Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

マレーシア1人旅珍道中(16) Hop Onバスとフランス紳士

ともかく、HopOnバスが出発。
11時を過ぎたので、6番ビンタンウォークで降りて昼食を食べ、まだ乗っていなかったモノレールでKLセントラル駅まで行き、そこから再びHopOnバスに乗って1周する計画。


Hop On Bus Starts At The No.1 Bus Stop 2016.8

繁華街ブキビンタンは、ギラギラの太陽に照らされ灼熱の通りだ。バスを降りてうろうろしていたらそれだけで体力を消耗するので、先日、地元女子大生に教えてもらったフードコート「Lot10」に直行。
今日は、ささやかな楽しみがあった。ランチ後に、冷たいデザートでしばし休憩することに決めていた。先日来た時に、美味しそうなデザート店が何軒かあるを見ていたのだ。


Lot 10 2016.8

アイスクリームに小豆とフルーツを足して氷を浮かべたようなデザートは、香港やマカオ辺りでも時々見かける。これだけ暑いと、常に水分を補給する必要があるので、ソフトクリームのようなものより、こういうものが食べたくなる。

昼食を食べ終わり、速攻で一番奥のデザート屋台の前に並ぶ。どれもボリュームがあって10RM(300円)前後と格安。どれにしようかな?
なんとなく急に小豆味が食べたくなって、写真のクリーム小豆的なものを注文。
大きめのボールに並々とついでくれたのが嬉しい。


Hot Dessert !! 2016.8

テーブルに戻って一口。本当に、吹き出しそうになった。
これ、熱々だよ! 
何が起こったのか、10秒くらいボー然とする。
メニューボードを指さして注文し、たっぷりついでくれたボールを、自分で持ったトレイの上に載せてもらってテーブルに戻るので、口をつけるまで冷たいか熱いかがわからなかったのだ。

そのお店にダッシュで行く。ずらっと並んだ30種類ほどのデザートのうち、熱そうなのは自分が頼んだものしかない。どれを頼んでもよかったのに。店の前で並んでいる人が受け取るデザートを見ていたが、どうみても皆冷たいデザートだ。

食べ物を粗末にするのは自分の人生のポリシーに反するので、結局、全部食べましたよ。
しかし、35度になろうかという熱帯の真昼間、ボール一杯の熱々のお汁粉を食べるかね~
もう情けなくて大笑いしそうでした。

(教訓16)旅行で直面するアクシデントの半分は自分が原因だったりする


Shoppng Mall In The KL Sentral St. 2016.8

ショックを引きづりつつモノレールでKLセントラル駅に着く。大ショッピングセンターが併設されたともかく巨大な駅で、人に聞き聞きやっと停留所を見つけたのと、HopOnバスが発車したのが同時だった。しょうがない30分待つか。

しばらく停留所で待っていると、
「ココカラ HopOnバスニノレマスカ?」と外国人夫婦に訪ねられる。
「そうです。でも、行ったばかりなので、あと20分位は待たないと駄目みたいです。」と。
「シバラクコナイカラ、アッチノ駅舎ノヒカゲデ、マッタホウガイイヨ。」と係員。
アドバイスに従い日陰のベンチに行く。外国人夫婦も隣のベンチに。
こうなったら話しかけるしかないな。

このご夫婦、フランスからの旅行者でした。夫婦で世界中を旅行しているらしい。
暇に任せて旅行の話を振ってみると、
「○○ニモイキマシタ、アソコノ△△ハトテモヨカッタデス」
という答えがポンポン返ってくる。
アジアも好きらしく、香港、シンガポールはもちろん、タイランド、ベトナムとメジャーどころはすでに制覇。フランス人なので、ヨーロッパは当然行きつくしているでしょうし。


