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音楽と楽器、そして海外に

 

バルト三国一人旅(16)Metropole by Semarah Hotel[計画編]リガ旧市街とホテル選び

バスターミナルから歩き始めると人が多い。リトアニアでは、昼間でも歩いている人は限られていたので少し驚く。バルト三国や外国の多くの都市は、バスターミナルを中心に街が発展している。(現実は、発展した街の中心部にバスターミナルを作ったのでしょうが。)
ということで、バスターミナルからアクセスのいいホテルを予約するのが定石ですが、ここは今までの中でもっとも近かった。バスターミナルすぐ近くの大通りを地下通路をくぐって、反対側に出ると目の前がホテルです。


Metropole by Semarah Hotel (1)         2019.8

ラトビアのRiga(リガ)で泊まったホテルは、Metropole by Semarah Hotel。
大きな交差点に面したホテルは、外見は典型的なヨーロッパのホテル。旅の気分を盛り上げてくれてうれしくなります。カウンターは、外見とは裏腹に、新しく綺麗でシステマティックな雰囲気。受付も含めて、ともかく非常に感じがいい。

チェックインを終えて部屋に向かおうとすると、フロント横に待機している若い男性ホテルマンと目があった。1流ホテルでは、客に荷物を運ばせないようホテルマンが控えているのですが、そこまでのホテルという感じでもなかったので少し驚く。私は小さなスーツケースさえ無いので、そもそも運んでもらうような荷物がない。そう思って一人でEVに向かおうとすると声をかけられた。


Metropole by Semarah Hotel (2)           2019.8

「日本ノ カタデスカ?」と話しかけられる。(ホテル内は英語が通じます。)
「日本からリトアニア経由でリガに入りました。」と返すと、数秒、私をじっと見た後に、
「僕ハ 日本ガダイスキデス。イツカ日本ニイクコトガ、ユメナンデス。」と。

20代半ばで、新入社員と言ってもいいようなホテルマンから、いきなり話かけられてびっくり。
折角なので、小さな手荷物を持ってもらって部屋まで案内してもらう。
「日本は結構近いですよ。ラトビアからも。」と話すも、
「日本ニ リョコウスルコトハ タイヘンナコトナンデス。」とポツリ。
さすがに仕事中ということで、それ以上は話してこなかったのですが、ドアの前で
「いつか、貴方が日本に来られることを信じてますよ。」と話すとニコニコしてくれた。

日本なら大学生でも、その気になればラトビアに旅行する位、それほど難しくないはず。
少なくとも経済的な問題で行けないという程の大旅行ではないでしょう。
青年ホテルマンは多くを語りませんでしたが、ラトビアの若い人にとって、日本に旅行するということは人生の夢なんだ、という気持ちがにじみだしていました。
自分は目の前の青年が夢みていることを、今、実現している。すべてに感謝しなくちゃいけない。

ほんの一瞬の出来事でしたが、いい出会いでした。


Metropole by Semarah Hotel (3)            2019.8

▼[計画編]リガ旧市街とホテル選び]

リガのホテルの選び方は、リトアニアのビリュニスに比べてずっとシンプルです。

まず、旧市街の土地感概要。
バスターミナルの北西側に、ダウガバ川に沿って旧市街がコンパクトにまとまっています。
バルト三国一人旅(5)[計画編]ヴリュニス旧市街マップとホテル選び  
のビリュニス旧市街マップと比べてもらうと、1/4程度の規模であることが分かると思います。


赤星:Metropole by Semarah Hotel、      赤丸:Bus Station
緑ハート:リガセントラルマーケット、       水色線:バス、トラムメインルート
オレンジ円:ユーゲントシュティ―ル建築群、  茶枠:旧市街

1か所、赤円のところがユーゲントシュティ―ル建築群のある見どころで、ここと旧市街でほぼコンプリートできるという非常に散策しやすい街です。もう一か所、有名なリガセントラルマーケット(かまぼこ状の建物が4つ並んでいるところ)も必見ですが、ここは赤丸のバスターミナルと運河を挟んで対面ですから問題ないでしょう。1泊2日見ておけば、ほぼ大丈夫かと思います。
ダウガバ川の対岸は、旧市街を一望できるラトビア国立図書館などがあります。かなり時間の余裕があれば、ということでしょう。


