Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

マレーシア1人旅珍道中 (7)  What's your name ?   バツー洞窟

3日目。今日はKL郊外にあるヒンズー教の聖地、バツーケイブス(Batu Caves)に行くことに。
郊外といってもKL中心部から北に10km、鉄道で30分もかからない。


The Long And Straight Road 2016 8

終点がバツーケイブス駅ということで、改札を出るとすぐに山腹手前に巨大な黄金色の像が。おそらくヒンズー教の神様なんでしょう。ともかく50m以上はありそうで驚く。(下の動画に全貌が)
洞窟という位だから地下奥深く潜っていくのかと思いきや、目の前の山腹にびっくりするような急な登り階段が。10階建てビルを登るような感じ。途中にほとんど踊り場も無いので、わいわい言いながら登り始めた人も、ふうふう言いながら頂上に到着。


Wide, Wide, Cave 2016 8

すると、目の前に大きな洞窟。
洞窟というより山一つをくりぬいて中を空洞にしてしまったような感じ。天井まで50m以上あろうかという大空洞。階段入口にあった巨大な神像がすっぽり入ってしまうかも。
巨大な洞窟空洞はひんやりしていて気持ちいい。中央には何もなく、壁際の岩に色々な石造が彫刻されている。なんでこんな山の中にヒンズー教の聖地ができたのか。なにか歴史的な経緯があるのか。


The Hndu Altar 2016 8

しばらく進むとヒンズー教の祭壇が作られていて、ヒンズーの人々が祈りをささげていた。外見上は、ヒンズー教の寺院はともかく派手の一言。カーマスートラのような人の絵があちこちに描かれ、色も極彩色。極めつけは、なんとも言えない笛というかサイレンのような音楽が響きわたる。


Sacred Light From Heaven 2016 8

さらに奥に歩いていくと、巨大な洞窟の天井がぽっかり空いている。写真では、いったいどれくらいのスケールかよくわからないでしょうが、洞窟の上から天空の光が差し込んでくるのは、宗教の聖地としてふさわしい感じがします。
昔、修行僧か誰かがこの洞窟を訪れ、この神々しいまでのスケールから何かを感じて、ヒンズー教の祭壇をつくったのかも知れないな。


The Map Of Dark Cave 2016 8

帰りの階段を下っていくと途中で分岐があって、ダークケイブ(暗黒の洞窟)という別の小さな洞窟に入る道がある。入口には、標本瓶に入れられたコウモリなどが並べられている。日本なら暗黒と言えども、暗い照明が付いていて、一応誰でも歩けるようになっているのでしょうが、ここは入口付近を除くとほぼ無照明で、暗黒の洞窟をリアルに楽しめるようになっているらしい。(途中で外光が入るので、真っ暗という訳ではないらしいが。)

入口には、道に迷うと本当に帰ってこれないので、ガイドと一緒でないと侵入禁止と書いてある。見ていると5人位のグループでガイドと一緒に入っていく。穴ぼこや水たまりがあるので、本格的な靴を履いていないと危ないよ、みたいな注意書きもありました。このあたりは自己責任でよろしくということなんでしょう。さすがに家族連れは誰もいない。
時間の都合もあり入らなかったけど、せっかくなので順番待ちをしていたグループに話しかけてみた。
「こんなところ初めてだし、何が出てくるかわからなくて面白そうじゃない」
とのこと。オランダだかフランスだかから来た女性3人グループでした。
こういう好奇心は女性の方が旺盛だな、きっと。



さて、話は前後しますが、行きの電車の中でちょっとしたエピソードが。
発車後、座って辺りを見回すと、自分の横に座っているカップルと向かいの4人組は同じグループのよう。すいているので通路を挟んでおしゃべりに興じている。
今回は、他の旅行者と積極的に話してみようと決めたのでさっそく実行。
(イタリア語が話せる訳ないので、会話は英語です。)

