Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

上海、寧波 熱々寄り道旅行記 (31) さよなら、不思議の国、中国

ついに日本に帰る朝が来た。
中国の接客業は日本とは比べ物にならない無愛想さだと聞いていたが、私が接した人にはそんな人は1人もいなかった。ホテルのフロントも、ロビーのホテルマン、ウーマンも本当に感じがよかった。彼女たちの笑顔を見ればうなずけるでしょう。(片言の日本語で一生懸命話してくれました。)


Ladies Of Good Impression 2012.8

9時にホテルを出発し、バスターミナルまで歩く。
中国では、普通の家庭の朝食も外で食べる習慣があるので、街中に食事処がとにかく多い。
レストラン、なんていうものではない。とにかく安いのだ。


快餐小炒 2012.8

道端には、朝から露天を開く準備をする人たちがいる。
ともかく、一人一人がパワフルに一生懸命生きている姿が目に焼きつく。


Preparation Of Open-Air Shop 2012.8

6日間、一緒にすごしたMはもう少し寧波にいるので、一旦ここでお別れだ。
娘のおかげで、初めての中国の旅が、忘れ得ないものとなった。
9:45に出発したバスは3時間かけて上海に向かう。


Bus Ticket 2012.8

中国の陸路の生命線はバスだ。このバス網を見て欲しい。


China Bus Network (右上に杭州湾跨海大橋がある)2012.8

途中の休憩所で、ついにドリアンと並ぶとんでも食材「臭豆腐」に出会う。
もっとも、その看板の近くで既に異臭が凄かったので、息を止めて写真を撮っただけで、店の中には入っていない。中国の人に聞いたところ、中国人でも苦手な人が多いらしい。


臭豆腐 2012.8

上海から上海浦東国際空港にリニアモーターカーで向かう。
世界で商業ベースで開通している唯一のリニアに乗るのが、中国での最後のイベントだ。
このリニア、最高時速が431kmとのことで、各車両にスピードメーターがついている。出発後それを楽しみに眺めるのだが、なぜか300kmまでしかあがらない。その時はわかららなかったが、後日調べてみると、最高速を常に出している訳ではなく、曜日と時間の限られた便だけが最高速を出すということだった。そんな出し惜しみをしなくてもいいのに。


上海磁浮列車(Linear Motor Car) 2012.8

上海浦東国際空港は1999年に開港した新しい空港。おそらく湿地を埋め立てて作ったものらしく、周りにも何も無い。空港は、むしろ無意味に巨大で、まだ使ってないターミナルや無人のゲートが延々と続いている。今の発着便が倍くらいになっても対応出来そうだ。沖合い展開とか第2滑走路とか、ちまちま拡充している日本が馬鹿らしくなってくる。

最後のエピソードは、荷物を預ける時に、カメラの充電池がX線にひっかかって別室に呼ばれ、空港警備員のおばさんから、スーツケースから出して機内持ち込み荷物に入れろという指示があったことだ。
機内持ち込みの方が危険じゃないのかと思ったが、逆らわずに従った。なにしろこの警備員のおばさん、体重100kg以上で腰にピストルを装備しており、下手に日本語で抗議して気分を害したら、ピストルで撃たれそうな雰囲気だったので。
そんなこんなで17:00発のNH960便に搭乗した。
日本までわずか2時間半の旅。寧波--上海より早いね。

初めて来た中国は、悪い思い出は何もなかった。ともかく不思議で、訳のわからない面白さ一杯の国だった。こんな国がお隣さんなのだから、政治の難しいことは横において置いて、また遊びに来て色々なとんでもハプニングを楽しみたい。

思い出しながらブログに旅行記を書くこと約10ヶ月、こんな記事を全部読んだ物好きな人がいるかどうか判らないが、もし興味をもったら、次は是非、自分の目と足で体験してみて欲しいな。

さよなら、不思議の国、中国‥‥
(完)


Farewell China 2012.8

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上海、寧波 熱々寄り道旅行記 (30) ゲコゲコスーパーマーケット

海外に行った時に、いつも寄る所が2つある。ホテルとスーパーだ。
国と場所にもよるけど、海外のホテルは贅沢の粋を尽くしているところが多い。
トップホテルになれば、数千室の客室にプールやジムはもちろん、ボクシング場が併設されていたり。
中庭には、150年前に王様が座った椅子がそのまま置いてあったりする。
泊まったホテル以外でも、有名ホテルはちょこっと覗きたくなる。


