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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして海外に

 

2020 GW ギブアップ宣言、、、、必ずリベンジします

ついに2020年のGWに入ってしまいました。
今日、ギブアップ宣言をしたいと思います。
本来なら今頃、飛行機で東シナ海を飛んでいる最中でしたから。


九イ分老街,Taiwan   2014.12

予約をした昨年時点では、誰がこんなことを想像できたでしょうか。
世界どころか日本の中を旅することもかなわないなんて。
旅行に行かないGWって、いったいいつぶりだろう、思い出せない位、昔のはず。

一生懸命思い出していると、伴侶が一言、
娘が1歳の時に淡路島に家族旅行して以来、旅行しなかったGWは無かったかもね、と。
そういえば毎年、夏、冬、GWと年3回の旅行に行っていた。家族で1泊以上の旅行をしなかった年は、結婚して以来無いはず。今は別に住んでいる娘が「休みは必ず旅行に行くものだと思ってた。」と言ってくれるのも、このためでしょう。

昨年12月が今のところ最後の海外なので、来年のGWまでに再開できるのかな。
私が、度々訪れる旅行ブログにも、悲鳴のような叫びが書かれていたっけ。


雙連朝市,Taiwan 2014.12

ここ1月は、諦める気持ちといつ再び旅行に行けるのかの気持ちの繰り返しでした。
こういう時は、自分と話すことが多くなる。
なぜお金と時間を使って世界中に旅に行きたいのか。
一言でいうとすれば、、、、、、好奇心かな。

動機は本当にシンプルだと思います。自分が見たことの無いところに行き、自分の足で歩いてみたい。
その地の空気を吸って、そこで生活している人と一言でいいから話してみたい。
多分、自分のいる世界とは違う何かがそこにあるはずだから。

大人になって、心のうちを他人と話すことは、たとえ友人でも少なくなったいま、やはり好奇心を持って生きている人はいいなと思います。
このブログにわざわざ立ち寄ってくれる方は、音楽か旅が好きな方でしょう。
いい歳してギターなんて弾いて喜んでいる。それも、好奇心ということだと思います。


士林夜市,Taiwa 2014.12

このGWに行く予定だったのは台湾でした。6年ぶりの再来のはず。

「いろいろな国に行っているみたいだけど、どこが一番良かった?」
という質問は、少し旅好きの方なら時々受ける質問だと思います。そして非常に評判の悪い質問。
なぜって色々な国にはそれぞれの良さがあって、一番とか二番とか決められないと皆思っているから。

でも、大人ならそんな返答できないし、質問した人の気持ちもわかる。
私は、自分が一瞬でもムッとする気持ちを出さないように、この質問の答えをあらかじめ何通りか決めて、相手によって使い分けています。(まったく同じことを言っていた、旅好きの友人がいたな。)


雙連朝市,Taiwan 2014.12

その一つの答え。
「日本人にとって、世界で一番食べ物が美味しいのは台湾だと思います。絶対のおすすめ。」 
これは本当にそう思います。

そして、かなり気ごころ知れている方にはもう一言。
「もし台湾に旅行してつまらなかったら、海外旅行は根本的にあってないので行かない方がいいかも。」

旅のビギナーでもすごく旅行がしやすくて、親日度はトップクラス。
また行きたい行きたいと思いつつ、色々な国に行っているうちに何年も過ぎてしまった。

前回、台湾に訪れた写真を見ていると、あのわくわくした気持ちが鮮明に思い出される。
史跡や観光スポットももちろん良かったですが、あの時の気持ちを思い出しながら写真を並べてみると、不思議と何でもない街角の人たちの写真をピックアップしてしまう。


台北101,Taiwan 2014.12

今回は、最南端の高雄から徐々に北上して、最後に台北に入るコースを考えていました。
昨夏のバルト三国の周遊が余りに楽しかったので。
コロナがおさまったら、必ずリベンジします!

