Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

Still,You Turn Me On(2) R.I.P. Greg Lake

 前回(→前回記事はこちら)、こんな素晴らしい曲をシンプルに弾き語りしないでどうすると書いたばかりなので、当然、久しぶりにギターでコピーしてみました。レイクのギターをコピーした方ならご存知でしょうが、彼のアルペジオはかなり凝っています。普通にコードを押さえて、ルートから1弦に行ってまた降りてくるなんてアルペジオはほとんどやっていません。
テンションの使用はもちろんのこと、コードを変えながらトップノートペダルを重ねるだとか、弦とびピッキングとか、かなり作りこんだ演奏をしています。普通のアルペジオだって十分いい曲なのに、才能が溢れているなあ。やはりロック史に残るミュージシャンですね。

マイルールで、休日1日でカバー作成(動画と記事でプラス1日)に取り組んでみました。いきなり結論、カバー曲を聴いてみて下さい。



さて、私のカバー、全然弾き語りじゃないじゃないか。と言われそうですね。
もともと完コピにこだわるつもり無いし、今までのカバーもむしろアレンジをどうひねるかが楽しみだったので、またまたBIABのスタイルを利用することに。検索していたら、Acidループを使った面白いスタイルを見つけました。スタイル名は「_CHILPOP.STY エレクトロニックチルアウトポップ ループ付き」(BIABはVer.24にアップグレード済み。)

動画作成は、今まではWindows Live ムービーメーカーでしたが、今回 Video Padという優れものソフトを使ってみました。さすがに付属ソフトより使いやすく、多分色々なことが出来るのだと思います。(今回始めて使ったばかりなので。)動画ソフトのキモは「映像と音楽を、いかに簡単に正確に同期させられるか」で、この点はすごく使いやすかったです。
動画が多少ギクシャクしているのは、もとの動画(並行して記事にしているカナダ旅行記の Moraine Lakeです。)を2倍以上タイムストレッチしているからですが、Video Pad使用第1作ということで、このままアップしました。
これからはずっとこれでいこう!と思ってよくみるとフリーで使用できるのは30日間だけだとか。以前はフリー版があったのに。次のカバー動画は、またムービーメーカーかな、少し残念。
ちなみに、使用楽器等の詳細はYouTubeのメモ欄に記入しました。上の動画の最下段YouTubeマークをクリックするとYouTube画面に飛びますので、そこからご覧下さい。


Still,You Turn Me On by BIAB24  2017.1

肝心の曲の内容を書いてませんでした。
この曲の構成は少し変わっていて、12小節+4/2+2小節=15小節がAメロ、16小節がBメロ、Eb△7→Dm7の8小節+4小節がサビとなっています。ギターで歌いながら作曲したので、こんな変則になったのだと想像しています。キーは、C→Dm(F)→Bbという感じかな。
コード進行はMuseScoreで全部作る時間がなかったので、変わりにBIABの画面ショットを載せておきます。コードわかりますか?(イントロ4小節です。)

コード進行の中で、一番切なく美しい部分、私が「胸キュン進行」と勝手に呼んでいるところを紹介しておきます。前回の動画では、0:26~0:36の部分で、Aメロの小さな山場という部分です。
曲の10~15小節(正確にはその頭3小節)で、コードは



冒頭4小節ギターのTABを書いておきます。
5弦ルートで、5弦から(2,3,2,3,0)→(1,3,2,3,0)→(1,3,0,3,0)→(0,2,0,1,0)
ルートが半音づつ下がって、トップペダルがテンションで響く。まさに胸がキュンとなるコード進行です。ここはピアノで弾いても良さが出ないので、ぜひギターで弾いて下さい。ここだけ動画とあわせても楽しいです。
特に、3度と全音でぶつかるメジャー7thの#11thが切ない響きでいいですね~大好きです。
この進行、ポピュラーバラードにも時々使われているし、JAZZスタンダードの「It Might As Well Be Spring」でも使われています。勉強熱心な方は調べてみて下さい。

昨年、レイクの訃報を聞いてから、彼の曲をカバーしてアップしたいという思いをやっと叶えることが出来ました。

この美しい曲は永遠に残るでしょう‥‥‥‥R.I.P Greg Lake


Still,You Turn Me On(1) Greg Lake のアコギ曲、最高傑作

昨年の暮れに、グレッグレイクの訃報が飛び込んできました。キースエマーソンに続いてなんと1年で2人が去っていった。プログレッシブロックを聴いていた人なら、EL&Pの足跡の大きさに言葉は不要でしょう。