Chinese Super Market 2012.8 (すいかが1個1.39元(≒20円)? )

その国らしさという点では、スーパーマーケットが一番面白い。
観光客のことなどまったく考慮せず、地元の人間のためだけにあるお店だから。
見たこと無いもの、逆に見たことあるもの(日本からの輸入品)、量が日本と桁違いのもの、べらぼうに安いもの、日本のパクリ商品と、ともかくどこの国にいっても「なにこれ、見てみて!」状態になる。
経験上、海外旅行のお土産で一番喜ばれるもの、驚かれるものはスーパーで買ったものだったりする。


Rice Counter 2012.8

食料品売り場を見て歩くと、お米が売っていた。
日本のような5Kgパッケージではなく、量り売りだ。量の単位まで見なかったが、枡のようなものですくい、おそらく100g=○元、という単位で清算するのでしょう。
これはこれで合理的な気もする。


Notorious Durian 2012.8

野菜売り場に行くと、おっとドリアンが山積みだ。
ドリアンは、カットしなければ甘ったるい香りがするだけなので、そんなに恐れなくてもいい。
これだけ山積みになっているということは、愛好者も多いのか。


Bullfrogs ?

肉売り場にいくと‥‥‥うわっ!!なんだこれ!
さすがに後ずさりしてしまった。
ゲコゲコ、ゲコゲコ、食用ガエルか‥‥食品売り場に売っているのだから、間違いなく食用だ。
いったいどうやって食べるのか、まさかゆでガエルではあるまいに。驚いて値段を見るのを忘れてしまった。
これだから、スーパーめぐりはやめられない。


缸鴨狗 2012.8

さて、いよいよ中国最後の晩餐は、Mご推薦の寧波の中華料理だ。
といってもそんな高価できどったところではない。
缸鴨狗、意味はよくわからないが、かもとてんぐに関係あるのか?味は日本の本格中華料理だが、値段は日本の何分の一かなのでどんどんたのむ。めずらしく冷たい地ビールにもありつけた。

最後になってしまったが、中華料理の中国での作法を。
まず、目一杯注文する。テーブルに乗り切れなくなるくらいがいいらしい。
それを端から食べたいだけたべて、それぞれの皿には残したままでいい。
日本や西洋のように、出されたものを完食するというマナーはない。
むしろ食べきれないくらい食事があって満足したという証らしい。
ただ、頼んだ物を残すのは、わかっていてもなかなか出来なかった。
この場合は、少し手をつけたままお皿を置いておくと店員がどんどん持って行ってくれる。

M曰く、
「この習慣が西欧人とトラブルの原因になるのだ~」
「食べかけの皿をどんどん下げられるので、怒る人をよく見かけるのだ~」

自国の常識が、中国の常識ならずか‥‥


Last Night Dinner in China 2012.8

上海、寧波 熱々寄り道旅行記 (29) 迷路商店街城隍廟と豪快屋台村

暑さにやられてホテルに戻り、水分をとって夕方まで爆睡。
16時を回ってやっと回復したので、夕食の前に街を見て回ることに。寧波は上海のように地下鉄は無いので、バスでの移動が基本だ。日本と同じようなワンマンバスで十数分乗ると、中心街に来た。


Under Construction 2012.8

中国に来て驚くのは、ともかく街のいたるところで工事をしていることだ。
ふっと見上げると、ビル工事をしている。何か様子が変だなと思って気がつくと、ビル外壁に沿ったガードが布と竹で出来ている。日本ならスチールパイプとビニールシートなのに。
しかしこれはこれで妙に風景に溶け込んでいる。十分ありだろう。


Entrance Of 城隍廟商業歩行街 2012.8

M が昔からの商店街に案内してくれた。
城隍廟(チャンホンミャオ)という、昔お寺、今商店街というところだ。入り口に「城隍廟商業歩行街」という看板が。日本ならさしずめ「法隆寺商店街」という感じか。


