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フィンランド旅行記 (2)GLO Hotel Kluuvi、ヘルシンキのホテル選び

ホテルまでは中央駅から徒歩3分と、スーツケースを押しながら歩いても大したことはない。
駅舎は由緒ある建築物で、その内部装飾はいかにもヨーロッパという装飾。
しかし驚いたのは別のところでした。駅の正面の出入口が、分厚い木製の扉で出来ている。
理由はもちろん、真冬の冷気を中に入れないためで、寒冷の国であればこのような仕様は珍しくはないのですが。(ソウルの地下鉄駅の入口にもドアがありました。)

中央駅のメインの出入口が、女性ならよいしょと力を込めて開けなくてはならない、重厚な扉であることを想像してほしい。東京駅なら朝のラッシュ時に大渋滞になって、1日で取り外されるでしょう。
(さすがに扉は5つ並んでいましたが。)


View of My Room 2018.8

今回宿泊したホテルは、GLO Hotel Kluuvi(グロ・ホテル・クルーヴィ)。
ホテルの紹介をする前に、ヘルシンキのホテル選びのコツを書いてみます。

おいおい書きますが、北欧はともかく物価が高い。あらゆるものが驚く位高い。
その中で、ホテル代は割合ましな水準だと思います。
GLO Hotel Kluuviは、一応高級といえる4つ星ホテルの中でも一番立地のいいホテルでしたが1泊3万円。海外ですから、もちろん1室1泊の値段で、2人で泊まっても同額。安くは無いですが、ロンドン、ニューヨーク、香港島あたりの馬鹿げた値段からみると理解の範囲内。1人が普通に泊まれればいいと3星グレードで探せば十分1万円台で探せます。
パリやローマのように観光客で常にごった返している都市でなく、国内の人がビジネスで集中するような大都市でもないので(首都ですけど。)需要と供給がバランスしているのでしょう。

下が、ヘルシンキダウンタウン中心部の地図。
なにより都市が非常にコンパクトなので、中央駅のちかくで十分ホテルが探せます。
ヘルシンキの街の構造をザクッとまとめると、緑玉が中央駅。
店舗が立ち並ぶ中心街は、左上から中央下に通る通り(黄線)と、中央やや下を東西に横断するエスプラネード公園周辺、そこから西側へ延長する道路沿道です。また、Aゾーンにあるカンピセンターは、大ショッピングセンターで地下鉄と連結していて、買い物にも観光にも便利。(特に冬季。)
地図右下の港エリアは、朝市、有名教会、観光フェリーと必ず遊びに行くエリア。
これを頭に入れつつ、図のゾーンに分けてみました。


Helsinki Down Town Map 2018.8

Aゾーン;カンピSC周辺で、買い物にも交通も便利。このゾーンで駅から近いところにあるホテルは、一番便利といっていいでしょう。トラムも周囲に多くの路線が走っていて便利。

B-1ゾーン;駅とエスプラネード公園に挟まれたエリア、デパートやレストラン、カフェ等も多く、カンピSC周辺が実用的買物エリアなら、こちらは観光地的なお洒落エリア。何といっても港まで公園の中を歩いて行ける立地は最高です。今回の宿泊のホテルは、このエリアの赤星です。

B-2ゾーン;B-1ゾーンに比べると駅から距離がありますが、市内はトラム(路面電車)での移動が多いので、トラム乗り場に近ければ便利です。南に行くほど、住宅が多く、お店が少なくなってきます。

Cゾーン;ここはちょっと注意です。駅からも港からも近く一見便利に見えますが、ちょっと場末的雰囲気が漂うエリアです。お店が圧倒的に少ないうえに閉店している店もあり、夜になると人通りもかなり少なくなる。治安が悪いという程ではありませんが、歩いていても楽しくない。その割に、ホテルだけは沢山あるので、うっかりするとここのゾーンで選んでしまいがちです。


Around Hotel's Entrance 2018.8

今回、ホテル選び情報を書いたのは、フィンランドに来る人はもちろんのこと、ヘルシンキトランジットでヨーロッパに旅行する方に、ヘルシンキで1泊して楽しむことをお勧めしたいからです。ヴァンター空港に着いて2時間位でホテルにチェックイン出来るでしょうから、トランジットに24時間程度あれば、ヘルシンキの街を十分楽しめます、夏ならなおさら。