2nd Floor Seats 2016.8

印象的だったのは、ともかく旦那様が紳士だったこと。
私がベンチに歩いて行って話しかけると、旦那様がスッと立って同じ目線で話してくれる。日陰とはいえ暑い中だし、バスが来るまでしばらくあるので、
「気にせず座って話して下さい。」と何度言っても、立ったまま話してくれる。それも綺麗な英語で。
ビジネスの世界なら礼儀の一つですが、マレーシアのうだるような真夏のバス停横で、アジア人相手に、こういうことが自然に出来るというのは真の紳士でしょう。

フランスには1回だけ行ったことがあると話すと、
「フランスデ、ツギニイクトシタラ、ドコニイキタイデスカ?」と質問される。
その瞬間に、HopOnバスが来たのが見えた。3人で荷物を抱えて停留所まで走る。
「次はノルマンディー海岸に行き、上陸作戦が行われた海岸を歩いてみたいんです。」
という私の願いを話す機会はついに失われました。残念。


Gently Couple 2016.8

フランス人夫婦は、バス2階の屋外席に座る。私はもちろん、冷房の効いた2階の屋内席に。National Palaceや21番Titiwangsa Lakeでの小休止では、すかさず2人で写真をとりにバスから降りる。
やはり世界中旅行している人は、行動力と好奇心が旺盛だ。
と、屋内席の私の横に移ってきた。
「ソトハアツスギテダメデス。イクラ、カゼガアッテモ。」
しかし、しばらくしてまた屋外席に行く。バスからいい写真を撮りたいのが理由らしい。

いよいよ23番を過ぎ次は1番。つまり1周完了。ここで私は降りる予定だ。
1番に向かうバスの中で、屋外席の2人のところに向かった。
「私は1周したので、次の1番停留所で降ります。KLを楽しんで下さい。」
お互いを祝福しあうと、奥様も満面の笑みを浮かべて握手。
バスから降りて両手を振ると、フランス紳士がその姿を2階屋外席からカメラに収めてくれた。
最後はお互いにグーポーズ。

いい出会いだったな‥‥‥

マレーシア1人旅珍道中(15) Hop Onバスと20人のニカーブ女性

マスジッドジャメから戻り、昼からは"Hop On Hop Offバス"で市内を回ることとした。直訳すれば、乗り降り自由バスか。走行ルートは以下の地図のとおり。小さく見にくいので、旅行予定の方はマレーシア交通局のHPからダウンロードして下さい。この1風変わったバスのルール箇条書きすると、

Hop-on Hop-off Bus
Hop On Hop Off Bus Map Red Star:No1 Bus Stop

①23か所の停留所を結ぶ循環バス。バス停には、大きく①とか⑫とか赤丸で書いてあるので、どこの停留所か一目でわかります。ルートは昇順の時計回りルートで1周約2時間。

②最初にバスに乗った時からカウントダウンが始まり、24時間自由に乗り降りできる。日を跨いでもOKなので、今日の昼12時から乗り始めれば、明日の昼12時まで利用可能。(48時間チケットもありますが、24時間チケットで十分でしょう。)

③ただし、24時間走っている訳ではないので、バスの営業時間は要チェック。
13番の National Palace だけがかなり離れていて、ここに午後4時半着が最終便だとマップにある。National Palace からはタクシーでも結構かかるし、そもそも夕方以降はタクシーがいないので、夕方ここで降りる場合は足の確保に要注意。(ここは必ず10分間のトイレ休憩が入るので、ゲートから王宮の写真を撮る位なら、再び同じバスに乗車可能です。)

④各停留所周辺の観光拠点の特徴を書いたHPが沢山あるので、あらかじめ調べておくと効率的に回れます。特に1番は「マレーシアツーリズムセンター」で、様々な観光パンフが入手できます。


Malaysia Tourism Center 2016.8

⑤バスは2階建てで、2階は屋外席と屋内席があります。ほぼ海外の観光客のみで、指定席ではないので好きなところに座れます。

⑥一人55RM(約1650円)。子供料金もあり。オンライン購入は 5RM 割引とマレーシア交通局HPに書いてあります。この場合はバウチャーを要プリントアウトです。