Underpass Near The Bus Station 2019.8

◆ホテルの選び方
ホテルの立地から、2つに分けられます。

Aゾーン:バスターミナルと旧市街の間のメインストリートに面してホテルが3軒。上のマップでいえば、今回のホテル(赤星)と隣あうあたりで最高に便利な場所。ホテルが面している南北と東西のメインストリートには、バスやトラム(路面電車)が何路線も通っているので、少し離れたところに行くのも非常に便利です。3軒をかなり比較しましたが、口コミを見てもどれも評判もよく料金もほぼ同一と、おそらくどこを選んでも満足するでしょう。

今回泊まった、Metropole by Semarah は非常に良かったです。リトアニアの中世の香りのするようなホテルから、一転して近代的で内装はピカピカに近い綺麗なホテル。部屋も非常に綺麗で2人位なら十分の広さ。朝食のレストランも道路に面していていい感じ。(Welton Rigaのレストランは地下。)
1泊、104Eと、とにかく物価が安くていうことなしの4つ星グレードでした。NYCで泊った1泊4万円のホテルより良かった。本当にバルト三国は旅行しやすい。

ちなみに部屋数は、Welton >Avalon >Metropole。
私のポリシーは、同クラスのホテルから選ぶ場合は、規模の小さいところ、です。

(Tips 26)リガのホテルは、この3軒から選べば間違いない。
①Metropole by Semarah(今回、私が宿泊)
②Avalon Hotel
③Welton Riga Hotel & Spa(トリコ様が宿泊。トリコのブログに詳しい。)

※なお、この3軒の客室はメインストリートに面しているので、1階は朝早くからトラムの音がややうるさいという情報あり。私は5階でまったく気が付きませんでしたが。神経質な方や朝8時過ぎまで寝ていたい方は、予約時点でホテルに高層階(といっても4,5階)の客室希望をメールした方がいいかも知れません。私は、「初めてのリガなので見晴らしのいい部屋を」というメールをしたからか、最上階の5階にアサインしてくれました。


Metropole by Semarah Hotel  (4)       2019.8

Bゾーン:リガの旧市街、茶色枠の中に多くのホテルがあります。
この中から選ぶのも手でしょう。朝起きてカーテンを引くと目の前にリガの大聖堂、なんていうのは最高でしょうね。多少、部屋が狭かろうと古かろうと。しいていうと、バスやトラムが走っているのは、旧市街の周辺街路のみ(マップの茶枠のあたり。)で旧市街内部は走っていないので、周辺街路から近いほうが便利です。

また、ヨーロッパの常として旧市街は石畳なので、キャスター付スーツケースは非常に運びにくい。まさかとは思いますが、大きなスーツケースで旅行してたりすると、旧市街中心部まで行くのに相当の時間がかかります。タクシーも、道が狭く一方通行が多いので非常に不便ですし。

以上、普通なら圧倒的に便利なAゾーンに決まりのはずですが、リガ旧市街の規模がともかく小さいので、あえてBゾーンで選ぶという楽しみ方もあるかも知れません。

なお、A,Bゾーン以外、地図の北東側の新市街や、ダウガバ川の対岸にももちろんホテルはありますが、旧市街を見に来たのなら、そこに泊まる理由はかけらもないはずです。



Info. Board On The Street Corner 2019.8

部屋に入ったとたん、雲行きが一転して土砂降りに。シャワーを浴びて一休みしていると、またもとの青々とした快晴に。ラトビアの天気は移り気なのか。

14時半、リガの街歩きに出発しよう‥‥‥


バルト三国一人旅(15)陸路で20国目入国+ [計画編]バルト三国間の移動方法

盛りだくさんだったリトアニアともついにお別れ。
小さなホテルだったのでチェックアウトも自分ひとり。
これだけ気に入ったホテルはほんとに珍しかったので、ホテルの感想やリトアニアの印象を、チェックアウト手続きの間、女性スタッフと話す。
可愛い女性スタッフだったので、思わず「カウンターで働くあなたの写真を撮らせて下さい。」とお願いすると、「SNSニ ノセナイト  ヤクソクシテクレルナライイワヨ。」とにこっと笑ってくれた。
約束なので掲載できないのが残念。