私「どこから来たの?」
隣の若者「イタリアカラ、ミンナデキタヨ」
「へー、私は日本から。イタリアからって、すっごく遠かったでしょ。」
「サスガニ、ヒコウキノジカンカカッタヨ。マレーシアハ、ハジメテダシ。」
「イタリアは世界遺産が沢山あって綺麗な国だと聞いている。一度行きたい国だ。」
「ソウソウ、トテモイイクニダ。オススメサ。」

たわいもない会話を2人でしていると、向かいの同じグループの女性から声がかかった。
これが自分にはカルチャーショックだった。


Fresh Couple From Italy 2016 8

向かいの綺麗な女性「アナタ、ナマエナンテイウノ?」
私「私の名前は○○○○。△△と呼んで。」
隣の若者「△△ハ、ニホンカラヒトリデ、キテルノダッテ」

とすかさず皆に紹介してくれる。この会話がなぜカルチャーショック?
考えてみて欲しい。たかだか東京から赤羽程度、おそらく30分以内で到着してしてしまう距離。
その間に、初対面の相手の名前を聞き、そして相手を名前で呼びつつ皆で会話する。
これは日本には絶対に無い文化だろう。

新幹線で東京から大阪まで乗っても、出張なら隣の人と会話もしないでしょうし、仮にお互い観光目的とわかって会話をしても、絶対に相手の名前など聞かない。
初対面で「貴方の名前はなんですか?」などと言おうものなら、日本なら危ない人と思われかねない。
相手の名前を聞き、名前で呼び合って会話する。これは新鮮な驚きでした。

(教訓7)外国人と仲良くなりたかったら、初対面で名前を聞こう。


I met mokeys in the middle of the stairs 2016 8

日本人の名前は外国人にとって非常にわかり難いので、このような場面で呼んでもらうために、私は日頃から自分のニックネームを決めています。ニックネームと言っても、”倫太郎(リンタロウ)”という名前だったら”リンと呼んで”、といった感じです。初対面のスウェーデン人から、名前はイェークストロムです、と言われても理解出来ないでしょ。

このあと終点まで、このイタリア人グループ(職場の若手同僚かな。)と話しながら行きました。
私も相手の名前を聞いたけど、なかなか相手を名前で呼べなかったのは、やはり日本人だな。

この旅行、なにか今までとは違う旅行になりそうだ‥‥

Earl Klugh Live At Blue Note NY (2017.8.8)


Blue Note NY Greenwich Village 2017.8

(今日、66,666 Hitを迎えました。私のブログに遊びに来て頂いた方すべてに感謝します。)
この夏、ブルーノートにアールクルーを聞きに行きました。
あれ?アールクルーって今夏、来日していたっけ?
実は、東京は南青山のブルーノートではなくて、New Yorkはグリニッジヴィレッジのブルーノート。
ずっと前から行きたかったNew Yorkに、この夏ついに行ってきました。New Yorkといえば絶対にライブ、ということで最終的に選んだのがこの公演でした。

アールクルーのライブサウンド以外のこと、例えばお店のシステムとか他のライブハウスのことなども沢山書きたいことはあるのですが、それらは、別途、予定しているNY旅行記で書くこととし、今回は中身の紹介に徹します。

1970年代後半から80年代のフュージョンブームの頃に夢中で音楽を聴いていた方、しかもギターに興味がある方なら、好き嫌いは別として絶対に知らない人はいないと思われる異色のギタリスト、アールクルー。アコギ1本で勝負する黒人のギタリストは、それだけで異色でした。フュージョンが大好きだった自分も、アールクルーに大いに惹かれました。今となっては最初に聞いたのがどのアルバムか忘れてしまいましたが、数多くの中で1枚あげるとすれば、やはりこのアルバム。


Finger Paintings(1977)