ベースを演奏していましたが、実はレイクのアコギ弾き語りに魅了された人が多いのでは。エマーソンがレイクをスカウトしたのも、あのボーカルにやられたという説も。オマケにあのルックス。思春期に3拍子、4拍子そろったレイクを見たときには、神を呪ったものです。(そして20年後、1990年代、我々の前に再び現れたレイクをみて、別の意味で神を呪ったものです。)


Shouwa Kinen Park 2016.10

私も、あのギターソロをコピーしましたよ。展覧会の絵にノックアウトされた直後だったので、賢人(The Sage)を朝から晩まで。フォークギターは近所迷惑になるのでエレキギターで。さすがに、苔の一念、その当時は結構まともに弾けました。もちろんボーカルレスですが。究極の目的、好きな女の子の前で弾くことは、ついにかなわぬ夢となりましたが。

今回は、レイクのギター曲の最高傑作と思っている Still,You Turn Me On です。あの声色で歌われた哀愁のあるメロディーは本当に素晴らしい。曲のドラマティックな構成と起伏で言えば、賢人(The Sage)が一歩上回っているでしょうが、乗りに乗ったライブ録音と比較するのもフェアでない気がするので。
この曲の不幸な歴史は、「Brain Salad Surgery」に入っているオリジナルバージョンが非常にダサいこと。こういう曲は弾き語りでシンプルに演奏するから素晴らしいのに、ワウギターは入れるは次から次へと効果音をダビングするわで、曲が台無しです。まるでDAWを始めて買った人が、面白くて調子に乗って次から次へとダビングしまくった曲みたいです。

YouTubeでのカバーバージョンは、名曲だけあって山ほどありました。中にはアルゼンチンのプログレバンドのカバーとか変り種もありました。
YouTubeでみると、皆さんそれぞれアルペジオを工夫して弾いていて興味深い。26分にわたるチュートリアルビデオもアップされていましたが、別に完コピにこだわっていませんでしたし。コードの取り方、開放弦の使い方などギターを弾く人なら色々好みがあるので、いくつかじっくり見て下さい。本当に面白いです。
では、聞いた中で一番よかったカバーバージョンをご紹介。



YouTubeのメモがポルトガル語のようですから、ポルトガルかあるいはブラジルの人か。
仙人のようなギターの人と、良く通る声のボーカル、いいですね。白黒の画像も妙にお洒落に感じます。発音が非常に聞きやすく巻き舌でないので、やはり英語ネイティブではない方なんでしょう。
⇒よく見たらスペイン語でした。似ているからわかりませんね。

この動画、ギターはいい意味で簡略化して弾いています。ここまで弾ける方なら完コピしようと思えば出来るはずなので、あえてこだわって無いのでしょう。レイクの弾き語りも、YouTubeのライブをみるとオリジナルと異なるボイシングでやっている部分もあるみたいですし。4thアルバムのオリジナルのギターは、聞き取りにくくて比較が結構大変です。

完コピ至上主義の方は別として、自分の好きなボイシングを入れてみたいとか色々考えながら、この動画の演奏あたりをもとにコピーした方が弾きやすい気がします。曲の雰囲気を少しも損なっていませんし。
譜面至上主義のクラシックではないのだから。

それでは次回(→)、この曲を私なりのカバーにチャレンジしてみよう‥‥

My Dear Life by 渡辺貞夫 (その3)  夜のとばりが‥‥夏休み自由研究

2016年度の夏休み自由研究が、今年も2ヶ月遅れで完成しました。
(昨年の夏休みの自由研究も、10月提出の Room 335 だったっけ。)
だいぶ間が空きましたが、前々回前回とあわせてMy Dear Life3部作が完結しました。
今回は、この曲のカバー作成なので、Songsコーナーです。

しっとりしたいい曲なので、生演奏でやってみたいのですが、セッションではなかなかこういうスローな曲は選択されない。テーマをギターで弾くのもイメージに合わないので、サックスの人にやろうよと持ちかけるも、ある年代以下の人には、渡辺貞夫のMy Dear Lifeと言ってもそもそも曲を(当然 FMの番組も)知らなかったりします。
まずは、カバーを聞きながら読んで下さい。



ということで、今回もBIAB(Band In A Box)でカバーを作ってみました。
BIABは DAWで自分で打ち込むのとは違って、リズム隊を数千種類のバッキングパターンから選ぶようになっています。BIABのいいところは、オリジナルと少し異なったのりのバッキングを選択できて、それが逆に面白い。なんたって、カバーを自演してみようと思うくらいの曲は、大抵オリジナルが耳たこになっていますので。そのバッキングにあわせて、どんな感じで曲を仕上げようかなと自分の創作意欲も刺激されます。オリジナルそっくりにカバーするのって面白くないでしょ?
(そもそも、そっくりに演奏できませんが。)