⑦確か30分に1本位の頻度でした。これもHPで要確認です。

なんと今回泊まったマヤホテルの正面が1番停留所。ここのマレーシアツーリズムセンターは、綺麗な植栽の中の建物で、散歩を兼ねてバスチケットを買いに行く。が、HopOn バスのチケットを売っている建物が奥まっていてわかり難い。3人に聞いてしまった。駅の窓口のようなところを想像していたら、普通のオフィスの事務所のようなところで売っているのだから。1番からスタートする人は要注意です。

チケットも手に入り、停留所に向かおうとした時、カウンター横の大きなポスターが目に入った。「You can also get the bus ticket in the bus.」(HopOnバスのチケットはバスの中でも買えます。)
あのね、あちこち探してここにたどり着いた、そのカウンターの横にこれが貼ってあっても意味ないでしょ。停留所の横に貼って欲しかったよ。ま、こんなこともあるか。


Hop On Hop Off Bus 2016.8

停留所に向かう前庭でちょっとした出来事があった。
マレーシアのイスラム教女性は、ヒジャブというスカーフのような布で髪だけを隠しているスタイルが一般的です。綺麗な髪は男性を惑わす原因だという教えらしい。洋服は普通の女性の服装なので、日本人がみても余り違和感はない。
一方、アラビア半島の国では、女性はニカーブという全身真っ黒の布で覆われ、目のところだけが空いている服装が標準だ。日本人がイスラムの女性というと反射的に想像する姿だ。マレーシアでは、ニカーブの女性はほとんどみかけなかった。

そのニカーブをまとった黒ずくめの女性達が、なんと20人程で歩いていた。幸か不幸か、前庭には私とその大群以外誰もいない。気が付いたら10m間隔で向かいあっていた。さすがにここは横目で眺めてすれ違おう、、、あれ?一人がこちらに向かってきたよ。


(参考)ニカーブの女性

「ワタシタチノシャシンヲ、トッテモラエマスカ?」
私は、なぜか日本でも海外でも、見ず知らずの人に写真を撮って下さいと頼まれることが非常に多い。この時ほどドキドキした時はなかったな。ちなみに、ニコンの本格的な一眼レフを持っていました。
結局、「はい、もう少しかたまって」なんて、声をかけながら撮りました。

この時、自分のカメラでも「貴方たちの写真を1枚撮らせて下さい。」と余程お願いしようかと思ったのですが、カメラを返す10秒間、迷って迷って躊躇してしまいました。異教徒の男性に、20人まとめて写真を撮られるなんて、イスラムの神の逆鱗に触れるのではないかと。もし、私にもう少し勇気があれば、ここに20人のニカーブ女性の写真を載せられたかも知れない。向こう見ずな勇気があれば、20人のど真ん中でピースをした私の写真を載せられたかもしれない。

カメラを返すと、今度は「HopOnバスノチケットハ、ドコデカエルノデスカ?」と質問を受ける。
あの奥まった事務所への道順を説明するのはかなり困難だ。ふと、さっきのポスターを思い出して「乗ったバスの中で買えますよ」というと、サンキュウ―と。
なんだ、あのマヌケなポスターがもう役だったよ!!

(教訓15)海外旅行では、何がどう役立つかわからない。色々な情報を大切に。

この女性、ニカーブは被っていても、綺麗な目で、とてもにこやかな話し方でした。

写真を撮らせてとお願いしたらYESだったのではないかな、多分‥‥‥

マレーシア1人旅珍道中(14) 入り口のない迷宮、マスジッドジャメ

4日目は、KLのハイライトともいえるマスジッドジャメ(Masjid Jame)。
1909年、20世紀初めに出来たKL最古のモスク。日本でいえば法隆寺みたいなものか。
朝9時に同名のマスジッドジャメ駅で下車。歴史的観光拠点の割には周辺に高層ビルが林立し、駅から歩いて5分もかからないはずなのだが、ビルが多くてモスクが見えない。
ちょうど通勤ラッシュの時間なので、通勤途中の女性サラリーマンに方角を聞くと
「マスジッドジャメナラ、コッチヨ」
躊躇なしにビシッと指差してくれた。
さすが有名観光地、歩いて5分の法隆寺級の場所を知らない訳が無いか。