何度も何度も歩いたバスターミナルまでの道を、最後に歩く。
数日の滞在だったけど、1つ1つの街角がなぜか懐かしい。
9時発のバス、Lux Expressに搭乗。


Bus Terminal, Vilnius (19.1℃!) 2019.8

▼[計画編]バルト三国間の移動、Lux Expressバスの予約方法

今回は三国間の移動手段について。最初に結論。

(Tips23)バルト三国間の移動は国際バス「Lux Express」一択。他は考えなくてよし。

なぜ鉄道が駄目なのか。3か国の首都からの幹線はロシアに向かう路線で、それ以外は本当に少ない。三国の首都間は一応線路はつながっているものの、なぜか直通がなく国境駅で乗り換え必ず乗り換えることになる。待ち時間4時間という情報もありました。コンビニどころか駅員もいるかいないかわからない駅でポツンと待つのは、冬期であれば凍傷になりかねない状況です。

北関東の水戸、宇都宮、前橋が三国の首都と考えれば、誰もその間を電車で移動しようとなど思わないということが分かると思います。将来的に、タリン-リガ-ビリュニス(-ポーランド)の鉄道が計画されているらしいのですが期待はしない方が。首都を一歩出れば小さな集落しかなく、そもそも駅になるようなところが無い国ですし。(人口密度は北海道の1/2)


Bus Network Around The North East Europe 2019.8

◎Lux Expressバスの予約方法

バルト三国を走るバス会社は2つ、Lux ExpressとEcolinesですが、前者だけチェックすればOK。
Lux Expressに乗ったのですがともかく豪華。そこらのLCCや、フィンランドからリトアニアまで飛んだプロペラ機とは比べ物にならない。WiFiはもちろん充電器、モニター画面、トイレ付。飲みませんでしたが無料コーヒーも。さすがに食事はありませんが。

下のLux Express HP で予約できます。
Lux Express

公式Webページを開き、さすがに日本語はなく英語を選択。
ポイントは起終点の地名、乗車時間、シートランクの3つだけですから楽勝。
旅行に持っていくスマホを登録しておけば、購入するとすぐにチケットが送られてきます。
※Region Codeとは日本の国際認識番号のこと。日本は「+81」です。


My Lounge Seat 2019.8

普通席と1等席の2種類があり Loungeというのが1等席のこと。バスの真ん中あたりをカーテンで仕切って、前が普通席(4列)、後ろがLounge(3列)となっていました。
予約画面の途中で、飛行機の購入画面のようなシートマップが出てきます。私は3か月前に予約したところ1番乗りだったので、Loungeの1人席を選んでみました。乗ってから偵察したところ、普通席でも飛行機のエコノミー席位ですから、日本人なら十分です。4時間程度なら問題なしでしょう。

料金は、海外に多いダイナミックプライシングで、同じ路線でも発車時間、停車駅、出発日までの日数、乗客数等により刻刻と変わっていく、飛行機のような体系になっています。
私は、Vilnius ⇒ Riga のLounge席で21E。その時の普通席が11Eか14Eだったと記憶しています。

バスターミナルはダウンタウン近くの便利なところにあるので、わざわざ飛行機で三国間を移動する必要は、コスト的にも時間的にも意味がないことが分かると思います。


The Wide and Vast Plains 2019.8

今回の旅で、1つやりたいことがありました。それは陸路で国境を越えること。
今まで、陸路で国境越えをしたことは1度もありません。
新婚旅行ではフランスからスペインに行ったけど、あの時も飛行機だったし。
日本人にはなかなか想像が出来ませんが、海外の場合、隣国に行くのは陸路国境越えが普通で、飛行機に乗るなんてどんなお金持ちなの、という感覚なんだということに気づいてきました。EUのシェンゲン協定内の国に入る時はパスポートチェックも必要ないので、ほんとの意味での国境越えとは少し違うかも知れませんが、それでも楽しみだ。

ビリニュスを出発すると、すぐに辺りは大平原。なにしろバルト三国で一番高い山が300mということですから。バスで何時間走ってもまったく山も森も見えないのは異国情緒たっぷり。何時間走っても上のような風景が続いています。高速道路ではないのですが、郊外は人家さえほとんどないので、1時間に1箇所、信号があるかないか。さらにヨーロッパの交差点はラウンドアバウト(円形のぐるぐる回り)になっているので、交差点に進入したことさえなかなか気が付かない。


Ha, Ha, Ha.......            2019.8

4時間もあるので、テーブルの上に置いてあるモニターで映画でもみるかとスイッチオン。
ヨーロッパの辺境を走る国際バス、さすがに日本語版は無いよな。
理解できそうなアニメでも見ようかなとメニューをパラパラ探す。
『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』これ、好きなんです。