台湾は無くならないからね‥‥‥

私の好きな海外旅行番組 (その2)

前回に続き、自分の好きな旅番組をご紹介。
最近の番組は、昭和の観光地紹介番組とはコンセプトが異なって、まさに自分が旅しているような気分にさせてくれるものが多いです。まさにバーチャルリアリティ。
今回の番組はすべて放映中のはずです。では、、、、


羊山公園、秩父  2019.4

○旅サラダ
朝日放送 土曜(番組中の8:00-8:30頃)
観光地 I - - ★ - + - - - - I 自然、現地感
贅沢  I ★ - - - + - - - - I 庶民的
作り込みI - ★ - - + - - - - I ハプニング

旅サラダガールという女性が旅した国を、3回位に分けて放映。明らかに女性向きゴージャス志向で、観光地、グルメ、ホテルをバランスよく紹介。これだけだとなんだセレブ向け紹介番組か、となるところですが、数人いる旅サラダガール1人1人に特徴があり(絵を書く達人、体力抜群の元新体操選手等)その特徴を生かすような旅先が割り当てられていることがわかってくると面白くなる。
映像は一番きれいで、週末の朝に見るのに万人受けする爽やかな番組。


○世界ふれあい街歩き
NHK BSプレミアム 火曜 20:00 - 20:59
観光地 I - - - - + - - ★ - I 自然、現地感
贅沢  I - - - - + - ★ - - I 庶民的
作り込みI - - - - + - ★ - - I ハプニング

街を、朝から夜まで歩き、その視点を手持ちムービーで撮影。
有名な大都市を歩くのですが、観光地は回らず、徹底して地元の人とのふれあいに焦点をあてている。
ぼーっと見ていると、その街を歩いている気分になります。
コースが地図で明示され、視点は歩く人そのものなので、行ったことがある都市の回はすごく面白い。HPから、放映番組のコースがダウンロード出来ればいいのに。


○一本の道
NHK BSプレミアム 火曜 夜10:00-11:00
観光地 I - - - - + - - - ★ I 自然、現地感
贅沢  I - - - - + - - ★ - I 庶民的
作り込みI - - - - ★ - - - - I ハプニング

世界の田舎を2人で何泊かトレッキングする旅。その時々での出会いや遺跡を楽しむ。
日本は、自然を歩くというとすぐ山登りになってしまいますが、行けども行けども人のいない平原が続くという光景は海外ならではです。中世の建物がポツンと残っていたりして。
特に出来事がある訳ではないので、こういう旅に興味がない方にとっては退屈だと思います。


一本の道? 羊山公園、秩父  2019.4

○関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅
NHK BSプレミアム 不定期 土曜日夜等
観光地 I - - - - + - - ★ - I 自然、現地感
贅沢  I - - - - ★ - - - - I 庶民的
作り込みI - - ★- + - - - - I ハプニング

関口知宏さんが、半年かけて10か国の鉄道2万kmを乗って廻った旅を編集して、再放送も含め、時々1時間番組のような形で放映。相当、撮りためたストックがあるのでしょう。映像も綺麗。
ハンガリーとかポルトガルとか、比較的馴染みのある国を1回に1か国、ローカル線も含めて端から端まで旅するので、その国を列車旅をしてみたい人には、面白いし参考にもなります。


○行くぞ最果て!秘境鉄道
NHK BSプレミアム 水曜 深夜90分番組
観光地 I - - - - + - - ★ - I 自然、現地感
贅沢  I - - - - + - - ★ - I 庶民的
作り込みI - - - ★ + - - - - I ハプニング

古原靖久というNHK好みの若手俳優が、さいはての鉄道沿線を乗降して旅をする番組。辺境の国を鉄道で長距離旅すること自体かなり珍しいし、映像も綺麗。関口さんとの鉄道旅のマイナー国版といった趣き。NHKらしく出会いをすべて事前調整してあるので、秘境の旅にも関わらず、良くも悪くもほのぼのした雰囲気です。


○世界の船旅
BS朝日 土曜 朝 9:30-9:55
観光地 I ★ - - - + - - - - I 自然、現地感
贅沢  I ★ - - - + - - - - I 庶民的
作り込みI ★ - - - + - - - - I ハプニング

クルーズに特化した番組。ほとんど経験の無いクルーズ旅行とその船内を知れるのは興味深い。
ただし、JTBとのタイアップ番組で、このツアーは現在募集中で申し込みは、、、という番組なので、情報収集以上の面白さはないかな。


羊山公園、秩父  2019.4

○にじいろジーン
フジTV 土曜(番組中の8:30-8:50頃)
観光地 I - - ★- + - - - - I 自然、現地感
贅沢  I - - - - ★ - - - - I 庶民的
作り込みI - - ★ - + - - - - I ハプニング

以前は面白かったのに、ここ数年で企画が二転三転して、パッチワークのようなただの紹介番組になってしまった。ガイドブックをただパラパラとめくっているような感じ。同時刻の旅サラダと競っていたのですが、大きく水をあけられた気がします。


