]    +12
[Reverb]   +20

ギタリストが誰でもこだわるオーバードライブ系とアンプモデリングの充実も凄いのですが、それにもましてコーラスを中心とするモジュレーション系にディレイとリバーブという、いわゆる空間系の充実はさすがZoomです。


Roppongi Ajito 2013-2

ファームウェアの入れ替え方法は、MS-50Gの上側部についているミニUSB端子からケーブルでPCに接続して、PC側からトランスファーするようになっています。
最近のマルチでは、PCとUSBケーブルで接続して操作するなどほぼ常識になっていますが、これまでMS-50Gは、USB端子があるのにPC側から操作できないとはどうなっている?と言われてました。Zoomもちゃんと考えてくれていたのですね。

ZoomのHPのMS-50Gのページからプログラムをダウンロード。この中の解説書を読みながら、まずファームウェアを Ver.3にアップデート。これは短時間ですぐに完了します。
お次は、追加エフェクトのインストール。
これもちょちょいのちょいで72種類が追加されるのかと思ったら、そうでもなかった。Effect Managerというプログラムを立ち上げると、下の写真のようなものが現れます。これを見れば大体想像がつくと思います。


Effect Manager

左の窓にエフェクト一覧がズラッと並んでいて、チェックが入っているのがVer.2に入っていた100種類のプログラム。チェック無しが今回追加の72種類のプログラムです。
その下が、今100/172種類入っていてメモリーがあと42%残っていますよという表示です。72種類を1つづつチェックしていくと、段々メモリー残量が少なくなってきて、Remain 0%になったところで満タンになる訳です。

一体何種類追加すると満タンになるのか頭からチェックしていくと、60種類位で満タンになりました。つまり12種類位がはみ出る訳です。さらに、1つ1つのエフェクトの容量はそれぞれ異なっていて、コンプなどは小さく、アンプモデリングや複雑なディレイ系などは容量を食うことがわかりました。
つまり単純なエフェクトなら多くの種類が入れられるし、アンプモデリングのような容量を食うものを入れていくと、種類数が少なめになってしまう訳です。


Roppongi MidTown 2013-2

最初は、まだ追加エフェクトの音も聞いていないので、どれを選ぶのかといわれても迷ってしまうので、まずは難しいこと考えずに頭から入れていって、音を聞きながら取捨選択をしていく他なさそうです。
ちなみに満タンになるまでインストールをするのに要する時間は5,6分位なので、何度か入れ替えるのもそれほど時間はかからなさそうです。

ということで、今回はVer.3へのアップグレードとエフェクト追加の操作方法で終わってしまいました。
次回は、追加のエフェクトは使えるのか?その音質はどうなの?を書いてみたいと思います。

エフェクトで色々な音を出してはニコニコする、これはギタリストの特権だ‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (6) 音を作ってみたよ、クリーントーン編

ここしばらく旅行記が続いたので、音楽ブログらしく機材話を音源付きで。

今年の春に買ったZoom MS-50G、使い倒して半年が経ちました。
Jazzセッションでも、エフェクターなどありえないというお店以外では、ここしばらくMS-50Gを使用しています。(もちろんクリーントーンで。)音作りが上手くはまった時には、「何ですかその小さなエフェクター?余り詳しく無いのだけどいい音してますね。」なんていわれる時があります。
やはりギターの音はアンプとの組み合わせに大きく左右されるので、ポリトーンやビンゴなどJazz向きミニチューブアンプと組み合わせるとトロンとした音になるし、ジャズコーやフェンダー系だと、さらっとあるいはパキンとした音になり、フュージョン、ポップス向けの音になります。


Musashi Kyuryou Park 2015.11

半年間、試行錯誤で音作りをした結果、だいぶ安定してきて、今は50のメモリースペースのうち14個にオリジナルプログラムを入れています。その内訳は、

クリーントーン    4つ
コーラス系      3つ
ディストーション系 4つ
飛び道具系     3つ(トレモロ、フェイザー等)です。

今回は、普段づかいのクリーントーン4つについて、プログラムの中身を紹介がてら、音源を貼り付けてみました。
ギターは Tokai HES-180 SR(セミアコ)。MS-50Gは、オーディオインターフェイス機能が無いので、YAMAHAのミキサーに入れて、そこからPCにUSB録音をしています。
従って、ギターアンプからの音とはだいぶ違いますが、比較は出来るかな。
各プログラム、MS-50G内のエフェクト接続を記述しています。各パラメーターは、音作りのポイントとなる部分を記述しました。

