Weekend In 心は L.A.

音楽と楽器、そして時々海外に

 

思い出のSanFrancisco旅行記(1) 四半世紀ぶりだ、、、、

このSanFrancisco旅行、実は一年前の1月で、なかなかブログが実際の旅行時期に追いつけませんが、回想しつつ書いてみます。本当に久しぶりに、長男も含めた3人での海外旅行でした。
前回、初めてSFに来たのが、ちょうど25年前の1991年。ということで、表題はちょっとダサメに「思い出のSanFrancisco」。その時は仕事の出張でしたが、今回は観光とこちらにいるMiss Mに会うのが目的。ということで観光シーズンを外れて真冬のSFに到着。


I have come to SF after 25 year's abstinence. 2016-1

前回来た時は、生まれて初めて太平洋を渡るということで、12時間の機中が死ぬほど長かったのを覚えています。今回は、よし、行きは3本映画を見るぞ、とまったく平気に。昔は飛行機の中で映画なんて見られなかったっけ。
航空機は今回はB777-300。前回はジャンボジェットだったのを覚えています。
SF空港から市内までタクシーで約20分。混んでいると時間がかかるらしいのですが、飛行機が9時半といい時間に到着で、ラッシュもなくあっという間にダウンタウンに。


Beautiful Scene From Our Room 2016-1

今回のホテルは、ヒルトンホテルファイナンシャルディストリクトというホテルで、チャイナタウンから東に歩いて5分位のところ。SFの一番にぎやかな中心部はユニオンスクエアで、当然、その周辺にホテルが多いのですが、ユニオンスクエアから2ブロックほど西の通り以西は、テンダーロイン地区というSF随一の治安悪地区なので、夜歩きを考えて、そこから離れたところをとりました。

部屋に入ると、部屋の窓から北側のサンフランシスコ湾が一望。これは素晴らしい眺めでした。正面の丘の頂上に、あとから登ることになる、コイトタワーが見えています。
このホテル、部屋が北側と南側なので、北側高層階に泊まれれば必ずこの風景が見られるはずです。南側だと中心部の夜景が綺麗なのかな。


China Town At Noon 2016-1

さっそく昼食。もちろん地の利を生かしてチャイナタウンにGo。一歩、エリアに入るとU.S.A.からいきなりChinaにトリップ。道には分けのわからない提灯がつり下がっているし、漢字の看板があちこちに出ているし。


Great Eastern Restaurant (GEIHINKAKU) 2016-1

ぐるぐる回って結局「迎賓閣」というところで昼食。ここは歩き方にもるるぶにも載っている有名なお店らしい。結構大きなお店なので、歩いていれば必ず見かけるはずです。安定の中華料理でした。


Transamerican Pyramid 2016-1

食後、チャイナタウンを外れると、またすぐにU.S.的街並に。
交差点の向こうをみると三角ノッポビル。このビル、名前を「トランスアメリカピラミッド」といって、SFで一番高いビルです。SFを空から写すと必ずこのビルが写るので、形を覚えておくと面白いです。
驚いたのはその高さ、なんと48階建て!
えっ、そんなの低いじゃないって?
そうなんですよ!!
だって、アメリカの西海岸No.2の都市にある最高の摩天楼が48階ですよ。
新宿西口だってもっと高いビルが沢山ある。今回、SFに25年ぶりに訪れて、その間に、日本が発展して、さらに東京もアジアの都市に抜かれて、すっかり感覚が異なったのを今回の旅行でいやというほど感じました。ちなみに、今回泊まったホテルは、このビルの隣の隣でした。


Climbing The SF 2016-1

さて、お腹が一杯になったところで、コイトタワーに行ってみる事に。
SFといえば、何を連想します? 街を歩き出して、すぐにぶち当たったのは坂!
SFは南から伸びる半島の上に街があって、その先端にゴールデンゲイトブリッジが。この半島は、もとは街なんて作れない位、わずかな平地と山だったはずです。
日本でも、横浜や神戸などの港街は坂が多いですが、そんなものではない。坂を上っていると10分位で息が切れてきます。海抜は横浜や神戸とそれほど変わらないのに、なぜこんなに坂がきついのか。
しばらく歩いてわかりました。道路が、ともかく真っ直ぐだからです。普通、こんな急な斜面に道路を作るなら、くねくね曲がった道路をつくるでしょ。さすがはアメリカ人だ。
この道路と建物の境を見れば、お分かりになると思います。