一番重要なスタイルの選択は”ポップバラードニューエイジ”に。
オリジナルがスローの16Beatなので、その感じを残しつつ、エレピの刻みが少しリズミックで派手目な感じです。渡辺貞夫のしっとり感には太刀打ちできないので、わざとバラードっぽさを少し抜いた感じにしてみました。曲想は、ほぼこのスタイルの選択で決まります。
この曲は、テーマと同じ24小節をソロコーラスで回していき、最後に10小節の大サビが来て、ラストテーマに戻るという構成です。ご参考までコード進行を載せておきます。いつもいうように、このコードにメロディラインを自分でコピーして、ぜひ演奏して楽しんで下さい。これをもとにどこかのセッションでやられるようなことがあれば、本望です。


※このブログでは、C/Dは分数コードを表しています。

さて、テーマは自分のギターで。今回は少ししっとり系ということで Ibanez AS 120 セミアコを使ってみました。Fender Mustang Amp でエフェクトかけどりです。USB接続のライン録音なので、音量がばらついています。トラックをコンプ処理した方が良かったかも。
ソロパートはどうしようかな。やはり渡辺貞夫に敬意を表してして、アルトサックスにと思いましたが、この音はテナーだな多分。ライブではソプラノでやってた時が多かったかな。もちろん演奏はBIABに。

BIABのソロの腕前は、プロとはいえず、かといって使い物にならないような素人ソロでもなく、ちょうど(私くらいの)下手の横好きアマレベルなので、逆に友人とスタジオでやっている感が出て面白い。
何度も演奏させると、その度ごとに一生懸命違うラインでアドリブをとってくれます。リアルなら、いくら友人でも10回も続けて演奏させたらむっとするでしょうが、BIABはひたすらアドリブを演奏してくれるので、今度はこう来たか、と聞いているだけでも結構面白いです。

最初は1コーラスだけ演奏してもらおうかと思ったのですが、せっかくだから大サビもいいよと譲ってあげました。結局、自分のソロパートは1コーラスということに。シンプルな曲なので、こねくりまわさないでさらっと仕上げてみました。
仕上がりを聞いてみると、ローズっぽいエレピののりがいいな。
あとレフトチャンネルのアコギの刻みが何気に効いています。
やはり名曲は、どんなアレンジでもいいですね。

静かな夏の夜のとばりを思い浮かべて聞いて下さい‥‥‥外が台風であっても

Music  ポップスをジャズにアレンジして遊んでみたよ

Composed by Carole King(1971)

2016年4月30日の記事で、Carole Kingのアルバム"Music"のことを書きましたが、その表題曲Musicをアレンジして遊んでみました。(前回の記事
まずは原曲を聞いて下さい。CDからのYouTubeなので、いつまでアップされているかな。

 

ちょっと普通のポップスとは肌合いが違いますね。でも45年前の曲とは思えない、何かキラッと光るところがあって、個人的にはこのアルバムで一番好きな曲です。
今回は、自分のアレンジの過程を書いてみます。若干音楽的に専門的な部分もあるのですがその辺りはともかく、Before,Afterの音源をアップしたので、それを聞いて感じてもらえれば嬉しいです。

まず、オリジナルが普通のポップスとちょっと違うなという部分ですが、
①3拍子、ワルツです。ロックやポップスでは3拍子の曲は珍しいですね。Carole Kingは時々3拍子の素敵な曲を書いています。有名どころでは Snow Queen。彼女の原曲よりカバーのほうが有名になっているので、Carole Kingの曲とは知らない人も多いかも。

②最初と最後にボーカルが1コーラスが入り、途中のコーラスはサックスのアドリブで埋めてあります。これはジャズスタンダードの王道構成で、Carole Kingがジャズを意識して曲を書いたのは明らかでしょう。途中部分のピアノとサックスのからみで、メジャーコードが延々続く部分などコルトレーンの代表曲「マイフェバリットシングス」を連想させるのですが、いかがでしょう? コーダのところ(3:10以降位から)のCarole Kingのバッキングは、「マイフェバリットシングス」のマッコイタイナーのバッキングそのものという感じもするし。サックスはやや微妙な感じですが、コルトレーン風にとか注文付けられて、若干戸惑ったかな。

