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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

マレーシア1人旅珍道中(12) 私についてこない?

マレーシアは余りに高温多湿で歩き回っていると疲労するので、毎日午後、1度ホテルに戻ってゆっくり風呂に入り、再び夕方に街に出ることに。
風呂上りの夕方5時過ぎに、ホテル前のGoバス停でバスを待つ。一番の繁華街ブキビンタンに出て、今晩はそこで夕食としよう。しかしバスが来ない。前前回(10)で書いたように、5時を過ぎると道路がどんどん混みだしてくるのだ。バス停に座っていると、隣におそらく地元の女性が座った。20歳前後のOLさんか。一生懸命、お化粧をしているので、これからデートか、友人と夕食か。


Pavilion In Malaysia Night 2016.8

この旅行のポリシーに従い、話かけてみる。
「ワタシハダイガクセイデス。アノホテルノ、ムコウガワニアル××ダイガクデス。」
アジア人なので、だいたい見た目と年齢は一致する。
「コレカラトモダチト、ブキビンタンデ、ショクジナンデス。」
「僕も、ブキビンタンにいろいろな料理店があると聞いたので、夕食に行くところ。」
マレーシアは英語が標準的に使われていて、完全ネイティブでもないので英会話がやりやすい。
「KLは、夕方は道路が混みますね。」
「コノジカンハ、イツモミチガコンデイテ、バスガコナイノ。イヤニナッチャウ。」
若い女性の話し相手が出来たので、イライラ度は1/3位下がったけど、それにしても、このバス停に来てからそろそろ30分だ。昼間なら10分おきに来るのに。

彼女が道に出てバスが来ないかしばらく眺めて、首を振って戻って来た。と、突然、
「Don't you follow me? (ワタシニツイテコナイ?)」
え、急になに? 女子大生から声をかけられるなんて、日本でも経験が無いのでキョトンとしていると、
「ブキビンタンマデ、アルコウトオモウノダケド、イッショニイキマセンカ?」
なるほどそういうことか。ここKLCC地区とブキビンタン地区は、頭の中では全然別のエリアだった。
バス停で5つ位なので、良く考えればそれほど離れている訳ではないのだけど。
「サイタンコースデイケバ、タブン20フンクライダトオモイマス。」
もちろん返事は「Sure, Let's Go!」


The Corridor Like Maze 2016.8

バス路線沿いに歩くのかと思ったら、いきなり逆方向に歩き始めた。ツインタワーの地下に階段を下りていく。こうなったら彼女に任せるしかない。まず、外国の人と話すには名前を聞かなくては。
「スウェイ、デス」
「日本に来たことはある?」
「ヒコウキデリョコウシタコト、ナインデス。トテモタカイカラ。デモ、カイガイリョコウナラ、バスデシンガポールニイッタコトガアリマス。」
飛行機に乗ったことが無いけど海外旅行したことはある。日本の感覚で聞いていると頭が混乱しそうだ。

「大学の専攻は?」
「マスコミュニケーションデス。イツカココデハタラキタイナ」
こことは、地下通路を通過中のツインタワーのオフィスのこと。オフィス階へのエレベーター前には立派なカードゲートがあったので、マレーシアでも最優良企業が入っているのだろう。このツインタワー自体、ペトロナスという超大企業国営石油会社が建てたものだし。
最初は、普通の女の子かと思ったけど、一生懸命、大学での専攻の勉強や将来の夢を話す。もしかするとかなり優秀な大学生ではないかという気がしてきた。なにより英語がとても綺麗だ。


Huge Stairwell In The Pavilion 2016.8

それなら少しは気の利いた話をした方がいいかも。
「このツインタワービル、2つのタワーをそれぞれ別の国が作ったのだけど、どこの国か知ってる?」
「ソンナハナシ、ハジメテキキマシタ」
「正面、右側のタワーが日本、左側のタワーが韓国なんですよ。」
もし、KLで地元の人と話す機会があれば、こんな話をしてみるのも面白いかも。

そんな話をしながら、ツインタワーの地下を抜け、地下街に出て、水族館の入り口を横目に見ながら右折してエスカレーターを上がり、外にでて横断歩道を渡ったかと思うと、歩道からエスカレーターでスカイデッキの途中に出て、左折してビルの合間をくぐりながら進んでいく。
こりゃ、自分で歩くのはまったく不可能だ。


We Reached The Bukit Bintang At 7 p.m. 2016.8

ツインタワー建設時に整備した最新の開発らしく、ほとんどが地下道とチューブ状のデッキで冷房が効いている。これはとても重要。真昼に歩道を30分も歩いたら、着いた頃には汗びしょですから。
最初の言葉通り、ちょうど20分でブキビンタンの一番の中心、パビリオンに到着。中を歩いていると、銀座か渋谷の最新ビルかという、おしゃれでピカピカの巨大モール。KLで買い物するならまずここに(特に女性)という場所。モデルの撮影も普通に行われてました。
お別れ前に、パビリオン前の噴水のところで記念写真をとる。

「どこで夕食にしようかな、、、」
「キメテナイノナラ、イイトコロヲオシエテアゲマス。」と言って、また歩きだした。
パビリオンの真ん前(つまり超1等地)にKL最大のユニクロがある。日本でこそファストファッション(私はとても愛用してますが。)だが、マレーシアに限らず外国では、安物どころか日本製のおしゃれブランドという位置づけになっている。
「ユニクロハイイデスヨネ、ダイスキ。デモ、タカイノデアマリカエマセン」
やっぱり女の子だ。


The Entryway of 十號胡同 2016.8

パビリオンから歩くこと3分の地下にフードコートがあった。ロットテンフートン(Lot 10 Futong/十號胡同)といい、地球の歩き方によれば、マレーシア各地49店舗があつまる地元で大人気のグルメパラダイス。写真で見るように、入り口は一番の目抜どおり沿いだが小さな階段なので、注意して探さないと見逃してしまう。地下は結構広いと思ったけど49店も入っていたんだ。地元の人で大賑わい。
1つ1つの料理のボリュームは朝食、昼食にあわせてやや小ぶりなので、昼なら2品、夜なら3,4品楽しめるのがいい。味もさっぱりして日本人好みだと思います。1人旅で一番残念なのは、料理店にはいっても1品しか頼めないことなので。あちこちの店を回りながら、3品頼んで40RM(1200円)なんて、まさにパラダイスだ。


49 Shops in 十號胡同 2016.8

このお店は○○が食べられる、向こう側には××のお店とざっと説明してくれた。
「ありがとう、美味しそうなお店が沢山あるので、ここで食事することにするよ。」
というと、にっこり笑って「クアラルンプールヲ、タノシンデクダサイネ」

と、くるっと反転して、エスカレーターを急いで登っていった。
そうか、友達と待ち合わせの時間だったのに、わざわざここまで連れて来てくれたんだ。
マレーシアの人の優しさに触れた気がしました。ほんとうにいい子でした。

いつか日本に来られるといいね‥‥‥
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