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Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

Korg M1 と Triton Le  私のシンセサイザー履歴

中学生からギターをやっていた自分が、初めてキーボードを買ったのは就職1年目のボーナスでした。音楽を楽しむにはやはり鍵盤が弾ける必要があるなと思って。
ヤマハのクラビノーバといういわゆる「電子ピアノ」でした。
プログレ好きに良くある話ですが、ムソルグスキーの展覧会の絵の譜面を買ってきて、プロムナードを練習したり。性格が凝り性なので、しつこくしつこく練習していたら、そこそこ弾けるようになって楽しかった。楽器は、生まれてから1度も人に習ったことがないのですが、習っていたらもう少しまともに弾けるようになったのか?

それ以降、一時期は音源モジュールにエフェクトをラックに入れて鍵盤とつないだりと、色々な変遷がありましたが、プログレ、フュージョン、キーボードとくれば、お決まりのコースがシンセサイザー。もともとオーディオにしても楽器にしても機材好きで、生ピが1台あれば満足、という人の対極に位置するような自分ですから。


YAMAHA DX7

シンセ史上のターニングポイント。
「YAMAHA DX7」
DX7が生まれて、それまで結局、効果音的な使いかただったシンセサイザーが、楽器として初めて認められた。80年代前半のCDを聞くと、エレピの音がすべてDX7ピアノになっていて笑ってしまう位です。

23万8千円は余りにも高価で当然買えず。当時は未だキーボードを持ってなかったので、楽器屋の店頭で遊びで弾いていました。DX7のFM変調方式という独特の音源は、操作が非常に難しかった。しかし機械好きの自分なので、DX7を持っていないのに音作りマニュアルを買い込んで、音作りを勉強して(笑)ついに音作りが出来るようになってしまった。(大笑)

もちろんDX7を持っていないので、楽器屋に行って置いてあるDX7で実践する訳です。
昔の楽器屋はおおらかだったのか、DX7の信じられない位小さなディスプレイで音作りをしていると、鍵盤売り場の担当がやってきて「DX7の音作り、出来るのですか?凄いですね。」なんて話しかけてくる。
こちらも調子に乗って「○○のアルバムのあの音はこんな感じかな。」カチカチ「ビュィヨーン!」なんてその場で作って弾いてみる。
ともかく楽器屋の鍵盤売り場の人もわからないような難解な音作り方法で、楽器屋のにいちゃんと2時間位店頭で遊んでいたこともありました。(あの店員さん、よく店長に怒られなかったな。古きよき時代でしょうか。)


Korg M1

それから10年、楽器屋にふと入ると信じられないような音を出すシンセがあった。
「Korg M1」

M1は本当に使い倒しました。初めて買ったシンセだったし。
買ったのが、発表(1988)数年後の1991年頃ですから15年位は使ったと思います。日本初のオールインワンシンセ。ワークステーションという呼び名がものすごくかっこよかった記憶が。
その頃から、曲を作ったりアレンジしたりを初めていたので、シーケンサー内蔵は本当に便利でした。
当時は、今ではまったく見かけなくなった単独型のシーケンサーを使うしかなかった訳ですが、沢山の機材を並べるのは価格も勿論のこと場所もとる。機材をケーブルで接続していくつも並べ、さらにギターやらオーディオやらを設置すると部屋が工場のようになってしまう。シンセ1台で、リズムから鍵盤からストリングスからサウンドを作れるのは本当に画期的でした。
YAMAHA DX7とKorg M1は、日本のシンセ史の右大臣、左大臣でしょう。

そんなM1が引退したのは、音に飽きたからとかの理由ではなく、ボタンが完全に死んでしまったから。ともかくシーケンサー一体型で、打ち込みもすべてM1でやっていたため、さすがに最後は使用不能になってしまいました。
でも、プロの間でも10年位は現役で使われていましたね。シンセはコンピューターの発達とともに進化していった楽器で、基本、日進月歩の楽器ということを考えると、間違いなく国内製シンセの最長不倒記録でしょう。本当に驚きです。


Korg Triton Le

後釜は当然、Korgから選択。
「Korg Triton Le」
その当時、つまりM1の絶頂期を引き継ぐ時期はKorgシンセの黄金期でもあり、どんどん新製品がでていたのを記憶しています。シンセ熱も一段落し後継を探していた時、Korg Triton Le(トライトン)の新古品を楽器屋でみかけ、これに決定。