North Gate of Masjid Jame 2016.8

、、、、、が、歩けど歩けどらしきものが無い。WIFIが無いのでGマップは使えないし、歩き方のここの地図が小さくて見にくく良くわからない。10分ほど歩いたところで、これは間違いなく駅から正反対に歩いていると確信できた。さっきのビシッと指差しは一体なんだったんだ。ま、こんなこともあるか。

結局、30分余計に街歩きをしてマスジッドジャメに到着。
それ自体は歴史的な立派な建物なのだけど、周囲がビルと高架モノレールに囲まれていてかなり近づかないとわからないので要注意。駅から歩いてくると、ほぼ裏側北玄関にでるので余計にわかり難い。


Front View of Masjid Jame 2016.8

駅に近い入口は工事中で、車道まで赤のコーンがはみ出して歩きにくいことおびただしい。北口は工事中で入れないということだったので、川沿いに歩いて正面に出ることにした。このマスジッドジャメは丁度、川がY字になっている合流点に建てられている。クアラ・ルンプールとは、マレーシア語で泥の川・合流地点という意味らしく、この最古のモスクが建てられた場所から名前をとったとのこと。
「正面から見ると、20世紀始めに建てられた白大理石と素焼きレンガの壁が非常に美しい。」
と歩き方に書いてある。確かにモスクは見えるのだが、丁度正面が工事中で、ブルドーザーが動いていたりと、大理石どころか掘り返した土と砂利でモスクの景観どころでない。

裏口と正面が駄目なら、西側入り口しかないな。この程度でめげている様では旅行なんて楽しめない。
マレーシアで1,2を争う美しさといわれているマスジッドジャメの内部に入るのだから。
さすがに、自分同様にモスクの周りをうろうろしている観光客を見かける。息子夫婦の旅行についてきたよ、という感じで家族の最後尾を歩く老人に話しかけるとイタリアから来たとのこと。しかしイタリアは全国的にマレーシアブームなのか?本当に多いな、イタリア人が。


Western Gate of Masjid Jame 2016.8

ということで、西側入り口に向って歩く。何度も言うようで申し訳無いが、写真を見ると曇り空位にしか感じないでしょうが、ともかく暑く、湿度も半端でない。はやくマスジッドジャメの中に入りたい。

やっと西側入り口に着く。すでに駅を降りてから1時間近く歩いて汗ビショだ。
ここも工事中だった。おいおい、まさか、、、、、、そのまさかだった。
どう考えてもすべての入り口が、工事中につき進入禁止だ。
結局、マスジッドジャメの周りを1周半歩いて見つけたのは
「美しいマスジッドジャメの修復工事中。足元に注意。」の案内ボード。
マスジッドジャメには入り口がなかったよ、本当に。


I finally discover this board. 2016.8

(教訓14)歴史的建造物や美術館は休館日は調べて行こう。万一、工事中だったら諦めるしかない。

すっかりマスジッドジャメで気勢をそがれたが、こんなこともあるさ。
不幸中の幸いで、この周辺はKLで一番といっていいほど沢山の歴史的建物がある。日本でいえば、皇居と大手町と京都御所をあわせたような地区らしい。気をとり直して、端から見て回ることにしよう。


Sultan Abdul Samad Building 2016.8

まずは隣にあるスルタンアブドゥルサマドビル。マレーシア語で言われると、何が何だかわからないが、一言でいうと旧連邦事務局ビル。この連邦とはもちろんイギリス連邦のことで、植民地時代の最高司令部に使われていた建物。日本でいえば、GHQが使用していた明治生命館のようなものだ。歴史を感じさせる立派な建物でした。が、今は裁判所ということで当然中に入ることは出来ず、鉄格子から中を見つつとおり過ぎる。


