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ディープアジア香港旅行記(10)トラムで香港島を横断

せっかく香港島に泊まっているのだから、街並みを見てみたい。ここは香港島名物、トラムで回ってみることにしました。トラムとは2階建て路面電車。開通が1904年ということだから100年以上も前、当然、英国の技術で作られたものでしょう。日本でかつてチンチン電車と言われていたのと似たようなものかな。

トラムは、海峡側の幹線道路を東から西に横断していて、東端の箕灣總站(Shau Kei Wan)から西端の堅尼地城(Kennedy Town)まで、13.5kmの間をなんと123の駅で結んでいる。スケール感がわからないでしょうが、丸ノ内線でいえば、池袋からぐるっと回って四谷駅までの距離。池袋から四谷まで13駅なので、地下鉄の約10倍の密度で乗降ステーションがあるのか。丸の内線の池袋-四谷間は28分だけど、トラムの端から端までいったいどれくらいかかるのか。少なくとも1時間以上はかかりそうだ。


Shau Kei Wan  2016.12

まず東端の箕灣站(Shau Kei Wan)までMRTで行く、あっという間だ。せっかくなので港まで出てみました。漁村らしく小さな船が一杯浮かんでいて、よく見ると生活道具一式を載せた船も結構見かけます。きっと船が我が家なんでしょう。50年前の香港のような雰囲気。もっとも海沿いに高層マンションが林立している、しかも日本のタワーマンションと違いかなり古い。漁船とのコントラストは、日本では余り見かけない光景です。


Local Fish Shop  2016.12

トラムのターミナルまで戻る途中の街並みは、古き香港という感じで、地元の生活臭がプンプンでした。観光客らしき人はほとんど見かけない。香港に来て、わざわざこんなところまで訪れる人も珍しいでしょうね。どのガイドブックを読んでも、ここ東端はまったく記述がありませんでした。ここまで付き合ってくれる伴侶に感謝です。

(Tips その6)観光名所だけを巡るのではなく、地元臭の濃いところを歩いてみるのも、後々記憶に残るかも。

始発駅くらいは立派なターミナルがあるのかと思ったら、やはり何の変哲もない乗り場。よく見ると軌道がループしているので、最東端だということがやっとわかる程度。


箕灣總站 Tramways Station 2016.12

12時20分、いよいよ出発。
終点は、堅尼地城(Kennedy Town)と言って、一応観光地になっているらしい。Kennedy Town についたら昼食にしようかな。

このトラム、何が良いって、まず料金が大人2.3香港ドル(30円)とべらぼうに安い!
香港は食事を除いて東京より物価が高い位なので、この料金は驚異的です。
また、2階建てで眺めが非常にいい。速度もゆっくりなので写真もとりやすく、街並みを眺めるのに最適。みんな2階に上がってくるのかと思ったら、近距離の乗降が多く、わざわざ2階に上がってくる人は少ないので結構快適です。


2nd Floor of Hong Kong Tramways 2016.12

スピードは自転車で走る位。おまけに車両が多く、直前車両の最後尾の人と窓越しにお話しができそう。
特等席の2階最前列に2人で座って街並みを眺めていると、隣に座っている旅行者の中年女性が一生懸命前に向かって手を振っている。最前列なのに誰に向かって振っているのかよく見ると、1輌前の最後尾に5才位の男の子が後ろを向いて座っていて、こちらの車両が近づくと一生懸命手を振っている。
なるほど、こういうコミュニケーションもあったんだ。
その中年女性に話しかけると、「ドイツカラキマシタ。ホンコンハスキデ3カイメデス。」と言ってました。ドイツからだとかなり遠いでしょうに、アジア好きなんですね。

窓の外にエアコンがずらっとぶら下がっている様はすごい。やけに古い高層マンションが道路沿いに立ち並んでいる。と思えば、8車線?の幹線道路を信号も無いところで横断する4人家族。どう見ても子供はまだ小学生以下でしょう。
トラムから眺めていると、香港の縮図のような風景が次々と現れてきて飽きません。夏なら暑い歩道を歩くよりよっぽど快適なはず。



Old Big Apartment 2016.12

どうも様子がおかしいなと気づき始めたのは、銅鑼湾を過ぎたあたりだろうか。
いくらなんでも余りにも時間がかかり過ぎるのでは?
銅鑼湾を1時半に通過ということは、出発から既に1時間。MRTで15分程度の距離をだ。
交差点3つ毎位にステーションがあり、地元の人が乗ったり下りたりするので、ともかく時間がかかる。
まだ全線の半分弱しか来ていないので、このままいくと終点に着くのは3時を過ぎそう。
さすがに当初計画を変更しようかという声が。まだ昼食もとってないし。


Near The 湾仔 Station 2016.12

相談の結果、上環で下車することとしました。
上環から堅尼地城(Kennedy Town)までのトラム旅は、次回にとっておこう。

(Tips その7)香港島の雰囲気を楽しむなら、トラムに乗るのは季節に関係なくお勧め。
        ただし時間がかかるので、端から端まで乗るなら半日かけるつもりで。

昼食は、上環のなんの変哲もない街中の飯屋。
丼ものもあれば、サンドイッチもあるという和洋折衷のお店で、写真の肉卵おかゆ丼を注文。見た目の奇妙さよりずっとおいしかったです。伴侶は無難に焼きサンド。


Beef Eggs Okayu Don 2016.12

お店の人が注文をとる時に、何度も「Tea or Coffee?」と聞いてくる。まさか肉卵おかゆ丼に紅茶やコーヒーは合わないよなと No Thankyou と断るのだけど、しつこく聞かれる。
よく聞くと「コレハタダヨ」と言っている。なんだサービスなのか、それならと1杯づつ注文。

肉卵おかゆ丼にレモンティーという、奇妙な昼食になってしまった‥‥‥

Comments
 2階建てバス!
トラムっていうのですか、「燃えよドラゴン」のオープニングに写っていて、とても印象に残ってます!安いですねえ、日本の電車やバスは高くって、とても乗れない…。
あと、高層ビルの横に小さなボートがあるのも、燃えよドラゴンを思いました!あの映画の頃は手漕ぎの船でしたが(^^;)。
 Re: 2階建てバス!
いつもコメントありがとうございます。
返還後、近代化が進んでいますが、一皮入ったところに昔の香りが残っているのが
香港らしさでしょうか。
また「燃えよドラゴン」を見たくなりました。

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