出た―!私がいうところのフュージョン核爆発の年、1977年の作品。
持っていたLPもほとんど処分してしまいましたが、これは結局CDで買い直して今でも聞いてますもん。
アコギというとイージーリスニング的とらえられ方をするのが気に入らないのですが、このアルバムのアレンジとバックは、泣く子も黙るデイブグル―シンファミリー。ビートが効いてラテンフレイバーでダンサブル、でもどこまでも優しいクルーサウンド。やはり、1曲1曲のメロディーが本当に素晴らしい。「優しくてさわやか」となれば容易に想像が出来るよう、当時、色々なTV番組のテーマ曲(天気予報とか)になっていました。

今宵のメンバーは、
Earl Klugh(Gt)
Al Turner(Bs)
Ron Otis(Dr)
David Spradley (Key)
Tom Braxton(Sax)            
というもので、ドラム、ベース、キーボードのリズム隊は、ここ10年ほど一緒に活動している気心知れたメンバー。サックスも最近よく一緒にやっているな。
(YouTubeの「Earl Klugh Live at Java Jazz Festival 2013 」をご覧頂くと、サックス以外は今晩のメンバーがプレイしています。)
ジャズの場合、日替わりでメンバーを変える人も多い中で、バンド的に行動を共にするというのは珍しい。ある程度歳をとってきて、あまり神経を使わなくてもプレイできる気心知れたメンバーが心地いいのかな、と思いました。アールクルーも64歳だもの。



向こうのライブハウスは、一般的に、開演前だけでなく公演の最中も写真が許されているので、その時の写真と、せっかくなので動画を1本。バックのお店のアナウンスを聞くと、「録音とフラッシュ撮影は駄目ですよ。おしゃべりは小声で。」なんて言ってますね。今回は忠実に守りました。
アールクルー以外のメンバーの準備が整い、アールクルーをステージに呼び込み、動画最終のキーボードの刻みから今宵の演奏が始まった、まさにライブスタート時のもの。

1つだけ心配ごとがありました。
今回のアールクルーの公演は8/8から8/12、毎日PM8:00からとPM10:30からの2ステージ制の計10ステージ。こういう連続公演の場合、最初のステージは絶対に避ける、というのが音楽好きの間では常識です。お店の音響もまとまって無いし、新規メンバーが慣れてなかったり、新曲や新アレンジで微妙なミスが出ることもある。(さらに日本公演ならミュージシャンが時差ボケ等で疲れている。来日公演初日は、チケットの売れ行きが低調なのは常識です。)
しかし、翌 8/9が New York滞在最終日で帰り支度をしなくてはならず、8/8しかチャンスがない。また、PM10:30からのステージは終わりが12時になってしまい、NYの街を深夜に移動するのは絶対に避けたい。(お店のあるグリニッジビレッジ周辺は、バブル期の渋谷道玄坂のようなところで、深夜のタクシーはまずつかまらない。)
消去法で、初日の第1ステージとならざるを得なかった。一番条件の悪い。
心配事は私の杞憂で終わってくれればいいのだが。


My Seat Was Very Close To The Stage 2017.8

‥‥‥その杞憂は当たってしまいました。
残念ながらアールクルーのコンディションはいいとは言えなかった。
有名曲のメインテーマにもミスが目立つ。たまにミスどころか、他のメンバーがフォローの音を入れるくらい。アールクルー自身も、何曲か弾いた後、どうもすっきりしないなと後ろを向きながら首をかしげる。アールクルーから5mも離れていない、ステージ直近の席で聞いただけに、そういう一瞬の雰囲気まで伝わってきてしまうのが辛い。

ここしばらくアールクルーのライブを見たことがなかったので、年齢のせいなのかと思いました。
が、帰って来てから、先ほど紹介した「Live 2013」を見る限り、十分聞けるサウンドの冴え。
直前の練習が体調不良とかアクシデントでままならなかったのか?
後半はやっと安定してきました。翌日以降のステージはどうだったのでしょう。
お金を出したのにいいサウンドが聞けなくて残念というより、かつての自分のギターヒーローが輝いていない姿を見るのが少し辛かったです。