KL City Gallery 2016.8

道を渡ると、「I Love K L」の大きなモニュメントが目に飛び込む。
こんなところにショッピングセンターかと思い、ここは外見の写真だけとってパス。後から調べてみると、シティギャラリーということで、KLの過去から未来にかけた都市計画が展示されていたとのこと。興味ある内容だったのに残念。
後ろを振り返ると、さっき通り過ぎたスルタンアブドゥルサマドビルの前に大きな観光バスが4台止まり、中から中国人がわんさか出てきた。世界中で見られる光景。


Merdeka Square 2016.8

その横にはサッカー場かと思うような芝生広場、ムルデカスクエア。1957年に独立が宣言された、マレーシアで一番重要ともいえる場所。独立の喜びというのは日本人には想像がつかないが、民族の誇りに違いない。綺麗なサッカー場ですね、なんて間違ってもマレーシアの人に言ってはいけない。

サッカーをやっていた人ならわかるでしょうが、芝生の上を歩くとともかく暑い。
芝が枯れないように水をかけているので、湿度が100%近くなっていて、ムシムシ度が半端無い。
そこを端から端まで歩いたので、さらに汗ビショだ。


St. Mary Cathedral 2016.8

こういうときは、いつも言っているけど教会だ。ムルカデスクエアの向こう側にあるセントマリー聖堂にやっとの思いでたどり着く。大体、礼拝の無いときは教会にはほとんど人がいないので、休憩するには丁度いい。入ると、Wellcomeと教会の方に声をかけられるので、こんにちはと返事を返し、祭壇の前で敬意を表す。自分以外は誰もいない教会で座って15分しばし休憩。瞑想でもしようかな。

マスジッドジャメは、次の機会にとっておこう‥‥‥

マレーシア1人旅珍道中(13) KLでマレーシア料理を求めて

前回、フードコートのことを書いたので、その他の夕食のお店をご紹介。
最初は、Old China Kafe。
丸の内線パサールスニ駅から、徒歩3分のチャイナタウンのすぐそば。マラッカ日帰りの日だったので、既に夜8時半になっていた。地図で見るとチャイナタウンのすぐ南なのですが、道を南に1歩進むと、おもちゃ箱をひっくり返したような街並みは一転して、お店がまったく無くなった。10m歩くと正面は工事現場。

(教訓12)海外旅行の際、工事現場はしばしば犯罪多発地帯だ。特に夜の工事現場には絶対近づいてはいけない。

人気も無いしなんだかやばいなと思いつつ歩くと、歩道に人が横たわっているよ。遠巻きに見ると死んではいなさそう。どうも寝ているようだ。しかしコンクリートの歩道に直に寝るかな。突然、足でもつかまれたら怖いので、大回りして進む。本当に店があるのかと思って、工事現場手前の角を恐る恐る曲がるとあった。ほんの数分ですがドキドキしました。


The Old China Kafe   2016.8

雰囲気ある入り口をくぐると、うって変ってアジアンテイストのお洒落な雰囲気。植民地時代の建物を改装して使っているのだとか。お客のほとんどが西欧人だったということは、Planet Earth(世界一有名なガイドブック)に紹介されているのでしょう。
ともかくお腹が空いていたので、ビールにチキンに野菜を注文。マレーシアは全般に余り辛くもなく、日本人にはとても食べやすい味付けです。私は、辛さもスパイシーも大丈夫なので、日本の味とは若干違うでしょうが、タイのような激辛のものはほとんどありません。


Inside Of The Old China Kafe   2016.8

隣のテーブルでは、家族3人で食事をしていて、5歳位のお兄ちゃんが退屈になっているのだけど両親はまったりビールを飲んで知らん顔。向かいのテーブルにも家族4人がやってきた。13歳位の長女は、白人の美人さん。1人旅の者が来るような安価なお店ではないようで(でも当然、日本より安い)、周りが家族連れかカップルだったこともあり、話しかけることはありませんでした。
ボトルワインもあったので飲みたかったけど、1人で1本はさすがに多い。1人旅、残念。
1本100RM(3000円)前後と日本と余り変わらない値段。
香港映画に出てくるような店内で、食事もおいしく雰囲気もいいお店でした。


