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音楽と楽器、そして時々海外に

 

YAMAHA MG10XU とA&H ZED-10FX ミキサーって何で必要なの?

最近、オーディオ&PCシステムのミキサーを、YAMAHAのMW10からMG10XUに買い替えました。10年程使用して、さすがにスイッチ等にガリが出始めたのが原因でした。機能的には余り変わらず、全体エフェクトが内蔵されているのと、特定チャンネルにコンプをかけられる位が違いです。逆に言えば、それだけMW10が必要最小限の機能を備えていたといえるでしょう。

音楽仲間と楽器やオーディオの話しをしている時、ミキサーをシステムに組み込んでいるよという話をすると意味不明な顔をされることが多いので、ミキサーって何で必要なの?を考えてみます。


YAMAHA MG10XU

以下のようなことをしたいと思ったことがありますか?

①TVやパソコンの音楽を、付属のスピーカーでなく、常にオーディオからいい音で流したい。ついでに楽器の(ボーカルの)練習として、楽器の音を一緒にオーディオから流したい。(あるいは深夜、ヘッドフォンで楽器の音と一緒に聞きたい。)
②パソコンのWEBで流れている曲(YouTubeとか)をPCに録音しておき、深夜、その曲をバックにギターを(キーボードでもいいですが)弾き、それをミックス録音したデジタルファイルにして、YouTube等にアップロードしたい。
③TVの音楽ライブ番組や昔の貴重なカセットテープをデジタルに変換して、自分専用のオリジナルCDとして保存したい
④自作の曲をDAWで演奏させ、ボーカル(あるいは特定の楽器)だけ除いたマイナスワンをつくり、USBやCDに保存し、バンドの練習の時にスタジオで鳴らしたい。
⑤海外旅行で撮ったビデオや子供の成長ビデオに、自作の曲(あるいは好きな曲を)をかぶせ、シンクロさせて動画を作りたい。
(0番として、ライブ演奏の時に、多くのマイクや電子楽器をアンプ経由でスピーカーから出すというミキサーの原点的使い方。これは当然ミキサーが無ければ不可能です。)

もうお分かりのとおり、すべてミキサーを導入すれば簡単に出来ることです。ミキサーの一番の利点は二言でいうと、「数多くのオーディオ、楽器等を常に相互接続したままでおける」ことと、
「楽器やTVなどの音源を、スピーカーやヘッドフォンで聞いたり任意のレコーダーで録音出来る」こと。

従って、オーディオや楽器が「数多く」なければ、余り便利さを感じないでしょう。
家にはTV1台とパソコン1台で、TVで音楽を聴くときはTVで聞き、YouTubeを聞くときはパソコンのスピーカーで聞く、楽器は生ピしか弾かないし、ということなら多分ミキサーは必要ないでしょう。


The Rape Blossoms

でも、一度でもTVやYouTubeの音楽をまともなオーディオで聴いたら、もう付属スピーカーで聞く気にはならないでしょうし、音楽好きの方のブログなら、自作曲をアップしている方は沢山いますよね。最近は、ネットでラジオDJをするのが流行で、ミキサーとマイクを購入する人も多いとか。私はやったことないですが。メディアも、昔のカセットテープやMDから、CD,DVD,PCのハードディスク、スマホと数多くなってくると、相互にファイルのやり取りが簡単に出来るかどうかは、音楽ライフの快適性を左右します。

特に、すべての音源をヘッドフォンで聞けるようになるのは、非常に便利です。単に音楽を聴くだけならスピーカーでも可能でしょうが、曲のコピーをしたり、画像とサウンドを同期させたり、DAWで楽器の演奏を既存曲に加えたりする作業は、スピーカーではほぼできませんから。

きっかけは何にせよ、こんなことに興味が出てきたら、ぜひミキサーの導入を考えてみて下さい。ということでミキサー購入時のポイントのみを箇条書きにしてみます。

①機能(やりたいことが出来るかどうかがすべて。PCと連結するならUSB端子が不可欠です。会場に流すライブの音にはリバーブをかけて、同時に録音するデッキへの出力にはリバーブをかけない、これが出来る出来ないは出力バスの設計によります。)
※出来ること、出来ないことが機種によって明らかなので、失敗してすぐに買い換える羽目にならないよう、最初はアドバイスをもらったほうがいいです。
②入出力端子(接続したい機器が接続できるかどうかは、大問題。)
③使い勝手(ライブ現場で使うなら直線型フェーダーが便利で電源内蔵がいいとか。)
④大きさ(予想以上に大きな機器なので、室内で使うときは要注意です。)
⑤価格(多分、真面目に検討すると価格の優先順位は低いはずです。そんな高価な機器ではないし。)
⑥残留ノイズを含む音質(音質の差が聞き分けられれば中級者以上です。)

