Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

思い出のSanFrancisco旅行記(7) ホンさんで朝食、驚きのミュニバス

3日目金曜日。朝から晴天。今日は、市内を端から見て回る予定なのでこれは絶好。
SFは1月でも晴れれば15度近くなり季節風も無いので、観光にはありがたい気候です。


洪記麺家店内  2016.1

旅行の時に、ホテルに朝食を付けるか付けないかは毎回迷うところですが、今回は、チャイナタウンが近かったので、そこで食べようということで朝食をつけませんでした。
ということで「洪記麺家」で朝食。看板の漢字より、その下に書いてある”Hon's Wun-Tun Hose”の方がわかりやすい。ホテルのすぐそばの小さな店に入ると、朝9時過ぎなのに、お客は常連のような人1人だけ。すぐ横のテーブルでお店の人が、ワンタンを一生懸命包んでいました。後で聞くと、ここは近くにオフィス街があって、昼は待ちが出るくらい混むのだとか。


Menu of Hon's Wun-Tun Hose 2016.1

メニューを3人で一生懸命読み解く。これも漢字だけでは困難だったでしょうが、英語が並列してあるので何とかわかる。「蠣油撈麺」と言われてもさっぱりですが、Oyster Sauce over Noodle なら想像つきます。
海外の食事は、ともかく量が多すぎて朝からこんなに食べられないよ、という場面が多いのですが、ここは暖かいワンタン1杯が $5少々と朝食にピッタリ。世界中、食事に困ったら中華料理店に飛び込め、というのは真実ですね。

さて今日の街歩きは、「地元の空気感が感じられるように」という我が家のポリシーに従って、SFっ子、御用達のMuniバスで回ることにしました。ミニバスでなく、ミュニバスです。要は地元の路線バスで、この路線がSFの市街地を縦横無尽に張り巡らされています。ざっと50路線位はありそうな感じ。別に観光バスではないので、目的地に着くまでに当然、何度か乗り換えなくてはいけません。


At the China Town Bus Stop 2016.1

まずは最初の目的地、ゴールデンゲートに向って、チャイナタウン手前から乗る。地元の足という感じで、通勤途中の人で大混雑。と思ったら、チャイナタウンで大部分が降りて、急にがらがらに。
当然、観光客などまったくいない。(時期も、1月中旬とまったくのオフシーズンですし。)
ユニオン通りを途中まで行って、次の交差点で乗り換え。


Bus Stop Guide Pole 2016.1

さすがアメリカ、市街地が狭いSFでさえ、普通の道路でも4車線か6車線。交差点を向こう側に渡って別のバス停に行くだけでも結構歩きます。この調子なら次のバスに乗って、あと30分もかからずにGolden Gateに着くなと思いつつバスを待つ、末、松。
おかしいな、他方面行きは何台も来るのにGolden Gate行きがさっぱり来ない。このバス停でもう20分は待ったのでは。ともかく路線が入り組んでいるので、何度も路線図を見るが間違いない、No.76X。

もう一度バス停をまじまじ見る。写真のように、バス停に路線No.と行き先が書いてある。その下の行は何だろう。暇なので細かい文字をなんとなく読んでみると「Sat. Sun. Holidays Only」
今日はもしかして金曜日では!

SFMuni路線
2016.1 Muniバス・ケーブルカー路線図
(http://uscities.web.fc2.com/sfo/citymap/citymap23-j.html)

結局、さっき降りたバス停にもどって、さっきの行き先のバスに乗って、もっと先で乗り換えることに。道路が直行の市松模様で、そこを多くの路線が走っているので、目的地に行くのに何通りかの行きかたがあるのでなんとかなりました。結局、30分以上時間をロス。初めてなんだもの、こんなこともあるさ。
参考までに、「Muniバス・ケーブルカー路線」のサイトをご紹介。
リンクは張っていないのですが、上記のサイトに行って見て下さい。