The Arrow Street being Under Constructions 2016.8

翌日は、SK Corner。
ブキビンタンから歩いて10分位のアロー通り沿い。アロー通りは、新宿歌舞伎町を50年前にタイムスリップさせたような感じの、KLで一番のナイトスポット。メイン通りは道路工事中で雑踏感に拍車がかかっている。夜で工事はやっていないので、ブルドーザーの横の砂利の上にテーブルを置いて店先にしている。アジアだな~。どこかで見たような屋台がずらっと並んでいる。


They sat in front of the shop. 2016.8

アロー通りを歩いて行くと、店先に女店員が手持無沙汰に腰かけている。客引きらしいのだけど、たまに声がかかってくるくらい。それより隣の仲間とのおしゃべりに夢中。最初はやばいピンク営業かと思いましたが、よく見ると一軒先の店先に足のネオンサイン。
これがアジア名物のフットマッサージか。お店のドアにも「マッサージ」と出ている。ひょっとしてやばい箇所のマッサージかと思ったけど、すりガラス風のドアから中を除くと、足を投げ出してフットマッサージの最中。少なくともメインストリートに面したお店では、やばい営業はやっていないようです。
今から考えれば、写真でみるよりずっとまともな雰囲気でした。


SK Corner 2016.8

SK Cornerは、結論からいうと相当濃いお店でした。
まず、メニューがよくわからん。これ何語?英語らしきものが書いてあるけど。外国のお店のメニューは、写真が載っているものはまずありません。じっくり眺めていると、ここの欄はスープらしいとか、この列は肉料理らしいとかが、段々浮かび上がってくる。おまけに、店員とのやり取りで、ここはヒングリッシュだと直感。店員はバリバリインドの人で、およそ英語とは程遠い言語を話す人たちだと。


No Nationality Cuisine 2016.8

ということで、トムヤムクンを中心に適当にオーダー。しかし、このトムヤムクンもタイのものとは大分違うな。インド風か?さらに、缶コカコーラを注文。海外の食事は、大体、水か氷でやられるので、少しやばそうだなと直感した時は、ビールかジュースを注文したほうがいいです。缶であれば絶対安心。
結局、べらぼうに辛かったインド風トムヤムクンに少しやられました。お腹がびっくりしたかな。大したことはなかったですが。

(教訓13)旅行中の食事は水と氷に注意。安全策なら缶ビールか缶ジュース。


Precious Cafe 2016.8

3つ目は、Precious Cafe。
チャイナタウン近くのセントラルマーケットの2階にあるお店で、China Cafeの姉妹店。まだ明るい18時に入ったので誰もいなかった、一番のりだ。映画のロケにも使われたことがある、中華風というか香港風というか、とても雰囲気のある店内。結構大きな店内で、China Cafeと大体同じメニューなので、予約なしで複数で来るならこちらの方がいいでしょう。立地もわかりやすいし。

マレーシアに来たなら、やはりマレーシア料理を食べてみないとと思いつつ、なかなかありつけなくて、やっと最後の夜にたどり着きました。ニョニナャ料理というらしい。何種類かあるのですが、一番特徴的なものが、「ニョナラクサ」カレースープにココナッツとチリで味付けをした濃厚なスープでその中に卵麺。この変形で「アッサムラクサ」は魚の身がたっぷり入った酸味の強いスープ。トムヤムクンにココナッツを混ぜたような感じかと勝手に想像して注文。


Nyonya Laksa (Right Side One) 2016.8

歩き回ってお腹がすいていたのであれこれ注文していると、お店の人に言われる。
「ヒトリナノダカラ、ソンナニタノマナイホウガイイヨ」
良く聞くと、この「ニョナラクサ」が結構大き目のボウルで出てくるらしい。それならばとライスを取りやめに。こんなアドバイスをくれるなんて親切な店員さんだ。
やっとありつけたニョナラクサ(だかアッサムラクサ)は、想像通りで美味しかったです。
私は、旅行先の食事はほとんどなんでも美味しく食べられるという体質なので、最終選択は自己責任でよろしくです。ココナッツ味に慣れていれば大丈夫でしょう。