Earl Klugh ! 2017.8

ライブでは、いつも演奏曲名をコースターにメモしてくるのが私の習慣なのですが、紙ナプキンの切れ端にメモしたものが、まだ旅行の荷物が未整理で見つからない。帰り際にデイパックに突っ込んだのに。
NY旅行記までに発見したら、改めてセットリストを載せます。

バックの4人は、長年一緒にやっているだけに息がぴったりあっていて、気持ちいいサウンド。軽くてタイトなドラムは特に気にいりました。もちろん、Midnight In Sea Juan、Living Inside Your Love、Heart String、Brazilian Stomp、Vonetta などの珠玉の名曲を、きっちり演奏してくれました。
一番の盛り上がりはDr. Macumba でのアドリブ合戦。

New York で Earl Klugh に会えるとは思わなかったよ‥‥‥

マレーシア1人旅珍道中(6)オーブンレンジ、マラッカを歩く

旧市街は中華風の建物が並んでいる。世界中に進出した華僑の足跡か。中華圏の絵や彫刻、宝飾類を並べたミニ博物館的な建物もあれば、小物を売っているお店もある。
帰ってから見た「BS世界ふれあい街歩き」でやっていた世界遺産で有名な華僑の豪邸は、その前を歩いていたよ。何で気が付かなかったのかと地球の歩き方を見たら、ほんの小さく載っていた。個人の家以外は入場料もなく中に入って見られるのですが、大きな看板が出ている訳でもないので、個人の家なのか入って中を見学していいのかよくわからないところが難しい。


One Of The World Heritage, May Be.... 2016.8

中世、近世の街といえば、宗教施設だ。
ここはイスラム教のミニモスク。入った時は、礼拝の時間でなかったので、ほとんど誰もいなかった。余りに暑くて、日陰で一休み。ここでも、朝の暗いうちから大音響が響くのか。


A Muslim Mosque 2016.8

すぐ近くに、仏教のお寺。中国や台湾、香港でよくあるようなお寺だった。最近、アジアを旅行することが多く、お祈りの仕方もすっかりマスターしたので、お線香を買って礼拝してみる。そういえば、イスラム教では他宗教の人はモスクの礼拝所には入れないが、中華圏のお寺では、どこでも地元の人から”一緒に礼拝して下さい”と促される。やはりイスラム教と仏教の違いなのか。


I Prayed At The Chinese Temple 2016.8

歩いていると、西欧人トラベラーがやけに目立つ一方、日本人はほとんど見かけなかった。観光客向けの少しおしゃれなカフェが結構ある。ともかく蒸し暑くて10分も歩いているとへばってくるので、カフェは大繁盛。伴侶と2人で来ていたなら、ともかく休もうと入っていたに違いない。でも帰りのバスまで数時間しか無いということで、貧乏性の自分はひたすら歩く歩く。マラッカの街全部を目に納めるために。


Cafe In Humid Heat 2016.8

最後はやはり限界。目の前に露店が。4.5RM(リンギット)の冷ココナッツアイスを買って、建物の日陰に座り込む。周りにも似たような旅人多し。ココナッツの上部をカットしてストローインのドリンクは有名だけど、冷蔵庫でキンキンに冷やされたココナッツアイスで少し生き返る。


Coconuts Ice Cream Saved Me 2016.8

16時にオランダ広場に戻って来たときは、シャツもパンツも汗だく状態。思わず教会に入って、10分ほどうつらうつら。どこの教会でも、中は天井も高く不思議と少しひんやりしている。そろそろ帰りの時刻だ。

