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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

Movie 2018 今年見た映画たち

毎年恒例の1年振りかえり映画の感想を、今年最後の記事にします。
映画に一家言ある訳でもないので、どれも超個人的感想ということで。
(映画館か海外への機中で見たものに限っています。)

(1)はじめてのおもてなし
→今ヨーロッパを揺るがしている難民問題を、プライベートコメディタッチで描写。
ドイツ映画は真面目すぎるのが多いけど、これはソフトタッチでよかった。

(2)スリービルボード
→娘を惨殺された母親の警察との対決。犯人との対決ならカタルシスも味わえるのだけど、どちらも悪くないのに恨み合うという、かなり重く救いもないストーリー。

(3)15時17分パリ行き
→なんとテロ事件に巻き込まれた人たちを実際のキャストとし、主演までやらせてしまった。事件そのものの描写が少ないと不評のようでしたが、私はすごく面白かったし胸が熱くなった。究極の実話もの。

(4)ペンタゴンペーパーズ
→メリル・ストリープとトム・ハンクス主演の硬派テーマもの。というだけで想像できる内容。
ベトナム戦争、マスコミVs政府ということに興味があれば面白いはず。

(5)女は2度決断する
→ダイアン・クルーガーというドイツきっての女優がヒロインのドイツ映画。テロへの私的復讐という重いテーマ。昔の戦争映画と違って、テロを扱った最近の映画は救いがないですね。大脱走が懐かしい。


The Train Bound For Helsinki 2018.8

(6)ホースソルジャー
→アフガニスタンの山岳戦の米陸軍特殊部隊員の実話もの。戦闘が中心なので、むしろ安心して見ていられる?しかし、なぜこんなところでアメリカが戦争をしなくてはならないのかが疑問。

(7)ゲティ家の身代金
→実話の誘拐もの。大富豪がなんと孫の身代金をケチるという前代未聞のお話。ミシェル・ウィリアムズ(誘拐された息子の母親)は好きな女優さんなんですが、彼女の痛々しいほどの活躍が見もの。意外な展開で最後まで引き込まれた。これは傑作でした。

(8)La La Land
→いまさらの大有名作。アカデミー賞授賞式でのハプニングは歴史に残るでしょう。今風ミュージカルという宣伝に見るのを敬遠していたけど、機中で見ました。良く出来ているほろ苦ラブストーリー。
2人が別れる原因は、音楽好きの人ならうんうんとうなずけるのでは。

(9)バトル・オブ・ザ・セクシーズ
→キング婦人が男子テニス界から馬鹿にされる様を描写。性差なしの実力世界と思われているアメリカも、たった50年前はこんなだったのですね。エマ・ストーンは余り好きな女優さんではないのですが、La La Landとがらっと変えた役をこなすのは、さすが大女優。

(10)ブレードランナー
傑作SF映画。のはずが、機中で断片的に寝てしまったのでもう一度リベンジします。

(11)ウィンドリバー
最初は少女惨殺のスリラーかと思ったけど、ネイティブアメリカン差別の人種ものだということがわかってきた。これもダークで救いがない。

(12)クワイエットプレイス
→B級スリラーと言いたいけど、これはC級D級でした。

(13)ボルグマッケンロー
→これは世代的に合うか合わないかの2択でしょう。観客が笑っちゃうくらい同一年代夫婦でした。
この歴史的名勝負は、私がテニスに夢中になる1年前の試合でした、確か。
今でも最高に好きなテニスプレイヤーは、「ジョン・マッケンロー」です。

(14)カメラを止めるな
→低予算、無名の邦画が大ブレイク。爆笑ものだし、なにより脚本が良く出来ている。

(15)ボヘミアンラプソディー
→これは単品で書きました。(→映画 Bohemian Rhapsody 現実を少し、ファンタジーを少し)
映画館で同じ映画を2回見たのは生まれて初めてです。


My Sweet Home 2018.12

本数的にはだいたい例年並みでしょうか。今年は、これが最高というのがないなと晩秋に感じていました。それを吹き飛ばしたのが「ボヘミアンラプソディー」。
このブログ記事を書いている時点でも、まだ上映してますから。ブライアン・メイが日本の皆さんへの感謝のメールがTVで紹介されていたり。最近はテロ関連の実話ものがはやっていて、余りに救いのない映画が多いのに少し閉口していたので、やっぱり元気をもらえる映画はいいですね。
次点は「ゲティ家の身代金」でした。