しかし、どうも様子がおかしい。英語版が無い。吹き替えどころか英語字幕さえない。
LiとRu、つまりリトアニア語かロシア語しか選択できないということに気が付いた。
しょうがないのでリトアニア語で見るけど、さすがに完璧にわからない。
画面だけで笑える場面が10分に1回位出てくるのが幸いでした。


Now, On The Border (真ん中の木の根元の看板が国境。一瞬のシャッターチャンス。) 2019.8

Maps Meの地図で時々確認をしていると、そろそろ国境を越えらしい。
国境をなんとか写真に収めたいと注意して外を見て、1枚の写真を確保。
その昔、シェンゲン協定加盟以前は、ここに検問所があったのでしょう。
その名残のような無人のゲートがポツンと残っていました。色々な歴史があったのだろうな。
そういえば、今回のラトビアで海外20か国目。いつの間にかここまで来たんだ。

(Tips24)私と同じく国境を見てみたいというという方。相当気を付けてないと国境は見逃します。
スピードもまったく落とさないし。


I'm arriving the Riga. 2019.8

予定通り、13時10分にリガに到着。
到着直前に小雨に降られたものの、リガには夏の日差しの中、到着。さわやかだ。
リガは、ラトビアの首都。すぐ横をダウガヴァ川(daugava)が流れている大きな都市。
世界地図でみるとバルト海に面しているようですが、街からは海は見えない。近いのでしょうが。
どこまでも静かで落ち着いたリトアニアのビリニュスに比べると、ラトビアのリガは心なしか明るく開放的な印象でした。ホテルまでバスターミナルから歩いて5分。荷物を担いで歩き出す。

ラトビアって、どんなところなんだろう‥‥‥


Bus Terminal, Riga 2019.8

曲コード譜の耳コピーが出来るようになるには

バンドで新しい曲を演奏するとき、曲のコード譜を作る必要に迫られたことが楽器を弾いている人なら1度や2度はあると思います。ミーティングで、譜面が販売されてなかったら、この曲は止めようとか。そんな時、コードコピーが出来るようになりたいと思ったことありませんか?
アドリブソロをコピーすることもコピーといいますが(一般的にはむしろこちらか)、ここでは曲の譜面をつくるためのコードコピー能力を身につける方法を書いてみます。



曲のコードコピーは、普通、以下のような手順になります。

①まず曲の構成を調べる
曲を聞いて、イントロが8小節、Aメロが8小節、Bメロが8小節、サビが12小節、Bメロをもう1回やって終わり、計44小節の曲、ということを把握する。この時点では、コードがわからないので、5線譜に小節線だけ44小節書きます。リピートやD.S.、コーダの部分も小節線だけでよいので、原曲の構成そのままの譜面をつくります。
Jazzスタンダード曲なら、10分以上の曲でも32小節(の繰り返し)なんてものもあります。

②小節ごとにベースの音をとる
まず1小節ごとにベースの音をとり、続いてその他の音もとります。キーボードでとるのが普通でしょう。ギターは和音演奏に構造上の限界があるので、ギターでコードを取るのは非常にやりにくいです。不可能ではないですが。
例えば、ド、レ、ミをギターで同時に発音させることはできますか?出来ないでしょ。
(レを1オクターブ上げてはいけません。それは別のボイシングになってしまいます。)
(ピアノの分数コードはギターで演奏不可能なものが多い。最初からキーボードでとった方がいいです。)

③とった音からコードを確定する
まずベース音をとって、それがレならコードはDなんとかになるはずだ、ということで、今度はメロディ楽器の音程をとって、メジャーかマイナーか、7thが鳴っているか、テンションは何だ?とあてはめていき、最終的に例えば Dm11 だ、で1小節のコピー終了です。



以上を曲の終わりまで繰り返すのですが、実際は、44小節の曲を、小節ごとに44回この手順をこなすことはありません。(リピート部分は勿論、省略できますが、それ以外も)
コード進行は、アトランダムにコードが出現する訳ではなく、普通よくつかわれる進行というのは大体決まっています。ここで、『コードコピーには音楽理論の理解が不可欠』となるわけです。

音楽理論というと難しく聞こえますが、コードコピーで使う能力はわずか2つのみ。
①コード進行の定石を知っていること。
②耳で聞いた音とコードが1対1対応できること。(ポピュラーでは絶対必須)