このTritonシリーズは、非常に多くの派生型があって、自分のものがどれなのか中々わかりません。この記事を書くために今回 Wikiを調べたら、私の所有しているブラックのTriton Leは、なんと2005年生産61Keyだけの限定品だったということがわかりました。
希少価値でマニアの間で価格高騰している‥‥訳ないか。(笑)

M1の何世代か後のシンセなので、さすがに比較にならないくらい進化していました。シーケンサーも一体型ですが、このシーケンサーはほとんど使わなかった。この時期になると、PCのシーケンサーが安価で使いやすくなっていたので、もうシンセのシーケンサーを使う必要がなくなっていたのです。

このKorg Triton Leの音は、このブログの読者さんは今でも聞くことが出来ます。なんたって、私が時々アップするカバー曲のキーボードサウンドは、全部これで弾いていますから。


October in The Shouwa Kinen Kouen

でも愛機 Korg Triton Le も、最近、スイッチの接触が悪くなってきた。外でリアルタイムに音色を切り替えて弾くのはもう無理。(そんな機会はめったにありませんが。)
もう10年以上使っているから、M1が引退したように、Triton Leもそろそろかも知れません。
でも部屋で弾く分には支障がなく、時々Triton Leのプリセットを端から鳴らして弾いていると時間が経つのを忘れてしまうほど楽しい。やっぱり機材好きの血は変わってないか。

最近のシンセなんて研究もしていないので、買いたいものもないな。
と言いつつ、突然「新しいシンセを買いました!」なんて記事をアップするかも知れません‥‥

Comments
 ワールドミュージック好きは...
こんばんは、キーボードが出来る方を尊敬します。
私は左利きなので、はなっから諦めてます。

ワールドミュージック好きには、Nord lead 4 が好き!?
ライヴに行けばよく見かけます。
ウチのメンバーはスタジオにNord leadがあると、大体借ります。
しかし、今よく使うスタジオにはNordが無い。

どこがどうちがうんでしょうかねぇ〜?
今ひとつ私にはわかりません。
 Re: ワールドミュージック好きは...
こんばんわ、コタパパさん。
キーボードが出来るといっても、1人で弾いて遊ぶのが中心で、
人に聞かせるレベルではありませんから。

Nord lead 4 は素晴らしいですねと言いたいところですが、楽器店で少し触った程度です。
シンセ好きの間では、21世紀のスタンダードマシンでしょうね。
このサウンドが入っているCDの多いこと多いこと。
残念ながら自分の使用頻度を考えると、これを買うことはないでしょうが。
 シンセサイザー
クラビノーバ、DX7、M1とデジタル鍵盤の王道のような変遷で、トリトンはしらなかったのですが、これまた名器のようですね。

スイッチが反応しなくなるのは、家電の電子レンジ、洗濯機でもあるあるでして、自分のMTRも、REC、Stopの酷使するボタンの無反応や、ジョグダイヤルの誤作動がひどくなり、買い替えを促されてばかり、ソニータイマーに近いものを感じます。
 おお~なつかしい!
DX7、弾きました!僕の頃は、DX7は中古屋に余りまくっていて1台1万円とかだった気が(^^;)。
M1は、持ってる人がいて、シーケンスマシンとして使ってました、なつかしい!それを耳コピさせられて、グランドピアノで演奏するなんて言う変なアルバイトをしました。
Kawai の音声合成機も音を使って演奏したし、Roland のJD888も音を作って遊びました。デジタルシンセ、今まで何台ぐらい弾いたんだろう。
でも、今ではデジタルシンセは全部売ってしまい、アナログシンセしか持ってません。
 Re: シンセサイザー
ギターマジシャンさん、コメントありがとうございます。
確かに書いていて王道だったなあと。
シンセが発明された当時(1960年頃?)は、どんな音でも出せるので、
ピアノもオルガンも、ブラスさえも必要なくなるなんて言われたらしい。
でも、振り返ると、1つ1つの機種が本当に個性的でした。
10年位の寿命もちょうどいいのかも。
 Re: おお~なつかしい!
Bach Bachさん、コメントありがとうございます。
やはり、Bach Bachさん、数々のシンセを経験されているのですね。
ギターのエフェクター集めと同じようなもので、
凝る人にとっては、麻疹のようなものでしょうか。

昔のように、音作りに没頭する気力が薄れたのが寂しいですね。
時々思い出したように弾いてあげないといけないな。

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プロフィール

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コピーしたり、カメラ片手に旅を。
世界中を歩いてみたいよ。
(このブログについて)
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