来年も、「Weekend In 心は L.A.」をよろしくお願いいたします。
良いお年を。

混沌の Hanoi 旅行記(4)ハノイヒルトン

ホテルでの朝食後、ホテルの玄関を出た直後の風景。いきなりベトナム度100%。


Morning Of Vietnam 2017.12

今日は、まずハノイヒルトンに向う。といってもホテル見物に行くのではありません。
ハノイヒルトンとは、ベトナム戦争で捕虜となった米兵が収容された「ホアロー収容所」のこと。そこでの月日が余りに過酷だったので、収容された米兵がハノイのヒルトンホテルだと皮肉ったのが始まり。「ハノイヒルトン」という映画もありました。

事前の情報でタクシーに若干ビビッていたこともあり、また、散歩に丁度良い距離だったこともあり、ホアンキエム湖沿いに南に歩いて9時半に到着。ホテルからぶらぶら歩いて40分。12月のハノイは気温20度くらいで日本の10月半ば位、日本人にとって一番いい季節です。写真だと曇っていてあまり快適そうには見えませんが、薄いシャツ1枚で汗もかかずいい感じで歩けます。


Hoa Lo 2017        2017.12

捕虜収容所というと、だだっ広い平原の真ん中にポツンとにあるイメージですが、街のど真ん中、高層ビルのすぐ脇だ。もちろん、当時は回りに何もなかったのだろうけど。しかし良く見ると、壁が高くて窓がまったく無い。交差点に面したところに塔が立っているのは、脱走兵監視塔でしょう。

横道に入りチケットを買う。お洒落な博物館のようだなと思ってゲートをくぐると、戦時中の同アングルの白黒写真が。お洒落なんて暢気なことを言っている場合じゃないなと、少し気を引き締める。


Hoa Lo Around ' 70     2017.12

収容所の博物館は、ヨーロッパのどこかで見た記憶があるけど、ここはずっとリアル。
広い部屋には、集団で捕獲されていた人形がある。足かせがリアルだ。
独房は1人がやっと入れるような狭い部屋。今は照明されているけど、もちろん当時は、ほぼ真っ暗だったのでしょう。通路は人がすれ違えない位の狭さ。

そんな部屋が延々と続くかと思ったら、意外と部屋数が少ない。説明書きを読んで意味がわかった。当時は今の倍以上の規模があったのですが、戦後、この地区の再開発に伴って半分強が取り壊されて、一角のみが残されているのだとか。だから、隣にすぐ高層ビルが建っていたのだ。


Dark Corridor 2017.12

奥の広い部屋にはいる。一瞬、ドキットした。目の前にギロチン。触れるくらい目の前で見るのは初めてかも。余りに機能的なその造作は説明不要でしょう。


Guillotine Cutter 2017.12

展示や写真をみつつ、次第に違和感が大きくなった。
ベトナム戦争の収容所を再現しているのなら、ここに収容された捕虜は米兵のはずだ。しかしどう見ても、収容者の人形はベトナム人だ。最後にやっとわかった。ここは、フランスのインドシナ占領時代に収容虐待された、ベトナム人捕虜を再現しているのだ。

ここを建設したのはフランスで、フランス管理時代はある意味、ベトナム戦争時代以上に暗黒歴史でした。ギロチンで処刑されたのはベトナム人で、絶対に俺達は勝ち取るからと言いながら処刑されたのだとか。ここは、いかに自分達が虐げられ、そこから立ち上がって自由を勝ち取ったか、ということをアピールした場所なんだ。ハノイヒルトンという呼び名だし、すっかり逆だと思っていました。(もちろん、ハノイヒルトンという俗称は、捕虜になった米兵が皮肉交じりにつけたのですが。)

ベトナム戦争は、ベトナムにとって栄光の歴史(というには余りに被害が甚大でしたが。)だったはずですが、歴史を遡るとベトナムはひたすら様々な国に翻弄された国だったことがわかります。


Prisoners Of War 2017.12

順路を巡り最後に、小さな中庭に出る。意外と多くの観光客がいたことに気が付いた。騒がしい雰囲気がまったく無いので、余計他人を意識しなかったのかも知れない。

ここに展示されていた数多くの写真の中で、一番、心に残ったのが次の写真。
米軍全面撤退の1973年、どこかの基地での帰還兵と家族の再会シーン。
多くの家族が、戦死した父や息子と紙1枚の再会をさせられた中で、自分の愛する人が生きて戻ってきた。この家族の気持ちが爆発したような素晴らしい写真だと思いました。
(もちろん、ベトナム側にも同じことがあった訳です。)