①は、ロック、ポップスから楽器に入った人なら、FやらG7やらを中学生の頃から見ているでしょうから、無意識に半分くらいは理解できていると思います。音楽理論というと、スペイン語を習うがごとく最初からあきらめている人が多いですが、①だけなら量はそれほどではありません。音楽理論は人間が作った後付けの理屈ですから、センスとか感覚は関係ありません。理屈を覚えるだけです。私もいつの間にか概ねマスターしました。

②は、どこかの時点で集中的にそういう訓練をすることです。楽器を弾いている人なら①よりずっと簡単なはずです。



もう少し具体的に書きます。まず①。

問1;以下のコード進行になっていた時に?のコードは何か。
(音源無しですが、この5小節で一段落する終止感のある進行だと思ってください。)

l Em7 l A7 l ? l G7 l C l (Key=C)

これが1秒以内にわからなければ、楽器でコードの音を拾うより、理論を勉強した方が早いです。
コードコピーをやっている人で、上の進行の時に?コードの音を拾う人は1人もいません。
この5小節は1音もとらなくても、上のコードが書けるはずです。

問2;AメロやBメロの終わりは、大体以下のコード進行になっています。いわゆるツーファイブです。

l Dm7 l G7 l C l (Key=C)

この感じに似た終始感なのだけど、ベース音をとると2小節目がDbになっている。
下の?コードは何か。

l Dm7 l ? (Bass=Db) l C l (Key=C)       

これも同じく1秒以内にわからなければ、まず理論を勉強すべきです。
こんなところまで音をとっていたら、1曲コピーするのに何日もかかってしまいます。

②コード音感
ポピュラーでは、テンションを除けば9割位は、以下のどれかのコードで出来ています。

C、CM7、C7、C7sus4、C7(b5)、Caug、Cm、Cm7、Cm7b5、Cdim  これで丁度10個。

コード音感の能力は2段階あります。区別できることと、どれだかわかること。

第1段階、この10個の区別が聞いてわからなければ、楽器を弾くのは残念ながら難しいと思います。
フォークギターをじゃかじゃか鳴らす程度でしょうか。

第2段階は、違うと感じるだけでなく、コードが単独で鳴った時に「これはCディミニッシュだ。」(ルートは一定として)、とわかる能力です。この10個のどれかがなった時、1つでもわからないコードがあるならコードコピー以前の問題です。
まず徹底的にコードの響きを体に染み込ませて下さい。
最終的に、この10個と各コードの展開形(ボイシング)、テンションコード、分数コードで、概ねポピュラー曲は対応できるはずです。

③コード音感を付けるための聞き方。

楽器ごとに音を聞けるようにしましょう。1つの曲を、まずベースの音だけ聞くに始まって、ピアノの音だけ、ギターの音だけ(最初は楽器の数が少ないものを)。譜面に落とす必要はなく、楽器ごとに頭の中で一緒に歌えるようになればOKです。何十曲もやる必要はなくまず数曲集中して。最初は曲全体しか聞けなかったのが、訓練すると特定の楽器の音だけが、浮き上がって聞こえてくるようになります。
楽器の音を別々に聞けるようになると、どの楽器がコード感を支配しているかが分かってきます。
いつもボーカルのメロディーだけ聞いてます、ではいつまでたってもコード音感は身に付きません。



最後に、曲のコードコピーが出来るようになりたい方へのスモールアドバイス。

【1】曲は必ずまともなヘッドフォンで聞きましょう。録音された音、特にベースの音程を正確に聞き取れない環境ではコードコピーは無理です。1曲をコピーするために3時間ヘッドフォンで聞き続けるというのは、ごく普通のことですから。楽しむための聞き方とは根本的に異なります。

【2】曲を聞く時に譜面を見ながら聞く癖をつけましょう。いつも譜面を見ながら聞いていると、電車の中でウォークマンで聞いていても、譜面が頭に浮かぶようになります。曲を聞きながら、(個別のコードはわからなくても)この曲の12小節のサビがいいなあ、と思えるようになれば、コードコピーまでかなり近づいてきています。