My Bus Has Not Come,Yet 2016.1

ここで、SFでお世話になったMuniバスの乗り方のコツを。
コツと言っても大したことはありません。料金は1回$2.25(2016.1当時)でした。徐々にあがっているようなので、旅行前に要確認です。
前から乗って、料金を運転手さんに渡します。海外の常識で、おつりは無いので小銭を用意しておくこと。(さすがにクレジットカードは無理だと思います。)
すると、運転手さんがペラペラの紙のチケットをくれます。いきなりビリッとチケットを破き、それをくれたので最初驚きました。慌ててガイドブックを見るとこのMuniバスは、90分乗り放題らしい。別のバスに乗り換えても時間内ならこのチケットで乗れるとか。このチケットの破り方で何時何分までまで乗れるということを表しているとのこと。


Super Analog Bus Ticket 2016.1

確かに、写真のチケットをみると、左側が時刻を表し、右側が0時と30分を表しているような。1枚1枚チケットを破って渡すなんて驚くほどアナログだ。それにしても、あの大雑把なアメリカ人が、いちいち90分先の時間をちぎって渡すなんて。アメリカ人もこんな小技が出来るのかと驚き。なにしろ、ステーキの重さは500g単位、チップの単位は15%と20%しかない大雑把な世界なのに。

と感心しつつチケットをもう一度見ると、これ午後2時を表しているのでは?
チケット買ったのは10時半だったはずだけど。90分なら12時まででは?
あとの2人のチケットを見させてもらうと、それぞれ1時半に2時半。ロクにチケットを見ないで何人も乗り込んできた客に、ビリビリ破って渡しているのだから、正確に破れるわけないよ。

まさか、破り方によって、1時半、2時、2時半まで乗れる、ということは無いだろうから、これはひょっとして2時半までは行けるのでは。あるいは平均値で2時位までは乗れるのか。どうなるのかと思い少しびくびくしながら、この後、Muniバスに乗ったのですが、謎はすぐに解けました。


Halfway to The Golden Gate 2016.1

運転手は、お客が乗り込むときまったくチケットを確認しない。破り目を確認するどころか、チケットを持っているかどうかも見てないよ。乗り込むとき、こちらを全く見ないで、早く乗れ乗れの手招き。
一応、チケット見せて乗ったけど。この運転手が特に職務怠慢なのかなと思いましたが、違いました。
この日乗った”すべての運転手”が、まったくチケットを確認してませんでした!

だんだんバカらしくなって、朝買ったチケットで丸一日乗ろうかとも思いましたが、それだけはやめておきました。日本人だし。でも結局、2枚のチケットで6時間以上乗っていました。
(破り目の範囲ですから、法律違反はしていないです。)

うん、ここはやはりアメリカだ、こんな細かいこと気にする人いないもの‥‥‥

思い出のSanFrancisco旅行記(6) 雨のサンフランシスコを歩く

ホテルで一休みした後、雨のサンフランシスコを散歩してみることに。16時半にホテル発。
雨なのにまだまだ明るいのは、日本より1時間位日の入りが遅いのかもしれません。


Montgomery St. 2016.1

ホテルの1本東側のモントゴメリーSt.を大通りマーケットSt.まで南下することに。
改めてSFの街を歩いてみると、不思議と違和感がない。SFの街並を歩いていると、都内のどこにでもあるオフィス街、大手町か日本橋のような、を歩いているような既視感を感じます。


Market St.(1) 2016.1

ここ数年、アジアに旅行することが多かったのですが、アジアでは、日本を凌ぐピカピカの21世紀型高層ビルの街並と、もはや日本では見かけないスラムかと見間違うような街並が同居している面白さがあります。街を歩くと、本当に面白いなと思うのがアジアなのですが、SFにはそれがない。


Cable Car's South End Station(Beside Market St.) 2016.1

どこかで見た街並ばかりだなと思って歩いていたら、やっと気がついた、この街並、日本にそっくり。正確に言えば、日本がアメリカをそのままコピーしたんです。高度成長期を経てやっとゆとりができて目が世界に向いた時、日本のお手本は何から何までアメリカだった。日本だアメリカだといっているうちに、世界、特にアジアがどんどん発展していったのです。一部は、もう追い抜かれているかも知れない。
日本もアメリカも、そのうち世界一を競うことなく、ヨーロッパのようになるのかも知れない。国が成熟したとうことなのかな。そんなことを考えながら歩いていました。


