Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

マレーシア1人旅珍道中 (3) クアラルンプールの朝、テロかっ!?

2日目の朝、マラッカへの日帰り旅行の日なので、少し早めに起きなくてはいけない。緊張していたのか、外がまだ暗いのに目が覚めた。いや違う、何かにたたき起こされた。一瞬、ぼーっとし、やっと何が起こったか認識した。(今回の旅行記は、デアル調でいきます。)

外でものすごい爆音が鳴っている。思わずベッドから飛び起き窓際に立つ。一年中熱帯の高層ホテルなので、窓はもともと開かない。それにも拘わらずこの爆音はなんなのだ!
最近、世界で頻発しているテロかと一瞬思ったが、どうも様子が違う。特に火花が飛び散っている様子も無し。どうもホテルの近くでなく離れたところで鳴っているようだ。しかし離れたところで鳴っていて、飛び起きる位の音量というのは何なのだ。労働者の集団デモかとも思った。以前、インドネシア出張の時に、労働者の大群デモに遭遇し、真昼間1時間ほどホテルに缶詰めになるという苦い経験があったので。しかし、こんな暗いうちからのデモ行進ということはありえないだろう。ともかくクアラルンプールの街全体が、爆音に包まれている。


A Mysterious Roaring Sound, Every Morning (At 7 a.m.) 2016.8

窓際に立って爆音の外を眺めていた。もう一度寝るのはまったく不可能だったし。やがて、爆音は終わった。いったいなんだったのか。時計を見ると朝7時。やっと明るくなってきた。
シンガポールに旅行した時、初めて気がついたのですが、夏の熱帯はかなり日の出が遅い。地軸が傾いているおかげで、夏は高緯度ほど昼間が長くなり、逆に、赤道直下は夏になっても昼が長くならない。(その代り冬になっても昼が短くならない。)言われてみればそのとおりなのですが、既に7時になっているにも関わらず、日の出前後で薄暗いのは、何とも言えず不思議な感覚です。

結局、この轟音が何か気づくのには丸1日かかった。マレーシアをあちこち旅行して、ここはイスラム教の国なんだと知るのに。あれは、サラート(礼拝)の合図なんだ!


Malaysia , The Islamic Country 2016.8

※サラート(礼拝) By Wiki
礼拝は1日5回行う。具体的な時間はその場所と季節の影響により時間が細かく変化する。日の出の1時間以上前には起きて礼拝の準備をしなければならないため、正確に守ろうとするとムスリムは大変な早起きをすることになる。‥‥日の出が早い8月ごろの場合には礼拝の時間は4時前となる。昔はモスクの尖塔の上からアザーン(サラートへの呼び掛け)が行われたが、現在はスピーカーが取り付けられている。

ハーッ、宗教の自由は尊重しますよ。日本国憲法にもあるし。郷に入れば郷に従えというのも賛成です。しかし、睡眠の自由というのもあるのでは?(憲法にはなかったか。)結局、5日とも毎朝、爆音とともにたたき起こされることになりました。まあ、4時前ということはなかったけど毎日6時半スタートでした。外はいつも真っ暗でしたよ。(泣)

(教訓その2)イスラム教の国を旅行した時は‥‥‥郷に入れば郷に従えだ。(泣)

気を取り直して、
今回は、ホテルに朝食を付けていないので、昨晩、ツインタワーで買ってきたフルーツとパンで朝食を済ます。中国や東南アジアでは、基本、外食文化で、朝食も外で食べるのが普通(旅行者だけでなく、住民も)なので。ただ、ホテル周辺が意外とまともなビジネス街で、朝飯屋がなかったので、結局毎日スーパーで買った朝食で済ませてました。


Shop Adress: Under The 3rd Tree, In Front Of The Maya Hotel 2016.8

朝食で肝心なことを忘れていた。
ホテルから直近のKLCC駅に歩いていく途中、写真の露天商がいつも出ていて、ここで結構食事を買っていく人がいる。それも近所のおばさんだけなく、通勤途上のキャリアウーマン風の女性とかも。ツインタワー周辺は、新宿西口と赤坂見附を合わせたような、まともなビジネス街という感じなので、その雰囲気とのミスマッチがなんとも言えない。思わず自分も列に並んでしまった。
朝食も食べたし、何にしようと見るとゆで卵が1個1RM(30円)。最小単位で買えるのがうれしい。チリパウダーがまぶされているところがクアラルンプール風なのか。結局、毎朝、このお店に立ち寄っては「おばさん、ゆで卵1個」と注文することに。お店の住所は”マヤホテル正面左3本目の木の下”

マラッカへは、郊外のバスターミナルから高速バスに乗る。そのバスターミナルまではツインタワー真下にある丸ノ内線KLCC駅から30分だ。昨日はとんでもない駅から歩いてしまったけど、ホテルの前の幹線道路を歩いて10分でKLCC駅に無事到着。


KLCC Sta. 2016.8

ここでまた戸惑ってしまった。駅に着いた8時半は、ちょうど通勤ラッシュの時間だったらしく駅構内がサラリーマン風の人でごった返している。どうもツインタワーにかなりオフィスが入っているらしく、私がツインタワー側の入口から1人降りていくと何百人が向ってくる。降りていく人が誰もいないよ。
どうもこの駅、東京でいえば大手町のような駅らしく、平日の朝、私のようにデイパックをしょって暢気に国内旅行なんていう人間はまったくいない。電車の中もホームもぎゅうぎゅうなので、背中のデイパックが大迷惑。思わず自分の前で抱えて小さくなって乗る。「ったくー朝からなんなんだ、こいつ」と思われているだろうな。

9時過ぎに郊外のバスターミナルに着いた時はほっとしました。お仲間らしきトラベラーも沢山いたし。バスターミナルは沢山の路線が入っていて、電光掲示板はまるで飛行場。かつて見た、上海の向こうの端が霞む位巨大なバスターミナルには負けるけど、日本の地方空港よりは確実に大きいよ。


Huge Bus Station (BTS) 2016.8

マラッカ行きは幹線なので、沢山のバス会社が走っていてどれを買ってもOK。マラッカまで約150kmだから、東京から軽井沢やや手前位か。高速道路が通っているので2時間強で行けるらしい。片道切符、大人1枚で10RM(リンギット)まだ、ピンとこない、日本円でいうと、えっ300円?

今回のマレーシア旅行では、物価感覚の違いに何度も悩まされる、いや、笑わせられるといった方が近いか。軽井沢まで高速バスが300円とは、笑うしかないねこれは。
これがインドなら、バスの屋根がなかったとか、途中でガソリンが無くなって1晩高速道路で夜明かししたとかあるんでしょうが、そんなこともなく、日本で走っていても不思議のない、まともなバスでした。


Like Airport's Electric Bulletin Board 2016.8

さて、バスの中で地球の歩き方でも読んでマラッカの予習をするか。
19番シート、19番シートはこの後ろかな、

おいおい、既に誰かが座っているよ‥‥‥

Comments
 良い旅でしたね
私は一人旅の経験はありません。早くからツアーの連続で日本の中で行ったことのない県はありません。
結婚も早かったので、常にかみさんと行動は共にしていたので一人旅の経験はありません(笑)。
今回の一人旅の記事は羨ましく拝見していました。相変わらず画像が素晴らしくて見入ってしまいました。
 Re: 良い旅でしたね
Les Paul L-5さん、コメントありがとうございます。
本格的な海外1人旅は今回が初めてなので、偉そうなことは言えません。
ツアーでの国内を巡ったのもいい思い出でしょうね。
日記がてらの旅行記、もう少しお付き合い下さい。


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