Beautiful Bay Bridge 2016-1

ふっと横道から海を見ると、すっかり晴れた空の下に真っ青な海が。
薄くもりだった天気も、すっかり快晴に。
あの橋は、SFから東へ向うもう一本の橋、ベイブリッジか。


Almost There ! 2016-1

コイトタワーは山頂に建っているので、もう、ちょっとしたトレッキング気分。最後に、ダメ押しの階段を登ってやっと到着。
1906年のSF大地震の火災からも残った、なんて地球の歩き方には書いてあったけど、山頂に建つコンクリートのタワーが火災で焼け落ちる訳無いでしょう。どうもその時の消防士さんの活躍(殉職?)のメモリアルとして建てられたようです。


Now,Top Of The Coit Tower 2016-1

腕にスタンプを押してもらってエレベーターで昇ると、ついに塔の最上階に到着。屋根がないので屋上と言った方がいいでしょう。このタワー、消防車のホースの先端を模しているということなので、私達は、今ホース先端にいるわけか。
ここからは360度、SFの街が見渡せるので、天気がいい日にぜひ来てみたらいいと思います。SFの地形が手に取るようにわかります。北を見れば、アルカトラズ島が目の前に見えるし、西にはゴールデンゲイト、南にダウンタウン、東は対岸のバークレー。見回すと結構低層の住宅も多いです。

25年ぶりか、楽しそうだな‥‥‥

音楽夜話 ブログへの音楽、動画アップ(その2)動画を作っちゃおう

前回の音声ファイルのアップ方法に続き、動画のアップについてです。(⇒前回記事)
でも、今回はいろいろなバリエーションがある訳ではなく、動画と言えばYouTubeの一択です。
そういえば、ニコニコ動画というのもあったっけ。

YouTubeのメリットは、何と言っても容量制限がないことでしょう。動画はファイルサイズがかさばるので。しかしYouTube、このまま世界中の人が動画をアップし続けたら、最後はどうなるのでしょうか?地球の温暖化が加速するとか?
デメリットは?今のところ見当たりません。著作権違反の画像さえアップできてしまうのですから、ある意味無法地帯です。(著作権違反の既存音源のそのままアップは止めましょうね。)


河津桜@代々木公園  2017. 2

YouTubeへのアップ方法は、検索すれば詳しい解説サイトが沢山出てきますから簡単に。

①まずYouTubeに登録してアカウントを作る
視聴するだけなら必要ありませんが、いつかYouTubeにアップしてみようと思っている方は、暇な時にアカウントだけでも作っておきましょう。

②アカウントでログイン
自分のアカウントでログインすると、YouTubeのページの右上が下のような感じになります。一番右の円の中は好きな写真を登録することができるので、自分の顔写真でもニャンコの写真でも登録しておきましょう。



③アップロードページでアップ
その2つ左の上向き矢印マークが、アップロードページへのリンクなので、これをクリックすると「アップロードするファイルを選択」というページが出てきます。ここにドラッグ&ドロップでファイルを放り込めば1分位で読み込みが終わって完了です。
その動画に、題名とコメントを記入してクリックすれば全世界に発信されます。
本当に簡単ですね。世界中の人が使っている訳です。


河津桜@代々木公園  2017. 2

では、肝心の動画はどうやって作るのか?
①まず、Windows Live ムービーメーカーを探しだそう
ここを読まれている入門者であれば、無料で配布されている動画編集ソフトで十分だと思います。というか、私自身、まだ無料ソフトしか使ったことが無いし。
一番簡単なのは、Windowsに最初からインストールされている「Windows Live ムービー メーカー 」です。スタートメニューを見れば入っているはずです。

②基本操作は簡単、まずは紙芝居だ
音源自体は、既にアップしたい音源を持っていることを前提としています。自分のライブをビデオ取りしたのであれば、その時点で動画ファイルがあるので、それをYouTubeにアップロードして終了ですが、打ち込みで作った音源は画像ファイルがないので、YouTubeに載せるために、なんらか画像を付けなくてはいけません。

動画作成で一番簡単なのは紙芝居です。気に入った写真を何枚か準備してそれを紙芝居風につなぎ合わせれば出来上がりです。著作権に抵触する写真は避けましょう。YouTubeでは音声ほど厳密にチェックされませんが違反は違反です。私は、趣味の海外旅行で撮り貯めた写真が数千枚はあるので、これで十分まかなえています。
Windows Live ムービーメーカーに音声ファイルを入れて、そこに写真を何枚か貼り付けて、写真と写真の間のトランジションを決めれば出来上がり。この3ステップです。