Daddy !! 2017.12

ベトナムを旅行をしたら、まずベトナム戦争の跡をみたいと思っていた。だから最初にここを訪れました。世界史とは、はっきり言うと戦争と略奪、殺戮の歴史だと思っていますが、それにしても真実を目の前にすると心が重くなってくる。展示には特別に目を背けたくなるようなものは少ないと思いますが、やはり自分の部屋で本や写真を見るのとは全然違う。でもベトナムを訪れようとするなら、その歴史を知っておくべきだと思います、少しでも。

両替とタクシーに笑うだけじゃなかったよ‥‥

混沌の Hanoi 旅行記(3)人のよさげなタクシーの運ちゃん

小さな空港なので、イミグレを通過しすぐ外に出ると、そこがタクシー乗り場になっている。ベトナムでは、悪質タクシーによる問題が多いので十分気を付けないと。白タクは問題外として、まともなタクシー会社のタクシーに乗らないと始まらない。

(Tips 3)違法白タクを含め、ベトナムのタクシーは千差万別。ぼられたくなかったら、「MAILINH」か「VINASUN」に乗ろう。

旅行記ブログを読むと、タクシー会社の種類は、現実の会社から実在しない会社まで山ほどあるらしい。「マイリン」は緑の車体、「ビナサン」は白の車体に赤の帯なので、ベトナムナビあたりの写真をプリントアウトして、ガイドブックの表紙裏に貼っておくことをお勧めしたい。この2社に続く3社をBクラスとして、この辺りなら多分安全としているブログもあった。Bクラスのタクシーの写真も貼っておこう。

白い車体だけど赤帯がない「VINASAN」とか、緑の車に「MAILINH」だけど、車上灯だけがないという偽タクシーもあるらしい。白タクになると、普通の車に、磁石ステッカー(初心者マークのようなもの)で「TAXI」とか「VINASON」とかいうプレートを貼ってあるだけとか。
(偽タクシーの写真も色々なブログに出ています。)


Noi Bai International Airport's Taxi Stand 2017.12

しかし街中で拾う時なら、いやなら乗らなければいいが、空港の乗り場で自分の順番にそういう問題タクシーが来たらどうするのだろう? と心配になったが、これも旅行記ブログを読んで謎が解けた。
自分が乗りたくないタクシーが来た場合は、タクシー乗り場で「パス」を宣言すれば、そのタクシーは、数m進んで脇により、次のタクシーがくる仕組みになっているのだ!感心すると同時に、もう少しなんとかならないのかとベトナムの配車システムに呆れる。目茶目茶無駄が多いな、この国は。

私の時は、1台目、見たことも無い会社のタクシーが来たのでドライバーにパスを宣言。その次の車が、Bクラスの会社だったのでそれに乗る。2台目で、まあまともなのが来たからいいけど、5台も6台も見たことないタクシーが来たらどうするのだろう?

乗ってから後ろを見ると、さっきパスをしたタクシーの運ちゃんが乗り場で客引きをし、女性2人組を乗せることに成功していた。日本人女性みたいだ。なるほどこういう仕組みなのか。パスした車が100%悪徳タクシーだという確証もないので、ここまでくると自己責任としか言いようがない。

空港から市内までは、約45分、35~40万ドンと調べは付いている。
タクシーに乗ったら、3つやることがあります。

①メーターの横にある乗務員ID証をスマホで撮影。
何かあったら貴方を特定して会社と話せるよ、と思わせるための抑止力として必ずやりましょう。
従って、遠慮して気づかれないように撮影するのでは意味がない。相手の目の前で堂々と撮ること。
乗る前にナンバープレートもとっておくと、なお良いです。

②行き先の名称を書いた紙を見せて、ドライバーに確認
ベトナムでの英語の通用度は余り高くなく、タクシードライバーは英語が話せないと思っておいた方がいいです。(ただし読むことは出来るようです。)さらに地図を読むという習慣がないらしく、ガイドブックの地図を見せてもキョトンとされます。ということで、あらかじめホテル名と住所を紙に英語で書き、見せるのが一番です。ハノイ市内はすべての通りに○△ストリートと名前が付いていて、そのストリート名と番地でわかるらしいです。