SF Map2

せっかくなので、SFの市街地の特徴を少し書いておきます。これだけ頭に入れておくだけでも、SFに行った時にずいぶん役立つと思います。
赤星「ユニオンスクエア」:SFの中心というべき場所で、一番繁華でにぎやかなところ。当然、ここの周辺には大きなホテルが集中しています。お店も多く、ショッピングにも便利。


Union Square 2016.1

紫星「フィッシャーマンズワーフ」SFの一番の観光地。観光客も多いので、シーフードを食べさせてくれるお店も多し。ユニオンスクエアから直線距離で2.5km位なので、1見歩けそうに思えますが、この中間部がこの付近で一番標高が高く、歩くのはまったく無理です。

青星「高級住宅街」SF半島の中で一番高いところにあるということは、住んで気持ちがいい、つまり高級住宅地です。ワンルームマンションでさえ、べらぼうに高い賃料らしい。ということは、治安が一番いいエリアでもあります。

赤円「テンダーロイン地区」SFに行く時、ここだけは覚えていきましょう。SFで一番治安の悪い地区で、しょっちゅう発砲事件があるとか。ここを夜歩くのは自殺行為です。SF市役所がある地区が一番治安が悪いというのも困ったものです。

紫円「ソーマ地区」昔の工業地帯、倉庫地帯でここも非常に治安が悪かったのですが、近年、倉庫群が再開発され、お洒落なお店が立地し土地柄が向上してきた地区。昼間遊びにに行くのは大丈夫みたいです。夜はもちろん危険。

赤星と紫円の間を左下から右上に通っている道路がマーケットストリートというSF一番の大通り。ここより北側が一般的なSFの観光地と思って間違いないです。。


Market St.(2) 2016.1

アメリカの街はどこでもそうなのですが、治安のいい地区と悪い地区がはっきりしています。
旅行者にとって問題は、ユニオンスクエアの西に大きなホテルが多いのですが(赤星の左あたり)そこから西に200m位歩くと非常に治安が悪い地区に入ってしまうこと。夜、夕食を食べに行こうとふらふらしていると、強盗に会っても不思議のない地区です。私は方向音痴だから、というのはアメリカでは全然冗談になりませんので、要要要注意です。



今回歩いたコースでとったで撮った動画や写真を入れ込んで、「オリジナルSF街歩き」を作ってみました。SF名物、ケーブルカーに乗車中の動画もあります。
バッキングは、自作のGeorge Bensonのカバー、「Affermation」。曲調がちょっとダークなので、雨のSFの動画とあっている気がするのですが、いかがでしょうか。自分では、旅行の時を思い出させてくれるので、結構、この動画気に入ってます。

アメリカで、こうやって歩きまわって楽しめる街は珍しいかも‥‥‥


The Gentle Man Gathered And Rode The Cable Car 2016.1


思い出のSanFrancisco旅行記(5) フィッシャーマンズワーフでクラムチャウダー

長男と2人、アルカトラズからフェリーで帰って来る。待ち合わせはピア39のブディンというお店なので、ピア33から6つほど埠頭を歩く計算。※いよいよフィッシャーマンズワーフ。
25年前に出張でSFに来た時は、それこそ右も左もわからない中、偉い方に「自由時間が余り無いけど、フィッシャーマンズワーフだけは行かないとね。」とつれて来てもらったところ。SFの一番人気の観光地です。
※よーく地図を見ると、必ずしも1つの埠頭にピアNo.が対応している訳でなく、1つ埠頭で3つ、4つのピアNo.がついてました。どう考えても、39も埠頭が無かったもの。