(なお、私はアンプに入出力が豊富なAV仕様を使い、そこにオーディオ機器を集約接続し、そのアンプとミキサーをつないでいます。このミキサー1台では、どうやっても沢山のオーディオ機器を接続するのは無理ですから。)


ALLEN&HEATH  ZED-10FX

最後に、ミキサーの購入を検討している人のために、今回の買換えにあたり、YMAHA MG10XUと最後まで迷った候補機種との比較を書いてみます。
機種は ALLEN&HEATH のZED-10FX(ZEDi-10FX)。(後者が最新機種のようです。)

「使い勝手」は、もう昔のようにライブの会場の現場でミキシングに使用することはないので、直線型フェーダーは必要なし。
むしろ「大きさ」で、オーディオラックに入れて使用するため奥行きが35cm~40cm以内で収まって欲しいので、ノブ式フェーダーのものに絞りました。

「耐久性」は、発熱が重要なポイントです。口コミでは、B社に比べA&H社はずっと発熱が少ないとのこと。Y社はこれまで使って発熱の問題がないことがわかっていたので○。ミキサーは、ミキシングや録音の作業をする時は1日~1週間位つけっぱなしにするので、通常使用で発熱が大きいと、数年で電解コンデンサーがやられたりします。

「機能」。PCのDAWと連携しての使用がほとんどなので、USBインターフェイスは必須で、これは両方とも○。ZED-10FX(ZEDi-10FX)は、MidのEQがパラメトリックEQなのはポイントが高いですね。
一番重要な出力バスは、ZED-10FX(ZEDi-10FX)の方がかなり充実しています。
MG10XUはステレオバスのみの最小限仕様。旧モデルMW10にあったREC OUTのRCA出力も省略されていた(これはやりすぎかと)。PCとミキサーのUSB接続でループ発振が起こらないように、USBからの入力と出力のルーティングを操作出来るようになっています。
色々な使い方が出来るのは、間違いなくZED-10FX(ZEDi-10FX)の方です。ただし、出力バスとは何なのかを理解していないと、どの信号がどう処理されるのかまったくわからなくなるので、ZED-10FX(ZEDi-10FX)は中級者向けだと思います。

「入出力端子」、MG10XUはREC OUTのRCA出力端子が無い。ZEDi-10FXはステレオチャンネルのRCA入力端子が無い。ZED-10FXはUSBが1.1だ。とこのクラスは、必要十分とはなかなかいかないので、どこが妥協できるかということでしょう。
「価格」、ミキサーは、音がいい悪いというより、出来るか出来ないかで白黒付いてしまうので2の次3の次です。いくら安くてもやりたいことが出来なければ0点なので。
Y社とA&H社は実売で5000円くらい後者が高かったですが、選択の決め手にはなりませんでした。
「音質」、ミキサーで音がいいか悪いかが決め手となってくるのは、10万円近いものを買おうとする時です。このクラスでは残留ノイズに問題なければ良しとすべき。なお残留ノイズは、静環境でヘッドフォンで聞かない限り比較困難です。

こうやって書くとA&H社のZED-10FX(ZEDi-10FX)が優れて良そうですね。一度はそれに決めかかったのですが、最後の最後で、今まで使っていたY社のモデルチェンジ品なら操作も目をつぶって出来るはずだ、ということで安全策をとってしまいました。(笑)

昔ならZED-10FX(ZEDi-10FX)を買ってただろうな‥‥‥歳かな‥‥

Comments
 ミキサー
ミキサーと言うと昔ながらのライブ会場でのPAで使用するというイメージですし、レンタルスタジオにミキサーが備え付けてあっても、ボーカルマイクとシンセをつないで音量バランスをとるだけで、イコライジングなどをいじることはなかったです。

①~⑤でミキサーを使うというのはすごい本格的な作業で、プロ仕様に思えてきますし、自分は恥ずかしながら、100円ショップのイヤホンをPCにつなぎ、テレビはそのまま、もう少しオーディオに気を使わないとダメですね・・・。

写真のミキサーは、ノブがカラフルでフェーダーもマスターだけ、こんなにコンパクトだとは隔世の感があります。
 Re: ミキサー
コメントありがとうございます。
いえ、別にプロ仕様という訳ではなく、一度、ミキサーを介して接続するとその便利さに離せなくなってしまうだけかなと。
最近の電子機器は進歩が著しいですが、ミキサーだけは基本は昔と変わらない(デジタルミキサーという新しいものもありますが。)ので、少し嬉しくなります。

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