③トランジションとは?
YouTubeを見ていると、写真がさっーと流れて別の写真に移り変わるエフェクトがありますが、それをトランジションといいます。ムービーメーカーにも20種類くらいのエフェクトが装備されているので、プレビューで見ながら選んでいけばいいでしょう。
作業の中でも、動画をいじっているなという感じがして一番面白いです。

④ついでに動画も入れ込んでみよう
もし、自分でとった気に入った動画ファイルがあれば、それを写真の変わりに入れ込むことも可能です。といっても音源ファイルに別のライブの動画をあわせるのは変ですね。私の場合は、これも海外旅行でとりためた風景動画を使ってます。
通常、動画に音が付属しているので、その音声を消去する必要があります。
(動画を入れ込んで作ったのは、Songsの「Still,You Turn Me On(2) R.I.P. Greg Lake 」にアップした動画です。トップページから検索してご覧下さい。)

⑤VideoPadは使い易いのだけど
最近、VideoPadという編集ソフト(無料)で同じことをやってみると、ムービーメーカーより細かい作業がやり易くて非常によかったです。よし、今後はこれでと思ったのですが、5回位セーブすると、それ以上は有料版を買って下さいとなってしまいます。以前は無料版があったのに。今の時代、これに1万円近く出すのはちょっと‥‥‥



最後に、このVideoPadで作成した動画「Sentosa0818-VideoVersion」を載せておきます。
BIABでリズムを作り、Guitar、Flute、Organ等は自演です。音源のクオリティは大目にみてください。
BIABを買って、最初に作った習作なので。
この音声ファイルは、前回記事のSound Cloud版「Sentosa0818」とまったく同じですが、音声のみと動画の違いを感じてください。
自分としては、自分の旅行の思い出が見れる動画バージョンの方が全然楽しいです。
この程度までは、半年もかからずすぐ出来るようになりました。

少なくとも、シーケンサーで音源作るよりは、はるかに簡単ですよ‥‥‥

森と氷河のカナダ旅行記(15)  最高の旅でした! カナダを楽しむ7つのコツ

前回以降、調べてみたら、このFairmont Banff Springsは幽霊が出ることで有名なホテルだとか。
ちなみに日本で幽霊屋敷と言えば廃墟と決まっていますが、英国では幽霊が出ると言われる賃貸住宅は家賃が高くて「ここの家は幽霊が出ます。」というプレートまであるとか。(もちろんPRのため。)
前回、最後に行った隣室の大広間で食事をしていた大勢の静かな人達、まさか幽霊ではなかったよな。
怖くて、あの場所がレストランとして今、使われているのか調べることが出来ません。

ということで、ついにホテル出発。
空港までの車は、湖めぐりをした女性2人組と再会し、同乗4人+JTBの方で向う。
出発時にホテル向かいの山を見ると、晴れて雪がキラキラ輝いていてとても綺麗でした。途中、すごくいい天気で、雲がかかる山を見ながら乗っていると不思議と眠くなりません。
バンフ国立公園を抜けると、山にかかっていた雲もなくなり一面青い空。


Morning InThe Banff 2015.8

これまで20を越える国を旅行をしてきました。旅行の話になると「今まで行った中で一番よかったのはどこですか?」というお約束の話に、今までは違うところを言っていたのですが、今日以降「カナディアンロッキーです。」となるかも。いやなる。

天気が非常によくて、ロッキー山脈とその湖が信じられない位美しかった。まさに絶景の連続。
ハーッとなったまま声が出ないことが何度もありました。そこを自分の足で歩けたなんて。
そして何より宿泊した2つのホテル。よく「死ぬまでに泊まりたい30のホテル」などという本がありますが、まさにそれ。この2つに泊まれたのは、いつまでも記憶に残ることでしょう。
こんな素晴らしいところ、1度も行かずに死ぬなんてありえない。



最後に、私の旅行記を読んでカナダもいいなと思って頂いた方に向けて、参考になればということで、カナディアンロッキーを楽しむ7つのコツ、Tipsを書いてみました。

(Tips その1)オンシーズンは驚くほど短い
今回の旅行記のようにトレッキングコースを散策したり湖でボートに乗ったりするなら、オンシーズンに行かなくては行けませんが、カナディアンロッキーのオンシーズンは7月から8月末までの2ヶ月弱しかありません。6月上旬は、ビッグビーハイブコースのアグネス湖(旅行記6,7)はまだ凍っていますし、9月下旬には平地でも雪が降り出し気温は0度近くなるとか。写真でみられる真っ青な空と緑の湖が見られる季節は本当に短いです。