③グーグルマップで経路を確認
スマホのグーグルマップを見ているということは、遠回りしてないかみてるからね、という抑止力になります。空港から市内までを遠回りするドライバーはまずいないでしょうが、街中では必須です。


Bridge of The Sông Hồng River  2017.12

ここまで出来たらあとは夜景を楽しむだけ。といっても高速道路を単調に飛ばしているだけでしたが。
到着地の空港からホテルにチェックインするまでは、ちょっぴり不安な気持ちを含め一番わくわくするひと時でしょう、特に1人旅では。いったいこれからの数日間、どんなことが起きるのだろうかと。

あと15分位だなという時、橋のイルミネーションが綺麗な大きな川を渡る。多分、ハノイ北東を流れるソンホン川だったと思います。市内に入り、人も車も急に多くなってきた。
信号待ちでドライバーが後ろを向いて話してくる。せいぜい30歳前後の若い人のよさげな運ちゃんだ。
(しかし顔では判断出来ないな。)

「△#・=>×」ベトナム語で話しかけられてもさっぱりわからない。
良く考えれば「ハノイは初めてですか?どちらからですか?」あたりだろうし、
悪く考えれば「綺麗な娘がいる店があるんです。どう、これから?」付近だろう。

海外で話しかけられて、ちんぷんかんぷんの時は答えは1つだ。
「No. I'm so tired.」
最初の問いかけだったら申し訳ないけど。
いずれにしても、せめて英語で話してくれないと目的は達成できないと思いますが。

(Tips 4)海外で話しかけられてわからなかったら、まず No と答えよう。



タクシー内の様子を動画でアップしておきました。メーターが見えると思いますが、これが正規のメーターです。この直後、ホテルの前に止まりジャスト40万ドンになりました。ベトナムはチップも無いので、このまま払えばいいです。

ここでちょっとした出来事がありました。
なぜか運ちゃんがおりてドアを開けてくれた。親切ということか?
降りる体制で財布を出す。両替後そのままタクシーに乗ったので、全札束を財布に入れたままだ。
暗い中で、40万ドンのお札を数えるのは中々難しい。100,000ドン札と10,000ドン札が非常に見分け難いのだ。20万ドン札があればたったの2枚で済むのだが、それを見つけるためには、一度全札束をぶちまける必要がある。到底無理だ。

28万ドン、30万ドン、32万ドン‥‥やっと40万ドンを相手の目の前で数え終わると、運ちゃんが突然私の足元を指す。

なんとそこには2万ドン札が落ちていた。お札を数えているうちに落ちたに違いない。
驚いたことに、そのお札もよこせと言ってきた。ベトナム語なので言葉はわからないが、その2万ドン札は、今受け取った40万ドンの一部だとボディランゲージで主張している。

ははん、その手があったか。十数枚を夢中になって数えている途中で落ちたお札を、その時は知らん顔をして、40万ドン受け取ってからこの中から落ちたと言って、それももらってしまうという作戦か。
しかし、タクシーには十分気をつけろと、旅行前のブログで学習してきた私にはその手は通用しないよ。

「It's mine!」と言って2万ドン札を財布にしまう。

それでもしつこく、そのお札は私のだと主張している。本当に困ったものだ、ベトナムのタクシーは。
ホテルの目の前で押し問答をやっていてもしょうがないので、「Finished!」とピシャリと言ってタクシーを降りた。


Silk Queen Hotel 2017.12

ホテルに向かいながらちらっと運ちゃんを見ると、諦めきれないという顔でタクシーに乗り込んでいた。それはこっちのセリフだよ、もう。
ともかくやっとホテルに着いた。両替にタクシーと思わぬところで疲労したけど。

それでも心配になり、部屋に入ってすぐ、お札をクリップに挟みながらもう一度札束を確認する。
198万ドンの両替後、タクシーに乗って丁度40万ドン。158万ドンあればいいのか。

あれ? 160万ドンあるよ? 何度数えても160万ドンある。
タクシー以外はお金は使ってないし、一体?
あの2万ドン札は、もしかすると‥‥‥

ごめんよ、若い運ちゃん。そういえば、人のよさげな顔をしていたよ‥‥

Song for Bilbao(1983) By Pat Metheny Cover してみた

メセニーのライブアルバム、Travels (1983)は、グラミー賞を受賞した彼の代表作で、メセニーのアルバムの中でも、グループ初登場の「Pat Metheny Group(1977)」と並んで好きなアルバムです。まさに珠玉の名作といってもいい作品。