【3】コードの取り方は人によって癖がでます。コードに強い他のコード楽器の人(自分がギターならピアノの人がベスト)と1つの曲のコードを別々にとって、それを突き合わせるのが一番いい。そんな人と一緒にバンドを組めればめきめき実力が付きます。私は大学の4年間、この方法で身につけました。
(譜面本でもコードの照合は可能ですが、色々な人が採譜していて取り方が様々だし、なぜそういうコードにしたかという考え方が聞けないので。)

【4】作曲された時代によって、コード進行の複雑さが全然違います。当然、最初は易しい曲から始めないといきなり挫折します。最近のJ Popは、コード進行が非常に複雑なものが多いのでやめましょう。1970年代前後のロックポップスあたりが一番容易です。

【5】「なるべく楽器で音をとらないでコードコピーできるようになる」、というのが最終目標です。
曲のコードコピーを出来るようになりたいなら、このために何をすればいいか、と考えるのが近道です。

今回は、上から目線みたいな書き方になってしまいましたが、お許し下さい。
やっていればそのうち出来るようになりますよ、という根拠のない楽観論を書きたく無かったので。
(ネットで検索して、そういう記事がとても多かったので。)
楽器を弾いているだけでは、いつまでたってもコードコピーは出来るようになりません。でも出来るようになれば、音楽を主導的に楽しむことができます。CDやYoutubeを聞いていても、好きな曲を自分で演奏してみることが出来る訳ですから。

自分の好きな曲の譜面を自分で作ってみたい‥‥‥と思いませんか?

バルト三国一人旅(14)リトアニアでの食事

ここまでリトアニアでの食事のことを書いていませんでした。
まとめて書いた方が旅の参考になると思ったので。

まず、初日の夕食。
事前の調べでホテルの近辺には、ほとんどレストランが無いことが分かっていました。
飛行機を乗り継いでさらに列車に乗って(1駅ですが)ホテルに向かうので、到着は夕方の予定。一休みしてホテルを出るのは結構な時間になってしまうので、さらに徒歩で15分はかかりそうな、レストランが並ぶ旧市街のメインストリートに向かうのは避けたかった。

海外旅の鉄則で、ともかく初日の夕食は一番近いところにしようと探したのですが、歩き方には、旧市街以外のお店はまったく載っていない。トリコさんブログにも、さすがにホテル近辺の情報はなし。
こういう時は、Lonely Planet(世界一有名なガイドブック)かトリップアドバイザーかしかない。
結局、Lonely Planetで見つけた「Drakonas」という徒歩5分のピザ店に決定。


Drakonas 2019.8

明るいうちにお店に入れてよかったと時間を見ると夜8時30分、もうそんな時間か。
日曜日の夜にしては人が少ない。立地からいっても観光客などおよそ立ち寄ることの無いお店。あとでわかったのですが、下の写真の感じは、リトアニアの標準的な混み具合です。
さすがにピザは世界共通の味。でもいつもの癖で、ちょっと変わったピザを頼んだので、日本では余り食べたことのないピザにあたりました。ピザとビールで12Eは、バルト三国価格です。

どうも入口がざわざわするなと思ったら、テイクアウトが多いお店らしく、中で食事をする人よりテイクアウトのお客が多いことに気がつきました。手軽で人気のあるお店なのかも。そういえば、リトアニアはやたらピザ店が多かった。流行っているのかな。


Inside of Drakonas 2019.8

いつも、旅行の最初の夕食は、十数時間張りつめていた気持ちをリリース出来る貴重な時間。注文を終えてから周りを見回して感じる、ついにここまで来たんだ!という気持ちに胸が熱くなる。

2日目、十字架の丘の日は、既に書いたように夕食が食べられず、ホテルに帰って部屋に置いてあった、小さなリンゴを2つかじって何とかつなぎました。間食をしないので、お菓子などは持ち歩かないのですが、この時だけは何かあればと思いました。夕食の楽しみが1回吹っ飛んだのは残念です。


Continent Kavine 2019.8

3日目は、旧市街を目一杯歩いた後に、トラカイ城往復をして3万歩(22km)歩いた日。
さすがに、バスでビリニュスに戻って来たときは、これから20分かけて旧市街のレストランまで歩く気力体力は0でした。ともかくステーキが食べたい、今日は絶対にステーキだ、とバスの中から思い続け、バスターミナルからホテルへのいつもの道を歩いていると、ステーキセールという立看板が出ているお店を発見。「Continent Kavine」に速攻、決めました。