(Tips その2)予約は相当早めに、特に個人旅行
ということで、世界中の人が2ヶ月間に集中するのですから予約はかなり早めに動きださないといけません。パックなら旅行社があらかじめ押さえていますが、個人旅行をするなら、航空機(特に直行便)と有名ホテルはかなり前から予約が必要です。

(Tips その3)パックと個人旅行、どちらがいい?
最近は、すっかり個人旅行派になってしまいましたが、ことカナダに関しては少し事情が異なります。カルガリー空港からバンフまでが約130km、レイクルイーズまで約200km、ジャスパーまで約400kmということで、個人旅行だと、空港から現地までどう行くかが問題です。睡眠不足の体でレンタカーは絶対止めた方がいいでしょう。かといってカルガリーで1泊するのももったいない。バンフまでの長距離バスは結構あるようですが、ジャスパーまではありません。また、現地の移動をどうするかが問題です。バンフでレンタカーを借りる?2年前には予約が必要でしょう。
結論、ずっとバンフに宿泊して、色々な現地ツアーを活用するなら個人旅行は可能。それ以外のことを考えているなら、現地の足付きパックがいいでしょう。


So Long, Canada   20158

(Tips その4)歩いて楽しめる最低限の装備を
ロッキーは山や湖をあちこち歩き回ること無しに楽しむのはありえません。買い物と食べ歩きはバンフ街中くらいです。湖の散策路でさえ舗装してあるところはほとんどないので、香港やシンガポールのつもりで行くと、半日位でギブアップしかねません。
本格登山まで行かなくても、最低、長時間歩ける靴、ペットボトルとお弁当を入れられる両手が自由になるザック、雨が降った時のレインコート、寒い時のライトダウン(真夏でも!)は準備して行ったほうがいいです、本当に。

(Tips その5)体力が必要なのでメンバーに注意
ということで、冷たい風に吹かれたり、シャツ1枚で歩いた翌日にダウンで歩いたり。また、それぞれの場所が離れているので、車に1時間乗っては歩き回って、ということが多くなります。20代の若者がザックを背負って旅するならいいですが、老齢のご両親、小学生の子供を連れて行こうと思っているなら、一緒に行動できるかどうかよく考えた方がいいです。新婚旅行なら、奥様がどんな旅行指向なのか2人でよく話し合うとか。

(Tips その6)2つのホテルはいつか必ず泊まってほしい
今回泊まった、Fairmont Chateau Lake Louise と Fairmont Banff Springsは本当に素晴らしかったです。泊まらなければ見られない風景もあり、1生の思い出になるはずです。今までの海外旅行の中でも最高だったかも。ここまで行くなら2つ同時に泊まらなくても片方だけでもぜひ。
ブッキングコム等で検索すればわかるように、宿泊費用は1泊4、5万円なので家族で泊まるならそれほど高くはありません。(もちろん部屋を選ばない場合。)
問題は予約が非常にとりにくいこと。オンシーズンの予約は、普通1年前にほぼ満杯となります。そういう意味でも、パックに乗るのが一番確実です。

(Tips その7)とっても安く旅行する裏技
これは、現地のガイドさんに聞いた話です。オフシーズン、特に12月から3月位であれば、日本から1週間で10万円ちょっとで来れると。そりゃ安いでしょうね。
気温は零下20度位、湖は凍結している(というより雪に覆われていて、どこが湖がわからないとか。)ということで外歩きはほぼ絶望的ですが、ホテルでマッタリ過ごすのもいいかも?問題は、その時期はそもそもパック旅行が無いので、個人旅行で誰もいない中を旅しなければならないことだそうです。

では、貴方がいつか行かれることを願っています‥‥‥ (完)


Get Back To Japan 2015.8

森と氷河のカナダ旅行記(14)  Fairmont Banff Springs、中世の城をさまよう

最後の朝、6時に目が覚める。外は山の斜面に沿って霧がかかってます。
せっかくなので朝食の前に、ホテルの中を探検してみようということに。
部屋を出たのが7時前だったので、ホテルの中はまだ人気がありません。


Early Morning in The Fairmont Banff Springs 2015.8

2階に下りると、案の定、誰もいない。お城のメインロビーのようなところもひっそり。電気が点いているので、ホテルのフロアーには違いないのだけど誰もいない。リゾートホテルの朝7時なのでお客さんが起きていないのはわかるけど、ホテルマンが誰もいないのはなぜ?