オリジナル曲のリードシートでコード進行をみて下さい。


※本ブログのコード表記で、 A/B は、分数コードを意味しています。

3/4の32小節の曲で、キーはAb。
これだけでもジャズ的ですね。キーは半音上下してAやGにも出来たでしょうが、あえてAbにしたのでしょう。(ジャズの曲で、GはともかくAはまずありません。)このキーにしたのは、恐らく作曲時点で間奏はサックスにやってもらうことを決めていたからでしょう。
2小節目等に出てくるEb7sus4は、普通に記譜すればBm7/Ebつまりジャズで頻出するⅡm7/Ⅴというちょっとお洒落なコードです。

でも、聞いた感じはコード感はジャズっぽくない、むしろポップスらしくスカッとわかりやすいコード感だと思います。曲の調性感はほぼピアノが担っているわけですが、Carole Kingはジャズピアニストではないので、ボイシング(和音の押さえ方)が完全にポピュラーピアノです。ジャズの人なら普通、このようには絶対に押さえない。これはいい悪いでなく、ジャンルの違いとしか言いようがないです。
ということで、オリジナル曲はポップスだけどジャズの特徴をとりいれた、まさにフュージョン的な曲でいいなと思います。

では、この曲のジャズへのアレンジです。
まず、私のアレンジ結果のリードシートを見て下さい。


※本ブログのコード表記で、 A/B は、分数コードを意味しています。

オリジナル曲と変えたところは、

①キーはAbからCへ。ジャズだったらむしろAbのままでいいじゃないと言われそうですね。
今回、せっかくアレンジしたなら、現実世界でリアルに、つまりパソコン上でなく人間と演奏したい。そのためには、自分はギター奏者なので、ギターで綺麗に響くキーにしたというのがその理由です。ギターをやっている人ならわかってもらえると思いますが、AbやEbはギターにとってむしろ一番綺麗に響かないキーです。ギターならA,E,Dなどが一番綺麗に響くキー。(こういう不自然さが、自分としてジャズギターだけに夢中になることが出来ない理由です。)でもジャズセッションの場に、キー Aの譜面を持って行っても文句を言われるのが落ち。ということで折衷案で Cとしました。

②曲の構成ですが、オリジナルは少しサビの出現が早い気がしました。サビの部分がとてもいい感じなので、ちょっともったいないしもっと引っ張りたい。テンポの速いワルツだと、あっという間に進行してしまうので余計です。ということで、Aメロの16小節をリピートとして全体で48小節としてみました。

③コード進行ですが、最初の8小節は原曲もキーのインサイドで進行しているだけなので、同じ雰囲気でいくならどういうコード付けでもいいと思います。アレンジではⅠ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅱというよくある進行にしています。他のインサイドな進行でも全然かまいません。

④次の8小節目も書き方をジャズ風に分数コードにしましたが、特に変更なし。これだけだと面白くないので、15小節目のドミナントにジャズ風テンションのb9thを加えてみました。こういうテンションコードはCarole King姉は絶対使わないので、感じが変わります。

⑤33小節目からのサビは、Aメロに比して少し感じを変えてみようということで、この曲の一番スカッとするサブドミナントメジャーコードをハーフディミニッシュとして、F#m7(b5)→FM7という進行にしてみました。このⅣ#(b5)→ⅣM7という進行は、自分で密かに胸キュン進行と名づけているくらい、切ない響きで好きなんですがいかがでしょう。このハーフディミニッシュの使い方は、ジャズ風アレンジの1つのポイントだと思いますのでぜひ御記憶を。

⑥39,40小節のEbdimはEm7からDm7への通過地点で、音楽理論ではパッシングディミニッシュと呼ばれていますね。これもジャズではしょっちゅう出てくる王道進行です。

⑦譜面上は以上なんですが、今回、バックの演奏はいつもどおりBAIB(Band In A Box)にやってもらっています。ジャズっぽくということで、最初と最後のコーラスのAメロ部分はドラムはブラシで、ベースはもちろんウッドベースでやってもらいました。

ということで、アレンジ後の演奏を聞いて見て下さい。


※プレイを押してもだめな時は、右肩ShareかGuitarをクリックし、飛んだページのプレイをクリック
 Guitar: Gibson Les Paul Studio 2004

全3コーラスで、2コーラス目はBIABのサックス奏者にお願いしました。
BIABは、ソロ部分をこんな風に吹いてくれ、もっと細かい譜割で、もっとルーズに、テンションを多めに等、ソロイストに色々な注文が出せ、しかもアドリブライン自体はBIABまかせなので、打ち込みのように自分の作曲能力が演奏結果と常にイコールということもなく、非常に面白いです。初心者だけど真面目で聞き分けのいい後輩を持ったみたいです。

最後はギターでアドリブをして、マイルール通り、一応、半日で完成。時々、こんな風に遊んでいます。
70年代のポップスは、とても素直な曲が多いので、アレンジするのが面白いですね。