最近の旅番組は面白くリアルに出来ているので、TVを見ながら、次はここに行きたい、いつにしようかと相談するのも楽しい。どんどん行きたいところがたまってしまい、元気に世界を飛び回れる年齢を考えると、もっと回数を増やさないと回りきれないな。

TVで見たところを自分が歩くことが出来る、いい世の中だ‥‥‥

私の好きな海外旅行番組 (その1)

私の好きな海外旅行番組 (その1)

(平成31年4月27日、平成あと数日の日に90,000Hitを迎えました。ありがとうございます。)

海外旅番組といえば、つい先日、鬼籍に入った兼高かおるさんの「世界の旅」が元祖でしょう。子供の頃、親と一緒に見ていた記憶がかすかにあります。飛行機で海外に行くということ自体が夢のようなことでした。

私は、もともとTVをあまり見ないので、TV視聴に占める旅番組の割合は、半分位になるかも。一度、自分の見ている番組を並べてみようかな、と思ったのがきっかけでした。かなり沢山あるので、海外もので自分がよく(時々)みる番組に限ったのですが、それでも2回に分けました。

海外の旅番組で一番有名なのは、もしかすると「世界の果てまでイッテQ!」かも。
「モヤモヤさまぁず」にも、海外を訪れる企画があったっけ。でも、どちらも含まれていません。理由は、芸能人が出てきてワイワイやる番組はほとんど見ないのと、旅そのものをテーマにしている番組に限りたかったので。(でも、イッテQでイモトさんが世界有数の高山に登頂するのは見ました。あれは心底凄いと思う。)


Sydney, Australia 2004.8

たまには見てみようかなという人の参考になるよう、番組の特徴をスケールで表してみました。

観光地 I - - - - + - - - - I 自然、現地感
豪華  I - - - - + - - - - I 庶民的
作り込みI - - - - + - - - - I ハプニング

1つ目は、有名観光地や世界遺産、グルメ等の紹介中心なのか、地元で生活している人との出会いや街の雰囲気など、ガイドブックに載らないようなものを中心にしているのか。

2つ目は、旅のイメージが豪華なものなのか、庶民的旅行、時にはバッグパッカー的な旅行なのか。

3つ目は、映像や企画を作り込んでいるのか、出たとこ勝負でハプニングや出会いを楽しもうとしているのか。もちろんどんな番組でも企画を練っている訳ですが、視聴者にどう見せるかという点で、正反対の嗜好があると思います。

放送日、時間は現時点のものを入れておきましたが、旅番組の特徴として、不定期になったり、以前放映したものを再放送したり、一時中断したりと色々ありなので、事前に要チェックして録画した方がいいと思います。私は、TVはほぼすべて録画で見ていて、リアルタイムでは見ないので関係ないのですが。
概ね、自分の好きなものから並べてみました。

nz 145-19
Rotorua,  NewZealand 2007.8

○ちょい住み[中断中]
NHK BSプレミアム 1時間番組
観光地 I - - - - + - - ★ - I 現地感、自然体
贅沢  I - - - - + - - ★ - I 庶民的
作り込みI - - - - + - - ★ - I ハプニング

旅好きの人達に絶大な支援を受けた番組。一番好きな番組なのに現在中断中。(泣)
若手無名俳優と中年有名人のペアで海外に1週間住む。自炊のアパートメントに泊まり、「今日の夕食の買いだしに市場に行こうか」と2人で街をぶらぶら。空いた時間にちょこっと観光。お互いの得意分野で相手をサポートしながら、緊張が隠せない初対面の2人が段々仲良くなっていくのがともかく面白い。
何か月も海外を旅しなくたって、たった1週間でここまで異なる人生を過ごせるんだという、自分の考える海外旅のほぼ理想系。絶対に、再開を待っています。
時々再放送をしているようなので、是非、見て下さい。

[以下、放映中]
○迷宮グルメ、異郷の駅前食堂
BS 火曜 夜11:00~12:00
観光地 I - - - - + - - - ★ I 自然、現地感
贅沢  I - - - - + - - - ★ I 庶民的
作り込みI - - - - + - - - ★ I ハプニング