Pier 39 2016.1

さっきまで監獄の中を歩いていたダークな気分とは一転して、ここは皆がのんびり歩いている。残念ながら雲が暑くなってきて、青い海に青い空はどこにも無かったのですが。冬だししょうがないか。
しかし、ブディンのお店の前に待てども待てども2人が来ない。30分ほど探し回ってわかったのは、フィッシャーマンズワーフにブディンというお店が2軒あるということ。やけに小さなお店だと思ったら、待ち合わせしたお店はピア39のさらに先にあって、ここが本店?非常に大きなお店でした。ブディンで待ち合わせる時は要注意です。そんなことそうそうないか。


Main Store of Boudin 2016.1

13時近くにやっと4人集合。ブディンといえば、クラムチャウダーでしょとMiss M.。
ということで、大きなパンをくりぬいてクラムチャウダーをたっぷりついでもらったのを4つ注文。写真ではよくわかりませんが、さすがアメリカンサイズ、1人1つでかなりボリュームがあり、お腹が満たされました。SFは想像以上にシーフードレストランが多く、クラムチャウダーもあちこちで食べられるのですが、一番は絶対ここだということ。確かに具もたっぷりで美味しかった!余りにおいしかったので、お土産用のクラムチャウダーの缶詰を3つも買ってしまいました。


Boudin's Clam Chowder 2016.1

これには後日談があります。
アメリカンサイズの大きな缶詰を3つも買ったので、非常にかさばって重い。
トランクに入れて預けるのだから関係ないない、と思っていたのですが、日本に帰ってトランクを開けてみると、大きな紙が1枚。なんだろうと見てみると、英語で「このトランクは中身を検査させてもらいましたが、異常ありませんでした。」と書いてある。どうもサンフランシスコ空港で、荷物を載せる時に中を検査されたらしい。
そりゃそうだろうな。ともかく缶詰3つ入れたトランクだけ異常に重かったし、X線で見ても大砲の砲弾のようなものが3つ転がっているのだから。ということでクラムチャウダーの缶詰を調子に乗っていくつも買って帰ると大変なめにあう(かも知れません)。


He played the full drum set. 2016.1

あちこちの路上で、ギターを弾いている人がいるのは観光地ならではですが、なんとフルセットのドラムをたたいていた黒人ミュージシャンがいました。ミキサーセットを片手で操作しながらの、そのドラミングがまたお上手。さすがアメリカ。正面から写真を撮るとチップをあげなくてはいけなくなるので、後姿をパシャリ。ちょっとせこかったかな。


It's rainning, and shivering with cold. 2016.1

昼食も終り、お土産を買ったり散歩したりしているうちについに雨が降ってきました。SFといえども1月の雨はやはり寒い。気温も10度近くまで下がってきたのではなかろうか。晴れていれば、フィッシャーマンズワーフで午後一杯遊ぶ予定だったのですが、雨には勝てず、一度ホテルに戻ることに。
フィッシャーマンズワーフをさらに西に進むと、サンフランシスコ海洋国立公園があって、19世紀の貨物船やWW2で戦った潜水艦が停泊しているらしい。ここに行けなかったのは少し残念だったけど。

次の時は、絶対に潜水艦の中に入ってみよう‥‥


Empty Bus Stopped 2016.1

思い出のSanFrancisco旅行記(4) 脱出絶対不可能の監獄、アルカトラズ(その2)

(2017年3月30日、開設4年半で60,000Hitを超えました。遊びに来てくれた方には感謝いたします。今後ともよろしくお願いします。)
監獄の中はどこでも自由に歩いて見られるのは、アメリカンスタイルです。
スタート地点で、解説ヘッドホンを貸してくれるので頭に装着。さすが有名観光地、8カ国語の解説を選ぶことができ、もちろん日本語もOK。


Wide Shower Area 2016-1

いきなりだだっ広いシャワールームに。映画の冒頭にもありました。
極悪の囚人が、何十人も裸でシャワーを浴びているのは、迫力があるというか、監視するほうも気持ち悪かったでしょう。