【1】





FD Comboはツインリバーブのモデリング。落ち着いたクリーントーンなるように、Gainはほぼ最小、Tubeは3/4位、Toneは中域、低域を2/3位で高域を絞りぎみ、プレゼンスはもっと絞ります。
HD Reverbは、かなり濃いリバーブなので薄めにかけないとコテコテになります。ディケイは12/100で短く、音の粒立ちを良くするためにPredeleyを長めに。Mixは10/100でかなり下げています。
このプログラムは、クリーンの4つの中でもお気に入りです。

【2】





Z Cleanは、ジャズコーのモデリングでしょう。Gainは相当上げても歪まないので、3/4位まで上げ、トーンは50/100位で線が細くならないように。
Tape Echoは、Time=550 FB=0 Mix=12/100 の良く使うセッティング。これでバッキングの音が小さく、強いピッキングの時だけ、うっすらディレイ音が出て空間の広さが感じられます。
Tiled Roomは、Decayを上げ目、Mix下げ目で音を馴染ませる。
空間系の作り方が【1】と全然違うので、印象がかなり異なります。ただ、ライン録音だと、アンプからの出音ほど空間系の違いがわかりませんね。

【3】





これは最近、作成したプログラムなのでまだ試行錯誤の暫定版です。
試験的に使ったDeluxe Rは、デラリバのモデリング。ちょっとクランチ気味のモデリングなので、Gain=0で、高域も15/100でクランチ感が出ないようにする。さらにOpt CompをDrive=4でかけて音を丸く落ち着かせる。
Mono Pitchは、Pitchのずれを最小にして微妙にダブリングのような感じ。以前のメセニーがこんな音作りをしていました。SpringはDecay=10,Mix=10で、音像を少し奥に広げぎみにします。
これは今一ピンとこなくて、クリーンの3つ目は、まだまだ変わるでしょう。

【4】





これはコンプ強めの少しあくの強いクリーントーン。
言ってませんでしたが、ZNR=2でノイズゲートはほんの少しだけかける。(他も同様)
アンプモデリングはなく、コンプがベースの音。Sense=7,Level=65とかなり強めのコンプ。
Analog Dlyは、デジタルディレイよりディレイ音が目立たないので、Time=580,FB=4,Mix=24とパラメーターは上げ目ですが、ディレイとしては薄~くかける。フュージョン、ソウル系のくっきりしたソロなら、デジタルディレイでTime=250-333位にした方が合うかも。
HD Hallは、かなり濃いHallリバーブなので、Predeleyを30と大きめにして音像をくっきりさせ、Mixは低めで、うっすらホールリバーブが感じられる程度に。
歌伴や8Beatの上でクリーンでソロをとりたいときは、このパコーンコンプの音が合いますね。

どうでしたでしょうか?アンプから出た音は、もっと差が大きいのですが、
手間がかかった割には、あまりよくわからなかったかも? (ノω・、) ウゥ・・・

MS-50G、半年使って一番気に入ったのは、ともかく小さくて軽いこと。
多少、不満があっても、もう大きなエフェクターを持っていく気になれない‥‥

3つのヘッドホン

オーディオに凝っていたのもはるか昔。今は自分のニーズに合う機能的なものでいいや、と現実的になっていて、機材に深いこだわりはなくなっています。ヘッドホンもそんなオーディオ機材の1つで、私の場合、3通りの用途に合わせて3つを使い分けています。

①夜(特に深夜)に、まともに音楽を聴きたい時、あるいは探していたCDをやっとゲットして、注意深く聞きたい時に使うもの。リスニング用です。

②通勤時、あるいは出張中の新幹線等で聞くためのもの。ながらリスニング用か。

ここまでは、誰でも使い分けているでしょう。さらに、

③音源から楽器演奏をコピーする時に、1音1音こまかく聞き取るために使うもの。コピー用。


ATH-A700X

半年ほど前に、待ち合わせの空き時間に、ビックカメラで端から試聴してみたことがありました。ヘッドホンは聞き比べてみると、その音の違いに結構びっくりします。耳のすぐ近くで鳴っているものなので、細かな違いもすぐにわかるからでしょう。

最近は、ヘッドホンで長時間根を詰めて聞くと疲れてくるので、ほとんどスピーカーで聞いています。ということで、リスニング用ヘッドホンには、薄味で歪っぽくなく、でも分解能と透明感が水準のものを探しました。
この時、最終的に選んだのは、オーディオテクニカ ATH-A700X。
発売開始日が 2011年10月で4年前、ということでかなり安価になっていました。

オーディオテクニカは日本のメーカーらしく、どのモデルも夏の軽井沢というか、さわやかで優等生的な味わい。もちろん基本性能は確保されているので、スラップベースもハットの刻みもきちんと再現しますが、大音量のDJが好むような、こってり味付けとは正反対のテイスト。ビックカメラ店頭のような、やかましくて試聴に最悪の環境では、なかなか目立たないのですが、ああいうところで目立つヘッドホンは、ソースと調味料を大量にぶっかけた料理のようなもので、家で聞いた途端に後悔したりしますから。