Inside Of The Precious Cafe 2016.8

ということで、マレーシアの夕食を楽しみました。お酒を飲みながら、その日の印象を語り合うことが出来ないのだけが、1人旅の弱点かな。

次は、隣のテーブルの人と盛り上がって、なんていうのも面白いかも‥‥‥

マレーシア1人旅珍道中(12) 私についてこない?

マレーシアは余りに高温多湿で歩き回っていると疲労するので、毎日午後、1度ホテルに戻ってゆっくり風呂に入り、再び夕方に街に出ることに。
風呂上りの夕方5時過ぎに、ホテル前のGoバス停でバスを待つ。一番の繁華街ブキビンタンに出て、今晩はそこで夕食としよう。しかしバスが来ない。前前回(10)で書いたように、5時を過ぎると道路がどんどん混みだしてくるのだ。バス停に座っていると、隣におそらく地元の女性が座った。20歳前後のOLさんか。一生懸命、お化粧をしているので、これからデートか、友人と夕食か。


Pavilion In Malaysia Night 2016.8

この旅行のポリシーに従い、話かけてみる。
「ワタシハダイガクセイデス。アノホテルノ、ムコウガワニアル××ダイガクデス。」
アジア人なので、だいたい見た目と年齢は一致する。
「コレカラトモダチト、ブキビンタンデ、ショクジナンデス。」
「僕も、ブキビンタンにいろいろな料理店があると聞いたので、夕食に行くところ。」
マレーシアは英語が標準的に使われていて、完全ネイティブでもないので英会話がやりやすい。
「KLは、夕方は道路が混みますね。」
「コノジカンハ、イツモミチガコンデイテ、バスガコナイノ。イヤニナッチャウ。」
若い女性の話し相手が出来たので、イライラ度は1/3位下がったけど、それにしても、このバス停に来てからそろそろ30分だ。昼間なら10分おきに来るのに。

彼女が道に出てバスが来ないかしばらく眺めて、首を振って戻って来た。と、突然、
「Don't you follow me? (ワタシニツイテコナイ?)」
え、急になに? 女子大生から声をかけられるなんて、日本でも経験が無いのでキョトンとしていると、
「ブキビンタンマデ、アルコウトオモウノダケド、イッショニイキマセンカ?」
なるほどそういうことか。ここKLCC地区とブキビンタン地区は、頭の中では全然別のエリアだった。
バス停で5つ位なので、良く考えればそれほど離れている訳ではないのだけど。
「サイタンコースデイケバ、タブン20フンクライダトオモイマス。」
もちろん返事は「Sure, Let's Go!」


The Corridor Like Maze 2016.8

バス路線沿いに歩くのかと思ったら、いきなり逆方向に歩き始めた。ツインタワーの地下に階段を下りていく。こうなったら彼女に任せるしかない。まず、外国の人と話すには名前を聞かなくては。
「スウェイ、デス」
「日本に来たことはある?」
「ヒコウキデリョコウシタコト、ナインデス。トテモタカイカラ。デモ、カイガイリョコウナラ、バスデシンガポールニイッタコトガアリマス。」
飛行機に乗ったことが無いけど海外旅行したことはある。日本の感覚で聞いていると頭が混乱しそうだ。

「大学の専攻は?」
「マスコミュニケーションデス。イツカココデハタラキタイナ」
こことは、地下通路を通過中のツインタワーのオフィスのこと。オフィス階へのエレベーター前には立派なカードゲートがあったので、マレーシアでも最優良企業が入っているのだろう。このツインタワー自体、ペトロナスという超大企業国営石油会社が建てたものだし。
最初は、普通の女の子かと思ったけど、一生懸命、大学での専攻の勉強や将来の夢を話す。もしかするとかなり優秀な大学生ではないかという気がしてきた。なにより英語がとても綺麗だ。