Like Maze Of 城隍廟 2012.8

商店街といっても、駅前通りの左右に店があるところではなく、4階建て位の石造の建物に、びっしりと店舗が詰まっている。昔のショッピングセンターと言った方が近い。
寧波は、基本、外国人観光客などはほとんどいないので、買い物をしているのはジモピーだけだ。
もちろん物はべらぼうに安い。すべてのものが30元(400円)以下で買えるんではないかとさえ思える。


Map Of 城隍廟 2012.8

地図を見るとわかるように、通路が不規則に通っている上に、同じような小さな店舗がびっしり並び、さらにあちこちに階段や吹き抜けがあるので非常にわかりにくい。わかりにくいというより迷路だ。
M が最初に来た時は、自分がどこにいるのかわからなくなって、脱出にしばらくかかったとか。


One Of The 屋台 2012.8

そこを出て近くの屋台村に入る。
肉や海産物が店頭に並べられている屋台が、ずらっと並んでいて、それらが1つ大屋根の下にまとまっているのだが、これまた地元の人御愛用というところで、なかなか豪快なところだった。


Please Help Yourself.... 2012.8

アジアにはこのようなところが多い。シンガポールではホーカーズと言って、国主導で整備しほとんど観光地化しているし、ベトナムでもあると聞く。多分、アジア圏の食文化の1つの原型なんでしょう。


Soup Of GOUKAI 2012.8

自分は、割合庶民的というより野生的なものも平気な方ではあるが、さすがに気温35度の中で、店頭にそのまま並べられているものを食べる勇気はなかった。


One Of The Date Course? 2012.8

一見、凄そうなところに見えるが決してスラム街の食事所というわけではない。
よくみるとデート中の若いカップル2人が、店頭で品定めをして、中庭のテーブルで仲良く食べている。

日本でいえば、「今日は沢山歩いてお腹空いたね。」「下北沢の駅前で何か食べようよ。」「うん♪」
なんていうラブラブデートコースなのかも知れない‥‥

上海、寧波 熱々寄り道旅行記 (28) 南塘老街‥ドリアン‥死の行軍


寧波の大門(≒キエフの大門) 2012.8

お昼を兼ねて、今度は南塘老街(Nan Tang Old Street)に遊びに行く。
タクシーで正面に乗り付けると、立派な中華風の門がある。が、こんな暑い日の平日真昼間に遊びにくる観光客はほとんどいないのか閑散としている。石造の倉庫郡を改修して、食事所や駄菓子屋?にしたところだ。
‥‥‥というか、このパターン、中国に来て何回目?
昔の中国の街は、こんな感じの街並みがほとんどだったのでしょうか。


Plate of Nan Tang Old Street 2012.8

この入り口にあるステンレスプレートなど、いかにも2年前に整備しましたという、ピカピカの感じだ。
英語名だって、和洋折衷ならぬ中洋折衷でしょ、これは。
でも、こんな地方都市でも観光に力を入れていると感じられるのは、何か嬉しい。


御餅屋さん? 2012.8

建物は、古風な感じだけどよくみるとみな最近作られたものだ。レトロというよりはレプリカですね。倉庫を改修した建物が多いところをみると、倉庫=しっかりした建物=石造、ということなのかも知れません。
おそらく、石造のしっかりした部分だけを利用して、後の部分、特に前面の木造の部分は最近作られたのでしょう。いわゆるハイブリッドか。

M曰く、
「ここは、寧波のストリートフードを食べさせてくれるお店が並んでいることで有名だ~」
レストランではなく、店頭でおつまみ的料理を作って売っているお店が多い。


Making 生煎 2012.8

おばちゃんたちがなにやら一生懸命作っている。 『 生煎 』というらしいが、日本でいえば 「焼き小籠包」か。人通りが少ないためか、もう出来るよと盛んにアピール。
昼食はこれでいいかと。黒酢をかけて食べると、さっぱりしてお腹に適度にたまっておいしい。
結局、追加で皆でもう1皿食べてしまった。


七夕 Menu? 2012.8

と、Mが、せっかく来たのだからこれを食べなくちゃと買ってきたのがドリアンパイ!
「果物の王様ドリアン」というのを聞いたことがある人は多いと思う。
結構くせがある、というのを聞いたことがある人は、そのうち半分くらいか。
そして、ほとんどの人は食べたことが無いでしょう。