ホテルの予約は、最近はBooking.comでの現地払い予約が多く、Booking.comカードで支払うことがほとんどです。Booking.comカードがあれば、無条件で5%引きになるし、旅行保険も付帯し、Genius会員になるとさらにお得な予約も可能。これで年会費無料ということなら、もう旅行者必携カードです。無敵のエポスカードを含め。

(Tips 3)海外旅行をするなら、ごたごた言わず、エポスカードとBooking.comカードをまず作れ。


Hotel Lobby 2018.8

やっとホテルに到着。小ぶりでいかにも北欧風。カウンター前のロビーもこんな感じ。
ロビーの奥にカフェがあるのですが、独立している訳ではなく、ロビーのソファーに座っているつもりがカフェのソファーでもあるというお店。pm.6時まではハッピーアワーなので、少し早めにホテルに戻ってきて、軽く1杯飲んでから夕食に出かけるなんてこともしてみました。

カウンターには小柄な金髪女性。フィンランド女性は、どの人も白い肌、緑の目、金髪という美人です。


Marimekko Room Sign 2018.8

部屋に行くとドアに写真のプレート。何だろうと思って入ると、部屋の装飾がすべてマリメッコ!
マリメッコは存在位しか知らないブランドだったのですが、とてもいい感じでした。北欧の冬は暗く長いトンネルのような毎日なので、日本でいえば少し派手目なマリメッコがピッタリ合うのでしょう。
写真ではベッドくらいしかわかりませんが、壁もすべてマリメッコ柄でした。

全ての部屋がこうなのかと思ってホテルの中を歩き回ったのですが、このプレートがかかった部屋は全体の20%位だったような気がします。
あらかじめホテルに、「フィンランドは初めて訪れるのですが、森と湖の美しい国と聞いて、とても楽しみにしています。素敵な部屋を期待しています。」とメールを出していたので配慮して頂いたのかも知れません。(メールは英語でOK。)こだわりのバスタブも付いていて満足満足。


Full of Marimekko Pattern 2018.8

(これから夕食に外出したのですが、それはまた後程。)
初日はおとなしく寝ようかなと思い、はたと困った。
もう夜の10時を過ぎているのに、外はまだ夕方の明るさだ。
「もうそろそろ寝る準備したいから、カーテン閉めるね」と伴侶。

なるほど、カーテンが分厚いのは、冬の寒さをしのぐためだけではなかったんだ‥‥‥

フィンランド旅行記 (1)日本に一番近いヨーロッパ

「フィンランド」と聞いて、まず何を想像するでしょうか?
サンタクロース?トナカイ?
果てしなく遠い雪国、あたりが日本人の平均的イメージだと思います。
私もそうでした。一言で言えば「ヨーロッパの辺境の地」一生、見ることも無い国。

ある週末の朝、「今日は日本から一番近いヨーロッパ、フィンランド特集です。」
というTV海外旅行番組のナレーションに、飛び起きてしまった。

フィンランドが一番近い?んな訳ないでしょ。
しかしヘルシンキまで10時間だという。ヨーロッパの玄関口、イスタンブールまで12時間、ヨーロッパの手前の乗り換え地点ドバイまででさえ11時間だったはず。

そういえば、地球は丸かったっけ。

もうこれは決まりだ。次の夏は、絶対フィンランドだ!
こうして約1年かけてフィンランド旅行計画を立てることに。


Finland is the Far West Country, isn't it ? 2018.8

離陸後、いつもは海の上なのに、今回は雲が途切れると陸地が見える。雲が多くてそれほど見えないのですが、それでも凍てついた北極海が見えた時は少し感動しました。

しかし何か様子がおかしい。
今回はJAL便に乗ったのですが、CAさんが我々2人のところに来ては、
「ヘルシンキで降りられるのですよね。」と確認。
しばらくすると、「トランジットではないですよね。」と別のCAさん。
明らかに他の人には話かけず、我々だけに話しかけてくる。
海外旅行初めての夫婦に見られたのか、それとも何か怪しいカップルだと思われたのか?

