Weekend In 心は L.A.

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思い出のSanFrancisco旅行記(9)  サンフランシスコの光と影

アメリカのTVドラマ、フルハウスというのを知ってますか?
男手一人で子供たちを育てる9年に渡って放映された大人気ドラマで、日本でも長い期間放映されていました。ミュニバスで数駅乗ると、アラモスクエア公園に到着。この公園と道を隔てた7軒のビクトリアンハウスが、そのドラマの有名なロケ地です。
ビクトリアンハウスは、別名ペインテッド・レディーとも呼ばれていて、昔、大富豪が7人の娘に買い与えたとか。芝生の斜面のベンチから写真のように見える7軒の家はおもちゃのミニハウスのような可愛らしさ。もちろん普通の市民が住んでいるので、家の前でパチパチ写真を撮るのはご法度ですが、公園からのショットはSFの絵葉書やガイドブックに必ず載っているヴューポイントです。


Victorian Houses 2016.1

公園は丘の上にあってSFの市街地から湾まで一望できる、これまたSF有数のビューポイント。公園自体は別に変わったことはないのですが、ドラマフルハウスのオープニングに必ず出てくるところなので、それで有名になったとか。
ちなみにドラマでフルハウスの家族が住んでいた家も、この公園のすぐ近くという設定になっていましたが、実際は、もう少し別の場所にある家だったらしいです。
SFは、ごく単純に言えば、標高の高いところは見晴らしがよく地価も高く、従って高級住宅地になっています。つまり、ここはノブヒルと並んでSFの高級住宅地。


Alamo Square Park 2016.1

さて、再びミュニバスに乗り、SF観光のハイライト、ケーブルカー始発駅に向かいます。
前回からのSF市街地散策を下の地図で確認しておくと、ファイナンシャルディストリクトにあるホテルから、反時計回りにGolden Gateまでバスで行き、少し戻って今度はフィルモアストリートを南下。アラモスクエア公園前の7姉妹を見て、そこから真東に向かう、というルートになります。

その真東に向かうバスが曲者でした。
赤の矢印で書いた部分は、テンダーロイン地区といって、SFの中で一番治安の悪いエリア。SFのシティホールもこの辺りにあります。(市役所に用事があっていく人は大変だ。せめて市役所周辺位、治安の回復に努めて欲しいものです。)


Red Star=Alamo Square Park Blue Star=Cable Car Station   2016.1

窓の外を眺めていると、さっきの高級住宅地の街並みはすぐに一転し、ビルの壁が崩れかけ、歩道はめくれ上がった、スラム街という風景になりました。何より、お店というお店の前面にすべて鉄格子がはまっている。あまりにも急な場面チェンジにびっくりしていると、乗車してくる人が皆、黒人、あるいは中南米系という人たちだけになり、服装も、破れたシャツにビーサンのようなラフな感じ。(人種差別をしている訳ではないのですが、事実としてこのようにしか形容できないので。)

距離にして1km弱、バス停にして4つ程度の間、我々3人はバス後方席で小さく固まっていました。15時という真昼間だったので、これ以上のことは無かったのですが。写真を撮るどころか、カメラとスマホはバッグの奥底にしまったままでした。ここが悪名高きテンダーロイン地区、夜はもちろん昼間でも歩いてはいけないといわれている地区でした。
5分前までいたアラモスクエア公園がSFの光なら、こちらは暗闇。暗闇の部分は冗談ではすまないことが沢山あるようです。先日も銃の発砲事件があったとか。これもアメリカだ。


Single Ride Ticket  2016.1

さて、気分を変えてケーブルカー。
マーケットストリートとパウエルストリートが交差するところが始発駅。片道$7とバスに比べてちょっとお高めなので、地元の人は余り利用しないようで、ほとんどが観光客。3路線あるのですが、真北に向うパウエルメイソンラインに、オフシーズンのこともあり全然待たずに乗車。

ちなみに、ここで北から来たケーブルカーをターンテーブルに乗せて、手動で180度ぐるっとまわして北行きに変える、そのシーンはなかなか見ものです。ケーブルカーはどんどん来るので、15分もチケットブース横に立っていれば(乗車しなくても)見られます。
この旅行記の、(6) 雨のサンフランシスコを歩く、でその動画を載せてありますので、ぜひご覧下さい。


SF City View From The Cable Car 2016.1

体を半分乗り出しながら乗っていると、自動車や歩行者がすぐそこにいて、臨場感抜群。また、どの路線もSFの一番標高の高い部分を越して北側の湾に向う路線なので、アップダウンもダイナミックで、北に下る時は前方に海が広がって素晴らしい景色。天気のいい日はもちろんですが、夜とか雨の日でさえもそれなりに楽しめそう。ベタと言われようとも、やっぱりケーブルカーははずせません。


At Half Past 4 p.m. 2016.1

16時半と陽がだいぶ翳ってきました。
今日の最後は、世界で一番のぐにゃぐにゃ道といわれているロンバードストリートに。
せっかくケーブルカーで海側の平野に出たのを、また引き返して丘の上まで歩く。SFは街を散歩するだけでトレーニングができるという健康的な街でもあります。
ここは写真をみれば一目瞭然で、急斜面にできた道を車でみんな降りていく。標識にあるように、最高時速は5マイルでスケボーは禁止。でも、自転車2人乗りの若者が下って行ったよ、自転車はいいのかな。


Let's Go Down The Lombard 2016.1

もちろん碁盤の目の道路網なので、1本ずれれば普通の道があります。ということで、この道は、皆、わざわざここを下るためだけに、やってくるようです。坂の上からみていたら、色々なナンバーの車が次から次へとやってきた。

沿道の家はごく普通の家なので、365日、家の前を車が列を成しているのは大変だろうな。
1台通るごとに$1とれれば‥‥‥まさかね‥‥‥

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