また、音質と同じくらい重要なのが、重量と装着感。重くてヘッドバンドの側圧が強いと、1時間位で疲れてきて音楽どころではなくなります。頭の形が1人1人違うので、こればかりは相性もあるし。
ATH-A700X、買ってから半年ほど部屋に転がっていたのですが、現行のリスニング用がいよいよ劣化してきたので、つい最近、開封してリスニング用の後任としました。


MDR-Z700

次は、②を飛ばして③のコピー用。

コピーなんてリスニング用でいいんじゃないの?と言われそうですが、昔からコピー用には専用のものを使っています。
コピーをする時は、誰でもまずベースを聞き取ってコード進行をコピーし、その後にメロディコピーに進むはずです。最近の録音のいいCDなら、どんなヘッドホンでも余り問題ないでしょうが、昔のLP時代の録音や、自分でライブを録音した音源(一応、録音可のライブとしておきましょう。)や、さらには、最近は YouTubeを音源とすることが圧倒的に多く、これらはベースが聞き取りにくいものが結構あって、コピーに困ることが多い。

ベースが聞き取りにくい時に、アンプのBassコントロールを上げてもボンボン響くだけで、余計聞き取りにくくなります。ベースラインは音量だけでなく、ダンピング(歯切れ)がよくないとが聞き取れないので。ということで長年の経験から、コピー用にはヘッドホンの低音の質が大きく影響する、買う時にそれ用のヘッドホンを買わない限り、音源をいくらいじっても限界がある、ということでコピーには専用のものを使っています。

ということで、コピー用には、ソニーのMDR-Z700。
これの前に、ソニーのMDR-Z500を2台続けて使っていて、合わせると20年近くなると思います。
音質は普通で、1万円程度のもとのと比較しても、特に優れている訳でもないのですが、低音が非常に歯切れよく、さらに70Hz-120Hz付近が+3db程度盛り上がっているので、非常にベースラインが聞き取りやすい。他のヘッドホンでBassをブーストしたのとは、まったく異なる低音で手放せなくなっています。

さらに、コピー用は、ミキサーとつないで片手で譜面書き書き、さらにギターやキーボード(つまりコピーするための楽器)と一緒に動きながら使うので、コードが絡まりやすい。そのために、カールコードで片耳出しの仕様が絶対に使いやすい。これがなかなか無いのですよ。

もうイアーパッドは写真のようにぼろぼろですが、音には何の支障もありません。ただ、現機種も入手困難なので、あと何年使えるか。そろそろコピー用ヘッドホンも、後釜を探さなくてはいけなくなりそうです。


Noise Canceling Hedphone

そして最後は②の、ながらリスニング用。
この選択ポイントは、ただ1点、ノイズキャンセリングのもの。
何しろ、毎日の通勤は地下鉄なので、普通のプレイヤーに普通のカナル型ヘッドホンでは非常に聞きにくい。大音量にすれば耳に悪いし、何より混雑した通勤時に大音量で聞いているなんて非常識でしょう、いい歳して何やっているんだという感じで。
ということで、ソニーのウォークマンに付属しているものを使用。

万一、あなたがノイズキャンセリングヘッドホンを使ったことがないなら、最初の試聴で感動するでしょう、周囲のノイズがスーッと消えるのに。
ちなみに、ノイズキャンセルリングといってもすべての騒音がカットされるわけではなく、人の声のようなものはやや弱くなる程度ですが、連続した低音のノイズ、例えばトンネルに入ると感じるボーーッッッという連続的な音にてき面に効果があります。ともかく地下鉄では一番効果がある。静かなところで聞くのと変わらないボリュームで、十分音楽を楽しめますから。

最後に最近の好みの技。
ノイズキャンセリングヘッドホンで音楽を聴いたまま、プレイヤーをポーズ(1時停止)状態にします。すると音楽はストップするのだけど、ノイズキャンセリング効果は持続しているので、周囲のノイズがほとんど耳に入らなくなる。

結局、心地よく寝てしまうという‥‥

マルチストンプ Zoom MS-50G (5) 変わった使い方編(プログラム分身の術)

MS-50Gは、足でプログラムを切り替えるのがやりにくいので、手動でチェンジしていることは前に書いたとおりです。実際の演奏の時は、パッと切り替えなくてはいけないので、プログラムを20も30も作って、くるくるつまみを回して切り替えている暇はありません。(16Beatのバッキングからディストーションソロなど、ほんとの1瞬で切り替える時はそもそもMS-50Gを持っていきませんが。)
でもMS-50Gの良さは、100個のエフェクトが使えるところ。何かいい手はないか?
ということでこんな手を考えてみました。名づけて「プログラム分身の術」