Terrace Seats 2019.8

ヨーロッパのレストランというと、シャンゼリゼのガラス張りのお店をイメージするかも知れませんが、何度も前を通っているのに気が付かなかった位の超質素で地味なお店。
夜の7時なのに、店内に入ると薄暗い上にお客は誰もいない。(周辺を歩いている人も、非常に少ないのですが)ベルをチンチン鳴らすと、奥からいかにもという東欧顔をしたおっさんが出てきた。
店の前にテラス席、というより歩道に机と椅子を並べただけの席があったので、そこでいいかと聞くとOK。晴れてステーキとビールを頂くことが出来ました。


I finally get the pork steak. 2019.8

ほっとして食べていると、お店ののおやじが、「ドウダ、コノステーキハ、オイシイダロ」なんて話しかけてくる。「日本から来たんですよ。」というとホウ、という反応。意外と気のいいおっさんかも知れないな。ポークステーキだったとはいえ、ビール付きで7.9Eは、笑ってしまう程安い。フィンランドならジョッキビール1杯の値段だ。
ゆっくり休めたので、前回書いたように、さらに旧市街を砲台まで歩くことにしました。
ほんとに、我ながらよく歩くよ。

一方昼食は、
2日目の昼食は、シャウレイのバスターミナルに入っていたハンバーガーチェーン「Hesburger」。
フィンランドが本店なのですが、バルト三国一帯に出店しているチェーン店ということです。旅行中は、マクドナルドのような世界展開チェーンには絶対入らないのがポリシーなのですが、シャウレイではここくらいしか食べるところが無かったので、止むを得ませんでした。内容は特に言うべきことは無し。
ビリニュス駅にも徒歩2分東側にマクドナルドがありました。どこで食べても安いので、ファストフード店に入る意味は全くないと思いますが。

そういえば、十字架の丘に行く途中、時間が不定期になってしまって、朝買っておいたサンドイッチを、シャウレイ駅の跨線橋に座って3時のおやつに食べたっけ。昼間も、ともかく人がいないので道端で食べるのも余り違和感がなかったな。


Grey's Menu 2019.8

3日目の昼食は、旧市街のレストラン「Grey」。
ようやく旧市街で食べることが出来ました。ここは、メインストリートの北端、カテドゥロス広場へ出るところにある角のお店で、トリコのブログでも評判の良かったお店。レストランは、市販のガイドブックより個人ブログの方がはるかに参考になります。丸の内の新丸ビルのお店だよ、といわれてもうなずくくらい今風のお店。快晴でいい気候ということもあって、テラス席は賑わっていて中も広々としている。

何かリトアニア料理を食べたいなということで ツェペリナイを注文。コロッケの親分みたいなものでした。北欧は、気候的に小麦、ライ麦やジャガイモの産地なので、自然とそれらを使った料理が多くなる。北海道みたいな感じかな。ビール付きで7Eは、リトアニアとしてはやや高い。(他国に比べたら全然安い。)1等地のお店なので観光地値段ということでしょう。


In Front of Grey 2019.8

写真は「Grey」前の交差点。リトアニアで一番のオンシーズンの一番賑やかな場所での風景だと思って下さい。人が30人位見えるでしょ。これ以上混んでいる風景はついぞ見かけませんでした。

手前の看板に、「19時からリトアニアディナー、民族音楽ショー付、要予約」とあります。行ってみたいなぁと思ったのですが、この日は夕方、トラカイ城に行く予定にしていたので(前回の記事)多分、この時間に来れないだろうと諦める。事実、トラカイからビリニュスに戻ってきたのは20時半でした。


Cepelinai (Lithuania Specialty) 2019.8

ということで、グルメ情報を期待する方には、なんら見るべきところのない3日間でした。
目一杯歩き回るすき間を縫って食事をするから、こうなってしまうのでは当然ですね。
私も美味しい料理を食べるのは好きなので、1人でなければ、もう少しまともな食事をしたでしょう。
記憶に残っているのは、ホテルでの落ち着いた素敵な朝食だけです。

やはり、1度は旧市街のメインストリートのレストランで、ディナーにするのがいいと思います。
ともかく食べて飲んで40E(5000円)いかない程度ですから、北欧の1/3程度です。
夜は、メインストリートを歩かなかったので、どの程度混んでいるかわからないですが、行列というものをついぞ見かけなかったリトアニアですから、まず心配することはないでしょう。

もう1度リトアニアに来ようかな、今度は少しゆっくり食事できるように‥‥‥

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