今回、やってみたのは、この中の曲「Song for Bilbao」。
Bilbaoとは、スペインのバスク地方のビスケー湾に面した都市の名前。マドリードやバルセロナも良いけど、スペインの田舎町にはものすごく惹かれます。いつか歩いてみたい。
自作のカバーを聞きながら、以下、読んで下さい。


Guitar: Fender Japan TL52-80TX ASH
Keyboard:Korg Toriton Le

カバーはいつものように、BIABでバックを作成。今回のスタイルは「ポップファンク」。
タワーオブパワー風なホーンセクションを入れてみようと、ホーンセクションが入ったスタイルをあちこち検索したのですが、BIABのブラスは、どのスタイルもオフな雰囲気のマイルドな音色なので、ブラスばりばりという感じにならないのが残念なところです。タワーオブパワーとは似ても似つかぬホーンセクションになりましたが、ま、こういうアレンジだということにしましょう。

この曲、初めて聞いた時から好きだったのですが、メセニーのこんな曲、演奏する人なんてめったにいないよね、と思っていたので、黒本No.2にこの曲が載っていたのを見たときは、本当に驚きました。せっかく黒本にあるのでセッションでやったことがありますが、メセニーとも気づかれず、「これ誰の曲?」なんて言われてしまいました。


あしかがフラワーパーク     2018.10

この曲の構成は少し変わっています。28小節で、A-A-B-A。
曲のテンポがかなり速く、オリジナルテーマは、サビの部分を、(付点4分音符*2)×4というリズムで演奏しているため、ちょっと聴くと3拍子には聞こえないのがミソです。

Aは、C7sus4*4,GbM7(#11)*2,C7sus4*2 の8小節。
Bは、3拍子*4小節 という変拍子。(下に譜面を載せました。)



この曲、構成は単純でメロディは綺麗。でもAの部分はちょっと変わったコード付けで、どんなスケールを使おうかと頭をひねるし、サビはこれまたどうしようかと悩む。メセニーの曲は、ジャズ的なカバーは難しいのですが、YouTubeを検索すると色々なバンドが演奏しています。一見シンプルで、フュージョン好きの演奏者を思わず夢中にさせる曲なんでしょう。

YouTubeから、下を紹介しておきます。
Bs.は日本人のフュージョン界で一番好きかもの岡田治郎。ワンナイトセッションということで、おそらくリハ1回程度での演奏だと思いますが、いかにも上手さんの1発セッションという感じで、原曲の枠に忠実にでもその中で遊んでいるという演奏。好きです。
(最初、誰がシンセ弾いているんだと探してしまいました。ギターシンセなんだ。)


Gt.鈴木よしひさ、Bs.岡田治郎、Key.坪口昌恭、Ds.加納樹麻

モード的な曲でのアドリブは、どのコードの時にどんなスケールを使うかを考えておくのが一般的だと思います。2-5-1のようなパターンが使えないので、各スケールでの手持ちフレーズの引き出しを持っていないと、すぐにペンタ的フレーズにたよって単調なソロになってしまいます。

パートA は、C7sus4 は、 C Lydian7th、C Mixolydian。
G♭△7(#11) は、G♭Lydian、D♭Ionian、C locrian あたりが使えそうです。

こういう曲は、あまりごちゃごちゃ頭で考えるより、原曲のソロ部分をコピーして、かっこいいフレーズを仕込んでおくほうが話が早いのですが、メセニーのソロは、(あたりまえですが)常にメセニー節というか、独特のリズムや音色、ダブルストップで、非常にコピーし難い。いいなと思うフレーズをコピーしてみると、音程は意外と普通のスケールだとなる。かといって、それを自分で弾いてみると、全然、メセニーのようにならない。本当にギタリスト泣かせな人です。そこが最大の魅力なんですが。

サビの4小節は、黒本には、オリジナルテーマのコードがそのままとってありますが、ここは一体、どんなことを考えてメセニーは弾いているのでしょうか。我々凡人は、コードに沿った1音ずらしフレーズを弾くくらいしか手がなさそうですが。

たまにはこんな曲を、皆で演奏するのも楽しそうだ‥‥‥

Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKISSH
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You Tubeで好きな曲を見つけコピーしたり、
地図とカメラ片手に旅を。
世界中の街を歩いてみたいな。
(このブログについて)
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(5th Anniversary)(その2;音源編)
(5th Anniversary)(その3;音源編)

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