着陸態勢に入る前に、駄目押しでさらに別のCAさんがやってきた。
「今回はフィンランド観光ですか?」
「ええ」(また話かけられたよ。いったい何なんだろう。)
「フィンランドっていい国なんですけどね‥‥‥」
「は?」
「ともかく、ちゃんと入国して下さいね 。」
「はぁ?(目が点)」


The Land of Siberia 2018.8

その理由は、着陸後、すぐにわかった。
普通、飛行機から降りて飛行場の中に入ると、「イミグレ(入国審査)はこちら」という大きな看板が出ていて、みなその通路をぞろぞろと歩いて行く。

ところが、その通路を歩いているのは我々2人だけだった!
飛行機はほぼ満員だったはず、オンシーズンだし、と思い後ろを振り返ると、残りの乗客は皆、トランジットゲート(乗換口)の方に向かって歩いていた。
トランジットの人の方が多いなんてものではない。全員そちらに向かっていたよ。

だから間違ってトランジットの方に行かないように、何度も警告してくれたのか。
しかし、フィンランドって、そんなに変わった国なのか?
これじゃ、まるでレバノンから戦時下のシリアに徒歩で入国するような気分だよ。

※帰りの便の様子も見ると、夏の成田-ヘルシンキ JAL線は、ヨーロッパ各地に行く日本のツアー団体客が大部分のようです。ドバイ経由より飛行時間も費用も安いのでしょう。
たった1組のフィンランド個人旅行の夫婦だったので、気をつかってくれたのかな。


We have to get the Day Ticket. 2018.8

フィンランドのヴァンター空港からヘルシンキまでは、高速鉄道で30分ととても便利。この路線はハート形になっていて、右回りでも左回りでもほぼ同じ時間で到着します。時間と心に余裕があれば、行きと帰りで違う側に乗ってみると面白いと思います。

鉄道プラットフォームは空港と連結していて、ほぼ9割方の人がその通路を歩いて行くので、どんな方向音痴の人でも迷うことは無いはずです。ここに来てやっとフィンランドの人、他国からの観光客が増えて来た。いったい何の便で来たのか。

おっと、鉄道に乗る前に一つ、
フィンランドは、公共交通(バス、トラム、地下鉄)乗り放題のチケット「デイチケット」(スイカのようなカード)があります。1回毎に買うと2ユーロ(空港-市内は5ユーロ)なので、これは絶対買った方がお得。市内どこに行くにも使えるし、安全対策上、海外では極力財布を出さないで街歩きが出来ることが望ましい、たとえ治安のいいフィンランドでも。

有効日数の他に、有効エリア制になっていて、ヘルシンキ市内と空港は別エリアになるため、空港で買って、鉄道でヘルシンキに行き、市内でも使うなら、Regionalエリア用「デイチケット」が必要。
(参考)Regionalの1日用は14ユーロ、市内専用の1日用は9ユーロ。 

日数とエリアの組み合わせで、何通りかの買い方があるので、滞在日数を考えながらどれを買ったらいいのかあらかじめ考えておく必要があります。予定によっては、市内までシングルチケットを買って、市内で滞在日数分の「デイチケット」を買った方がいい場合もあります。ともかく、自動販売機で選択ボタンが出てから考えるのは、間違いなく不可能です。


The Biggest Station In Finland 2018.8

(Tips 1)公共交通用の「デイチケット」は絶対買いましょう。空港でRegionalチケットを買うか、市内で市内チケットを買うかは、要検討。駅やコンビニどこでも売っています。

⇒2019.4にエリアルール及び料金が改訂されました。最新情報はネットで。
(本ブログでは、2018.8時点の料金を書いています。)

(Tips 2)もう一つ注意。自動販売機は、現金が使えないものもあるので要注意。クレジットカードならどこでも使えます。

駅への途中に「デイチケット」の自動販売機があるとのことでしたが、我々は空港内のコンビニで買いました。伴侶が、コンビニのお兄さんが超イケメンだったとうるさい。確かに金髪長身の男性だったけど、まったく顔は記憶に無いよ。不思議だな。


Helsinki Central Station 2018.8

途中の林が、すでに森と湖の国フィンランドという感じで、気が付いたらヘルシンキ中央駅。
フィンランド最大の駅。ヨーロッパの駅では良く見かける、天蓋ドームがかかっている駅舎です。

でもホームは8つ程度の小ぶりな駅。東京駅どころか、日本でいえば軽井沢駅のような雰囲気。
いままでの国とは何か雰囲気が違うな、のんびりしているというか。

ともかく、ホテルまで歩いて行こう‥‥‥

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