Huge Stairwell In The Pavilion 2016.8

それなら少しは気の利いた話をした方がいいかも。
「このツインタワービル、2つのタワーをそれぞれ別の国が作ったのだけど、どこの国か知ってる?」
「ソンナハナシ、ハジメテキキマシタ」
「正面、右側のタワーが日本、左側のタワーが韓国なんですよ。」
もし、KLで地元の人と話す機会があれば、こんな話をしてみるのも面白いかも。

そんな話をしながら、ツインタワーの地下を抜け、地下街に出て、水族館の入り口を横目に見ながら右折してエスカレーターを上がり、外にでて横断歩道を渡ったかと思うと、歩道からエスカレーターでスカイデッキの途中に出て、左折してビルの合間をくぐりながら進んでいく。
こりゃ、自分で歩くのはまったく不可能だ。


We Reached The Bukit Bintang At 7 p.m. 2016.8

ツインタワー建設時に整備した最新の開発らしく、ほとんどが地下道とチューブ状のデッキで冷房が効いている。これはとても重要。真昼に歩道を30分も歩いたら、着いた頃には汗びしょですから。
最初の言葉通り、ちょうど20分でブキビンタンの一番の中心、パビリオンに到着。中を歩いていると、銀座か渋谷の最新ビルかという、おしゃれでピカピカの巨大モール。KLで買い物するならまずここに(特に女性)という場所。モデルの撮影も普通に行われてました。
お別れ前に、パビリオン前の噴水のところで記念写真をとる。

「どこで夕食にしようかな、、、」
「キメテナイノナラ、イイトコロヲオシエテアゲマス。」と言って、また歩きだした。
パビリオンの真ん前(つまり超1等地)にKL最大のユニクロがある。日本でこそファストファッション(私はとても愛用してますが。)だが、マレーシアに限らず外国では、安物どころか日本製のおしゃれブランドという位置づけになっている。
「ユニクロハイイデスヨネ、ダイスキ。デモ、タカイノデアマリカエマセン」
やっぱり女の子だ。


The Entryway of 十號胡同 2016.8

パビリオンから歩くこと3分の地下にフードコートがあった。ロットテンフートン(Lot 10 Futong/十號胡同)といい、地球の歩き方によれば、マレーシア各地49店舗があつまる地元で大人気のグルメパラダイス。写真で見るように、入り口は一番の目抜どおり沿いだが小さな階段なので、注意して探さないと見逃してしまう。地下は結構広いと思ったけど49店も入っていたんだ。地元の人で大賑わい。
1つ1つの料理のボリュームは朝食、昼食にあわせてやや小ぶりなので、昼なら2品、夜なら3,4品楽しめるのがいい。味もさっぱりして日本人好みだと思います。1人旅で一番残念なのは、料理店にはいっても1品しか頼めないことなので。あちこちの店を回りながら、3品頼んで40RM(1200円)なんて、まさにパラダイスだ。


49 Shops in 十號胡同 2016.8

このお店は○○が食べられる、向こう側には××のお店とざっと説明してくれた。
「ありがとう、美味しそうなお店が沢山あるので、ここで食事することにするよ。」
というと、にっこり笑って「クアラルンプールヲ、タノシンデクダサイネ」

と、くるっと反転して、エスカレーターを急いで登っていった。
そうか、友達と待ち合わせの時間だったのに、わざわざここまで連れて来てくれたんだ。
マレーシアの人の優しさに触れた気がしました。ほんとうにいい子でした。

いつか日本に来られるといいね‥‥‥
Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
.
休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に旅を。
そして海外に飛び出そう。
(このブログについて)
(5th Anniversary)(その1)
(5th Anniversary)(その2;音源編)
(5th Anniversary)(その3;音源編)

毎日の花の色と四季で風景が変わるブログパーツ
画面下を人々がお散歩
旅行お役立ちブログ
検索フォーム

123456789101112131415161718192021222324252627282930 11