(教訓その5)街歩きで疲れた時、困ったとき(特にトイレ)は教会に飛び込もう。想像以上に休まるし、精神的にも落ち着くものです。感謝を忘れずに。


Inside The Christ Church 2016.8

しかし、オランダ広場で待てど暮らせどバスが来ない。バス停の前にも誰もいない。そもそもこのバス停から出発するのか、降車専用なのか。あちこち聞きまわって、やっと向こうの階段の前で待つらしいと聞き、階段に行くと、女性のトラベラーが1人疲れた顔で座っている。「マラッカセントラル行きのバス、ここでいいですよね?」と聞くも、"Who Knows."(ソンナコト、シラナイワヨ。)うん、なかなか来ないらしく相当いらいらしているよ。確か彼女はオランダ人だったか。同じ高速バスではなかったけど、綺麗な女性だったので、普通ならマラッカの感想でも話しながら、バスターミナルまでご一緒したいところだけど、お互いそれどころじゃない。

マラッカセントラルターミナルの17時30分発の高速バスのチケットを既に購入済だったので、それに絶対間に合いたい。乗り遅れても別のバスはまだあるらしいが、色々調べて一番高級らしいバス会社の最終便のチケットが買えたので、なんとしても逃したくない。なにしろこちらはぐったり疲れている。


The Fountain In Front Of The Church 2016.8

結局、さっきのバス停にバスが来た。ダッシュで走って乗り込むと、すぐ後からさっきのオランダ女性。2つ後ろに着席したので振り向いて、お互い”グーサイン”
ああ、よかった。

いや、よくなかった。
確かに行きも路線バスだったけど、バスターミナルとオランダ広場のピストン輸送で事実上の観光客用のバスだった。だけどこのバスは、世界遺産旧市街だけでなく、新市街地を走ったりと様子が全然違う。最初は50分あるから余裕だなと思っていたけど、買い物のおばさんが乗り込んできたりと、様子がおかしい。あと30分しかないのに大丈夫か。さっきのオランダ女性もさすがにキョロキョロしだす。Gマップを見ていると、おいおいどこかの中学校前に止まって、下校途中の中学生の女子生徒がグループで乗ってきた。勘弁してよ、あと10分で高速バスが出発だ。
それでも段々バスターミナルに近づいてきた。あとどれくらい市内を走るかわからないので、余程、途中で降りてバスターミナルまで走ろうかと思ったけど、もう3分後の発車には絶対に間に合わない。ここから走ったって10分以上は絶対にかかる。Gマップと愛用の電波腕時計を交互にみつつ、イライラがつのる。


Somebody In Malacca 2016.8

ついに高速バス発車時間17時30分、本当にジャストにバスターミナル着。
シートベルト着脱は停車後にという注意書きを無視して、停車した瞬間、ドアを自分で押し開けて1人後部ドアから飛び出す。ったく、こういう時に限って、路線バスターミナルと高速バスターミナルが、建物を挟んで正反対の場所だ。建物沿いにぐるっと走ったのでは間に合わない。
行きに、建物の中をトイレがてら散歩した記憶を思い出して、建物の中の3か所の十字通路を正確に曲がり、ダッシュのまま逆側に飛び出すと、高速バスが今まさに乗車扉を閉めようとするところ。
20m手前から”Wait!”と怒鳴りながら飛び込む。
着席すると同時にエンジンオン。思わず時計を見ると17時31分、セーフ!

(教訓6)海外旅行では最後まで諦めるな。何が起こるかわからない。

あのオランダ女性も間に合ったかな‥‥‥

マレーシア1人旅珍道中 (5) マラッカ海峡の白い海



Christ Church 2016.8

オランダ広場にバスが着く。広場に面した赤レンガ色の教会は、マラッカのシンボルでどのガイドブックにもこの写真が載っている。さすが街全体が世界遺産だけあって、路線バスに乗っていた人はほとんどが観光客風。家族連れもいれば、西欧人のバッグパッカー風の2人連れもいる、と思ったら、どこかから日本語も聞こえてきた。
ともかく、絵になる風景だらけなので、写真中心に行きます。