Prison Cell Rows 2016-1

監房は3階建てのこのような通りが3筋あります。両側の2筋は片側が窓で、中央の通りは、両側が監房になっている訳です。
アルカトラズは、あらゆる点で脱獄を防ぐ構造になっているのですが、この監房の並びもその1つです。わかりますか?建物のそとの壁と接している監房が1つも無いような構造になっているのです。


Library Room 2016-1

ヘッドホンの解説は自由に歩き回っても、自分がいる場所の解説をしてくれる。ということは、あちらこちらにミニ発信機があって、その周囲5m位だけ、その解説を聞けるようになっているに違いない。意外とハイテクです。
このがらんどうの部屋、もしかして図書館だったのでは?中に入って解説を聞くとやはりそうでした。映画の中では、監房の中から本の名前をリクエストすると、優良囚人が図書係になっていて、皆の本をまとめて借りてきて、各監房に配達していました。確か、天井の方まで図書架があって、脚立でとっていた。



あちこち見ていると大きな音が。上を見ると看守(今は係りの人ですが)が、監房のゲートを開ける操作をしていました。(動画は、90度回転したままですいません。)
動画では、1つのゲートだけが開いたり閉まったりしているように見えますが、横1列、すべての監房のゲートを同時に開け閉めできます。結構、力がいるだろうな。映画でも、開け閉めのシーンが何度もでてきました。


Escaped Prisoner's Cell 2016-1

さて、ひと際人だかりができている監房を見ると、なんと人が寝ていた。いや、よく見ると脱獄犯が実際に作った頭部の張りぼてが横たわっている。体の部分は、おそらくタオルでも丸めてあるのでしょう。
確かに、ふっと通りかかる位では、人間と見間違える。夜はもっと照明も暗いはずですし。脱獄犯にどれくらい似ているかどうかはわかりませんが。

この張りぼて頭、監獄の床に散らばる毛髪を1本づつ集め、紙粘土で作った頭部に1本づつ埋め込んでいったのだとか。夜中でも、数時間ごとに全監房の見回りがあるので、朝まで発見を遅らせるためにこれを作ったとは、人間の執念とは恐ろしいものです。
朝になって、この頭を発見した看守は腰を抜かしただろうな。


How Did They Escape? 2016-1

この横の監房に、現実にどのように脱走が行われたのかの、写真と解説がありました。
あの壁を毎晩削ったスプーンの写真も。映画が、実際の脱獄をそのまま再現しているので、映画を見た後で、アルカトラズに来ると、映画の1コマ1コマが超リアルに思い出されます。
映画自体は割合地味なのですが、それだけに逆にリアリティがあります。


Punishment Cell In The Darkness 2016-1

最後の通路に、扉のある真っ暗な監房が数個あります。これが映画にも出てきた懲罰房か。
何しろ、アメリカ全国の刑務所に入っている中でも極悪犯が選ばれてアルカトラズに送られてくる。そこでさらに悪いこと(脱獄とか反逆行為とか)をしても、もうどこにも送るところがない。ということで設けられた懲罰房は、中に何もなく、入口扉を閉めると中は暗黒の世界。(食事だけは1日1回おかゆのようなものが、死なない程度にあるらしい。)
この懲罰房に入れらた極悪人は、自分の囚人服のボタンをむしりとって、それを投げて真っ暗闇の中を探し、見つけると再び投げて‥‥ということをやるのだそうです。なぜかというと、そのような行為をしていないと気が狂ってしまうからだとか。映画にあった話かな。恐ろしい。


Open Ground of Alcatraz 2016-1

内部を見終わると、頑丈な扉からそとの運動場にでることが出来ます。
ここがあの階段か‥‥‥映画を見ていない人は、感動しないでしょうね。
ここの運動場で色々な出来事が起こった(もちろん映画の中で)のを見ていると、感じるものがあります。少なくとも撮影はこの場所で行われたのだし。運動場のへりにある階段。この階段の1段1段にも深い意味があったっけ。