初めて私がドリアンに出会ったのは、Mが日本でドリアンを持ってきた時だった。
あの時は、即座に叫びました。「それ以上俺に近づくな!」とにかく凄い臭いだ。
凄い臭いというと、くさや、と、臭豆腐あたりが両雄だが、それともまた違う凄さだ。
しいて形容すると、石油の中に頭を突っ込んだ感じだ。
(たとえドリアンが3m先にあっても、中身を開いてあれば。)
ドリアンを蒸した「ドリアンパイ」を目の前に出され、びびって写真を撮るのも忘れた。
が、あの臭いがない。死ぬ気で食べてみると、あれ?栗饅頭のような感じ。
どうも、ドリアンに火を入れるとあの臭いが消え去るらしい。ドリアン初体験は無事に終わった。


Like Maze Street 2012.8

‥と書いていると普通に旅行しているようだが、上海から続く暑さに完全に参って、ついにふらふらになってきた。妻とMは上海でダウンし、ホテルでしばらく仮眠して元気を取り戻したが、ついに私の番が来たようだ。
入り口の門をくぐる位からぼーっとしていたが、動きが極端に鈍って、まったく話が出来なくなってきた。石畳を歩きながら、外の道に◎×..*gd@&=|>+>*`Pk@jd

バタリ‥‥


Nobody Walks At Nan Tang Old Street Such As Hottest Day 2012.8

上海、寧波 熱々寄り道旅行記 (27) 軍人将棋の朝

5日目の朝は、寧波でおだやかに迎える。
ハワードジョンソンホテルの朝食バイキングは、上海 Le Royal Meridien の超豪華バイキングの規模まではいかないが、つぼを押さえたおいしいものだった。上海の時とは異なり、ホテルの周りが緑が多いので、外を眺めながらの朝食は気分が落ち着く。


Breakfast At Howard Johnson Plaza Ningbo 2012.8

まずは、昨日通り過ぎた月湖の外周散歩道を歩いてみる。
朝からいきなり暑いのだが、水辺の木陰は、少し風が涼しい気がします。


こけむした東屋 2012.8

ところどころにある、東屋(あずまや)がなんとも雰囲気がある。
もともと東屋(あずまや)とは、田舎風の粗末な家というのが語源らしいので、まさにそんな感じだ。
屋根の端がピン!と空に向かって上がっているのが中華風なんでしょうね。


軍人将棋 in 東屋 2012.8

散歩していると、なにやら東屋に沢山の人が。
どうも中国の人たちが集まっている。よくみると皆さんかなりのお歳の男性が多い。
中国は男も朝から井戸端会議か、と思って近づくと、どうもそうではなく何かゲームをしている。
将棋?囲碁?
さらに近づくと、公園に据え付けられている石造のテーブルに盤が彫ってあって、そこで軍人将棋のようなものをやっているらしいということがわかった。日本でいえば、縁台将棋のようなものだろうか。
(もっとも、日本で縁台将棋なんて、映画かドラマの中でしか見たことはないが。)
今風にトランプをやっている集団もいた。
のんびりしてていいな~


Stone Table For 軍人将棋 2012.8

わからないことがある時は、Mのお告げを聞くに限る。
M曰く、
「中国は定年が早いので、リタイアした人たちが朝から遊んでいるのだ~」
ま、このくらいは聞かなくてもわかったが。
「朝食も外で食べる習慣があるので、その流れで遊びに来ているのでしょう~」
ふむ、女性がほとんどいないのは、リタイア世代が男性中心の世の中だったなごりなのかな。


宅蒋 2012.8

またぶらぶら散歩していると、「宅蒋」という立派な邸宅があった。
なんでも蒋介石の兄の自宅だったとか。中国にとって、蒋介石とはかたきになるのでは?
とか難しいことは、この際置いておこう。


Howard Johnson Plaza Ningbo Beyond The Chinese Style Bridge 2012.8


Willow Around The 月湖 2012.8

月湖の周りには、柳の木が多い。柳を通して景色を眺めると、いかにも中国の1シーンだなという感じがします。

寧波から出航した遣唐使たちも、この風景を見たのかな‥‥
Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
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コピーしたり、カメラ片手に旅を。
そして海外に飛び出そう。
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(5th Anniversary)(その1)

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