Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

ニッポンの偉大なギタリスト100人 Guitar Magazine 2017-8

ギターマガジンを買わなくなってから何年経っただろう。
創刊号が出た頃、夢中になってギターを弾いていたのもいい思い出だし、創刊号から5年分の60冊をヤフオクでまとめてオークションに出したら、思わぬ高値がついたのもいい思い出だ。この8月号を思わず買ってしまったのは、そんなノスタルジーからだったか。あるいは特集の表題と、表紙に赤丸で印字してある「完全保存版」という文字のためか。でも真実は、もう少し意外だったりする。



今週、木曜日の帰り、通勤電車がたまたま座れた。だいたい、木曜日の夜の電車なんて、皆、何となく疲れた顔をしているものだ。金曜日だと、またがらっと雰囲気が変わってくるのだけど。
真正面でサラリーマンが疲れた顔で座りながらも、熱心に本を読んでいた。頭が禿げかかって、折ジワの付いたスラックスをはいている姿は、どこから見ても典型的なサラリーマン。私より少し年上だな。

たまたま車両がすいていて、真向かいの人が読んでいる姿がよく見える。この世代のサラリーマンが帰りの電車で読んでいるといえば、週刊新潮か週刊現代あたりのはずだけど、どうももっと大判の雑誌。こちらも暇なので熱心に雑誌を読んでいるサラリーマンを、熱心に見ていたら、ページを繰るときに一瞬見えた、あれはどう見てもギタリストの写真だ。

良く見ると、1ページ1ページ食い入るように読んでいる。俺の好きなギタリストがなんでこんな評価なんだ、なんて思いながら読んでいるのか。そう思ったら、さっきまで疲れたサラリーマンとしか見えなかったオヤジが、昔はストラトかついでジュラルミンケース提げて、ロンドンブーツを履いていたのかもと思えてきた。少し禿げた頭も、肩までの長髪だったかも知れないよ。なによりギターが好きなんだろうな、あの読み方は絶対自分で弾いていたはずだ。


In Summer Morning , I was walking around

向かいの人が自分の隣に座っていなくてよかった。思わず声をかけてしまったに違いない。夜の帰りの電車の中で、中年のサラリーマン2人が日本のギタリスト談義に花を咲かせていたら、周りの人はぎょっとするよ、きっと‥‥

翌日、金曜日の帰りに本屋で、何年ぶりか、下手すると10年ぶりにGuitar Magazineをレジに持って行きながら、こんなことをリフレインした。

おっと、すっかり中身を書く時間が無くなってしまった。プロギタリストに聞いた日本のギタリスト100位までの特集ということだけど、もう、ここまできたら誰が何位でもいいよね。
少し感慨深かったのは、名前も聞いたことの無いギタリストが10数人いたことと、良く聞いていたのに既にご逝去されたギタリストが同じく10数人いたことかな。

見た目は中年のおっさん、でも心はいまだギター少年‥‥‥


Somewhere In Tokyo
Comments
 ギターマガジン
リットーやシンコーのHPは、時々チェックして楽譜やムック本を見つけたりしますが、今月のギターマガジンは盲点で、売り切れる前にと、今あわてて、駅前のツタヤで買ってきました。

ギターマガジンは、クロスオーバーギターのブームの頃に創刊したというイメージがあり、(創刊号の表紙も香津美だったかと)、ジャズギターの完コピ譜やフュージョンのバンドスコアが載り、毎号楽しみでしたが、メタル中心に移行したあたりから、買わなくなりました。

特集の100人のギタリスト、自分の場合、半分近く知らない人で、自分の音楽が80年代の途中で止まっているのを実感しました。

ところで、ギタマガは、いつからプレイヤーのように広告だらけになっただろうと隔世の感ですし、紙質もツルツルで、わら半紙のような頃が懐かしいです。
 Re: ギターマガジン
ギターマジシャン、猛暑大丈夫ですか?
創刊号の香津美の表紙、懐かしいですね。
音楽は、てきめんに年齢が反映されるので、こういう雑誌の編集部、
年上の人が混ざると大変だろうなとか、変な心配をしてしまいます。

 私も買ってしまいました
私もギターマガジンはもう何年も買っていませんでした。創刊号からは何年か読んでいたのですが、現役を引退する時に音楽雑誌も全く読まなくなりました。
プレイヤーマガジンはたまに買っていましたが。

ギターマガジンは全く立ち読みだけでしたが、今回はAmazonで事前に宣伝していて予約して買ってしまいました。タイトルに心惹かれて買った感じです。
ただ、やはり残念な事に余り好きではないギタリストが多くて、私世代では共感出来ないギタリストもいたりして、少し肩透かしを食らった感じですね。

確かに企画には好感が持てましたね。久々のギター雑誌はそれなりに面白かったです。

AKIさん同様、私もまだまだギター少年だと思いましたね。
 Re: 私も買ってしまいました
Les Paul L-5さん、コメントありがとうございます。

やはり、このタイトル、一度は手にしたいと思いますね。
Les Paul L-5さんは、まさに同業者もいらっしゃるでしょうから、
思いも複雑だとは思います。

今回の特集号を本屋でふと手に取った人が何人位いるのでしょうか。
 手に取って“立ち読みした”系です。
ギターマガジンは、ベースのコーナー(?)があった時にはよく購入してました。ベースマガジンが創刊されてからは専ら立ち読み。邪道ですね。

しかし野呂さんやLeeさんがあのランキング…(怒)。
こういうのはランキング無しで特集してほしかったような。
竹中師は、もう色んな意味でランクとか関係無え!的なキャラですしね。

でも、なんだかんだで読みふけってしましました。立ち読みでしたが。
 Re: 手に取って“立ち読みした”系です。
お久です、ヤセさん。

こういうのは、マジになって読むと心臓に悪いので、
こんなのもあるよ、と読み飛ばすのがいいのでしょう。
立ち読み位が適当なのかも知れないですね。
でも、読んでいるときは何だか若返った気がしました。

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