MS-50G 2015.5

MS-50Gの特徴として、エフェクトを最大6つまで使うことが出来、その際に同じカテゴリーのものでも気にせずに並べられます。G2Nuは、同じエフェクトカテゴリーからは1つしかセレクトできません。(他社のマルチでも大抵はこちらでしょう。)

例で言うと、リバーブエフェクトをセットする場合、G2Nuでは「ルーム」「ホール」「スプリング」などから1つを選ぶ。そしてカテゴリーを切り替えてアンプシュミレーターとか、EQなど他のエフェクトをつないで1つのプログラムを作ります。
ところが、MS-50Gは、極端にいうと「ルーム」「ホール」「スプリング」「アリーナ」の4つのリバーブをつなげて1つのプログラムにすることが出来ます。

アホか!リバーブを4つもつないで何するつもりじゃ?ピンクフロイドじゃあるまいし!
と私も最初は思いました。結局、今までのものと変わらない使いかたしか出来ないでしょと。

しかし、セッションやライブをやっていると、1曲の1部分だけ、フェイザーやフランジャーを使いたくなる時があります。最近のマイブームは、Jazzボーカルのバッキングにトレモロ。これは合う!
1950年代レトロ風になって、ボーカルさんも気持ちよく歌えているみたいでニコッとしてくれます。
(先日は、調子に乗ってミスティのバックにスライサーを使ってみました。が、これは少しどぎつくて、ボーカルの人にいきなり睨まれて慌ててクリーンに変えました。(笑))

問題は、こんないつ使うかわからない飛び道具系をずらっと並べていたら、プログラムが多すぎて切り替え時にやりにくくてしょうがない。
しかしまてよ、たまにしか使わない飛び道具系をまとめて1つのプログラムに出来ないか?
それなら1つのプログラムの中に入れてしまえばいいのでは?
これが名づけて「プログラム分身の術」です。



チャートで書くと上のようになります。(緑枠が1つのプログラムと考えて下さい。)
MS-50Gは、プログラム中の各エフェクトをそれぞれ別々にOn、Off出来るので、使いたいエフェクトだけをOnにして他はOffにすれば、このプラグラムは、Onのエフェクトのプラグラムとして使えるわけです。
上のプログラムなら、演奏前に使用するエフェクトだけをOnにすれば、実質4つのプログラムと同じことが出来るわけです。
これで、たまにしか使わないエフェクトを1つ1つプログラムにしてズラッと並べて、演奏時に使いにくい思いをすることも無くなります。さすがにステージの上で個々のOn,Offを切り替えるのはちょっと無理なので、前日、あるいは出番を待つ間に使うものに切り替えておけばいいでしょう。

結局、1つのプログラムで最大6つまで分身することが出来ます。
実際には、リバーブ位は並べるでしょうから(これは常にOnにしておけばいい。)、5つに分身することが出来る。コンプを前置するなら4つか。
もちろん、飛び道具以外にも同じことが出来る訳ですから、ディレイとリバーブを常時Onにしておいて、アンプシュミレーターを4つ並べてどれかに切り替えするならば、1プログラムが4つのアンプモデルに分身できる訳です。

文字で書くとややこしそうですが、実際にこうして使ってみるとなかなか便利です。
MS-50Gを買ったなら、ぜひ1度、分身の術をやってみて下さい。


I found the lovely flower in a morning walk 2015.5

ということでMS-50Gは、この5回のレポートで終わります。
まだ3ヶ月位しか使っていないので、新しい発見があった時には、また追加レポートでも。

ところで G2Nuは気に入って使っているのですが、ディストーションをかけた時に、最初の音の出足が1瞬出遅れるというか、息継ぎするというか、パーン!と前に出てこないと感じる時が時々あります。(10ms位の一瞬ですが。)

レイテンシーがあるのか?(でも音が途切れるわけではない。)
ノイズゲートで立ち上がりが削られているのか?(でもノイズゲートをはずしても音は変わらない。)
もしかするとACアダプターを300mAとケチったからか?(500mAに変えたけど、音変わらず。)
そうだ!沢山のエフェクトをつないでDSPの処理能力が追いつかなくなったか?(ディレイとリバーブをはずしても余り変わらないな。)

クリーンだけしか使わないときの方が多いので、たまにしか感じないし、ネットでもこのような話は読んだことがありません。が、音への影響はやはり気になってしまう。MS-50Gではここがどうなっているのか密かに気になっていましたが、今のところこのような息継ぎ現象は感じませんでした。

今後もG2Nuで行くか、MS-50Gにするか。でも機敏に切り替えるような使い方は、MS-50Gでは不可能だし。G3という手もあるがデカイし‥‥まだまだ悩みは尽きません。


Wellcome Bouquet of My Home 2015.5
Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKI
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休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に散策しよう‥‥
写真は私がとったものからです。
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