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マルチストンプ Zoom MS-50G (8) 最新 Ver.3の追加エフェクトについて

追加エフェクトのレポートの前に、このMS-50Gを使い始めてから2年が経過した感想を。
数あるエフェクトの音質はどれも最高でした、となればいいのですが、少し気になるところがありました。いえ音が悪いわけではないのですが、ただ、数あるエフェクトのうちいくつかは若干1本調子でした。

例えば、リバーブは9種類入っているのですが、そのうちいくつかは初期反射値と残響長さと密度という3つの基本パラメーターの差で差別化されているような感じ。単品リバーブを使ったことがあれば、ホールとアリーナとスプリングでは、根本の反射音が違うので、どうパラメーターをいじってもバーブ音の質感が同じようになる訳無いのですが、なんとなく質的に似ている。(もちろん基本パラメーターの差で、十分それらしい感じにはなっていますが。)
100種類の異なるエフェクトが次から次へと出てくると期待しているとあれっ?となる時があります。
1万円未満エフェクーの限界だよ、といわれればそのとおりで、単品を並べるのとはやはり違います。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(1)  2017-4

がっかりして、使うのをやめたのかって?
いえ、むしろ以前にもましてよく使っています。残っている単品エフェクトも、そろそろ売り払ってしまおうかと思っている位で。MS-50G はエフェクトの魔法の玉手箱ではなかったのですが、基本の音の素性は良かったので。それに、以前書いたように、私の今の選択基準が、軽くて持ち運びが楽なことが最優先で、音質は自分で弾くのに納得できる程度でいいというものなので。正直、昔のように追い込んで音を作りこむ気力は薄れています。

そんなところへVer.3。
各カテゴリーで、新たなエフェクトが追加され、かなりバリエーションが出てきました。
それぞれのカテゴリーで特徴的な新エフェクトを簡単にご紹介。まだ、やっとMS-50Gにインストールしたばかりなので、使いこなすには程遠いですが。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(2)  2017-4

[Comp]あの有名なオレンジスクイーザーが入っているのに驚き。そして本物と同じくパラメーターが1つも無し。On-Offすると音量がガンと上がってしまうので、かけっ放しのパッチを作る他なさそうです。まだ使いこなせません。
[Filter] 6バンドグライコの改良版が追加されたけど、以前のものとかかりが異なるのかな?

[Drive]なんと伝説の金のCentaurが入っている。本物と似ているのか?と弾いてみたけど、よく考えたら単品を弾いたことが無かった。ただ、オーバードライブというより、ブースターに近い感じというのは聞いてたとおり。利用したパッチを作ってみるつもりです。
好きなアンプ Mesa Boogieのモデリングが2つにTS808の改良型も。クリーンブースターとして有名なRC boosterや甘いオーバードライブ系、チューブ系というのも追加され、ここの充実度は高いです。

[Amp Model] Fender Vibroverb、Vox Combo、Boogie Mk3、Matchless、Carr、Hiwatt Custom 100、Orange 120など、マニア垂涎のアンプがずらり。本当にモデリングされているのなら大変なものですが、ここまでくると本物を使ったことがあるアンプが少ないので、似ているのかどうかわからず。モデリングは、自分の好きな音が出ていれば、良しとすればいいでしょう。

[Modulation] 私が一番こだわるコーラス系が7つ。それにフェイザー、フランジャー系。Boss,Electro-Harmonix,tc electronic,MXRなどの有名どころのモデリングが目立ちます。いままでのコーラス系とは雰囲気が違った、Electro-Harmonix SmallCloneやSmallStoneのアナログタッチのサウンドがいい感じで、常用のエフェクトになりそうです。

[Delay]中にはオートパンと組み合わせたような飛び道具系もありますが、テープディレイやディレイの改造版など使えそうな種類が色々入っています。MXRの名機、Carbon Copyの暖かいアナログディレイサウンドがとても気に入りました。

[Reverb]リバーブはなんと最大の20種類追加。ピッチシフターと組み合わせたものや逆再生のような飛び道具系が1/3位ありますが、Ver.2になぜなかったというPlateやSpringの改良型が入っています。
有名どころも、TC Electronic、Eventide、Digi Tech、Electro Harmonix等などてんこ盛り。リバーブは自宅で弾くのと広いお店で弾くのと、それぞれサウンドが異なりなかなか素性が判断できないので、常用エフェクトにどれを使うか決めるのに、しばらくかかりそうです。


Chidorigafuchi Cherry Blossom(3)  2017-4

今回の追加エフェクトの大部分は、上位機種MS-70CDRのエフェクトのようですが、いくつかは発売から2年間で蓄積したモデリング技術を駆使した新作のようでした。以前なら、MS-50G Ver.2からVer.3は、モデルチェンジとして別の固体で売り出しても良いくらいで、MS-70CDRの立場がないですね。
ということで、今回の新作エフェクトのいくつかを、今までのメモリーの隙間に追加するというより、Ver.2の100種類の内、不必要なものを削除して、新作エフェクト72種類を丸ごと追加するという使い方が正しいように思えてきました。従来のエフェクトで、自分はほぼ絶対に使わないハイゲインアンプモデリングや[SFX]などを消して入れ替えたほうが、使い勝手上もいい感じです。

結論;もともと安価で良質ということで話題となったMS-50Gに、「無償で」進化形の72種類のエフェクトを入れ替えできるのは驚き。これで実売8千円程度では他のエフェクトの立場がないです。(操作性の面で、無条件で他の代替になる訳ではないですが)

ここまでくると、マルチストンプという形式がむしろ残念。中身はまったくMS-50G Ver.3と同じでいいので、G2、G3のように足で切り替えられるタイプを出してくれないかな。
そうすれば、手持ちの単品・マルチエフェクトをすべて処分する決心がつくかも‥‥

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