このホテル、外見も中世のお城なんですが、中もお城のよう。
帰ってから調べると、やはり中世の古城をモティーフに建てられたとか。
実は、今でもこのお城の構造がよくわかっていないのですが、1階がロビーといくつかのお店、上層階が客室で、多分2階(と中2階から3階?)がお城のフロアーになっているらしい。


Where Am I ? 2015.8

ともかく、構造がわかりにくい。エレベーターも見当たらないし、エスカレーターなどもちろん無い。
廊下を10mも進むと右に左に折れ曲がり、いきなりドアが。ドアをそっと開けるとこんな感じで部屋が。入り口にも何も書いていないのでこの部屋がなんなのかわからない。カフェでもないし、レストランでもないし。何かの控えの間なのかな。


Is it A Ball Room ? 2015.8

部屋を通り抜けると、廊下から下のフロアが見える。あれ、ここは2階ではなくて3階?そういえば、さっき廊下の突き当たりの階段を登ったっけ。まるでエッシャーのだまし絵の中を迷走しているような。
突然、大きな吹き抜け。下をのぞくと大広間が。これはひょっとしてダンスホールかなにか?
映画の1シーンで、貴族達がダンスに興じる1カットがあったような。しかし部屋にも外の庭にも誰もいないのは不思議だ。もしかして今、このホテルには僕達2人を除いてみな消えてしまったのか。

そういえば世界の7不思議に、メアリー・セレスト号という帆船がポルトガル沖で遭難しているのが発見され、中に入ってみると乗組員が1人もいない。しかし、1時間ほどまえに朝食をとった痕跡が残っていた。なんていう話がありました。まるで、その話しそのまま。


Long Long Corridor 2015.8

ダンスホールを抜けると、とてつもなく長い廊下が。
おーいぃ、誰かいませんか~と叫びたくなってくる。
歩きながら時々、廊下に面したドアを開けて中を覗いてみる。不思議と鍵はかかっていない。
中はさっきのように、何に使うのかわからないような無人の部屋ばかり。


Nobody In The Grand Dining Room 2015.8

と思って、また1つドアを開けるとだだっぴろい大広間に食事の準備が。
誰もいない。1時間ほど前に朝食をとった痕跡が残っていたら、本気で叫んでいたでしょうが、良くみると、これから朝食を頂く準備のような。
しかし、7時過ぎに、なぜホテルマンが1人もいない?正直、少しぞっとしてくる。


Like Maze Structure 2015.8

食事の大広間を抜けると、また迷路のような階段の連続。
壁には白黒写真がずらっと並んでいる。バンフが開拓された19世紀の写真のような。
後ろからドラキュラが追って来そうな複雑な廊下。後ろを振り向きたくない。


I Was Scared By The Closed Gate 2015.8

ある扉を開けると、いきなりお城の外に出る。尖塔周りの渡り廊下を10mほど歩いて扉を入るとまたお城の中。廊下にはタペストリーや中世の甲冑が。飾られているというより、今にも動き出しそうな。
なんて思って歩いていると、突然行き止まり。廊下のドアは、ゲートのように格子戸がはめ込まれている。Uターンして引き返そう。後ろからドラキュラが追ってこなくてよかった。


Somebody's Talking About In The Next Room 2015.8

また扉を開けると小さな部屋に出る。誰もいないテーブルの上には、季節の花。
と、人の声が。ざわざわした観光客の声ではない。耳を澄ますと、どうも正面のすりガラスの向こうに人がいるらしい。すべてすりガラスなので、向こうの部屋がまったく見えないのですが、雰囲気としては大ぜいの人たちが座って食事をとっているような。ホテルのレストランなら出たり入ったりでざわつくはずなのに、やけに静かな食事の様子。ガラスに近寄っても、朝食というより、夕食後に暖炉にあたりながらブランデーを飲んでいるような雰囲気。
映画なら、思い切って扉を開けて入ると、一斉にこちらを見るテーブルの客の顔はずべて髑髏、か。


We Finally Came Back To The Real World 2015.8

さんざん歩いて、もう、自分達が2階にいるのか3階にいるのか判らなくなってきた。
と、下に向う広い階段が。階段の下が明るい感じがするので思い切って下っていくと、見慣れたホテルのメインロビーが。椅子に座りながらニュースペーパーをゆっくり繰っていた老人が顔を上げる。
階段を下りた私と目が合う。

「コホッ、あなた、お顔が真っ青だけど朝から何かあったのですか、コホッ」
もしかするとそう言いたかったのでは‥‥‥

(実話ですが、幻想のようでもありました。)

Since 2012.9.23
プロフィール

Author:AKI
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休日は、You Tubeで好きな曲を見つけて
コピーしたり、カメラ片手に散策しよう‥‥
写真は私がとったものからです。
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