今、一番気に入っている番組。
「ヒロシです」のヒロシが、観光客などいないようなマイナーな駅で列車を降りて、歩き回りながらどこかで飯を食う。毎回、ヨーロッパとアジアの国がペアになっているのですが、現地の様子が余りに対照的で興味深い。
普通の旅番組は、俳優(日本語で話す)→通訳(外国語に翻訳)→現地人(外国語で応対)の流れを、通訳部分だけカットして、まるで日本語で現地人と話しているような映像にしていますが、この番組だけは、ヒロシがほぼ自分の英語でやりとりしている。無茶苦茶英語がなぜか通じているのが笑えます。
始まってまだ1年なのですが、ヒロシの英語が少しづつ上達したり、苦手だったアジア飯がいつの間にか好きになっている様子が、自然体で伝わってくるのが非常に面白い。


黄大仙廟  Hong Kong   2016.12

○2度目の旅
NHK BSプレミアム 木曜 夜11:00-11:30
観光地 I - - - ★ + - - - - I 自然、現地感
贅沢  I - - - ★ + - - - - I 庶民的
作り込みI - - ★ - + - - - - I ハプニング

メジャーな観光地は1度目で行っているだろうから、2度目は珍しいスポット、裏路地のB級グルメを探そうという、いかにも今風のコンセプト。室井滋のナレーションや若手俳優のアクションも、嫌味がなく気持ちよい。街中の実用的かつちょっとイイお店を紹介してくれるので、この番組を見て実際に行ってみたこともあります。
と思っていたら、この記事を書いている最中に、なんと最終回がありました。余りのタイミングに残念としか言いようが無いです。

なんと、マイベスト3のうち2つが現在放映してない、残念だ。

新しい番組、始まらないかな‥‥‥

私の好きな海外旅行番組 (その2)

謹賀新年 心が震えた本「行かずに死ねるか!」 

あけましておめでとうございます。
このブログも7回目の新年を向えられました。これをきっかけに、以前から暖めていた新たなコーナーを始めることにしました。その名も「旅のススメ」。このブログ、音楽と旅行のことを半々位というコンセプトで書いているのですが、旅行は旅行記のみ。でも自分の旅行記以外にも旅に関連することを時々書きたくなる。それが動機です。

初回は、好きな旅本のご紹介。
旅行記は数限りなく出版されていますが、その中で一番感銘を受けたものです。

「行かずに死ねるか!」         石田ゆうすけ  幻冬舎文庫(文庫版)
(これには事実上の続きがあって)
「いちばん危険なトイレといちばんの星空」石田ゆうすけ  幻冬舎文庫(文庫版)
「洗面器でヤギごはん」         石田ゆうすけ  幻冬舎文庫(文庫版)

行かずに死ねるか_

続きものではないのですが、この3冊を1セットと見るのがよさそうです。
主人公が自転車で世界中を走った旅。なんと87カ国、9万5000kmを7年5か月かけて走破。
人生の1割を連続で1人旅したって想像を絶していませんか?
9万5000kmって地球2周半近いよ。気が遠くなるようなスケールの旅だ。
どこが良かったのかを自分なりに考えてみました。

(1)出来事(叙事)と心の動き(叙情)のバランスが絶妙
旅行記は、出来事の記述中心のものが多い。昔の観光地紹介のようなものから、最近はトラブル遭遇とか、日本では考えられない常識とか。特にブログの旅行記は、ガイドブックではわからない現地のリポートがあって、これはこれでとても参考になります。
でも事実の記述は、読み物としては関心を持てるか持てないかの2択になりがち。
かといって、自分語りばかり読まされても1人で考えてろ!と言いたくなってしまう。
主人公が遭遇する出来事とその心の動きのバランスが絶妙で圧倒的に読みやすい。
読んでいて感じたのは、「これ、ほんとに本書くの初めての人?」でしたもの。

(2)文章が自然体で、主人公の心の動きが見えてくる
これはもう、天性としかいいようがないと思います。数ある旅行記は、自分の貴重でレアな経験を沢山の人に知ってもらおうとする余り「こんな凄いことがあったんだよ」「こんな面白いことがあったよ」と力を込めて書いてあるものが多い。(実は、自分の旅行記について、これは大いなる反省でもあります。)
最初は世界一周の動機も俗なものだし、主人公も普通の若者なのだけど、様々な喜怒哀楽を経て、いやでも自分を見つめ、心が段々純化されてくる様子が伝わってくる。ガラスのように透き通ってくるような。

