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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

マレーシア1人旅珍道中(9) ターニャとマイケル、チャイナタウンに行こう、

1時を回ったのでそろそろ昼食にしたいのだけど、KL駅の周りはそのようなところはまったく無い。チャイナタウンに向うかどうしようか思案していると、向こうから外国人のカップルがやってきた。
私はなぜか、どこにいっても「写真をとって下さい」と言われることがとても多いので、今回もまた写真の依頼かと待ち構えていると、
「チャイナタウンニハ、ドウヤッテイクカワカリマスカ?」と予想外の質問。
地図で説明するといっても、少し離れていて道もややこしいし、私もちょうど、昼食に行こうと思っていたところだ。
「私もチャイナタウンに行こうと思っているので、よかったら一緒に歩きませんか?」
こうして3人での珍道中が始まった。


Tanya And Michael 2016.8

今度のカップルはどこの国かと思ったら、またイタリアから。イタリアはマレーシアブームなのか。
写真で見ると彼らは何歳位に見えますか?
自分より若いことはすぐにわかったけど、30歳前後で、まさか2年前に結婚したばかりの準新婚さんだったとは思わなかった。今度はこちらから名前を聞いた。ターニャとマイケル。

向こうは新婚カップル、こちらは1人なので、遠慮して若干離れて歩こうかなと思っていると、ターニャが横にやってきて話し始める。
「マレーシアハコンカイ、ハジメテノノタビナノ。アナタハドコカラキタノ?ワタシハ、ローマニスンデイルノダケド、カレガケッコンシテスグニ、シチリアトウニ、タンシンフニンシチャッタノヨ。」
ともかく、ターニャがしゃべるしゃべるしゃべる。

「シチリアノパレルモハ、トオイノヨ。ケッコンシテ、スグニベツベツニスムナンテ、サビシイワヨ。オカシイトオモワナイ?」
当然、お互い英語で話しているのですが、初対面でいきなりこんな話に面食らう。
はー、そうですね、としか返しようがない。

「アナタハ、コドモハイルノ?ナンニンイルノ?」
私は、日本人の中でも比較的若く見られる方だ。おそらく、自分達より少しだけ年上の日本人と誤解しているのだろう。ここで子供は成人しているよ、と答えたら、「あなたは何歳で結婚したの?結婚前から子供がいたの?それとも再婚の連れ子?」とターニャの質問攻めが止まらなくなるに違いない。

「私には2人のチャイルドがいるよ。」
英語は便利なもので、チャイルドという単語から、きっと幼稚園児程度を想像したのだろう。この質問はここで止めることができた。旦那のマイケルはどうしたのかと思って振り向くと、すこし後ろをニコニコしながら付いてきている。妻を心配するどころか、肩の荷が下りたようなすっきりした顔にも見える。


Some Kind Of City View, China Town 2016.8

「チャイナタウンハ、オモシロイッテイウジャナイ。ナニカアジアラシイ、オミヤゲヲカオウトオモウノダケド‥‥‥‥○×▼」
話しているうちに途中で何だかよくわからなくなる。
英語ではよくあることと思ってじっと聞いていると‥‥‥これ英語じゃないよ!
どうもターニャは英語がそれほど達者じゃないらしく、早口でしゃべって段々興奮してくると途中からイタリア語になっている。これじゃわかる訳無い。
私が急に黙るので、イタリア語でしゃべっていることに彼女も気づく。
すると、くるりと後ろを振り向いて3m後ろを歩いているマイケルを呼ぶ。
イタリア語でマイケルに呼びかけているのですが、100%何を言っているかわかりましたよ。

「アンタ、ナニボサットシテイルノヨ。コッチヘキテ、エイゴデツウヤクシテチョウダイヨ。」
マイケルがすかさず横に来て、彼女の質問の後半を英語で通訳してくれる。
通訳が終わると、また3m後ろに下がる。ターニャよ、貴方はマイケルの妻ですか、上司ですか?
こんな諺があったな、”三尺下がって師の影を踏まず”

自分の英会話能力が急に3倍位アップした気がしたのは、ターニャが平易な英語でしゃべっているのに加え、私が1言話すとターニャが5言位返してくるので、彼女の話を聞きながら余裕で返答を考えられるからに違いない。(もちろん、イタリア語は巻き舌でなくローマ字読みなので、イタリア人の英語が聞きやすいのも原因ですが、真面目な話し。)

(教訓9)世界中の女性はおしゃべりだが、必ずしも悪いことばかりではない。


海南Chiken Rice 2016.8

こうして時にイタリア語通訳(マイケル)を交えたやり取りをしつつ、30分かけてチャイナタウンまで歩いてきました。最後にパサールスニ駅の高架通路で3人の写真をとる。せっかくなので、昨日、夕食を食べたチャイナタウンの素敵なお店を紹介してお別れしました。

昼食は、チキンライスで有名らしい「南香(ナムホン)」に行った。写真は、シンガポールなどでも有名な、海南チキンライス。定食 6.5RMにコーラを付けて 9.35RM。日本円で計330円!
(写真は、少し食べてから気が付いてとったもの。もう少しチキンがありました。)
見てのとおり軽食ですが、蒸し蒸しした30度超えの街中での昼食としては、この位で丁度いい。
味付けはさっぱりしていて、日本人にぴったり。このお店、地元の人ばかりだけど気に入りました。


The Gate Of China Town 2016.8

昼食休みのあとは、チャイナタウンのメインストリート、ぺタリング通りを見て回る。
どこの国にもあるチャイナタウンの露天は、ともかく怪しげな売り物で一杯。アジアなら必ず行かなくてはいけない場所だ。最近は、取締りがうるさくなってきて、偽ブランド商品こそ店頭に並んでいないけど。KLに来た観光客が皆歩いているのではと思うくらい、色々な国の人(らしい人)が歩いている。
まさにアジアの雑踏だ。

歩いていると、見慣れた2人組が向こうからやってきた。ターニャとマイケルだ。
「何かアジアらしいもの見つかった?」
「マダヨ、デモオモシロモノガ、イッパイアル」
相変わらず、マイケルは横でニコニコしている(笑)
Take Care! 雑踏の中を振り返りながら、お互い手を振った。


関帝廟  2016.8

チャイナタウンにある有名な仏教寺院の「関帝廟」。たまたま観光客は少なく、地元の拝観者がちらほらいるだけ。もちろん仏教寺院は、台湾でマスターしたやり方で礼拝。


Sri Maha Mariaman Hindu Temple 2016.8

すぐ近くのヒンズー寺院「スリマハマリアマン寺院」を巡ってみる。ヒンズー教の礼拝方法は?
よくわからないが、ヒンズー教寺院はかならず入り口で靴を脱ぎ、裸足で歩き回るのは世界(すくなくともアジア)共通だ。こういう宗教施設は、それぞれのルーツを色濃く残していて興味深い。

でも、KLのチャイナタウンを今思い返すと、浮かんでくるのはターニャとマイケルの顔だけだ。
どうしているかな、きっとお似合いの夫婦になってるよ‥‥‥


Hindu Statue On The Wall 2016.8
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