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マレーシア1人旅珍道中(10) クアラルンプールを電車とGoバスで巡る

旅行でのポリシーの一つが「現地の公共交通機関を使って街を歩き回ってみる。」
昭和時代のパック旅行といえば、現地に着くとJTBがバスをチャーターしていて、みんなぞろぞろバスに乗り込んで、観光地をスポット的に観光、移動中はバスの中で爆睡。というのが多かったと思いますが、これでは旅行の楽しみを自ら放棄しているようなもの。
公共交通機関のいいところは、

①現地の人が利用しているものなので、現地の生活がリアルに肌で感じられる。
(周りを見ると、旅行者は自分だけだったということも結構多いです。)
②(大抵の場合)1日に何本もあるので、自分のペースで動くことが可能。
③コストはべらぼうに安い。

利用の仕方がわからないと怖い、英語が出来ないけど大丈夫なのか、という心配もあるでしょうが、辺境の地にでも行かない限り、利用方法は大抵ガイドブックに載っています。(鉄道なら絶対載っている。)バスは、乗って、料金払って、降りる。という3つ動作しかないので、乗るバスさえ間違えない限り、多分大丈夫なはずです。


Monorail Line in KL 2016.8

KLの公共交通機関は、結構発達していて、まず、鉄道。
窓口でチケットを買う遠距離路線、市内鉄道、モノレールの3つがあるのですが、モノレールは電車の形が違うだけで、2番目の市内鉄道と一体に運用されているので、実質は郊外線と市内線の2種類。郊外に出るのでなければ、市内鉄道ですべてこと足ります。

駅でチケットを買うために券売機に並ぶ。最近はどこでもプリベイドカード方式で、カード1枚買えば乗り放題というものが多いのですが、マレーシアでは珍しく毎回コインでチケットを買う方式でした。地元の人は、定期券のようなもので改札を通っていたので、何らかのカードシステムはあると思いますが。


Ticket Vending Machine 2016.8

驚くのはともかくチケットが安い。初乗りが1.5RMで約40円、終点まで1時間乗っても5RM(150円位)と日本の1/5位。というか、日本は公共交通料金が無茶苦茶高いです。ヨーロッパの一部を除けば、アジアはもちろん世界中でここまで公共交通料金が高い国は、まずお目にかかれない。
飯田橋からメトロで有楽町に行き、都営地下鉄に乗り換えて内幸町に出て、そこから都営バスで平河町に行く。(何ちゅうコースだ。)この距離で500円以上かかるなんて。マレーシアなら市内から空港まで往復できるよ。

お次はバス、これは3種類。
高速バスは、郊外の大きなバスターミナル発着で、そこでチケットを買う。指定席で普通に快適。バスターミナルにはものすごい路線数があり、シンガポール行きやタイランド行などの海外旅行用バスもあるようです。KL市内から空港までも普通はこの高速バスで行きます。

次は、Hop On Hop Offバス。直訳すれば「乗り降り自由バス」。これは今後の記事に書く予定なので省略しますが、観光者向けの有料市内大循環バスという感じ。


Go Bus Map 2016.8

そして最後はGoバス。今回の旅行で一番お世話になったバスです。まず上が路線図。
このマップでは規模がわかりませんが、郊外の住宅地までは行かず商業業務地区はほぼカバーしている位の感じで、観光客には丁度いい。路線図を良く見ると4路線あってすべてがループになっていて、いくつかのバス停では複数路線が止まるので、ここで乗り換えればすべてのバス停に行けます。

このバス、何がいいって「完全無料」何度乗っても完全フリー、これは素晴らしい。100%税金で運営しているということか。その上、バスの中でWIFIが通じる。日本では、街中のWIFIスポットが非常に限られていて、外国からの旅行者が不便しているのに。
さらに素晴らしいことは、文字でしか伝えられなくて本当に残念なのですが、マレーシアの高温多湿気候の中、冷房がばりばりに効いていて本当に快適、さらに運が良ければ座れてしまう。街を歩いて暑くてぐだぐだになると、普通ならカフェにでも入る他ないのですが。


Bus Stop At Bukit Bintang 2016.8

写真のバス停は、汚い場末のバス停に見えるかも知れませんが、ブキビンタンという繁華街にあるバス停で、KL市内を回るなら必ず1度は通るところです。路線毎に、あと何分で到着という表示もでている。海外の時刻表なんてあって無きがごとしだと思っていたら、ほとんど時間通りにくるよ!
それもWIFI 完備の無料バス! 下手すると日本より進んでいるかもしれないな。

(教訓10)見た目がぼろくて汚いからといって、馬鹿にするのは大間違いだ。

最終的に、このバスを縦横無尽に駆使して市内を巡ったのはいうまでもありません。ホテルの目の前にもバス停があったので、○○○に行くなら、ここから乗って◆◆で赤色循環に乗り換えて△△で降りれば、歩いて5分だな、なんて。


Monorail Station 2016.8

ということで猛暑の中をGoバスに乗る。市内循環ループならいっそ乗ったままぐるぐる回ってみるか、車窓観光にもなるし。涼しさに気持ち良くなって眠気が襲ってきた。
すると突然「ハイ、オリテ、オリテ。ソコノダンナ、ボサットシナイデオリテ。」
運転手に大声でどなられた。しまった、無料カフェ代わりに一番後ろの席でうつらうつらしていたのがばれたか。焦って周りを見回すと、さっきまで乗っていた乗客は1人もいない。

こんなところで降ろされたって困る、目的地まだ先なのだからと思い、運転手に泣きを入れると
「ウシロノバスニノリナ。コノバスハ、ココガシュウテンナンダヨ」。
冷静になって見回すと、さっきまでいた乗客の半分くらいは、後ろのバスに乗り換えていた。市内循環といっても何周もグルグル回るのではなく、始発兼終点のバス停があって、1周回るとそこで終わりということになっているらしい。運転手交代のためなのかも。乗り換える手間さえ厭わなければ、何周でもできるのですが。

それにしても、涼しくてこのまま乗りっぱなしで回ってみようかと思っていた時に、運転手に降りろと大声で言われたのは、こちらの気持ちを見透かされたようで本当にびっくりしたよ。



完全無敵に見えたGoバスも、1つだけ弱点があった。
KL市内は、夕方の5時から8時位まで道路が無茶苦茶混む。日本の比ではない。おそらく郊外へのバス電車網が弱いせいか、平日夕方は通勤帰りとバス、タクシーで常に大渋滞。しかも車間隔が尋常でなく、信号が赤になっても交差点にどんどん突っ込んできて、どの車も車間隔を20cm位まで接近させる。だから青信号になってもすっと走れず、端っこの車からもたもた走っているとすぐに赤信号に。この悪循環。いい加減、かえって効率が悪くなると理解できそうなものだけど。
このため夕方3時間はバスに乗れません。(乗ってもいいけど中心部は歩くより遅い)最初、知らないで7時頃乗ったらまったく進まず、諦めて降りてバス停4つ分歩いたけど、バスよりずっと早かったです。

何事もいいことばかりではないか‥‥‥
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