そのうち、実際のセッションで必ずやってみるつもりです‥‥

Your Song   コードコピーの意外な面白さ

Music and Lyrics by Elton Jhon (1970)

洋楽を聴き始めた頃の曲は、何10年ぶりに聞いても無意識に体が反応してしまいます。
最近は、そんな昔のポップスをたまにギターでコピーして遊んでいます。
今日はこの曲。洋楽を聴いてきた人なら必ず耳にしたことがあるでしょう。


Your Song - Elton John

この曲はエルトンジョンが、日本のミュージックシーンに最初に登場した曲だと思います。
これより古い彼の曲は知りませんが、このあとの曲は結構ヒットを飛ばしていたようですから。
特に彼のファンではない自分として、詳しくは知りませんが。

エルトンジョンというと、カミングアウトしてからは、ちょっと変わった太っちょおじさんというイメージしか無いでしょうが、この曲を歌っていた頃は、隣の大学生の兄ちゃんというイメージだったような。小学生の頃は「ホキードマイ、ホキードマイ」と、イカサマ英語で歌いながら登校していたっけ。

こんな有名曲、当然、どこにでも譜面は転がっているでしょうし、「懐かしのヒットポップス50選」なんていう楽譜集に載っているとも思いますが、あえて自分でコードを拾っていくのが結構楽しい。
ジャズをある程度やっていて、簡単なコード理論と楽器プレイヤーとしての一応の耳を持っていれば、懐メロポップスのコードを拾って譜面に起こしていくのは、多分1時間もかからないでしょう。
私は、Muse Scoreという譜面ソフトを使っているのですが、何度使っても使い方を大抵忘れていて、操作マニュアルを見ながら思い出すのに1時間以上かかって、この辺の曲だとコピーの時間より長くかかったりしています。ハハハ...
今日は、コードだけなのでMuse Scoreは使ってませんが。

コード譜は以下のとおり。
こんなシンプルな曲、別に何もないだろうと思っていたら、やはりありました、面白いことが。
(コピー譜をみながらYou Tubeのオリジナル曲を聴いてもらうと気がつくと思います。)


※本ブログのコード表記で、 A/B は、分数コードを意味しています。

実は、上のコード譜、コピーでなく少しアレンジしてあります。
実は13~16小節目はオリジナルでは、
Eb△7 - Fm7 - Ab△7 - Bb7 - Bb7
と4小節ではなく、5小節になっています。
ついでに言えば、44小節目(サビが終わったところ)48小節目(1コーラスの一番最後)もそれぞれ、Ab△7 - Ab△7 、Bb7 - Bb7 と1小節が追加されて、4小節のところが5小節になっています。
つまり、上の譜面では1コーラスが48小節となっていますが、実は52小節(リピートがあるので)になっているのです。(その他、間奏なども省略してありますが。)

今回コピーして初めて気がつきました。
もちろん演奏しようと思ってじっくり聞けばすぐにわかるでしょうが、こういうポップソングを耳をそばだてて聞くこと自体ないし、なんとなく伸ばしていてフェルマータかなと数十年思っていました。
ビートルズなどにも時々こういうのがあって、A-A-B-C-という構成で、Aが8小節、Cも8小節、でもなぜかBだけ7小節。なんていう曲が。おそらく詞先で作ったのだろうと想像しています。

この曲も、ここの部分を4小節で演奏すると、区切りのところで気持ちのいいメロディーの余韻がどうしても出ない。多分、エルトンジョンも、最初は普通に4小節区切りで作曲したのでしょうが、弾き語りで情感こめて歌っていく感じを出すために、最後にこの4箇所に1小節づつ加えたのだと思います。

Your Song(Eb)20160410.WAV

※プレイを押してもだめな時は、右肩ShareかGuitarをクリックし、飛んだページのプレイをクリック

ということで2コーラス分作ってみました。メロディはあくまでガイド程度に。
(Guitar: Ibanez AS120 、Backing: BIAB)
2コーラス目は自分で演奏して遊んで下さい。弾き語りでもいいかも。

ちなみに、上のコード譜は、たまにセッションでお遊びでポピュラーソングを演奏する時用に落とした譜面です。オリジナルと同じ1小節追加の譜割でやると、必ず誰かが間違える(こんな曲、リハーサルする訳ないし。)ので、全部4小節の譜割にしています。
そういえば、ボーカル入りで演奏したことはまだ1度もないな。

当時、同棲していた彼女のことを歌った曲だとか、青春だね‥‥


In The Morning , Banff,Canada 2015.8
Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKI
.
休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に散策しよう‥‥
写真は私がとったものからです。
(このブログについて)

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