運動場から、鋼鉄のぼろぼろに錆びた扉をあけると、断崖絶壁になるまでに人がちょこっと立てる場所があります。そこから周囲の海を眺めました。ここには囚人は立てなかったのですが、SF市街もゴールデンゲートもすぐそこに見える。成人男子ならあそこまでなんとか泳げるでしょ、位の見た目距離なので、よほど海が冷たく流れが激しいのか。永遠の距離だったのだろうな。

絶望のアルカトラズ‥‥‥か。


思い出のSanFrancisco旅行記(3) 脱出絶対不可能の監獄、アルカトラズ(その1)

2日目、午前中は今回の旅行のハイライト、アルカトラズ刑務所。
SFの北岸のピア33まで、ホテルからタクシーで行くと、それらしき行列を発見。
特段、何かのツアーに乗らなくても、結構頻繁にフェリーが出ているので大丈夫です。


Ticket Booth At Pier 33   2016-1

アルカトラズは、かつて脱獄が絶対不可能と言われた連邦刑務所。
サンフランシスコ湾の小さな島を丸ごと刑務所にしてあり、脱獄するためには、まず監獄から脱出し、海を泳いで周辺の陸地にたどりつかなくてはいけない。(もちろん、陸地に着いてからも追っ手から逃げ切らなくてはいけないのですが。)
SFに遊びに行った人なら、綺麗な海辺なのに人が遊んでいないのを知っていると思います。サンフランシスコ海流は寒流で夏でも10度程度と、とても海に入れません。さらに、ゴールデンゲートが狭い口となって、湾の中の流れはかなり激しい。ということで、なんとか海までたどりついても、必ず海でおぼれ死んでしまうという悪名高き刑務所です。



脱獄不可能な刑務所として、全米の刑務所から札付きの受刑者が集められたことでも有名なところ。
記録では1934年から1963年までの連邦刑務所の間、14回、36人の脱獄事件が起き、23人は身柄拘束、6人は射殺、2人は溺死、5人が行方不明という結果。

そして行方不明者のうち3人が、閉鎖1年前の1962年に起こった、フランク・モリスの脱獄事件。
これは「アルカトラズからの脱出」(Escape From Alcatraz;1979)という映画になっています。
FBIは、おそらく溺死したという発表をしたのみで脱獄を認めていません。それらしい水死体1人が発見されたとか、後年ブラジルの農場で働いていたとか、関連情報は色々ありますが事実は闇の中。
でも難攻不落の刑務所に関する、唯一の脱獄成功例、と思った方がロマンがあるような。


We Reahed The Old Pier 2016-1

アルカトラズに行くならと、当然、出国前にDVDで予習。
クリント・イーストウッド主演の渋い映画で、まさに脱獄不可能と言われた監獄からどうやって脱獄したかという現実の事件を、ほとんどドキュメンタリータッチでそのまま映画化したものです。
興味ある方は、Wikiに詳しく出ているのでググって下さい。

アルカトラズ脱出

映画自体も面白いのですが、映画で出てきた、壁をスプーンで削った跡や、脱出の時間稼ぎをするために作った、本物の毛髪を植え込んだ頭のはりぼてが実際に置いてあるのは、ある種、感動します。映画で出てきた食堂や図書館なども、当然、見学でき、この部屋だったのか~と感慨が沸き起こってきました。
アルカトラズ刑務所に見学に行くなら、絶対に映画を見てから行って下さい。感慨が100倍深くなりますから。(もう行ってきた?後から見ても十分面白いですよ。)


No One Allowed Ashore Without A Pass 2016-1

フェリーで10分程度でアルカトラズ島に到着。受刑者には、この距離が無限に遠かったのだろうな。
島に着くと、埠頭で簡単なインフォメーションが行われ、その後、建物に向かう。各自で自由に見学すればいいのですが、建物に入るまではほぼ1本道なので流れのまま入ると、10分程度の案内用白黒映画が上映されていて、まずこれを見る。

空気がひんやりしてきた。いよいよ監獄の中か‥‥
Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKI
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コピーしたり、カメラ片手に散策しよう‥‥
写真は私がとったものからです。
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