Curry Shop,Lunch 2016.8

まずは昼食。歩き方に載っていた美味しそうな肉料理屋は午後5時開店だったので諦め、バスが来た道を少し戻り、ザビエルチャーチを通り過ぎたところにあるカレー屋に入る。店員が筋金入りインド人なら、お客もほぼインド人。もちろん、味も純粋インドカレー。最初からスプーンを出してくれるとこ位がインドとの違いか。しかしインド人の英語は聞き取りにくい。


Melaka Map Blue Star:Dutch Square

マラッカはコンパクトな街なので、自力で歩いても丸1日あればマラッカ川周辺の世界遺産はほぼ見ることが出来る。地図でわかるように、街の中央をマラッカ川が横断し、その東すぐわきにオランダ広場とクライストチャーチ。世界遺産の旧市街は川の西側に。
KL(クアラルンプール)から1泊2日のツアーが結構あるので、それなら時間的にもベストかな。新市街地には観光ホテルも多く、1泊する人も意外と多そう。


Old Sign Of War 2016.8

街のあちこちに、大砲やどう見ても元軍事施設だろうという、窓が小さい分厚い石造の廃墟がある。太平洋戦争時の装甲車もペンキを塗り直して並べてあったが、それ以前、何百年前の中世の時代から、常に戦火にさらされていた歴史が感じられる。街のシンボルのクライストチャーチだって、オランダがポルトガルを打ち破った戦勝100年記念の建造物だ。飛行機が無かった時代、海上交通の要衝は、現在よりはるかに支配者にとって重要性が高かったに違いない。

マラッカ川を眺めていると遊覧船が通ったので、手を振ると振り返される。川沿いは少し風があって、テント屋根付の船での遊覧は気持ちいいだろうな。マラッカ海峡との河口まで遊覧するのだろう。もう少し時間があれば乗ってみたのに。


Remained Site Of St. Paul’s Church 2016.8

川の東側の丘を登ってセントポール教会跡に向かう。中世の街は、大抵、一番高いところに重要な施設がある。王の城だったり、軍事拠点だったり。丘の頂部には、焼け落ちた教会跡があり、中に入ると謎の石版が。数次の戦争で荒廃したのか。あとで調べると、カソリック派とプロテスタント派の宗教的激突の結果だということがわかった。
せっかくなので、トラベラーにお願いして自分の写真を撮ってもらい、相手の写真も撮ってあげる。オランダの若い男性でした。1人旅は自分の写真を撮るのが少しだけ手間だ。


We Can See The Strait of Malacca 2016.8

セントポール教会前庭からはマラッカ海峡が綺麗に見えた。快晴で、海までそれほど距離は無いのに、白い海と空に見えるのは、強い日差しで海からの水蒸気が立ち込めているからかも知れない。
ジブラルタル海峡にも匹敵するような海峡らしく、タンカーが何隻も航行しているのが見える。平和だ。かつてあそこに敵の軍艦が並んだ時もあったのだろうか。

今回の旅行は天気に恵まれすぎて熱帯を肌で感じた毎日でしたが、マラッカもオーブンレンジで肌が焼かれるような日差し。東京の一番蒸し熱い日に、アスファルトコンクリートの上を歩いているような感じだ。(そういう意味では東京もすでに熱帯でしょう、最近は。)
マラッカ海峡に足を漬けてみたかったのだけど、海浜まで少し時間がかかりそうで、日帰りの短い滞在時間では、時間の余裕がなさそうで断念。あとからGマップを見ると行けたかも知れない。
うーん、ちょっと残念。

さて、丘から降りたら、今度は世界遺産の街歩きだ‥‥‥

Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
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休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に旅を。
そして海外に飛び出そう。
(このブログについて)
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(5th Anniversary)(その2;音源編)
(5th Anniversary)(その3;音源編)

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