(3)人との出会いの描写が素晴らしい
7年半の1人旅で、主人公は沢山の人と出会ったに違いない。この本はそのごく一部でしょう。言葉もろくに通じない中で、その時の心の動き、相手の気持ち、それらが手に取るように感じられる。読んでいくうちに、これは主人公の人生そのものだと感じられるのは、数々の出会いの描写があったからだと思います。また、世界1周をしている旅人と世界のあちこちで何度か偶然に再会するシーンは、読んでいるこちらの胸も熱くなってくる。
人との出会いで一番好きな話は、第29話「タイシア 三年目九月」。
この舞台、エストニアのタリンに昨年、自分の足で立てたのは本当に嬉しかった。

(4)自転車そのもののことがほとんど書いてない
自転車で世界1周を終えて、後に続く人に少しでも自転車旅のノウハウを伝えたいという思いがあったはず。しかしその部分は、ばっさりカットしてある。もし、その部分を書き始めたら、この本は自転車野郎に向けたノウハウ本というまったく違ったものになったでしょう。自転車に特に興味もない人に読んでもらえる本(おそらく出版社との合意があったに違いない。)というコンセプトは結果として大成功だったと思います。

⇒なお、自転車旅のノウハウ部分については、10年後に出版された「大事なことは自転車が教えてくれた」石田ゆうすけ 小学館、で本の形になりました。自転車が好きならこの本もお勧めです。

(5)(蛇足ですが)椎名誠の解説がすばらしい。
本の価値とは関係ないことですが、椎名誠の解説というより感想が素晴らしい(文庫本)。これは、この本がほんとに素晴らしい本だと思ってなければ書けない文でしょう。椎名さんの最後の蛇足4行、私もまったく同感でした。自分ならどうつけるかな。「熱い風を受けて」かな。


Sandgate Brisbane Australia 2013.5

最後に、1つだけ残念だったことを書いておきます。
と言っても、残念な原因は、石田さんにはまったく関係ありません。

なんで7年5か月が1冊の本?

余りに面白くてあっという間に読んでしまいました。読み終わった瞬間に思ったこと。どう考えても圧縮しすぎた、この何倍も書きたかった出来事があったはずだ、と。3年目の1年間が5話に、7年目が4話に収まる訳が無い。もっと色々な話を聞きたかったですと、ご本人に伝えたい。ご本人も、あとがきの冒頭で「身を削るような思いで数々の話をカットしました。ここに載せたものは旅のごく一部です。」と言っています。

理由はわかります。今まで1冊も本を出したことがない素人が、世界1周をしたからって何冊もの本を急に出せる訳がない。むしろ1冊の本を出版させてもらえただけでも夢みたいなことのはず。当然、出版に際して総量の上限があったはずで、それがp.305、59話ということになったのでしょう。(文庫版)
問題は、周りの想像以上に中身があったこと。

でも、いいものはやはり皆わかる。2003年に出版されたハードカバー1冊に収まりきれず、第2弾「いちばん危険‥‥」第3弾「洗面器で‥‥」の2冊が次々に出版され、さらに2007年にはこの3冊がリライトされて文庫版になった。出版不況の中で、同じものがこれだけ出版され続けたというのは、いかに多くの支持を得たかということでしょう。

続く2冊も間違いなく面白い。これらは時系列ではなく、1つ1つの別の角度からの話にまとまっているので、かえって読みやすいともいえる。でも、やはり考えてしまう。もし、時系列で7年5か月の旅が書かれていたら、どんなものが出来ていただろう?

沢木耕太郎の「深夜特急」が、20世紀の旅行者のバイブルだったとしたら、石田ゆうすけの1995年から2002年までの大冒険「行かずに死ねるか」は、21世紀のバイブルになったに違いない。


高雄 Taiwan  2012.4

もし、少しでも興味を持たれたら手にとってみて欲しい。
そして1日1話ずつ読み進んで欲しい。
ある時は、誰もいないユーコン川をカヌーで360km下り、ある時はアンデスの4000mラインを越えた頃から頭痛に歯を食いしばる自分がいるはず。
7年5か月は無理でも、たっぷり59日間、世界中を一緒に放浪することができるはずです。

1日1話で止められるなら‥‥‥

Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
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You Tubeで好きな曲を見つけコピーしたり、
地図とカメラ片手に旅を。
世界中の街を歩いてみたいな。
(このブログについて)
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(5th Anniversary)(その2;音源編)
(5th Anniversary)(その3;音源編)
100,000Hit記念(音源編その3)

打ち上げ花火をあげられる四季の風景時計
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